わたしはかもめ2010年鴎の便り(1月)

便

1月4日

サブローが千葉市長に芝張り替え直訴[ニッカン]

ロッテ・サブロー選手会長(33)がほえた!4日、ロッテ瀬戸山球団社長、石川副代表と共に千葉市役所を訪れ、熊谷俊人市長(31)に老朽化した千葉マリンの人工芝張り替えを直接要望した。「人工芝が寝てしまって下のクッションがデコボコになっている。ケガ人も出ているし、他球団からの要望もある。これでは球団の恥だし、千葉の恥でもある」と、断固とした姿勢で主張した。

ロッテファンでも知られる熊谷市長は「サブロー選手から言われると弱いですね。人工芝の必要性、緊急性は十分に理解しました」と、今オフの着工へ前向きな姿勢を示した。だが、市は来年度270億円の収支不足が見込まれるだけに、来年度予算に計上するのは困難な状況。同市長は「100年に1度の財政難で鼻血も出ない。不可能を可能にするためにロッテに協力していただくことも1つのプラン」とした。人工芝張り替え費用4億〜6億円をロッテが肩代わりすることも含め、早急に両者で具体策を検討することになった。

千葉マリンは千葉市が所有しており、前回は02年オフに人工芝を張り替えた。通常、プロが使用する球場の耐久年数は5年程度といわれている。

ページトップ

ロッテ・サブロー、マリン芝は「千葉の恥」[サンスポ]

ロッテのサブロー外野手(33)が4日、瀬戸山隆三球団社長(56)らと千葉市役所を訪問。千葉市の所有となっている本拠地・千葉マリンスタジアムの人工芝張り替えについての要望書を熊谷俊人市長(31)に提出した。

初めて市役所に足を運んだ選手会長は、約50分間の会談で選手の声をトップに訴えた。「このまま芝を張り替えなければ球団の恥であり、千葉の恥です!!」。

人工芝の耐久年数は5年といわれているが、千葉マリンは今年で8年目。老朽化した芝は寝てしまい、下のクッションに足が引っかかるなど、ケガ人が絶えないのが現状だ。

しかし、張り替えには4〜6億円がかかるとされ、来年度270億円が不足している財政難の千葉市に余裕はない。それでも熊谷市長は「鼻血も出ない状態で鼻血を出せといわれても出せないが緊急性、必要性は理解した」と前向きに話した。

2011年から新しい人工芝でプレーできるよう、ロッテ側が費用を肩代わりする案も浮上。異例の要望書提出と選手会の訴えで、芝の張り替え問題が前に進み始めた。

ページトップ

ロッテ、V奪回へまずは…[スポニチ]

仕事始めでロッテの瀬戸山球団社長が「いよいよ西村新体制のスタート。チーム、フロントが一丸となってV奪回を目指していきたい」と挨拶。新シート設置などファンサービスのさらなる充実を目指しており、通路やトイレなどの整備も球場所有者である千葉市と協議を続けていく考えで「みんなで最高のシーズンにしたい」と語った。

ページトップ

サブロー、マリンの人工芝は「千葉の恥」[スポニチ]

ロッテの新選手会長・サブロー外野手(33)が4日、瀬戸山球団社長らと千葉市役所を訪問。老朽化が著しい本拠地・千葉マリンの人工芝の張り替えを求める要望書を熊谷俊人市長に提出した。

これまで球団側は今季開幕前までの張り替えを再三要望も進展がなく、初めて選手として出馬したサブローは「他球団からも要望がある。千葉の恥、球団の恥でもある」と11年シーズン前の張り替えを強く訴えた。

ただ千葉市は財政難を抱えており熊谷市長は慎重な姿勢。瀬戸山社長は「2011年から張り替えると言ってくれた」としたが、同市長は「100年に1度の厳しい財政状況。鼻血も出ない状況で出せと言われても出せないが、ロッテと協力して方法を探りたい」と確約を明言しなかった。

ページトップ

サブロー「フルイニング出場で30発」…ロッテ[報知]

ロッテの新選手会長・サブロー外野手(33)が入団16年目となる今季、「フルイニング出場&30本塁打」に挑戦する。

昨季は自己最高の打率3割1分4厘、22本塁打。打点も自己最多タイの68打点をマークしたが、左太もも裏痛などの影響で119試合出場にとどまった。「けがを我慢して出ていたらもっと上の数字で終われた」と試合出場にこだわる。「全試合、フルイニングで出られたら選手として価値が高いと思う」。

