わたしはかもめ2010年鴎の便り(1月)

便

1月17日

飲酒補導の大嶺弟、22日にも正式契約[ニッカン]

飲酒で補導されたロッテのドラフト3位、八重山商工の大嶺翔太内野手(18)がロッテと正式契約を結ぶことが17日、決まった。沖縄県石垣市内の同校で、ロッテ瀬戸山球団社長と最終面接。球団への謝罪と反省の気持ち、さらに直筆の手紙を手渡した。その真摯な姿勢に、瀬戸山社長は「仮契約で会った時より、目つき、顔つき、姿勢が明らかに違っていた。十分に反省が感じとれた。新しいスタートをロッテで切ってもらう」と“合格”を明言した。

紆余曲折を経てようやく入団が決まった大嶺翔は「これまで迷惑をかけた方に恩返しをしたい。野球も生活態度もしっかり取り組み、一流になりたいです」と決意を語った。

今後は21日までの卒業試験終了を待って、早ければ22日にも正式契約を結ぶ。その後、新人合同自主トレ(26日まで、さいたま市)に参加し、2月1日からのキャンプに間に合わせる予定だ。昨年11月に契約金4000万円、年俸600万円(推定)で結んだ仮契約は白紙に戻っており、同社長は「ペナルティーとして減俸になると思う」と話した。

大嶺翔が公の場に出るのは昨年12月の事件発覚後初めて。会見では最後まで神妙な表情を崩さず、手には永野チーフスカウトからプレゼントされた「3年日記帳」を握りしめていた。「今まで日記をつけたことはないけど、これからはつけます。1日1日の積み重ねが大事だと思う」と、生まれ変わってプロとしての第1歩を踏み出す。

◇兄も成長認める

大嶺祐太が弟翔太の入団に胸をなで下ろした。自主トレ先の石垣市内で一報を聞き、「これから大変だと思うが、お互い刺激し合ってやっていきたい」と口元を引き締めた。昨年末に帰省後、弟との会話を多くするように心がけてきた。「なるべく怒らないようにして、野球の話とかをしてきた」。今月9日からは自主トレ仲間のロッテ黒滝と山本が大嶺の自宅に宿泊していることから、その2人も翔太を励ましてきたという。「弟も2人には敬語を使うようになった。少し変わってきたと思う」と成長を認めていた。

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大嶺弟よ毎日反省せよ!「三年日記」書け…ロッテ[報知]

飲酒、喫煙が発覚して正式契約が延期されていたロッテのドラフト3位・大嶺翔太内野手(18)=八重山商工=が17日、同校で瀬戸山球団社長から最終面談を受け、入団が決定した。

約30分にわたり停学中の生活などについて質問を受け、謝罪と決意を記した直筆の手紙も社長に渡した。「しっかりした生活態度で一流になれるように頑張りたい」。大嶺は終了後、真剣な表情で誓いを立てた。社長も「反省を自分の言葉できっちり話した。高橋2軍監督にビシビシ鍛えてもらい、将来ロッテを背負って欲しい」と期待を込めた。

15日に学校の処分が終了。期間中にマリナーズ・イチロー外野手(36)の野球に取り組む姿勢などをまとめた、小松成美著の「イチロー・オン・イチロー」(新潮社刊)を読んだ。「人として生きていくため、努力の大切さを学びました。自分を見つめ直そうと思った」。生活習慣改善へ夜10時半就寝、朝6時半起床を実行しているという。

担当の永野チーフスカウトからは「1日1日の計画、反省が大事」と、3年分書き込める「三年日記」を贈られた。「書き続けます。3年後に活躍できるように、体力づくりから頑張りたい」と大嶺は言い切った。

球団は予定していた契約金、年俸の減額を決定。21日まで卒業試験のため、早ければ22日にも正式契約を結び、入団会見を行う見通しだ。

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大嶺弟、ロッテ入団決定!飲酒補導も反省[スポニチ]

ロッテから昨秋ドラフトで3位指名を受けた八重山商工・大嶺翔太内野手(18)が17日、沖縄県石垣市の同校で瀬戸山隆三球団社長(56)と面談し入団が決定した。大嶺翔は昨年12月上旬に飲酒で補導され、球団はその後の経過を見て契約の可否を判断するとしていた。

