わたしはかもめ2009年鴎の便り(12月)

便

12月3日

契約更改

選手名年俸前年比
小野10500△1700
1500△750
福浦9500▼2500
竹原2200△500

※金額は推定=万円、前年比△はアップ、▼はダウン

◇減量で減俸、福浦「肉食う」

福浦が「肉食男子」に変身して4年ぶり3割復帰を目指す。年俸2500万円ダウンの9500万円(推定)で契約を更改。「今年は体重が減ったこともあり体に力が入らなかった。来年はステーキをじゃんじゃん食べて太ります」と増量宣言した。持病の腰痛を軽減するため体重を10キロ減量して臨んだが、打率2割7分3厘と本来の姿を見せられなかった。来季は金泰均の加入もあり、「負けてられない」と体重80キロ台後半に戻して存在感を示す。

◇防御率3点台評価、小野「車分」増

小野が年俸1700万円増の1億500万円(推定)で契約を更改した。今季は8勝7敗ながら防御率3.81と安定。先発ローテを1度も抜けることなく守り切った。「車を買い替えたのでその分くらい上がりました」と、レクサスの最高グレード車を手に入れニンマリだ。来季はエース清水がトレードで抜け、小林宏が抑えに転向するため先発陣最年長になる。「言葉じゃなく行動で引っ張っていきたい」と自覚十分に話した。

ページトップ

ロッテのお願い!マリンの人工芝張り替えて[サンスポ]

ロッテ選手会が本拠地・千葉マリンスタジアムの人工芝の張り替えを要望していることが3日、分かった。消耗が激しく、硬くなった人工芝に選手からは苦情が続出している。球団は千葉市によって指定管理者になっているが、張り替えには市の承認が必要。費用は数億円規模で、進展はしていない。お願い、人工芝を張り替えて!!

5年ぶりのV奪回へ、選手達が環境改善を訴えた。来季8年目を迎える人工芝の張り替えだ。

球団関係者は「選手から要望があり、シーズン中から市にお願いしています。けがをする可能性もあるので、できるだけ早く張り替えて欲しい」と説明。すでに市へ要望書を提出している。

1990年の開場以来、全面張り替えは2002年オフの1度だけ。屋外球場に加え、海に隣接しているため「塩害の影響もある」と関係者。メンテナンスをしても芝が“立たず”に硬いという。球場を管理する職員が補修などを行い、しのいでいるのが現状だ。

古くなった人工芝は、選手の体に大きな影響を及ぼしている。天然芝の球場が大半を占める大リーグから5年ぶりに日本球界に復帰した井口は、硬い人工芝によって疲労が蓄積。満足のいくプレーができなかった。デコボコになった部分によって、失策につながる可能性もある。

千葉市関係者は「対策を練っているところです」と話すが、今オフの張り替えは限りなく難しい。相手チームにもかかわってくる問題で、早期解決は球界全体の願いでもある。

ページトップ

ロッテ福浦減量で減俸、来季は「肉食う」[ニッカン]

ロッテ福浦和也内野手(33)が「肉食男子」に変身して4年ぶり3割復帰を目指す。年俸2500万円ダウンの9500万円(推定)で契約を更改。「今年は体重が減ったこともあり体に力が入らなかった。来年はステーキをじゃんじゃん食べて太ります」と増量宣言した。持病の腰痛を軽減するため体重を10キロ減量して臨んだが、打率2割7分3厘と本来の姿を見せられなかった。来季は金泰均の加入もあり、「負けてられない」と体重80キロ台後半に戻して存在感を示す。

ページトップ

福浦「肉食系男子」で体力アップだ…ロッテ[報知]

ロッテの福浦和也内野手(33)が3日、「肉食系男子」になると宣言した。

今季は2月の春季キャンプインを体重90キロで迎えたが、「脂っこいものを控えた」のに加え、やせやすい体質が影響し、4月の開幕時には81キロまでダウン。「体に力が入らなかった」と打率2割7分3厘に終わり、本来の力を出し切れなかった。

この日、年俸2500万円減の9500万円でサイン。開幕までに85キロ程度までの増量を目指す考えを明かした。キャンプ地の沖縄・石垣島は石垣牛が有名。控えめにしていたステーキも「じゃんじゃん食べます」。300グラムのステーキに、ごはん3杯をノルマにする。

