1月10日1月10日千葉ロッテの新人合同自主トレーニングが10日、さいたま市南区のロッテ浦和球場で始まり、荻野貴（トヨタ自動車）と大嶺（八重山商工）を除く3選手が精力的にグラウンドを動き回った。
午前中は約40分間のランニングやキャッチボールで汗を流し、ドラフト2位の大谷（トヨタ自動車）は「思ったよりハードだった」と苦笑い。同4位の清田（NTT東日本）は「2月のキャンプでスタートダッシュできるようにバットを振り込んでいきたい」と意気込んだ。昼食後は体幹強化などに励んだ。
ロッテのドラフト1位の荻野貴司外野手（24＝トヨタ自動車）が10日、ロッテ浦和球場で行われた新人合同自主トレで右足親指裏化膿のため別メニュー調整を行った。昨年12月に原因不明の化膿により一時は歩くのも困難な状態となったが、順調に回復し、この日はキャッチボールと上半身の筋力トレを行った。「焦ってもしょうがない。自分のペースで完治させて2月1日に合わせたい」と話した。様子を見て、14日の第2クールから復帰する予定。
飲酒で補導されたロッテのドラフト3位大嶺翔太内野手（18＝八重山商工）が10日、石垣市内で兄弟自主トレを行い体力アップを図った。新人合同自主トレには参加できなかったが、永野チーフスカウトは「（兄）祐太監視の下、厳しめに練習メニューを組んでもらっている」と話した。今後は、授業観察期間終了後の17日にも瀬戸山球団社長が石垣市を訪れ、最終面接を行う予定。同社長は「最終面接で決まる」と話し、順調にいけば即入団内定となりそうだ。
ロッテのドラフト1位ルーキー、荻野貴司外野手（24）＝トヨタ自動車＝が10日、新人合同自主トレの初日から“リタイア”した。さいたま市のロッテ浦和球場で始動したが、昨年末に化膿した右足親指の状態が思わしくなく、別メニューでの練習となった。
即戦力と期待される50メートル5秒9の俊足が、いきなり出遅れた。ほかの新人がグラウンドを走り回る中、荻野貴だけは室内練習場でウエートトレなど患部に負担のかからないメニューをこなした。自慢の足も披露できず、「焦ってもしようがない。まずはしっかり完治させたい」と唇をかんだ。
飲み薬を服用するなどして順調に回復しており、早ければ14日から始まる第2クールから通常メニューとなる見込みだ。最初からつまずいてしまったが、足で遅れた分は足でアピールして取り返す。
飲酒問題で本契約締結が延期されているロッテ・D3位の大嶺翔（八重山商工高）は、兄の大嶺祐と地元・石垣島で自主トレを行っている。大嶺翔を担当する永野スカウトは10日、「練習メニューは兄に任せている。色々アドバイスしてやってくれと伝えた」と話した。今後は授業観察処分の明ける15日以降に瀬戸山球団社長らが石垣島で最終面談を行い、反省の色が見えれば本契約を結ぶ見通しだ。
ロッテの唐川が千葉・印西市で「はたちの献血」キャンペーンに参加。
成人式前日に「球速5キロアップ」と「右打者の克服」を20歳の誓いに立てた。昨季は平均130キロ台後半だった直球を「常に140キロ以上出したい」。さらに、左打者の被打率.257に対して、.277と苦手にした右打者へ「去年は内角の制球が悪くて、捕手もサインが出しにくかったと思う。精度を上げないといけない」と語った。
浦和でロッテの新人合同自主トレがスタートし、ドラフト1位・荻野貴（トヨタ自動車）は昨年末から痛めている右足親指裏が化膿したため大事を取って別メニューとなった。いきなり出遅れた荻野貴は「焦ってもしようがない。早く完治させて万全の状態でキャンプに臨みたい」と神妙な表情で話した。
ロッテの瀬戸山球団社長が、昨秋のドラフト指名後に飲酒で補導された沖縄県立高校3年の男子生徒と沖縄・石垣島で17日にも最終面談を行う。
15日に男子生徒の授業観察期間など全ての処分が解ける予定で、同社長は「処分が明けたら先方と相談して速やかに面談を行いたい。そこで（今後の処遇が）決まる予定」と説明。同行する担当の永野チーフスカウトは昨年末に石垣島で男子生徒と共に清掃などボランティア活動を行い、同生徒らから手作りの感謝状を受け取ったことを明かし「十分に反省している。（生徒には）両親がいない。代わりに僕が親以上のことをする」と語った。
ロッテの新人合同自主トレが10日、さいたま市のロッテ浦和球場で始まり、ドラフト1位の荻野貴司外野手（24＝トヨタ自動車）は右足親指裏のケガのために別メニューで調整した。
室内練習場で体を動かした荻野貴は「焦ってもしょうがない。2月1日（のキャンプイン）にはしっかりと治したい」と表情を引き締めた。
この日は、昨年12月上旬に飲酒で補導されたドラフト3位の大嶺翔太内野手（18＝八重山商工）以外の、育成を含む4選手が参加した。