選手名 | 年俸 | 前年比 |
---|---|---|
坪井 | 900 | ▼100 |
植松 | 580 | ▼20 |
林 | 550 | ▼30 |
黒滝 | 530 | △20 |
阿部 | 510 | 0 |
山本 | 500 | 0 |
田村 | 270 | △30 |
鈴江 | 250 | △10 |
木本 | 240 | 0 |
西野 | 240 | 0 |
青松 | 500 | △20 |
細谷 | 630 | △30 |
定岡 | 500 | 0 |
佐藤 | 600 | 0 |
角中 | 650 | △50 |
生山 | 240 | 0 |
吉田 | 240 | 0 |
※金額は推定=万円、前年比△はアップ、▼はダウン
韓国プロ野球ハンファからフリーエージェント(FA)宣言して千葉ロッテと契約した金泰均(キム・テギュン)内野手(27)が16日、千葉市内のホテルで入団会見し「チームが必要とする打撃をしたい」と意気込みを語った。背番号は「52」に決まった。
金泰均は「チームのために頑張りますので、よろしくお願いいたします」と日本語で挨拶。具体的な目標や数字を挙げることはなく「最初からうまく行くとは思っていない。環境に適応するのが1番。競争して4番バッターになれるようにしたい」と話した。
チームメートとなる井口の打撃を参考にしたり、日本人投手の研究も開始。「日本で成功してメジャーにも行けたらいいと思っている」と、将来の米大リーグ挑戦の意思があることを明らかにした。
会見後は秋季練習が始まった千葉マリンを訪れ、ナインに挨拶。スタンドのファンから拍手と声援で迎えられた。
西村監督はあくまでも4番候補の1人としながらも「1番の補強ポイントだった長距離打者。変化球にも対応できると聞いている。長くロッテでやって欲しい」と期待を寄せた。
金泰均は韓国9年間で188本塁打の右の長距離打者。今年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で大会トップの本塁打と打点を記録し、ベストナインに選ばれた。今オフFA宣言し、千葉ロッテと年俸1億5千万円プラス出来高払いの3年契約を結んだ。(金額は推定)
ロッテに入団した韓国の大砲、金泰均(キム・テギュン)内野手(27)が井口資仁内野手(34)に弟子入り志願した。16日、千葉市内のホテルで入団会見し「井口さんを目標にしている。井口さんがダイエーにいた時から好きで、韓国の雑誌で特集されていた技術面や精神面の持ち方を参考にしてきた」と話した。同じ右のパワーヒッターで、本塁打も打率も残せる技術を習得したい考えだ。
憧れの人との対面は、15日夜に早くも実現した。都内のすし店で会食し「慌てずゆっくり準備すれば大丈夫、と言われた」と笑顔で話した。井口が毎年1月に沖縄・名護で行っている自主トレにも参加を熱望した。「井口さんから誘いがあったので、行く予定です。早めに日本に戻ってきたい」と、来春キャンプ前から一挙手一投足を吸収するつもりだ。
井口も歓迎した。「メジャーに行ってもおかしくない選手。一緒にプレーするのが楽しみです」と話した。ロッテでは李(巨人)以来となる5年ぶり「韓国人4番」の期待がかかる。昨年は韓国プロ野球ハンファで本塁打王。会見に同席した西村監督には4番候補に挙げられ「状況に応じて、本塁打であったり安打であったり、チーム打撃をする」とも話した。
ロッテとは3年総額7億円(推定)の大型契約を結んだ。「日本に多くいるいい投手と対戦することで自分のレベルも上がる。日本でしっかり成績を残してメジャーに行きたい」と、米大リーグを最終目標に掲げつつ抱負を述べた。背番号はハンファでつけていた「52」に決まった。
金の入団により、来季からロッテの選手食堂にキムチとナムルが並ぶことが決まった。石川副代表は「向こうで出ているキムチやナムルはプラスしていきます」と話した。韓国では試合前にしっかり食事をとる習慣になっており、金のパワーの源である韓国メニューを用意してバックアップする。
金がロッテファンにあだ名を募集した。この日ファンに無料開放された千葉マリンを訪れると、約1000人のファンから名前を呼ばれたり拍手で出迎えられた。韓国では「金疾走(キム・チルチュ)」というあだ名で呼ばれていたが「それは韓国のファンがつけたもの。マリーンズファンがつけてくださるならそれが1番です」と、公募したい考えを明かした。
