ロッテ・西村新監督が、秋季キャンプで“飲みニケーション”を図る。監督就任後、初のコーチ会議を実施。21日からの鹿児島・鴨池キャンプでは練習後に酒を酌み交わしながら、個々の性格を把握。今後の采配に生かす考えを示した。14日、故郷・宮崎県の東国原知事から祝電を受け取った新監督は「グラウンドだと言いたいことも言えないから」と対話路線を強調していた。
ロッテ・西村新監督が14日、秋季キャンプ中に“居酒屋面談”を行うプランを明かした。この日、新体制初のコーチ会議が開かれ、16日から約1ヶ月間、鹿児島などで行うキャンプの練習メニューを確認。対話を重視する新監督は選手全員と面談する方針を明かした上で「堅苦しい雰囲気ではなく、楽な感じで個別に意見を聞いていきたい」。さつまあげをつまみながら芋焼酎をグイッ、そして意見を交わす…そんなこともありそうだ。
ロッテは、千葉マリンで西村新監督も出席してコーチ会議を開いた。
宮崎出身の新監督には東国原宮崎県知事から「宮崎県民の誇りです。応援しています」とする祝電が届いており、年末にも挨拶に出向く考えを明かした。瀬戸山球団社長も「野球に熱心な方ですしバックアップしてもらえれば」。新監督はチーム改革の一環として、秋季キャンプ中は全選手と個別に酒を飲みながらコミュニケーションを図る考えを示した。