11月19日11月19日ロッテからFA宣言した橋本将捕手（33）の横浜入りが19日、決定的となった。橋本将はFA交渉解禁日となったこの日、横浜市内のホテルで横浜と第1回交渉を行い、「他球団から話はない。入団の方向に気持ちが向いている」と前向きな姿勢を見せた。今後は球団と代理人で条件面の詳細を詰め、来週中にも正式に決定する見通しだ。
この日は条件提示はなかったが、横浜は2年契約で年俸7500万プラス最高で1億円という出来高払いの条件を用意している。速攻の交渉で誠意は伝わった様子で、橋本将は「『ぜひ来てもらいたい、捕手としてやってもらいたい』と言われた」と約1時間の会談を終え笑顔だった。
捕手としての出場機会を求める橋本将と、正捕手不在に苦しむ横浜は相思相愛だった。尾花新監督が95年ロッテ投手コーチ時代に接した縁もあって、「ものすごく頭を使った野球をされる方。（ロッテ入団）当時は右も左も分からない状況だったが、（尾花監督が目指す野球を）今ならある程度、理解できると思う」と話した。
佐藤球団常務は「横浜の事情を説明し、橋本君の必要性を話した。感触はとてもよかった。骨をうずめるくらいの気持ちを込めてくれると思う」と手応えを感じている。次回交渉の日時は未定だが、橋本は「次に会うときが正式な返事になると思う」と断言した。横浜に待望の正捕手が誕生する。
ロッテが阪神から戦力外通告を受けた今岡誠内野手（35）の獲得を前提に、来春のキャンプで入団テストを行う方針を決めた。石川球団副代表は「バッティングはいい。守りができるかどうかをテストしたい」と説明した。
今岡は11日に12球団合同トライアウトに参加。一時は広島が獲得に積極的な姿勢を見せたが、戦力としての総合判断で最終的には見送りとなっていた。当初ロッテは獲得に興味を示していなかったが、その後の首脳陣会議でバッティングを評価し、守備面で不安がなければ戦力と判断。来年2月のキャンプで西村監督らが実際に見て、合否を判断することを決めた。今岡はこの日、「今はまだコメントは出せない。（前向きに考えているか）その辺も含めてね」と言葉少なだったが、現役続行の可能性が出てきて表情はスッキリしていた。
横浜は19日、ロッテからFA宣言した橋本将捕手（33）と横浜市内で第1回の交渉を行った。
この日、交渉の舞台に選んだのはみなとみらいにそびえる地上70階、295.8メートルの高さを誇る日本一の超高層ビル、横浜ランドマークタワー。ビル内にある『横浜ロイヤルパークホテル』の68階で、ゴージャスな景色と食事を交えながら熱意を伝えた佐藤貞二常務取締役（61）は「横浜の魅力が最もご理解いただける場所だと思った。感触は非常によかった」と手応えを口にした。
球団が、FA交渉で同施設を使うのは初。10月に就任した加地隆雄新社長（68）は、尾花新監督の就任会見を横浜港の観光船『マリーンルージュ』で行うなど、より地域性を意識している。
その甲斐あってか、他球団からのオファーがないことを明かした橋本も「正捕手としてやって欲しいといわれ、嬉しかった。徐々にそちらの方向に気持ちがいっている。前向きに考えたい」と話した。
移籍は確実で、今後は単年ベースで契約を進める方針。来週中にも“横浜・橋本”が誕生する。
ロッテが阪神から戦力外通告を受けた今岡誠内野手（35）の入団テストを来年2月の春季キャンプ（沖縄・石垣島）で行う方針を固めたことが19日、分かった。
今オフ、すでにワールド・ベースボール・クラシックで韓国代表の4番を務めた金泰均（キム・テギュン）一塁手（27）を補強しているロッテ。「（今岡を）一塁手で獲っても仕方ない。ただ、打撃はまだいけるという報告は受けている」と球団幹部は説明した。
積極的ではないが、移籍先が見つからない場合はテストの機会を用意、三塁の守備など課題を与えて見極めるという。今岡は現役続行を希望して11日の12球団合同トライアウト（第1回）に参加したが、まだ去就は決まっていない。
FA宣言した選手と、旧球団を含む全てのチームとの交渉が19日、解禁された。ロッテからFA宣言した橋本将捕手（33）は解禁初日に横浜と交渉し、入団へ前向きな姿勢を見せた。
橋本は、横浜市内のホテルで横浜と交渉し「他球団から話はない。入団の方向に気持ちが向いている。前向きに考えている。セ・リーグは初めてになるので人の話を聞いて勉強したい。」と話した。今後、代理人と球団で条件面を詰め、来週中にも正式決定する見通し。横浜の佐藤貞二常務取締役は「感触はとても良かった。骨をうずめるくらいの気持ちを込めてくれると思う」と述べた。尾花新監督がロッテ投手コーチ時代に接していた縁もあり「当時は分からなかったことも今なら理解できると思うので楽しみ」と語った。