今季国内FAを取得したロッテ小林宏之投手(31)が16日、権利を行使せずにチームに残留することを決めた。「新体制になったことも理由の1つ。ここ2年間結果を出せなかったので、西村監督の力になりたいと思った」と話した。元々メジャー志向だけに、来年海外FAを取得して移籍することも視野に入れている。「来年結果を出して、メジャーについてはそれから考えたい」と話すにとどまった。
ロッテの金泰均(キム・テギュン)内野手(27)=前ハンファ=が16日、入団会見。「日本で成功して、いずれはメジャーに行きたい」と野望を明かす一方、「ダイエー時代から好きです」と井口への“思い”も告白。15日には都内のすし店で会食が実現したそうで、「技術面、精神面で見習いたい」と弟子入りを志願した。3年契約で年俸は1億5000万円プラス出来高、背番号は「52」に決定。
オリックスから戦力外通告を受けた川越が16日、秋季練習でロッテの入団テストを受けた。2005−07年に3年連続で開幕投手も務めた36歳の右腕は「今季は不本意な1年だったけど、まだやれる自信はある」と断言。テストは18日まで続くが、首脳陣の評価が高いことから、近日中にも合格となりそうだ。また、元巨人投手のコーリーら外国人4選手もテストを受けた。
ロッテが獲得したWBC韓国代表4番、金泰均(キム・テギュン)内野手(27)が16日、千葉市内のホテルで入団会見を行い、将来のメジャー挑戦を目標に掲げたると同時に、韓国時代から憧れていたという井口資仁内野手(34)への“弟子入り”を志願した。
FA交渉解禁日の電撃入団合意から3日。かつてロッテに所属した尊敬する母国の先輩・李承Y(現巨人)と同じ道を選択した金泰均は、ロッテでの活躍を約束すると同時に将来的な目標も包み隠さず明かした。
韓国で昨年本塁打王を獲得。今春WBCではベストナインに選出されるなど韓国代表の4番として準優勝に貢献した。さらなるステップアップのために決断したロッテ入り。西村監督から4番候補に挙げられた“アジアの大砲”は、次なるステージであるメジャーも見据え、井口への弟子入りを志願した。
「ダイエー時代から好きだった。当時から韓国の雑誌にも特集が載っていて、技術面、精神面を参考にしてきた。(来年は)早めに来日して合同自主トレをしたい」。前夜はその井口らと都内で寿司など日本食を堪能。野球談議にも花を咲かせた。今季チーム最多73試合で4番を務め、メジャーで世界一も経験している井口はあこがれの存在。ロッテとの契約にメジャー挑戦の特約条項はないが、井口とは来季クリーンアップを組むのが確実。4番の心得、メジャー挑戦の心得を吸収すべく、積極的にコミュニケーションを図りたい考えがあるのは当然だろう。
会見の冒頭では以前から勉強していた日本語で「はじめまして、金泰均です。チームのために頑張りますので、よろしくお願いします」と挨拶。ビデオを取り寄せ、日本人投手の研究にも着手しており、西村監督は「凄く研究熱心。若いし守りもうまい。ロッテで長くやってもらいたい」と期待を寄せる。球団は試合前の食堂にキムチ、ナムルを用意するなど全面バックアップを約束。会見後に足を運んだ千葉マリンで約1000人のファンから大歓声で歓迎された金泰均は、新天地での活躍を誓って帰国した。
金泰均が愛称をファンから公募する。韓国時代は多くのニックネームがあり、お気に入りだったのが「金、疾走」を意味する「キム・チルチュ」。1メートル84、100キロの巨漢に似合わず俊敏な動きもアピールポイントだったそうだが「意外と速く走るから韓国では色々な愛称で愛されたけど、こだわりはない。日本の、ロッテのファンがつけてくれれば、それが1番いい」と語った。
ロッテが千葉マリンでファン公開の秋季キャンプをスタートさせ、昨季まで在籍したズレータ、元巨人・コーリーらが入団テストを受けた。ズレータはフリー打撃で柵越えを連発し、シート打撃では4打数2安打。10キロ減量して臨んだ成果を見せると、同じ一塁手で新入団の金泰均に「WBCはテレビで見た。韓国では結果を出したかもしれないが、日本ではどうか分からないよ」とライバル心をのぞかせた。テストは18日まで行われる。