打撃コーチにはPL学園の大先輩の金森栄治氏が就任。すでに秋季キャンプで上体が前につっこむクセを指摘され、「引きつけて、体の回転で打て」と指導を受けた。来季は「30本は打ちたいね」と、本塁打も自身初の大台に乗せるつもりだ。

4日は、瀬戸山球団社長らと熊谷俊人千葉市長(31)を訪問し、状態が悪化している千葉マリンの人工芝張り替えを訴える要望書を提出。「芝のせいでケガ人も出た。千葉の恥なので替えて欲しいと要望しました」。熊谷市長も「千葉市始まって以来の財政難だが、11年から新しい芝にできるよう、ロッテとも協力していきたい」と、前向きな姿勢を示した。

ページトップ

千葉の恥だから…サブロー要望[ニッカン]

ロッテの瀬戸山隆三球団社長、選手会長のサブロー外野手らが4日、千葉市役所を訪問し、本拠地の千葉マリンスタジアムで老朽化しつつある人工芝の張り替えを求める要望書を熊谷俊人市長に提出した。

サブローは「他球団からの要望もあった。千葉の恥、球団の恥でもあるので要望した」と話し、約50分間の会談で2011年のシーズン前の張り替えを訴えた。ただ、千葉市は財政難を抱えるだけに、熊谷市長は「(今は)100年に1度の厳しい状況。現実的には厳しいが、どういう方法があるのかロッテと協力してやっていく」と慎重な口ぶりだった。

ページトップ

ロッテvs千葉市長、球場の人工芝張り替えめぐり“離れ業”も[夕刊フジ]

ロッテの本拠地・千葉マリンスタジアムの人工芝は老朽化が目立つが、所有者の千葉市が財政危機のため張り替えが暗礁に乗り上げている。窮余の策として、ロッテが自腹を切る「ウルトラC」もささやかれているが…。

年明け早々の4日、ロッテ選手会長のサブロー外野手(33)、瀬戸山隆三球団社長(56)らが千葉市役所を訪れ、熊谷俊人市長(31)に2011年シーズン前の張り替えを求める要望書を提出した。

サブローが「人工芝が寝てしまって下のクッションがデコボコ。スパイクが引っかかり、雨が降ったら滑るのでケガ人も結構出た。他球団から要望もきたし、(老朽化した人工芝は)球団の恥、千葉の恥でもある」と訴えるなど、会談は約50分間におよび白熱した。

熊谷市長はオリオンズ時代からのロッテファンで、現役選手ではサブローが大のお気に入りとあって「弱いですよね」と複雑な心境。「緊急性は十分に理解している」としつつも、1兆円以上の借金を抱える市の財政は「鼻血も出ない状態で『鼻血を出せ』と言っても出ない」。財政再建をうたって当選した市長だけに、来年度予算に盛り込むのは「現実的に極めて厳しい」と話した。

だが今の人工芝が限界なのもまた現実。「11年に(張り替えを)やるにはどういう方法があるか、ロッテさんと一緒に工夫したい。色んな案がある。ウルトラCを考え合いたい」とも。球団関係者によれば、“離れ業”の1つがロッテが肩代わりする方法だ。

そもそも、千葉市の持ち物にロッテが身銭を切るのは筋違い。だが金額だけでみれば、バレンタイン前監督に5億円もの年俸を払っていた球団にとって、数億円とされる工事費は「鼻血が出る」ほどのレベルではない。タダで改修してもらえるなら市にとっては渡りに船だが、タフネゴシエーターの瀬戸山社長は果たしてどんな交換条件を持ちかけるか。

ロッテは04年の球界再編問題の際、様々な規制を盾に球場外での露店営業の認可などを渋っていた千葉市に対し、ダイエーと合併しての福岡移転をにおわせて、規制を大幅に緩和させた実績がある。

慎重な口ぶりの熊谷市長とは対照的に、瀬戸山社長は「市長からは『11年に新しい芝にはしたい。何としてでもやりたい』とのお言葉をいただいた」と勝算たっぷり。会見後は市長室でサブローとお茶で乾杯する余裕まで見せていた。タダより怖いものはない!?

ページトップ