12月6日12月6日| 選手名 | 年俸 | 前年比 |
|---|---|---|
| 成瀬 | 10000 | △2650 |
※金額は推定＝万円、前年比△はアップ、▼はダウン
千葉ロッテの成瀬善久投手が6日、千葉マリンスタジアムで契約更改交渉し、2650万円増の年俸1億円プラス出来高払いでサインした。今季は11勝5敗で、初めて大台に到達。「そのぐらいもらっているので、2ケタは勝たないと。1人で投げきることも意識したい」と成瀬。来季の目標に170以上の投球回数や今季の5完投以上を掲げるなど、随所にエースの自覚を見せた。
ロッテ井口資仁内野手（35）が通算2000本安打を野球人生の目標に掲げた。6日、都内のホテルで「第10回井口資仁を応援する会」が行われ「10年目の今回でパーティーは一区切りしますが、引退する訳ではありません。あと3、4年で2000本打って、また皆さんに盛大に祝ってもらいたい」と挨拶した。現在、日米通算で1580本。「ケガをせず、年間150本打てれば、もっと早い達成も見えてくる」と話し、安打量産で新生西村ロッテの優勝に貢献する。瀬戸山隆三球団社長から「近い将来、ロッテを率いて監督としても大きく羽ばたいていただきたい」と、激励される一幕もあった。
ロッテ成瀬善久投手（24）が6日、千葉マリンスタジアムでの契約更改交渉で、推定年俸1億円プラス出来高でサインした。今季は11勝5敗でチームの勝ち頭となり初の大台に到達。エースの自覚を新たにした左腕は「ローテーションの中心で回っていきたい。1試合を1人で投げ抜く体力、スタミナを鍛えていく。最低170イニング以上投げたい」と目標を掲げた。
そのための施設を栃木・小山市の実家に整えた。君津住宅から、北京五輪カナダ戦の1勝でプレゼントされた住宅がこのほど完成。トレーニング室にシャドーピッチングのための大鏡を設置し、ダンベルやバランスボールも注文した。年末年始も基礎練習に励むためだ。見据えるのは開幕戦の完投勝利。「西武は涌井で来ると思う。最後まで見ていたいと思われる試合がしたい」。最多勝に輝いた横浜高の1年後輩のライバルに果たし状を突きつけた。
ロッテの瀬戸山球団社長が井口を将来の監督候補であることを明言した。東京・品川で行われた「第10回 井口資仁を応援する会」で挨拶に立ち「将来はロッテの監督になってもらいたい」とコメント。出席した関係者約400人からは盛大な拍手が送られた。指名された井口は戸惑いも見せたが「辞めるまでに何とか2000本打ちたい」と残り520本に迫った日米通算2000安打を目標に掲げた。
初の開幕投手は“成瀬御殿”から目指す。ロッテの成瀬善久投手（24）が、チームスポンサーを務める千葉の建築会社「君津住宅」から贈られ、栃木・小山市の両親にプレゼントした一戸建てが、このほど完成した。今季チームトップの11勝を挙げた左腕は6日、専用トレーニングルームを設置した実家で自主トレを積み、栄誉をつかんでエースに返り咲くことを宣言した。
昨年6月、君津住宅の林起津雄社長から「北京五輪での勝利」を条件に一戸建てのプレゼントを約束された。1次リーグ・カナダ戦で勝利投手となり権利を手にした。08年は8勝6敗に終わり、辞退も考えたが、「親に早く家をプレゼントしたかった」と厚意に甘えた。
随所にこだわりを反映させた“成瀬御殿”は今月、完成したばかり。120坪の敷地に建坪は60坪。総工費約3000万円の2階建てで、専用トレーニングルームは約10畳。大型ミラーが設置され、ダンベルなどの器具も発注済みだ。
この日は2650万円増の1億円プラス出来高で更改。自身初の大台到達に「実感がわかないけど、もらうからこそ活躍しないと。開幕投手？任されたらやるだけ」と表情を引き締めた。清水直の横浜移籍、小林宏の抑え転向で、西村監督も「開幕投手を狙ってほしい。投手陣を引っ張ってもらいたい」と信頼している。成瀬も「年末も時間がある限り練習します。完投を増やしたい」と期待に応えるつもりだ。
ロッテ・成瀬が6日、契約更改交渉に臨み、2650万円増の来季年俸1億円プラス出来高でサインした。今季はチーム唯一の2ケタ勝利（11勝）。清水の横浜移籍などで、順調なら初の開幕投手が濃厚。「西武との開幕戦は（横浜高の後輩の）涌井がくると思うので、最後まで見ていたいと思われる試合にしたい」と早くも闘志をあらわにしていた。
