11月26日11月26日ロッテ西村徳文監督（49）が26日、「野村再生工場」ならぬ「西村再生工場」で新チームの活性化を図りたい考えを明らかした。今オフは前オリックス川越、前ソフトバンク的場らのテスト入団が決まり、前ロイヤルズ薮田が復帰、前阪神今岡を獲得前提で来春キャンプに招く。ベテランの受け皿ともなったが、「使えそうな人にはチャンスを与える。実績ある選手達だから環境を変えてあげればいい結果を出してくれると思う」と話した。
野村監督はヤクルト、楽天時代にベテランをうまく起用してチームを強化。西村監督も「戦力外になった選手は死に物狂いでやるでしょう。若手にとってもいい刺激になる」と期待した。今岡については「仮に入団となれば、サード今江と競争になる」と話した。相乗効果で新生ロッテを築き上げる。
ロッテ・西村徳文監督（49）が26日、千葉・市原市で行われた球団関係者とのゴルフコンペに参加。新加入のベテランの復活に期待を込めた。「元々力がある選手ばかりで、今はハングリー精神もある。来年2月のキャンプには、相当体を作ってきてくれるはずだ」。
今オフは36歳の川越（オリックス）、32歳の的場（ソフトバンク）、08年までソフトバンクに在籍した山田（四国・九州アイランドリーグ福岡）ら、戦力外通告を受けた選手を獲得した。また、ロイヤルズからフリーエージェント（FA）となった36歳の薮田の復帰も決まった。
キャンプでは経験豊富な選手達を精神面も含めて徹底指導。楽天・野村前監督ばりの再生術で、V奪回へのキーマンを育て上げるつもりだ。「戦力外になった選手という感覚はない。環境さえ変えてあげれば」。
今後も元巨人の36歳右腕、コーリー（レンジャーズ傘下3A）の入団も濃厚。さらに、春季キャンプでテストする35歳の今岡（阪神）の獲得も検討中。西村監督の“再生工場”が軌道に乗れば、確実に戦力はアップする。
ロッテ・西村監督の“再生工場”が、来春の石垣島キャンプで本格稼働する。前オリックスの川越ら他球団で戦力外通告を受けた選手を大量獲得。さらに、米大リーグ・ロイヤルズからFAとなった薮田投手の入団も内定した。指揮官は現役時代、連日の居残り練習でスタメンを勝ち取った苦労人だけに26日、「手を加えれば、まだ使えると思う」と再生に意欲を見せた。
西村“再生工場”だ。ロッテは今オフ、前ロイヤルズ・薮田、前オリックス・川越、前ソフトバンク・的場ら他球団を戦力外となった選手を次々と獲得。前阪神・今岡も来春キャンプで獲得を前提としたテストを予定しており、同監督は「手を加えれば、まだまだ使える。ハングリー精神に期待しているし、他の選手の刺激にもなる」とチームの活性化につなげたい考えだ。
日本野球機構（NPB）は、2011年度をメドに審判部と記録部のセ・パ担当制をなくす方針であることが26日、分かった。来年度は準備段階として両リーグ審判員の帽子とロゴを統合。その後、混合での配置に向けて待遇面などを統一し、垣根を取り払っていく。これにより、例えば甲子園で阪神戦を受け持った審判員が、次カードは京セラドーム大阪でのオリックス戦に回ることが可能になる。毎年3億円の赤字が見込まれるNPBとしては、経費の大幅削減が可能になる。