わたしはかもめ2010年鴎の便り(2月)

便

2月7日

泥だらけの西岡、新主将が志願監督ノック[ニッカン]

ロッテの新主将、西岡剛内野手(25)が、西村監督から志願のノックを受け、7年ぶりにユニホームを泥だらけにした。7日、石垣市中央運動公園サブグラウンドで1時間、205球をさばいた。「こんなに激しいノックは入団した時(03年)以来。今年はやるぞという気持ちの表れです」と充実感を漂わせた。

数日前に特守を行うことが決まった時に、西村監督に「打ってください」と直訴。主力野手最年少の25歳で主将に抜てきされ、ナインを鼓舞するためにも自ら厳しい状況に追い込んだ。大勢のファンが見守る中、10分を過ぎたころから足元がふらつき始めた。左右にボールを振られ背中まで泥だらけにして横っ跳びキャッチ。173球目には体が動かずグラブを投げ出したものの、「ラスト5分」のかけ声でサングラスを外してラストスパート。「ラスト5球」は厳しい球を全て捕球して意地を見せた。

2年目の04年に1軍に定着後は、バレンタイン前監督の指導方針もあり、ケガをしないよう激しいノックは行わなかった。その影響か、元々天才肌の西岡にとってビッグプレーがある一方、球際の粗さや凡ミスもあった。「今年はミスをなくして真剣にゴールデングラブ賞を取りたいと思っている」と、もう一段上のレベルを目指す決意を口にした。

主将としての自覚もあった。キャンプイン前に茶髪を封印し、黒い短髪で気合を表現。さらにキャンプ初日には新人3人を食事に誘う気遣いも見せていた。西村監督は「7年前にノックした時はすぐに首が痛いと言って止めてしまったが、今日は最後までもった。キャプテンになって大人になったと思う」と、キーマンの成長に確かな手応えを感じていた。

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西岡、特守で地震にも気づかず…ロッテ[報知]

ロッテ・西岡剛内野手(25)が7日、西村徳文監督(50)に特守を志願し、1時間にわたり、205球のノックの嵐を浴びた。ユニホームを泥だらけにした背番号7は「気持ちと気持ちのぶつかり合いだった」と大粒の汗をぬぐった。

新人だった03年、当時2軍内野守備走塁コーチだった指揮官から受けて以来、7年ぶりの1対1でのノック。残り10分でサングラスもかなぐり捨て、白球を追った。「今年にかける気持ちが伝わったと思う」と西岡が言えば、西村監督も「当時は飛びつくと、すぐ首が痛いと言ってやめていたのに。キャプテンの自覚が出てる」と褒めた。

石垣島が震度3の地震に揺れたのにも気づかないほど、2人とも熱中していた。「ゴールデングラブ?真剣に取りにいきたい」と西岡。右手薬指にマメを作った指揮官も「明日も?あるかも分からないですよ」と冗談交じりに予告していた。

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唐川95球5被弾…ロッテ[報知]

ロッテの唐川が7日、今キャンプ初めてフリー打撃に登板した。井口、金泰均ら相手に、95球を投げて5被弾と今一つ。「主力に当てたらまずいと思った」と内角を攻めきれず、浮いた直球を痛打される場面が目立った。3発を許した井口からは「最後は、へばってた」と厳しいダメ出し。右腕は「リリースポイントを確認したい」と修正ポイントを挙げていた。

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西岡、新主将の自覚!ノックの雨に泥だらけ[スポニチ]

ロッテ・西岡が7日、今キャンプ初の特守に挑んだ。西村監督とマンツーマンで1時間。205球のノックを受けると、背番号7のユニホームは上から下まで泥だらけになった。「気持ちと気持ちのぶつかり合い。お互いに今年の意気込みが詰まったものでした。こんな激しいノックは7年ぶり。達成感は凄くあります」。

