わたしはかもめ2009年鴎の便り(11月)

便

11月27日

ロッテVS慶大、11年春に初のプロアマ交流戦へ[スポニチ]

ロッテが2011年春を目標に慶大と交流戦を行うプランを進めていることが27日、分かった。プロとアマの単独チーム同士の対戦は史上初となる。

現時点では特別なイベントを除いてプロと学生の試合を禁じる日本学生野球憲章により実現不可能な企画だが、今年8月には日本学生野球憲章の改正案が発表され、プロ、アマ交流に関する規制が緩和される動きが加速している。同憲章の改正は来年2月に承認され、同年4月をメドに施行を予定。その後にNPBと協議を進め、早ければ同年秋、少なくとも11年にはプロ、アマ交流戦の全面解禁となる見込みだ。

この動きにいち早く呼応する形で、ロッテは慶大との交流戦を企画。石川球団副代表は「伝統ある東京六大学のチームと試合をするとなればロッテはもちろん、野球界の発展にも意義のあること」と説明。ロッテで95年から2年間コーチを務めた江藤省三氏(67)が慶大の新監督に就任したことも“追い風”となった。シーズン開幕を控える春先はプロも大学生もオープン戦など実戦を重ねる時期。既に江藤氏と会食したロッテ球団関係者との間で、非公式ながら対戦の約束を交わしたという。

アマ関係者からは「試合をやるのであれば1軍選手に出てもらわないと意味がない」との要望も出ているが、春先なら主力も数多く実戦に出場する。過去の学生選抜チームはプロと遜色ない力を示しており、ロッテ側にとってもドラフト候補生の力を確認できる場にもなる。

ロッテでは来秋ドラフトで早大・斎藤を1位指名する方針を公言。獲得に成功すれば、プロになった斎藤の番外“早慶戦”への登板が見られる可能性もある。石川副代表は「まずロッテが単独チームで最初の試合をしたい」とロッテ―慶大戦の実現へ全力を注いでいく。

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ピンチ!石垣島市営球場、大幅に改修遅れ[スポニチ]

ロッテが来春の石垣島キャンプで使用予定の石垣市中央運動公園野球場内の市営球場改修が大幅に遅れている。今春まで使用したサブグラウンドに代わって10億円以上をかけてメーン球場に生まれ変わる予定だが、いまだ芝や土の入れ替えも終わっていない。西村新体制となり2つのグラウンドで猛練習を課すプランがピンチに直面し、石川球団副代表も「もう時間がない。何とかしてもらわないと困る」と困惑していた。

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ロッテキャンプピンチ!?…大好きボビーいないと石垣市民やる気でない!?[報知]

今春、ロッテがキャンプを張った石垣市営球場。改修工事が進まず、キャンプインに間に合うか不安視されている ロッテのキャンプ地、沖縄・石垣市中央公園野球場の全面改修工事が大幅に遅れていることが27日、分かった。来年1月末までに千葉マリンと同規模グラウンドを持つ球場に改修し、2月のキャンプインから使用できる見通しだったが、2年連続Bクラスからの巻き返しとなる第一歩に、思わぬ“難題”が現れた。

メーン球場の解体工事は今年1月、総工費11億円をかけてスタートした。現地関係者は「工事用の重機がグラウンド内にあって、土の入れ替え、芝の張り替えができていない。まだ球場の形も見えてこない」と明かし、工期が遅れていることは間違いない。

球団は今秋のキャンプまでサブ球場のみの使用で対応。来春はメーン球場、サブ球場と2ヶ所で行う予定だった。球団関係者によると、2月までに土の入れ替え、芝の張り替えなどグラウンド内の工事にはメドが立っているが、1万人収容のスタンドについては作業開始の時期が見えていない状態だ。

今月中旬には瀬戸山球団社長が事情聴取のため、緊急で現地を視察。今後も球団関係者を数回派遣する予定だ。「のんびりしている人達が多いのは魅力だけど、これだけは石垣タイムでやってもらっては…。西村新体制だし、『なんくるないさ〜』(何とかなるの意)では困る」と球団関係者は頭を抱えていた。

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