わたしはかもめ2010年鴎の便り(2月)

便

2月1日

体力と精神面強化がテーマ[千葉日報]

千葉ロッテ2軍キャンプは鴨川市総合運動施設野球場でスタート。体力面と精神面の強化をテーマとした練習メニューを午前9時から午後4時半までこなし、その後に夜間練習も行う野球漬けの毎日になる。

外野フェンスに沿ってダッシュを繰り返すなど、昨年までと比べて走る量が格段に増えた。神戸は「足がパンパン。階段が上がれないかも」。走塁練習では高橋2軍監督がベースの踏み方まで細かく指導し、徹底して走力を鍛える。

高橋監督はベテラン堀や4年目の佐藤につきっきりで打撃のアドバイスを送り、佐藤は本降りの雨の中で300スイング近くティー打撃。「今年こそ一皮むけたいので振り込むしかない」と必至にバットを振り続けた。

高卒新人の翔太は、佐藤コーチから内野守備の基本を一から教わった。「全部が勉強になる」とルーキーは貪欲に野球に取り組んでいく。

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渡辺俊、復活へ「15センチの進化」[スポニチ]

ロッテ・渡辺俊介投手(33)が「15センチの進化」をテーマに新たなフォーム固めに着手している。3勝13敗と不振に終わった昨季からの巻き返しに向け、これまで投球時に投手板(プレート)に乗せていた右足を捕手寄りの位置に15センチ変更。沖縄・石垣島でキャンプインした1日、早速ブルペンで114球を投げ込んで復活への確かな手応えをつかんだ。

渡辺俊の軸足となる右足は右の側面がプレートに触れているだけだった。昨年まで縦が約15センチ、横は約61センチのプレートの上に右足を乗せて投球を始動していたが、西本投手兼バッテリーチーフコーチの助言でこれを捕手寄りに置くようにした。

キャンプ初日から114球を投げたサブマリンは「順調にきていますよ」とこの日は多くを語らなかったが、自主トレ中に「コントロールは全般的に良くなる。緩急の幅が広がるし体の負担も減る。体重移動もスムーズになると思う」とその効果を説明していた。

バッテリー間18メートルメートル44の勝負の世界。手元での1センチの違いは本塁上で大きく変わってくる。打者に15センチ近づくメリットもある。球速は若干上がることで緩急の幅が広がる。一般的に距離が近い方が制球しやすいように制球力もアップする。球威より細かい制球力が生命線のサブマリンにとって、わずかな狂いが命取りとなるだけに15センチの前進は大きな意味を持つ。

国学院大時代からの投球フォームを「今まで変える勇気がなかった」と話す渡辺俊が昨季の不振で思い切った。石貫チーフスコアラー兼打撃投手は「去年は左打者の外へのシンカー、内への直球が中へ中へと入ってきていた」と分析。プレートを蹴る右足が不安定だったことも制球が乱れた一因だと指摘する。今回の変更で右足小指側がプレートにかかり、右足内側にタメができたまま下半身の体重移動がスムーズになる。これまではプレートの上でも安定するようにスパイクの歯を削ったり、本数を減らして気を使っていたが通常のものに戻した。プロ10年目にして初めての挑戦。この15センチで輝きを取り戻す。

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ロッテ、初日は突然の雨…室内での滑り出し[サンスポ]

プロ野球12球団の春季キャンプが1日、沖縄、宮崎の両県で一斉に始まり、ナインと浜辺を歩くことから始まった。ロッテ・西村新監督の朝は約20年ぶりに復活させた散歩、体操で始まった。散歩中は晴れ間も見えていたが、球場に着いての歓迎セレモニー中に、突然の雨。室内練習場での滑り出しにも、新監督は「目標は優勝しかない。優勝を勝ち取るために、戦っていきたい」と力強く誓った。

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今岡ロッテ内定、監督が守備も打撃も評価[ニッカン]

「ロッテ今岡」誕生へ大きく前進した。阪神から戦力外通告を受けた今岡誠内野手(35)が1日、沖縄・石垣市内の中央運動公園でロッテの入団テストを受け、打撃、守備で軽快な動きを見せた。雨天のため室内練習場で行われたフリー打撃では、66スイング中9割はミート。懐の深いフォームから繰り出す抜群のバットコントロールで、7割近くはヒット性の当たりだった。「今ある自分の力を出せた。不合格なら引退ですから、前だけ向いてやるしかない」と力を込めた。