新監督がゲキを飛ばしながらバットを振り、新主将は必死に球に飛びつく。10球を超えるともうユニホームの表面は真っ黒。100球過ぎには背中の名前と「7」も見えないほどだった。7年前の03年は西岡の入団1年目。当時2軍守備コーチだった西村監督から熱血指導を受けた。それ以来となる特守で直接ノック。指揮官は「7年前はすぐに首が痛いとか“もうやめようか”と言えば“ハイ!”だったのにね。今年は違うものを出してくれている。主将に指名して良かった」と目を細めた。

「特守は苦手だし1番しんどい。でも守備はうまくないしミスをなくしたい」と西岡。リードオフマンとして打って走るだけじゃない。体でチームを引っ張る新主将は、3年ぶりのゴールデングラブ賞も「真剣に獲りたい」と宣言した。

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348球…制球難克服へ大嶺祐、投げる投げる[スポニチ]

先発ローテーション定着が期待されるロッテの大嶺と唐川がフリー打撃に登板。大嶺は70球中、半分近くがボール球と制球難を露呈。今季からワインドアップに戻したフォーム固めのため、登板前後にブルペンでも計278球を投げた。1日で348球を投げ込んだ右腕は「まだ思ったコースに行っていない。今後も投げ込みます」。主力組相手の唐川は井口に3本、金泰均に2本の柵越えを浴びたが「いい感じだった」と話した。

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ロッテ・西岡×監督の師弟ノック205本![サンスポ]

ロッテ・西岡剛内野手(25)が沖縄・石垣島キャンプの7日、西村徳文監督(50)にノックを志願した。新人だった2003年以来7年ぶり。今季から主将を任される男は外見も内面も変身し、心機一転でチームを牽引する。

右に左に約1時間。途中震度3を計測する地震が発生しても、打球を追う西岡は全く気づかない。計205球。背番号「7」のユニホームは、グラウンドの土で真っ黒に汚れていた。

西岡
「こんなに黒くなるまでやったのはルーキーの時以来。自分から監督にお願いしました。西岡がやっていると思われれば、他の人にも刺激になると思った。」

主将という肩書が、西岡を変えた。プロ1年目だった03年、西岡にノックを行ったのは当時2軍内野守備走塁コーチだった西村監督。7年ぶりの“師弟共演”に「昔はちょっと横に打っただけで『首が痛い。もうやめる』と言っていました。変わるんですね」と目を細めた。

プレーだけではない。茶髪で長めだった髪を切り、黒髪の短髪にモデルチェンジ。全体練習でも先頭に立って声を張り上げるなど、今キャンプはチームを引っ張ろうと必死だ。10歳年上の井口からも「だいぶキャプテンらしくなった」と評価された。

「西村監督のもとでもっと成長したい。これだけやれば、シーズンが始まったときに自信になる」。自ら変わらなければチームも変わらない。優勝を目指し、西岡のリーダーシップが発揮される。

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ロッテ・大嶺348球「今投げておかないと」[サンスポ]

ロッテ・大嶺がフリー打撃に初登板。早坂ら4選手に70球を投げヒット性の当たりは4本に抑えた。この日はブルペンで59球を投げてから登板し、フリー打撃後も219球のピッチング。これまでの最多となる348球の投げ込みに「下半身の使い方が頭に叩き込まれました。今投げておかないと夏にバテるので」と手応えを感じていた。

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ロッテ・サブローが疲労性の腰痛で静養[サンスポ]

ロッテ・サブロー外野手(33)が7日、疲労性の腰痛で練習を休み、宿舎で静養した。清田育宏外野手(24)=練習中に左脇腹痛を訴え、別メニューで調整。ともに8日の練習参加は当日の様子を見て決める。

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重光代行が早朝散歩に飛び入り[ニッカン]

ロッテ重光オーナー代行が7日、チーム全員で行っている朝の散歩に初めて参加した。午前7時30分から体操と散歩を行っており、そこに視察に訪れた同代行が飛び入り参加。散歩では西本投手兼バッテリーコーチや山中バッテリーコーチら新しいスタッフと談笑しながら海岸沿いを歩いた。「昨年は色々ありましたが、今年はスローガンの『和』をもって一丸となってやって欲しい」と話した。

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