わたしはかもめ2009年鴎の便り(12月)

便

12月10日

大嶺弟ロッテ入団でも仮契約見直し減俸も[ニッカン]

ロッテが今秋ドラフト3位で指名し、4日に飲酒で補導された八重山商工・大嶺翔太内野手(18)の更生を最優先させる方針を固めた。ロッテ石川副代表は10日、千葉市内の球団事務所で「来春のキャンプに間に合わなくて結構。キャンプより人間としての成長が第一」と話し、野球以前に社会人としての常識や人間性を習得させたい考えを示した。また契約条件の見直しも検討している。

ロッテが大嶺翔の契約条件を見直す可能性が出てきた。ロッテ石川副代表は「仮契約は有効じゃない。契約しないかもしれないし、彼がしっかり反省して契約を結ぶことになったとしても契約金、年俸が少なくなる可能性はある」と話した。11月5日に契約金4000万円、年俸600万円(推定)で仮契約を結んだが、正式入団の場合はあらためて条件を見直すという。

また契約時期についても期限をもうけない方針を明らかにした。「合同自主トレ(来年1月10日)やキャンプに間に合わなくて結構。キャンプに間に合うことより人間の成長を第一に考えたい」と更生を最優先する方針だ。

前日9日には、未成年での喫煙事件から更生した経験のある日本ハム・ダルビッシュが「叩いて潰すのは簡単。みんなで温かく迎えてあげて欲しい」と力説したばかり。ダルビッシュのように不祥事をバネに大きく成長してもらうためにも、ロッテ側もしっかり更生させてから正式契約を結びたい考えだ。

当事者の大嶺翔は、前日9日に石垣島に“強制送還”されてから反省の日々を過ごしている。八重山商工から停学処分が下ったこの日から、早朝の校門掃除と午後の砂浜清掃のボランティアを始めた。さらに午前中は「飲酒してしまった理由」や「将来の目標」などをテーマに反省文を書いているという。同校の真栄田教頭は「本来、外での活動は行わないが、今回は地域の方にも迷惑をかけた。市民の方に反省の態度を見てもらい、理解、応援につなげたい」と、本人の意識改革を促していく。

停学処分は10日から2週間で、さらに10日間の授業観察期間を経て、最短でも来年1月12日に処分が明ける。石川副代表は「年明けに何回か石垣島に行って直接面接します。そこで本人の反省、気持ちの変化を判断して、契約するかどうかを決めたい」と長期戦で対応にあたる。

◇ドラ1荻野貴、マリン大歓迎

大嶺翔を除く新人4選手が千葉マリンスタジアムを訪れロッカールームやブルペンなど施設見学した。ドラフト1位の荻野貴司外野手(24=トヨタ自動車)は「初めてマリンに来ました。広いですね。広い方が自分を出せる」と俊足が武器なだけにやる気満々。また同4位の清田育宏外野手(23=NTT東日本)は「昨日の夜はスポーツニュースを見ていたけどロッテは少ししか出なかった」と、西武菊池に主役の座を持っていかれ苦笑い。シーズン中は露出度を逆転させるつもりだ。

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ロッテD3・大嶺、喫煙疑惑は涙の全面否定[サンスポ]

未成年ながら飲酒して補導されたことが発覚したロッテのドラフト3位指名の大嶺翔太内野手(18)=八重山商工高=について、一部で喫煙が報じられたが、石川副代表は「今朝、電話で担当スカウトと話をした。本人は泣きながら吸っていないと言っていた」と全面否定したことを受け、喫煙に関しては問題視しない見解を示した。この日が停学初日となった大嶺翔は、早朝から校門の清掃、午前中は別室で課題をこなし、午後は約2時間にわたって学校近くのビーチで清掃活動を行った。

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ロッテD3・大嶺、飲酒補導で契約見直しも[サンスポ]

ロッテが未成年ながら飲酒して補導されたことが発覚したドラフト3位指名の大嶺翔太内野手(18)=八重山商工高=との契約条件を、正式契約の際に変更する可能性が出てきた。また、この日学校側の処分内容が明らかになったことで、1月10日に始まる新人合同自主トレ(千葉マリン)に間に合わないことも判明した。

ロッテが厳しい態度で臨む。8日に飲酒で補導されていたことが発覚して正式契約が延期となっている大嶺翔に対し、正式契約する場合でも、11月15日に仮契約した「契約金4000万円」「年俸600万円」など金銭面を含めた条件を変更する可能性が出てきた。