瀬戸山社長は「反省の色を十分感じた。新しいスタートをロッテで切ってもらう。今回の件を今後の人生に生かしてくれれば」と話した。昨年11月15日の仮契約で合意していた契約金4000万円、年俸600万円は若干減額し、22日にも正式契約を結ぶ予定だ。

反省、決意をしたためた手紙を手渡した大嶺翔は「自覚のなさを痛感した。自分を見つめ直そうと思って、生活習慣も変えた。迷惑を掛けた方に恩返ししたい」と語った。停学処分などの謹慎期間中はビーチ清掃などボランティア活動を行い、イチロー(マリナーズ)のインタビューを監修した「イチロー・オン・イチロー」(小松成美著)も読んだ。「プレーはもちろん、人として努力の大切さを学びました」。近所の桃林寺では座禅を組み、精神面も鍛え直した。球団からは3年分の日記を渡された。

「3年後、5年後に活躍できるよう頑張りたい。野球も生活態度も一流になれるようにしっかりやりたい」と大嶺翔。汚名を返上する時間と機会は、これからいくらでもある。

大嶺翔の経過
昨年11月15日、契約金4000万円、年俸600万円で仮契約。上京した12月7日夜になって同4日深夜に同期の野球部員らと4人で石垣市の居酒屋で3合瓶の泡盛を飲んでいたとして補導されたと八重山商工から球団に連絡が入る。翌8日に石川球団副代表らから事情聴取を受け、契約は白紙の状態に。9日に入団発表会見を欠席して強制帰郷。10日から2週間の停学処分、24日から授業観察期間。28日には石川球団副代表と面談。今月15日までで全ての処分が解ける。

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大嶺兄、入団決定の実弟・翔太にエール[スポニチ]

ロッテの先発ローテーションの一角を担う4年目右腕・大嶺祐が石垣島での自主トレを公開。入団が決まった実弟・翔太に「これからが大変。お互いに刺激し合っていければいい」とエールを送った。一緒に自主トレ中の同期・黒滝、2年目・山本は大嶺宅に宿泊しており、3人で翔太に生活面のアドバイスを送っていたという。「生活態度は見ていて変わりましたね。言葉遣いも良くなった」と兄としても一安心といった様子だった。

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ロッテ・大嶺兄、弟の入団決定にホッ[サンスポ]

未成年ながら飲酒で補導されたとして、ロッテから正式契約を延期されているドラフト3位の大嶺翔太内野手(18)=八重山商工高=が17日、沖縄・石垣島の同校で瀬戸山隆三球団社長(56)らと面談し、早ければ22日にも千葉マリンで正式契約を結ぶことが決まった。

沖縄・石垣島で自主トレを公開した兄の大嶺祐は、弟の入団決定にホッと胸をなで下ろした。現在はチームメートの黒滝、山本の3人で自身の実家に寝泊まりしながら練習を行っているため「弟は2人からも家で野球の話を聞くことができる。これから大変なので、お互い刺激し合えたらいい」とエールを送った。

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ロッテ・大嶺は走り込み重点「ピッチ上げる」[サンスポ]

ロッテの大嶺が17日、沖縄県石垣市で行っている練習を公開した。西村監督に唐川とともに期待されている若手は「裏切らないような投球をしたい」と誓った。

重点的に走り込んでいる。午前中は長距離を走り、午後は砂浜でダッシュ走を繰り返す。先発ローテーションを1年間守ることが目標。「そのために今、一生懸命走っている。肩の仕上がりもいいし、ピッチを上げていきたい」と意欲的だった。

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ロッテ球団社長が飲酒高校生と契約を明言[ニッカン]

ロッテの瀬戸山隆三球団社長は17日、昨秋のドラフト会議で指名した沖縄県立高校3年の男子生徒と同県石垣市内で面談し、正式契約を結ぶことを明言した。生徒は昨年12月上旬に飲酒で補導され、球団はその後の経過を見て契約の可否を判断するとしていた。

瀬戸山社長は「(反省を)十分に感じた。新しいスタートをロッテで切ってもらう。今回の件を今後の人生に生かしてくれれば」と話した。仮契約で合意していた契約金、年俸は減額し、22日にも正式契約を結ぶ。

この生徒は面談後に会見に応じ「自覚のなさを痛感した。自分を見つめ直そうと思って、生活習慣も変えた。迷惑を掛けた方に恩返ししたい」と神妙な表情だった。

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