ロッテが獲得したWBC韓国代表の4番、金泰均(キム・テギュン)内野手(27)が16日、千葉市内のホテルで入団会見し、3年後にメジャー挑戦を視野に入れていることを表明した。03年オフに入団した李承Y内野手(現巨人)の2年総額6億を超える3年総額7億円の大型契約を結んだスラッガーは「日本に多くいるいい投手と対戦することで自分のレベルも上がる。日本でしっかり成績を残して、メジャーに行きたい」と明言した。
野球人生の最終目標へ、まずは今季、5年ぶりに日本球界復帰を果たした井口資仁内野手へ弟子入りを志願。毎年1月上旬から、井口が沖縄・名護で行っている合同自主トレにも「一緒に日本で練習できれば」と、飛び入り参加する意向だ。
入団会見後は千葉マリンで約1000人のファンから声援を受けた。背番号はハンファ時代からつけていた「52」に決まり、「状況に応じて、本塁打であったり安打であったり、チーム打撃をしたい」と意欲を見せた。
ズレータが2年ぶりの復帰に前進だ。ロッテの秋季練習にテスト生として参加。全4打席のシート打撃で安打性の当たりを2本飛ばした。08年に左手小指と中指を骨折した影響が心配されたが「全く問題ない。トレーニングを積んできたから」と自信を見せた。西村監督も「骨折した手は大丈夫だね」と高評価した。ズレータを含め、テスト生8選手の合否は18日にも決まる。
ロッテが獲得したワールド・ベースボール・クラシック(WBC)韓国代表の4番、金泰均内野手(27)が16日、千葉市内のホテルで入団会見し「日本に多くいるいい投手と対戦することで自分のレベルも上がる。日本でしっかり成績を残してメジャーに行きたい」と米大リーグを最終目標に掲げつつ抱負を述べた。
日本行きの経緯については「WBCで好結果を残し、挑戦を決めた」。ロッテには、かつて所属していた李承Y(巨人)から話を聞き、好印象を抱いていたという。
昨年は韓国プロ野球ハンファで本塁打王。同席した西村監督には4番候補に挙げられ、意欲を示しながら「状況に応じて、本塁打であったり安打であったり、チーム打撃をする」とも話した。背番号はハンファでつけていた「52」を選んだ。
WBC韓国代表で主砲を務め、ハンファからFAでロッテ入団が決まった金泰均内野手(27)。かつてロッテにいた「国民的打者」の巨人・李承Y内野手(33)とは違い、母国では数々の珍妙なあだ名で呼ばれるお茶目なキャラクターだ。
金泰均は16日、千葉市内で入団会見。日本でのプレーを夢見てきただけあって、流暢な日本語で「初めまして。キム・テギュンです。チームのために頑張りますので、よろしくお願いします」と挨拶した。会見後は千葉マリンで秋季練習に汗を流す新たな仲間を表敬訪問。見学に訪れていたファンから拍手を送られ、「ファンも選手の皆さんも温かく迎えてくれた。これで安心してプレーできる」と笑顔を見せた。
待望の長距離打者。ロッテはFA宣言した当日、破格の条件で電撃契約に成功した。契約金1億円、年俸1億5000万円プラス出来高5000万円の3年契約。総額7億円もの巨費を投じた4番候補に、西村監督も「来季一番の補強。本当に素晴らしい打者を獲ってもらった。まだ若いし研究熱心。日本で長くやれる」と太鼓判を押す。
今春のWBCでは出場辞退の李承Yに代わって代表の4番に座ると、3本塁打11打点で一塁のベストナインを獲得。チームの準優勝に貢献してスター選手となったが、日本の「ON」級に神格化された扱いの李とは、ファン層がかなり異なる。
金泰均は人呼んで「世界で最も異名の多い男」。その一挙手一投足が注目され、インターネット上で新たな名前がつけられてきた。1試合4三振すれば「金呆然」(和訳、以下同)、股間に打球が当たれば「金インポ」、教訓を得て股間に防具を入れれば「金シールド」、走塁中に転べば「金ズッコケ」、女子アナの結婚報道に落ち込めば「金失恋」、髪型が変だと「金カツラ」−。一説によれば、こうしたあだ名は500にも上るとされ、今年6月にはハンファ球団が200余の愛称をちりばめたTシャツを販売している。
金泰均本人にこの日、お気に入りの愛称を聞いたところ、「私の異名はたくさんあるが、いいものも悪いものもある。好きなのは『金疾走』。見ての通り体が大きくて動きが遅いと思われるが、この名前だと速くなれる気がする」と答えてくれた。日本ではどんなあだ名で呼ばれることになるか。