わたしはかもめ2009年鴎の便り(12月)

便

12月16日

大嶺兄が飲酒弟の更正役「自分も言う」[ニッカン]

ロッテ大嶺祐太投手(21)が16日、ドラフト3位指名の弟翔太内野手(18)の指導役を買って出た。この日、弟の飲酒補導騒動以来初めて公の場に姿を現し、船橋市内の百貨店で小野とともにトークショーを行った。「(社会人としての常識を)自分も言うし、寮長さんにもお願いして強く言ってもらいたい」と、入団が決まった場合は、さいたま市内の寮で更生を手伝うことを約束した。

9日に本人と話した際「プロ野球選手は子供に夢を与える仕事なんで、もっと自覚を持って行動して欲しかった」と説教したという。自身のブログに謝罪文を載せたところ、多くのファンから励ましのコメントが寄せられた。「これだけ多くの人が応援してくれていることを早く弟に見せたい」とアメとムチで立ち直らせる。

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ロッテに台湾出身の林が育成枠入団[ニッカン]

ロッテは16日、台湾出身の林彦峰投手(24)の育成枠での入団を発表した。契約金なし、年俸240万円。背番号は「122」に決まった。06年にフィリーズとマイナー契約し、08年まで傘下のチームでプレーした経験を持つ。「日本でプレーすることが夢だったのでチャンスを与えていただき嬉しい。日本で活躍した偉大な先輩達を目標にしたい」とコメントした。

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大嶺祐太が決意表明、弟の再出発支援…ロッテ[報知]

飲酒、喫煙が発覚したロッテのドラフト3位、大嶺翔太の兄・祐太が、再出発を見守る決意を示した。16日、千葉・船橋市内で行われたトークショーに小野とともに参加。今後、反省の態度を示して入団となれば寮での共同生活となる。「自分が言えることは言うし、寮長さんにも強く言ってもらう」。石川副代表は28日にも沖縄・石垣島で1回目の面談を行う。

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兄のEYE!ロッテ・大嶺、弟を徹底監視[サンスポ]

ロッテの大嶺祐太投手(21)が16日、千葉・船橋市で行われたトークショーに参加。飲酒で補導され、正式契約が延期となっている弟のドラフト3位・大嶺翔太内野手(18)=八重山商工=の不祥事発覚後、初めて公の場に登場し、兄として生活指導することを宣言した。球団側は今後、3度の面談を大嶺翔と行う予定で、反省の色が見えれば来年1月下旬にも正式契約する見込みだ。

弟のために、兄が鬼になる。東武百貨店・船橋店で行われたトークショーに参加した大嶺祐が、沖縄・石垣島で停学処分中の弟を、イチから鍛え直すことを宣言した。

「言うべきことは言っていくし、今後は寮長にもお願いをして(生活態度などを)見てもらう」。大嶺翔の不祥事発覚後、初めて弟に対して言及。今後、大嶺翔がロッテへの入団が許された場合、浦和市内の寮でともに寮生となるが、弟の生活態度を近くで厳しく指導していく覚悟をみせた。

兄としてできる限りのこともしてきた。関係者に謝罪の電話を入れ、休止していたブログを再開し謝罪文も掲載した。寄せられたコメントは温かい内容が多かったが「年末に石垣島に帰省したとき、弟にブログを見せる。これだけ応援してくれる人がいるんだぞ、ということを見せたい」と、弟に猛省を促すつもりだ。

球団は慎重に対応する。石川副代表はこの日、今月28日と来年1月上旬に、石垣島に出向き、大嶺翔と直接面談する意向を示した。学校の停学処分が明ける来年1月中旬にもさらに面談を行う構えで、最大3度の面談で本人の反省度合いを見極め、早ければ1月下旬にも正式契約するという。

「これからプロになれば、小さい子供に夢を与えることになる。もっと自覚を持って欲しい」。兄・大嶺祐は、最後まで厳しい言葉を並べた。今後も兄の責任をキッチリと果たすつもりだ。

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ロッテが台湾選手を育成枠で獲得[サンスポ]