ロッテ・井口の後援会パーティーが6日、ホテルで行われ、挨拶に立った瀬戸山球団社長は「近い将来、ロッテを率いて監督としても大きく羽ばたいていただきたい」と監督候補としての期待を口にした。井口はロッテ入団の際に、ダイエー時代から旧知の仲の瀬戸山社長から監督候補と口説かれた。ただ井口は「酔っぱらっていたのでは」と一笑に付していた。
ロッテ・成瀬が横浜高の1年後輩、西武・涌井に挑戦状を叩きつけた。千葉マリンで契約更改交渉に臨み2650万円増の年俸1億円でサイン。チーム唯一の2ケタ勝利（11勝）が評価され初の大台に到達した左腕は、来季の開幕投手最有力候補。西武との開幕戦へ「西武は涌井が来ると思うし勝ちたい」。沢村賞を獲得した涌井の今季11完投にも刺激を受けており「160球とかで完投して凄い。僕も完投を増やしてタイトル争いしたい」と意気込みを示した。
ロッテ・井口に公の場で監督手形だ。「第10回 井口資仁を応援する会」が都内のホテルで行われ、恩師の青学大・河原井監督ら約400人が出席。今年1月に将来の監督候補として入団しており、瀬戸山球団社長は「近い将来、ロッテを率いてもらい、監督としても大きく羽ばたいていただきたい」と挨拶。日米通算2000本安打まで520本に迫る井口は「早いうちに2000本打ちたいし、40歳まで現役でいたい」と語った。
ロッテの井口資仁内野手の後援会が6日、東京都内のホテルで行われ、挨拶に立った瀬戸山隆三球団社長は「近い将来、ロッテを率いて監督としても大きく羽ばたいていただきたい」と監督候補としての期待を口にした。井口はロッテ入団の際にも、ダイエー時代から旧知の仲の瀬戸山社長から監督候補と口説かれた。来季は選手会の相談役に就任するなど、チームでも精神的支柱になっている。同社長の発言について井口は「酔っぱらっていたのでは」と一笑に付したが、現状を考えるとリップサービスと軽視もできない？
ロッテの成瀬善久投手が6日、千葉マリンスタジアムで契約更改交渉し、2650万円増の年俸1億円プラス出来高払いでサインした。
今季は11勝5敗で、初めて大台に到達。「そのぐらいもらっているので、2ケタは勝たないと。1人で投げきることも意識したい」と成瀬。来季の目標に170以上の投球回数や今季の5完投以上を掲げるなど、随所にエースの自覚を見せた。
清水の横浜移籍などで、順調なら初の開幕投手が濃厚な状況。西武との開幕戦へ「（横浜高の後輩の）涌井がくると思うので、最後まで見ていたいと思われる試合にしたい」と早くも意欲をかき立てた。（金額は推定）
数ある「監督手形」の中でも、これだけは鉄板かもしれない。受け取ったのは、ロッテ・井口資仁内野手（35）だ。
6日に都内のホテルで開かれた「井口資仁を応援する会」には、移籍1年目にもかかわらず、球団幹部のほかマスコット4体（マーくん、リーンちゃん、ズーちゃん、COOL）も勢ぞろい。一選手のパーティーとしては異例の完全バックアップ態勢を敷いた。
乾杯の挨拶に立った瀬戸山球団社長は「近い将来はぜひ、千葉ロッテマリーンズを率いていただきまして、監督としても大きくはばたいていただきたいと思っています」とぶち上げた。井口本人は「（瀬戸山社長は）酔っぱらっていたんじゃないですか？先にどこかで一杯やってから来たんですよ」とジョークでかわすが、単なるリップサービスではない。
1996年当時、瀬戸山社長はダイエー（現ソフトバンク）幹部、石川晃球団副代表は担当スカウトとして、巨人との争奪戦を制し井口から逆指名を得てダイエーへ入団させた縁がある。井口が昨年オフにロッテと3年契約を締結した時点で、将来の監督手形が切られたともっぱら。さらに今オフは、毎年沖縄で一緒に自主トレを行うほどかわいがってきた的場直樹捕手（32）がソフトバンクから戦力外通告を受けた後、ロッテ入り決定。ゆかりの人がチーム内にまた増えた。
巨人・高橋由、ソフトバンク・小久保、ヤクルト・宮本、中日を今季限りで引退した立浪ら、近い将来監督就任間違いなしとされる選手は結構多い。球団を問わず人望を集める井口は、当面「現行のフロント体制が続く限り」という条件は付くものの、最も実現性が高そう。西村監督は来季からの2年契約だが、最大のポイントは、「40歳までは」という井口がいつまで現役を続けるか−かもしれない。