来季は3月のWBCで韓国代表の4番を打った金泰均(キム・テギュン)内野手(27)の加入で、内野の競争が激化するのは必至。「優勝しかない。ヒットをたくさん打ちたい」。マッチョに変身した安打製造機が、来季のV奪回のカギを握りそうだ。

ページトップ

ステーキ食べます!福浦が増量&肉食宣言[スポニチ]

ロッテ・福浦が3000万円減の年俸9500万円で契約更改した。今季は持病の腰痛を考慮して10キロ減量したが「やせすぎて7月くらいまで体調が良くなかった」と裏目に出た。17年目のシーズンに向けてオフは肉を“解禁”する。「今年は控えていたステーキをじゃんじゃん食べていきます」と増量宣言。シーズン中もプロテインやサプリメントを摂取しながら体重を維持する考えだ。来季は一塁のライバルとして金泰均が加入。体重100キロの巨漢に負けない体をつくり、定位置を死守する。

ページトップ

大台復帰!小野は1億500万円で更改[スポニチ]

ロッテ・小野は1700万円増の年俸1億500万円と大台復帰を果たした。1度もローテーションを外れることなく8勝を挙げ「先発を守ってきたことを評価された。金額を考えると10勝はしないとですね」。清水が横浜へ移籍し、来季は小林宏が守護神に転向する方針。先発の柱として期待される右腕は「行動で引っ張っていけるようにしたい」と自覚十分だった。

ページトップ

労組選手会定期大会で選手年金など討議[ニッカン]

労働組合・日本プロ野球選手会(新井貴浩選手会長=阪神)は3日、大阪市内のホテルで定期大会を開き、選手年金やフリーエージェント(FA)制度改革、2軍での若手選手の出場機会を確保するための方策などについて話し合った。

2012年の適格退職年金制度廃止に伴い、選手年金は廃止も検討されている。新井会長は「歴代の会長が勝ち取ってきた権利。簡単に分かりましたとは言えない」と説明。来春のキャンプ中に意見集約を行う。

2年間の暫定合意期間が終わったFA制度は、国内と海外に分かれたFAの資格取得年数を7年に一本化し、補償金の撤廃を求めることを確認。レンタル移籍など移籍の活性化策も議論した。

ウエスタン・リーグはイースタン・リーグより2球団少なく、本拠地が離れていて経費がかかることなどで試合数が少ない。このため、若手の出場機会が確保できるよう、新チームを結成するなど12球団へ働き掛けていくことになった。

ページトップ

ロッテ竹原、体重増で打率、打点もアップさせる[スポニチ]

ロッテの竹原が千葉市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、500万円増の年俸2200万円でサインした。今季は自己最多の89試合に出場して打率.228、5本塁打、30打点。持ち味の長打力を生かすため「体重を90〜91キロに増やすつもり。来季は打率、打点を増やしたい」とオフに5キロ増量する考えを示した。

来季は4番として期待される金泰均が加入するが「右打者で大きいのが打てる選手。学べることもあると思う」。年明けからは、昨年に続いて井口と合同自主トレを行う。

ページトップ

ロッテ小野1億500万円でサイン[ニッカン]

今季8勝を挙げたロッテの小野晋吾投手(34)が3日、1700万円増の年俸1億500万円で契約を更改した。リリーフでプロ初の勝利とセーブを記録した内竜也投手(24)は倍増の1500万円、福浦和也内野手(33)は3000万円減の9000万円でそれぞれサイン。

小野は3年ぶりに規定投球回にも到達。「来季もローテを飛ばさずに1年間、働いていきたい」と話した。福浦は規定打席をクリアしたものの、打率2割7分3厘、6本塁打に終わった。(金額は推定)

ページトップ

[惜別球人-ロッテ]新里、万能さを生かしスカウトへ[スポニチ]

究極の選択だった。9月下旬。球団事務所に呼ばれた新里は、現役続行の選択肢と共にスカウト転身を打診された。まだ28歳。今季はプロ初打点を挙げるなど、1軍定着への手応えもあった。