「まだ仮契約なので(内容は)有効ではない。契約するとしても条件が変わる可能性がある」と石川球団副代表が明かした。

大嶺翔は前日9日に行われた新入団選手発表会に参加するため7日に上京したが、事件が発覚したため発表会を欠席。正式契約を結ぶことなく9日に沖縄・石垣島に帰郷した。

一方で、学校側の処分内容が「10日から2週間の停学」だけではなく、その流れで「停学明けから1週間の授業観察期間を設ける」項目があったことが判明した。始業式の1月5日からの適用が濃厚なため、10日にスタートする新人合同自主トレには間に合わない。

「合同自主トレなんて間に合わなくて結構。しっかり反省してもらいたい」と同副代表は厳しい口調で球団の方針を口にした。契約内容変更に加えて合同自主トレ不参加。ルーキーにとってはあまりに大きな“代償”だ。

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ロッテ・大嶺祐、弟の飲酒事件をブログで謝罪[サンスポ]

8日に沖縄県石垣市の居酒屋で飲酒し補導されたロッテのドラフト3位・大嶺翔太内野手(18)=八重山商工=について、兄のロッテ・大嶺祐太投手が9日、自身の公式ブログで謝罪した。

大嶺祐は「大変申し訳ありません。」というタイトルでブログを更新しており、「お疲れ様です。今日の新聞をみてすでに知っている方もおられると思いますが…実は弟が未成年にもかかわらず飲酒をしてしまい補導されてしまいました。この件で関係者の方々に多大なご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳なく思っています。何よりもファンの皆様にはどうお詫びをしていいのやら…」と謝罪。

さらに「弟も物凄く反省しています。今後の事はまだよくわかりませんが、仮にプロの世界に無事に入れる事になったら、これからは長男としてもそうですが、プロの先輩として、社会人の先輩として、しっかりとしつけや教育をしていきたいと思っています」と、ファン、関係者にメッセージを送った。

大嶺祐は最後に「弟と共に謝罪致します。この度は大変申し訳ありませんでした」と、改めて謝罪した。

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大嶺弟、1月面談で入団可否決定、契約金&年俸減額検討も…ロッテ[報知]

飲酒、喫煙が発覚して正式契約が延期されたロッテのドラフト3位・大嶺翔太内野手(18)=八重山商工高=について、石川副代表は10日、学校側の処分が終わる来年1月にも面談を行う考えを示した。反省の態度を見極めた上で、入団させるかどうかの判断を下す。

大嶺は、10日から2週間の停学と10日間の「授業観察期間」の処分を受けており、終了時点で同副代表が沖縄・石垣島に移動し、学校の許可を得て面談をする予定。「態度を見て、本当に反省しているか見極めたい」。同校は26日から来年1月4日まで冬休み。順調に処分を消化しても、同10日開始の新人合同自主トレには合流できない状況だが、「間に合わなくてかまわない。彼がプロ野球選手としてやっていけるか判断してから契約する。若いから取り戻すことはできる」とまず反省を第一に求めた。

仮契約については「変わる可能性がある」と契約金、年俸の減額も検討。同行している永野スカウトは近日中に帰京させ、大嶺の自立を促す構えだ。同副代表は「責めるのも教育だけど、救うのも教育。人間的成長に期待したい」と18歳の改心を願った。

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ドラ4清田が雄星撃ちに意欲…ロッテ[報知]

ロッテのドラフト4位・清田が10日、西武・菊池に挑戦状をたたきつけた。大嶺を除く新人4人で千葉マリンを見学。9日の入団会見は西武と同じで「(テレビの)ニュースに自分たちが出てこなかった」と怪物左腕に話題をさらわれた。来季の開幕カードは西武が相手。「菊池君と対戦したい。本塁打?狙いたいですね」。NTT東日本で4番を打った即戦力は、高卒ルーキーには負けられない。

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ロッテ“飲酒生徒”、育成スタートも[スポニチ]

ロッテの石川球団副代表が10日、今秋ドラフトで指名し、飲酒による補導が8日に発覚した県立高校男子生徒について契約条件の見直しを検討していることを明かした。

11月15日に契約金4000万円、年俸600万円で仮契約したが「契約金、年俸が少なくなる可能性は十分ある」。正式契約を結べば「育成ドラフト指名ではないから基本的に無理だと思うが、育成からスタートするのも1つの手」と“育成扱い”でスタートする可能性も示した。

生徒の学校関係者は9日、沖縄・石垣島に帰郷した男子生徒が飲酒の際にたばこを所持していたと説明。この日から23日まで2週間の停学処分後、反省した姿勢を確認する授業観察期間を10日間設定しており、完全に処分が解けるのは早くて来年1月12日。同10日開始の新人合同自主トレ合流は不可能だ。石川副代表は「合同トレもキャンプも白紙。年末から何度か石垣に行って状況を確認したい」と語った。

