1月29日1月29日千葉ロッテの西村監督や球団幹部と、外国人選手を除く全選手が29日、成田市の成田山新勝寺を参拝し、9年ぶりとなる必勝祈願を行った。勝守（かちまもり）を受け取った西村監督は「選手は皆いい表情をしていた。いよいよだなと感じた」と口元を引き締めた。
揃いのスーツに身を包んだ関係者は総勢約130人。本尊の不動明王の前で護摩法の祈りを受けた。あいにくの雨模様にもかかわらず多くのファンから声援を浴び、指揮官は「秋に成田で優勝パレードができたら」と青写真を描いていた。
午後からは千葉マリンで新ユニホームを披露。発汗効果が増したメッシュ素材になり、軽量化や伸縮性も向上した。
ロッテ西岡剛内野手（25）がトレードマークの茶髪ロン毛を封印した。29日、千葉マリンで行われた新ユニホーム発表会に黒髪のショートヘアで登場。
キャプテンで臨む初キャンプへ気合の表れだった。「僕の中では気を引き締めるために髪を切った。イメージを一新しようかなと思って。僕が最初に（原則禁止の）茶髪やヒゲで注意されたくない」と優等生宣言した。西村監督は「強制した訳じゃないけど、ああいうのいいね。見た目からやる気を感じる」と目を細めた。
日本人選手では球団初の兄弟選手となったロッテ大嶺兄弟が、全選手、スタッフを対象にした「薬物乱用防止講習会」にそろって出席した。弟翔太内野手（18＝八重山商工）は「勉強になりました」と神妙な表情。兄の大嶺祐太投手（21）は「弟はまだプロ野球をなめているところがある。厳しさを知って欲しい」と、あえて突き放して自覚を促した。
ロッテ・西岡剛内野手（25）が29日、今季にかける決意を込め散髪した。「ビシっとしようと思い、気を引き締めるために切った」とトレードマークだった茶髪を黒に染め直し、すっきりさせた。
この日、千葉・成田山で01年以来9年ぶりのチーム全体での必勝祈願と新ユニホーム発表に出席。「気合の表れ？そういう気持ちもある。（黒髪で）幼く見えるけど、知人からは『好印象じゃない』って言われた」と明かした。
西村監督は昨秋キャンプで「茶髪、ひげの禁止」を打ち出している。前日（28日）散髪したばかりの新キャプテンを「いいですね。やる気を感じる」と絶賛した。
ロッテが29日、新ユニホームを発表した。特にビジター用は、上下にかけて黒から白に変わっていくデザインからチームカラーの黒を強調したものに変更された。キャンプを前にして髪を短く切った西岡は、モデル役を務め「ホーム用はかっこいいところを残し、ビジター用は心機一転できそうなデザイン。チームが強ければ、ユニホームはかっこよくなってくる」と話した。
ロッテは29日、監督や選手、裏方を含めた総勢130人が、9年ぶりに成田山で必勝祈願を行った。主将の西岡はキャンプインを前に、茶髪で長めだった髪を切り、黒髪の短髪にモデルチェンジして登場。「気を引き締めるために切りました。周りからも好評です」と満足げだった。その後は千葉マリンで、約1時間の薬物乱用防止講習会を行った。
ロッテの西岡がソフトモヒカン風の短髪＆黒髪で新主将としての自覚を示した。
「ピシッとしようかなと。気を引き締めるために、昨日（28日）切りました。イメージ一新です」。昨年は髪の一部をコーンロウにしてキャンプインするなど、これまでは茶髪＆長髪だったが、身だしなみも厳しく指導する西村体制下で率先して襟を正した形だ。「周りの人は今の方が絶対いい、好印象だって（言っている）。僕は幼く見えるし慣れないから…」と苦笑いも、キャンプ中は今の髪形を貫くという。
黒を基調にした新ユニホーム発表でモデルも務めた若きリーダーは、26日付のスポニチ本紙報道で交際が明らかになった人気ファッションモデル・徳澤直子との熱愛宣言でプライベートにもけじめをつけたばかり。今年の西岡は、ひと味違う。
ロッテの1、2軍の全選手、スタッフでは9年ぶりとなる必勝祈願を成田山新勝寺で行った。大嶺の実弟でドラフト3位の翔太（八重山商工）にとっては初めての兄との球団行事参加。「色々学ばないといけない」という翔太に、大嶺は「自分も苦労したし、特に自分から話はしない。自分と同じ立場でプロの厳しさを知って欲しい」。また、西村監督が優勝した場合、今オフに成田でパレードを行うプランを披露した。