11月28日11月28日米大リーグ、ロイヤルズからフリーエージェント（FA）で千葉ロッテに復帰が決まっていた薮田安彦投手（36）が28日、千葉マリンで契約を交わして入団会見し「もう1度結果を出してポジションを勝ち取りたい」と意気込んだ。1年契約で来季の年俸は5千万円。背番号は未定。
米大リーグでツーシームを磨き3季ぶりに古巣に復帰した薮田は「米に行く時に力を貸してくれ、今度もオファーをしてくれてありがたかった。またロッテのユニホームでやれることを嬉しく思う」と球団に感謝。「前以上のパフォーマンスを見せられるのか」との質問には「もちろん」と力強く即答した。
薮田は2008年からロイヤルズと2年契約を結んだが、2年目の今季はマイナーでの登板が多く、球団が来季の契約延長権を行使しなかった。メジャー通算成績は43試合で3勝4敗、防御率7.14。（金額は推定）
前ロイヤルズの薮田安彦投手（36）が28日、「生涯ロッテ」を誓った。この日、千葉マリンスタジアム内で契約交渉を行い、契約金、出来高なしの推定年俸5000万円で1年契約を結んだ。07年オフにロッテからFA宣言してメジャーに挑戦したが、ロイヤルズでは2年間で3勝4敗と結果を出せなかった。今オフFAとなり、国内3球団からオファーを受けた中で古巣を選択。「FAでアメリカに行ったのに、また声をかけてくれてありがたく思ってる。残りの野球人生はロッテで、という思いはある」と恩返しを誓った。
ロッテ在籍中は小林雅、藤田とともに必勝リレー「YFK」を形成し、05年の日本一に貢献した。石川晃球団副代表は「中継ぎを厚くというチーム事情があった。3Aではしっかり抑えていたし、ボールの力は落ちてない」と期待した。チームは今季、7人で先発ローテを回した時期もあったが、来季は5人に減らして分業制を徹底する方針だ。同副代表は「先発が6回まで投げたら勝利の方程式でいきたい」。抑えには小林宏が回る予定で、薮田−小林宏の「新YK」リレーが見られそうだ。
ロイヤルズからFAとなり、ロッテへ3年ぶりの復帰となる薮田安彦投手（36）の入団会見が28日、千葉マリンで行われた。1年契約で年俸5000万円、背番号は未定。「西村監督を胴上げできるように貢献したい」と05年以来のＶを誓った。
05年に小林雅（前インディアンス）、藤田（現巨人）と共に救援3本柱「YFK」の一角を担い、日本一に導いた中継ぎエースが帰ってきた。セ・パ数球団からオファーがあったというが、「米国に行くときに力を貸してもらってまたオファーをもらえたので好きなロッテに決めた」。石川副代表も「中継ぎが厚くなった」とニンマリだ。
メジャーでは2年間で3勝4敗、防御率7.14に終わったが、ツーシームを習得するなど技術は向上。来季抑え転向が濃厚な小林宏につなぐセットアッパーとして期待される。「若い人もいるし、まずはポジションを勝ち取らないと」。経験豊富なベテランが、Bクラス脱却に一肌脱ぐ。
ロッテは28日、米大リーグ・ロイヤルズからフリーエージェント（FA）となった薮田安彦投手（36）と千葉マリンスタジアムで契約交渉を行い1年契約、年俸5000万円で合意した。
契約後会見した薮田は、「2年前に送りだしてもらって、またオファーをいただいた。感謝している。米国での経験を生かし西村監督を胴上げしたい」と恩返しを誓った。
2007年オフにFAでロッテからロ軍に移籍したが、メジャーでは思うような成績は残せなかった。今季は12試合で2勝1敗、防御率13.50。マイナー暮らしが続いた。そんな自分に声をかけてくれた古巣に心を動かされ、3季ぶりの復帰を決断した。
05年に31年ぶりの日本一へ導いた強力リリーフトリオ、「YFK」の一角。藤田（F）も小林雅（K）もチームを去ったままの中、1人復帰した“優勝請負人”は最後の奉公を誓っている。
3年ぶりにロッテ復帰が決まった薮田が28日、千葉マリンで入団会見。「大好きなロッテのユニホームを着て、また日本一のファンの前で投げられるのは嬉しい。西村監督を胴上げしたい」と古巣での活躍を誓った。
1年契約で年俸5000万円、背番号は未定。楽天など国内数球団からオファーがあった中、古巣を選んだ理由は“ロッテ愛”だった。「メジャーに行く時に力を貸してもらい、またオファーをいただけた」。メジャー仕込みのツーシームを習得するなど、投球の幅を広げているという薮田は「もう1度結果を出して、自分のポジションを勝ち取りたい」と語った。