ロッテは、新加入の金泰均グッズとして千葉マリン内のロッテリアで「キムチバーガー」発売が検討されることになった。金泰均が体重100キロの巨漢であることから巨大バーガー案、背番号52日なんで520円で売り出すプランなどが浮上しており、瀬戸山球団社長も「いいんじゃないか。前向きに考えないと」。ボビーバーガーに代わる名物バーガーになりそう？
ロッテは阪神から戦力外通告を受けた今岡誠内野手（35）の獲得を前提に、来春の石垣島キャンプでテストを行うことが19日分かった。
瀬戸山球団社長は「前向きに考えたい。パ・リーグだし指名打者もある。代打での起用も考えられる」と説明。入団が決まれば今季年俸2億円の10分の1以下となる1500万円前後で支配下登録する見込み。11日のトライアウト（甲子園）を視察した松本シニアスカウトらからの報告で打撃面で戦力になると判断。18日に石川球団副代表が今岡にキャンプ参加を要請した。「野手が手薄だし欲しい選手」と石川副代表。来季構想で固まっていない指名打者などで起用することになりそうだ。
横浜が、ロッテからFA宣言した橋本将捕手（33）と交渉解禁初日の19日、横浜市内のホテルで初交渉、入団確実とした。今後は条件面を詰め、来週中にも「横浜・橋本」が誕生する見通し。横浜側は“指導者手形”の用意も検討し、誠意を見せる構えだ。
橋本は明るい表情を見せた。横浜の佐藤常務取締役、岡本編成部長との交渉で、チャレンジ精神を後押しされた。「すごく必要とされて光栄。僕が入団することになって、捕手が固定できればチームも変わっていくのではと思う。今のところ、他にオファーはない。徐々に（横浜）移籍の方向に気持ちが行っているのは事実」。すっかり気分はベイスターズの一員だった。
条件の詳細は代理人交渉になるが、現状維持の推定年俸7500万円プラス出来高の1年契約が基本線。横浜は奥の手として、指導者手形の準備も考えている。「（橋本は）骨を埋める覚悟をこめて（FAして）いるので、それを踏まえた話をしたい。将来的に残ってくれるなら、色々考えていく」と佐藤常務。異例の好待遇は、横浜側の熱意の表れ。豊富な経験値を、長期的にチームに還元して欲しいという考えだ。
若手捕手が多い現状で、橋本にかかる期待は大きい。「若い選手ともコミュニケーションして育てて欲しいと言われた。しっかり練習して、見本にならないと」。強打の33歳が、司令塔として新生・尾花ベイを引っ張る。
ロッテの瀬戸山隆三球団社長（56）が19日、今季限りで阪神から戦力外通告を受けた今岡誠内野手（35）の入団テストを行うと明かした。支配下選手での獲得を前提にしたもので、期間は来春の沖縄・石垣島キャンプ。同社長は「（獲得を）前向きに考えている。トレーニングして、春季キャンプでチャレンジしてもらえれば」と明言した。
今岡は11日の合同トライアウト（甲子園）に参加。視察した松本シニアスカウトが、「十分にやれる。代打とかでベテランが必要になってくる」と評価していた。当初は見送る方針を示していたものの、同社長は「パ・リーグは指名打者制だし、あの打撃は捨てたもんじゃない」と力説。18日に石川副代表が、今岡本人にテスト生として春季キャンプに招待する旨の一報を入れたという。
東洋大時代には井口と共にアトランタ五輪に出場。サブローや今江と同じPL学園出身の選手も中心選手におり、なじみやすい環境は整っている。課題の守備面、年俸1500万円前後などの条件面で折り合えば、「ロッテ・今岡」が誕生する可能性は高い。
ロッテが阪神から戦力外通告を受けた今岡誠内野手の獲得を前提に、来春のキャンプで入団テストを行う方針を固めたことが19日、分かった。今岡は11日に12球団合同トライアウトに参加したが獲得に積極的な球団はなく、ロッテも当初は、興味を示していなかった。だが、その後に首脳陣の話し合いが行われ、来年2月のキャンプで最終的に合否を判断することに決めた。
横浜はFA交渉解禁日の19日、ロッテからFA宣言した橋本将捕手（33）と横浜市内のホテルで第1回交渉を行った。条件提示などは行われなかったが、横浜側の熱意に、橋本は「すごく必要とされていると思った。光栄です」と好感触を得た。条件をつめ、来週中にも「横浜橋本」誕生の可能性が高くなった。