ロッテは16日、台湾出身の林彦峰投手(24)=184センチ、95キロ、右投げ右打ち=を育成選手として獲得したと発表した。年俸240万円で、背番号は122。(金額は推定)

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ロッテ・小野、リーダーの自覚「引っ張っていく」[スポニチ]

ロッテの小野と大嶺が16日、千葉・船橋市の東武百貨店船橋店でトークショーを行った。小宮山、高木が引退し、同じ年の清水が横浜へ移籍した小野は先発陣のリーダーの自覚十分で「僕が引っ張っていかないと」。大嶺はファンからサインについての質問に「高校の授業中に友人と一緒に考えたもの。ずっと変えずにいきたい。先生の目を盗んで?盗まず堂々とです」と話して笑いを誘っていた。

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ロッテ、球団副代表が“飲酒生徒”と面談へ[スポニチ]

ロッテの石川球団副代表は16日、ドラフト指名後に飲酒で補導された県立高校男子生徒と、沖縄・石垣島で28日に面談する意向を明かした。

この日まで男子生徒と同行していた担当の永野スカウトが帰京。同スカウトを通して停学中のボランティア活動などの経過報告を受けた石川副代表は「相当こたえたみたいで、かなり反省しているようだ。28日に石垣島に行って1回目の面談を行う」とした。停学は23日まで。その後の10日間の授業観察期間が解けるのは早くて来年1月14日前後。同副代表は年明けにも数回面談する意向を示し「反省しているからといって簡単に“はい、そうですか”という訳にはいかない。そんな甘くはない」。正式契約については反省文などの提出後「早くても1月下旬になる」と見通しを語った。

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ロッテ大嶺、弟に「プロの自覚を」飲酒で契約無期延期[夕刊フジ]

長男はつらいよ−。未成年飲酒で補導され、ロッテとの契約が無期延期となっているドラフト3位の大嶺翔太内野手(18)=沖縄・八重山商工高。その責任を一手に背負い込んだのが、実兄のロッテ・大嶺祐太投手(21)だ。問題発覚以来初めて公の場に現れた16日、悩める胸中を語った。

祐太は、千葉・東武百貨店船橋店で行われたトークショーに同僚の小野と出演。弟の不祥事から間もなく、「若干出づらいというのもあった」が、前々から決まっていたイベントだけに、笑顔でプロの仕事に徹した。サインは「プロが決まったとき友だちと授業中に考えた。先生の目を盗んで?いや、堂々と」と自ら高校時代のヤンチャぶりも明かすなど、軽妙なトークと丁寧な握手でファンサービス。

だが裏方に入ると表情は一変。報道陣を前に184センチの巨体を縮め、沈痛な面持ちで「(翔太と連絡は)取ってないです。ただ、もう弟がやったこと。自分は謝ることしかできない。お世話になった人に、迷惑をかけたと謝りの電話しかしていない」と語った。

兄弟が最後に話したのは、他の新人達が入団会見を行った9日。翔太も出席するため上京していたが、補導がバレて石垣島に強制送還となり、祐太も見送ることに。空港へ向かう車中で「プロの自覚を持って行動するように強く言った。(翔太は)うなずくことぐらいしかできなかった」。

高校から2週間の停学処分を受けた翔太は、奉仕活動として学校近くの砂浜などを清掃。祐太も「家族も漁師。小さい頃から海にはお世話になった」と、年俸の一部を故郷の海のために還元する意向だが、兄弟そろってのビーチ清掃は「自分はいいことをしてボランティアの活動をしたい」とキッパリ拒否した。

だが、厳しく突き放すだけの兄ではない。祐太のブログにはファンから多くのメッセージが寄せられた。年末に実家に帰った際は「これだけ応援している人がいる。弟に見せたいと思います」。

囲み取材が終わると、報道陣に向かって改めて「ご迷惑をおかけしてすいませんでした」と頭を下げた祐太。両親が不在の大嶺家は、なおさら長兄の責任が重い。罪作りな弟が恩に報いるには、プロで結果を出すしかない。

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