守備でも三塁でノックを受け、捕球、送球ともにノーミスだった。阪神時代に腱鞘炎の一種である「バネ指」に悩まされた不安を一掃。西村監督は「守備、スローイングは問題ない。打撃もいいものを持っているとあらためて感じた」と評価した。4日に合否を決める予定だが、「早まるかもしれないね」と初日で“内定”を出した。

◇小宮山、後継14熱視線

昨季限りでロッテを引退した小宮山悟氏(44)が、石垣島のキャンプ地を訪れナインを激励した。ブルペンでは背番号「14」の後継者で早大の後輩でもあるルーキー大谷智久(25=トヨタ自動車)に熱視線を送った。初日から直球だけ135球を投げ込んだ姿に「きちんとしたフォームを構築するために投げ込みは大事なこと。大いに期待しています」と話した。

◇来春も石垣

ロッテ瀬戸山社長は1日、沖縄・石垣市内で、今秋キャンプを千葉・鴨川市、来春キャンプを石垣市で行う可能性が高いとの見通しを示した。総工費11億円をかけて現在建設中の石垣市中央運動公園内の新球場が3月に完成予定。「新球場もできますし、来春も引き続き石垣島でやれるよう前向きに検討しています」と話した。また昨年、鹿児島と石垣島で行った秋季キャンプについては「ふるさと球団を掲げていることもあり、鴨川が最有力」と話した。

◇テギュン、快音は4割

新外国人の金泰均内野手(27=ハンファ)が、初日から室内練習場でフリー打撃を行い、66スイング中、ヒット性は約4割と不本意なスタートを切った。「フォームのバランスが崩れているので、開幕までにバランスを整えていきたい」と話した。この日は韓国メディアが3社取材に訪れるなど注目度は高い。「打てたら面白いけど期待しないでください」とマイペースだった。

西本投手兼バッテリーチーフコーチ
「3歩(散歩)進んで4歩下がるだね。」(19年ぶりの早朝散歩だが、段取りが整わずに30秒で終了)

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「ロッテ・今岡」もう当確…テスト生参加[報知]

ロッテのキャンプにテスト生として参加した元阪神・今岡誠内野手(35)がキャンプ初日の1日、早くも“合格内定”をもらった。特別なテストの場は設けられず、里崎らと同組で約5時間の練習に参加。見守った西村徳文監督(50)から「動きに問題はない。合否?早まるかもしれない」と、4日に予定されていた合否判定の前倒しを示唆された。

あいにくの雨で、室内での打撃練習。それでも03年に首位打者、05年に打点王のタイトルを獲得した今岡は、背番号のないユニホームを着てがむしゃらにアピール。「打球の方向を意識する余裕もなかった。ただ来た球を打った」。66スイングで約7割が安打性。ケージの真後ろから視線を送った指揮官を「いいものを持ってるとあらためて感じた」とうならせた。

守備練習でも三塁のポジションに入り、軽快な動きを披露。「やりやすい感じがする」と、96年のアトランタ五輪で二遊間を組んだ井口やPL学園の後輩・今江らがいる雰囲気も気に入った。それでも、「例えば、これで不合格だったら引退。前だけを向いてやっている」と悲壮な思いを口にした。

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今岡猛アピール!西村監督“内定”も[スポニチ]

ロッテキャンプにテスト生として参加している前阪神・今岡が、背番号のないロッテの縦じまのユニホームで猛アピールした。

不安視された三塁の守備も新調した内野用グラブで軽快な動きを披露。フリー打撃では66スイング中、安打性の当たりが約7割の46本で「駄目なら引退だし前だけ向いてやるしかない。出せるものは全て出した」。4日までに合否を決めるとしていた西村監督は「いい動きだった。(合格は)早まるかも」と内定とも取れるコメントを残した。

◇金泰均に韓国プレスも来た!