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社会人出身ですが…ロッテ新人、菊池を打って有名になる![スポニチ]

飲酒した男子生徒を除くロッテの新人4選手が千葉マリンを見学した。社会人出身の即戦力外野手コンビ、荻野貴と清田は広い同球場の外野で特有の海風も確認。連日大きく報道される西武・菊池とは来季開幕カードで対戦する可能性もあり、荻野貴は「ライバル意識はないけど、ぜひ対戦したい」。清田も「菊池君を打って大きく取り上げてもらえれば」と開幕1軍へ意気込んだ。

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悪事の全てを明かすことが本人のためになる[日刊ゲンダイ]

◇騒動は拡大の一途

次々とボロが出るのはロッテ側にも問題があるんじゃないか。

さる8日に地元の居酒屋での飲酒が発覚、停学処分を受けている八重山商工の大嶺翔太(18)のことである。大嶺は9日に地元の沖縄県石垣島に戻り、学校側から「2週間の停学処分」と10日間の「授業観察処分」を言い渡された。

だが、ロッテがドラフト3位で指名したこの高校生には、そのほとぼりも冷めない10日に飲酒時の喫煙騒動が勃発。「大嶺問題」は終息するどころか、さらなる広がりを見せる気配になっている。

あるマスコミ関係者が言う。

「そもそも、ロッテは大嶺を補導した沖縄県警が『泡盛3合』と酒量を発表しているのに、『ビールを1、2杯飲んだだけと聞いている』と発表したり、『本人が喫煙は絶対にしていないと言っている』と明かしたり、騒動を収束させることだけに躍起になっている。球団が全否定したその喫煙についても、この日、八重山商工の真栄田教頭が『(大嶺が)吸っていたかは分からないが、(たばこを所持していたことについては)そういうことでいいと思います』と暗に喫煙を認めてしまった。言っていることがメチャクチャで、こうした対応がまた、隠蔽工作じゃないかと、報道陣を混乱させ、火に油を注いでしまっているんです」。

球団の石川副代表はこの日、「(大嶺の)契約金と年俸の減額も検討している」と話す一方、喫煙に関して報じたスポーツ紙の記者を頭ごなしに怒鳴りつけていた。が、学校側が事実上、それを認めてしまったのだから間が悪い。

大嶺は、地元では有名なやんちゃ坊主で、球団のスカウトもそれを把握していたはず。下手な隠し立て、恫喝をすればするほど、これからさらなる“余罪”を書き立てられる可能性も否定できない。

ロッテは、「まだ契約は結んでおらず、うちの選手じゃないから」との理由で学校側にゲタを預けてもいるが、未成年の高校生の飲酒がこれほどの騒ぎになるのは、ロッテがドラフトで指名したから。そういう意味ではロッテにも責任がある。

下手なかばい立ては本人のためにもならない。洗いざらい事実を明らかにさせ、その上で猛省を促し、出直しを図らせた方がいい。大嶺の過ちは、野球でしか取り返しができないはず。球団の使命はその手助けをしてやることで、「事を丸くおさめること」ではない。

◇めまいの原因

そら、口が裂けても言えないだろう。パ・リーグのある主力選手のことである。

この選手、今年のシーズン中に突然のめまいに襲われ、試合を途中欠場したことがある。ベンチに下がって「立ちくらみがする」「目の焦点が合わない」と訴えたから、トレーナー陣が大騒ぎ。脳に異常があったら大変だ、とすぐに病院に担ぎ込まれ、精密検査を受けた。が、MRIなどありとあらゆる検査を受けた結果は「異常なし」。数日後には、戦列に復帰したものの、球団は「何かあってからでは困る」とこのオフも改めて精密検査を受けるよう命じている。同僚選手が言う。

「でも、そいつは『もう大丈夫。何でもないです』と何だかんだ言いながら、病院には行っていない。行ける訳がありません。めまいの原因がテレビゲームのやり過ぎなんですから」。

途中欠場した試合の前日に、当時発売されたばかりの人気ゲームに没頭し、6時間以上も画面とニラメッコしていたそうだから、目がチカチカするのは当たり前だ。何も知らない球団はともかく、同僚選手は呆れ果てている。この選手、30歳を越えて億に達する年俸をもらいながら、いまだ独り身。ゲームが恋人というんじゃまだまだ結婚できそうもない。

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