「プロとしてこれからという時期。約2週間、本当に悩みましたが、凄くやりがいがあるし、今はスカウトに決めてよかったと思います」。同じ28歳でスカウトに転身した石川球団副代表の「やるなら若い方がいい」という言葉に背中を押されて、10月8日に正式に受諾。まだ担当地区は決まっていないが、鈴木チーフスカウトについて東京六大学野球など、関東圏を中心に活動を開始した。

現役生活わずか6年間も、3球団を渡り歩いて打力を生かすため、捕手だけでなく一、二、三塁も経験した。「大変だったけど、勉強になった。これから生かしていきたい」。今度は選手を発掘する立場へ。新里のユーティリティーぶりは、さらに生かされる。

◇新里賢(任意引退)…一、二、三塁も経験

◇小宮山悟(任意引退)…メッツでプレー

◇高木晃次(自由契約)…5年感動日本一

◇ブライアン・シコースキー(自由契約)…日本で続行希望

◇神田義英(自由契約)…新人での初勝利

◇手嶌智(自由契約)…ホロ苦い初先発

◇江口亮輔(自由契約)…素晴らしい環境

◇ベニー・アグバヤニ(自由契約)…ボビーを胴上げ

◇ゲイリー・バーナムJr. (自由契約)…似顔絵講座開催

◇チェイス・ランビン(自由契約)…満塁弾でダンス

ページトップ

[あの時あの真相]低迷覚悟で結構、政権交代のシナリオ

08年12月21日。ロッテはボビー・バレンタイン監督(59)の10ヶ月後の退団を発表した。異例のタイミングにファンは戸惑い、球界関係者からはフロントの姿勢を批判する声があがった。激動の1年がこの時、幕を開けたといっていい。選手も求心力を失った監督のもとでモチベーションを高め切れず、前年に比べてどこかまとまりを欠いた。開幕直後から負けが先行する負のスパイラルに陥っていった。

なぜ、フロントはそんな形で「監督解任」を打ち出したのか。成績不振を招くことは容易に想定できただろう。決めたのは重光武雄オーナーと重光昭夫オーナー代行、瀬戸山隆三球団社長の3者会談の場だった。バレンタイン監督の高額な報酬面とワンマンなチーム運営を問題視、「契約延長」の可能性を断ち切るのが狙いだった。

バレンタイン監督が最初に来日した95年にも、当時GMだった広岡達朗氏ともめて帰国した経緯がある。球団側とトラブルを起こすことが多いのは米球界でも有名。そんな事情も踏まえ、球団側はスムーズな監督交代に向けて布石を打った形だった。

退団の発表の際、球団幹部は「09年11月に照準を合わせて動き出す」と話した。今年1月には球団内の監督派を一掃する人事を敢行、同時進行で後任監督の選定に着手した。「バレンタイン監督の後任だけにインパクトのある人がいい」として、水面下で岡田彰布氏や野茂英雄氏にも打診していた。

結果的に「選手が安心し野球に打ち込める環境」を第一義に捉え、内部昇格で人選を進めた結果、選手から人望の厚い西村ヘッドコーチの昇格で固まった。4月上旬の球団幹部会で、同時に高橋打撃コーチの2軍監督も決まった。

球団幹部は「色々な選択肢はあったが、その後のコーチ人事もあるので監督は早く決めたかった」と早期決断の背景を説明した。その後、速やかにコーチ人事も進んで、9月中にはほぼコーチ全員が確定した。

10月21日。02年以来となる秋季キャンプ(鹿児島・鴨池)は、新体制とは思えぬほどスムーズに滑り出した。球団側にとっては、まさにシナリオ通りの展開となった。

◇09ロッテ10大ニュース

(1)
バレンタイン退任で西村ヘッド昇格
(2)
清水放出、金泰均獲得の大型補強
(3)
小宮山引退試合で最年長セーブ記録
(4)
西岡ファンに涙の抗議&先頭弾8本
(5)
1回打者20人で14連続得点の新記録
(6)
井口が両リーグ唯一サヨナラ満塁弾
(7)
7月2日西武戦で歴代最長5時間42分
(8)
3年目の大嶺がプロ初完封勝利
(9)
サブローがプロ15年目で初3割超え
(10)
史上初の1シーズン2度の全員三振

ページトップ