ロッテの新外国人・金泰均(韓国・ハンファ)も順調な仕上がりを見せた。イルガンスポーツなど3社5人の韓国プレスも取材に訪れた中、フリー打撃では66スイングで快音を連発。「まだ打撃のバランスが少し崩れているけど、整えて開幕に合わせたい。雨で室内での練習だったのは残念。外でやりたい」と言いながら大粒の汗をぬぐった。

◇来春も石垣島キャンプ続行へ

ロッテが、西村流でキャンプがスタートした。19年ぶりに早朝散歩、体操が復活。投手陣のブルペン時間制限は撤廃し、4人1組の野手陣のフリー打撃時間も昨年より5分以上長い20分に設定した。突然のスコールで歓迎セレモニーが中断となり、室内での練習を余儀なくされる不運はあったものの「コーチの時より忙しい。みんなしっかり自主トレしてきて、いい動きだった。満足している」と西村監督。また、石垣市の大浜市長から新球場完成が遅れたことを謝罪された瀬戸山球団社長は、来春の石垣島キャンプ続行を前向きに検討する考えを示した。

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3年ぶり復帰の薮田は「順調」77球[スポニチ]

3年ぶりにロッテに復帰した前ロイヤルズの薮田が、ブルペンで捕手を座らせて77球を投げ込んだ。新守護神・小林につなぐセットアッパーとして期待される右腕は「初日にしては良かった。順調に来ています。でも、これからです」。投球中に声を掛けた西村監督も「全力で投げていたね。最後は少しバテたみたいだけど準備をしっかりしてくれている」と目を細めた。

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金泰均は順調なスタート…ロッテ[報知]

今季からロッテに加入した金泰均は1日、戸惑うことなくキャンプ初日の練習をこなした。「練習は韓国とあまり変わらなかった。ただ、天気が悪くて室内だったのが残念」と苦笑した。打撃練習については「バランスが整っていなかった」と不満顔だったが、西村監督は「思ったよりいい動きをしていた」と満足そうだった。WBC韓国代表の4番の金は、母国の報道陣が取材に訪れるなど注目度は高いが、「開幕に調子を合わせていきたい」と気負うことなく話した。

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井口に誘われ西岡新キャプテンもアーリーワーク[スポニチ]

西村ロッテの石垣島キャンプが始まり、チームでは19年ぶりとなる全員での早朝散歩、体操が行われた。午前8時過ぎからのアーリーワークの筋力トレーニングは昨年に続き井口、竹原が敢行。井口から誘われたという新主将の西岡も参加し「朝早くから体を動かす井口さんの練習法から学ぶことはあります」。9時半からの歓迎セレモニーは突然のスコールで中断。グラウンドが水浸しとなって全体練習は室内練習場でのスタートとなったが、初日から各選手が精力的に汗を流した。

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ロッテ・井口、“同期生”今岡を気遣う[サンスポ]

ロッテの石垣島キャンプに、阪神を自由契約となった今岡がテスト生として参加。背番号のないユニホームでチームに合流して西村監督の見守る中、打撃や守備練習に汗を流した。

「彼とは同い年(35歳)だし、刺激になる存在。また同じグラウンドに立てれば」と合格を心待ちにしているのが井口だ。青学大出身の井口はかつて東都大学リーグで東洋大の今岡と打棒を競い合った仲。1996年のアトランタ五輪ではともに日本代表に選ばれ、二遊間を組んだ。

キャンプに入る前には激励のため今岡を食事に誘った。「昔話に花が咲きましたよ」と井口。初日を終えた今岡は「これでだめなら引退。前を向いてやるしかない」と眼光鋭く語った。合否の結果は第1クールの終わる4日に出される。

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今岡「不合格だったら引退」軽快な動き披露[サンスポ]

前阪神の今岡がロッテの入団テスト1日目を終えた。「例えば、これで不合格だったら引退。前だけを向いてやっている」と悲壮な思いを口にした。背番号のないロッテのユニホームを着て、キャンプに参加した。室内での練習になったが、三塁の守備では軽快な動きを披露。フリー打撃では安打性の当たりを連発した。「今ある力を出す。それだけ」と語った。西村監督は「動き的に全然問題ない」と高評価。合格は濃厚で、4日にも「ロッテ・今岡」が誕生する。

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ロッテ・金泰均、順調スタートも打撃に不満[サンスポ]

今季から加入したロッテ・金泰均は、戸惑うことなく初日の練習をこなした。「練習は韓国とあまり変わらなかった。ただ、天気が悪くて室内だったのが残念」と苦笑した。打撃練習については「バランスが整っていなかった」と不満顔。それでも、西村監督は「思ったよりいい動きをしていた」と満足そうだった。WBC韓国代表の4番。母国の報道陣が取材に訪れるなど注目度は高いが、「開幕に調子を合わせていきたい」と気負うことなく言った。

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