わたしはかもめ2010年鴎の便り(2月)

便

2月10日

大嶺が母校を訪問[千葉日報]

キャンプ休日の10日、千葉ロッテの大嶺祐太投手が母校の石垣市立八島小学校を訪問。5、6年生約110人から熱烈な歓迎を受けた。

同校の大浜民江校長から「私達の特別に身近なヒーローです」と紹介された大嶺は「今の夢を実現できるように頑張って下さい。そして、親に感謝の気持ちを持ち続けて欲しい」と、ふるさとの子供達に語りかけた。

児童からの質問コーナーでは「プロ野球選手になっていなかったら何をしていましたか」と問われ「サッカー選手か、現実的には海人(うみんちゅ=漁師)かなあ」と回答。「彼女はいますか」という鋭い質問には「いなくはない」と“意味深”な発言をした。

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大嶺に具志堅さん「チョッチュネ」伝授[ニッカン]

ロッテ大嶺祐太投手(21)が、同じ石垣島出身でボクシング元WBA世界ジュニアフライ級王者の具志堅用高氏(54)に続き、石垣市から2人目の “世界チャンプ”を目指す。キャンプ休日の10日、母校の八島小学校を訪れ、「野球をやっている以上WBCに出てみたい」と話した。次回大会は3年後で、プロ7年目となる大嶺にとって最も脂がのっている年齢といえる。八島小・大浜民江校長からも「具志堅用高さんのような世界で活躍する選手になって欲しい」とエールを送られた。

具志堅氏とは昨年、オリオンビールのCMで共演した。今年1月下旬にも2人で第2弾のCM撮影を行い、4月からオンエアされる予定だ。大嶺はその時の様子について、「具志堅さんから監督に怒られたら『チョッチュネ』って言っておけ、って言われました」と振り返った。「そんなこと言ったら怒られますよ」と反論すると、「具志堅用高が言っていた、と言っておけ」と言われたという。

今キャンプで実際に使ったことはないというが、苦しい時こそ笑顔で取り組むことの大切さを元世界王者は伝えてくれた。グラブに「なんくるないさ」の文字を入れて故郷への思いを忘れないようにしている大嶺が、新たに「チョッチュネ」も加えて世界への発奮材料にしたいところだ。

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具志堅さんになれ!ロッテ・大嶺兄に熱い激励[サンスポ]

ロッテの大嶺祐太投手(21)がキャンプ2度目の休日となった10日、母校の八島小学校を訪問。後輩から熱い声援を送られた右腕は、プロボクシングで世界を制した石垣島出身のスター、具志堅用高(54)のような世界クラスの選手を目指す。

おれは右腕で世界を目指す!昨年末の野球教室以来、2ヶ月ぶりに母校を訪れた大嶺が、2013年に開催予定の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場に意気込んだ。「小学生と触れ合っていい経験ができました。野球をやっている以上、もちろん1度はWBCに出たい」。

刺激を与えてくれたのは小学生だけではない。同じ石垣島出身で、拳で世界を制した具志堅もその1人。1月末、沖縄限定でオンエアされているCMの撮影で2度目の対面を果たし、第一線で活躍することの厳しさを改めて学んだ。

この日は八島小の大浜校長から「具志堅さんを見習って、世界のプロとして活躍して欲しい」と激励された。今キャンプではすでに1000球以上の投げ込みを行っている右腕が、地元の声援をパワーに変えて世界を目指す。

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お待たせ!ロッテ・今岡グッズが11日登場[サンスポ]

5日にロッテと正式契約を結んだ今岡のグッズが、早ければ11日からキャンプ地のグッズショップに並ぶことが10日、わかった。今回は背番号「2」が入ったTシャツのみで、ハンドタオルなどは開幕に間に合うよう準備する。売り場の責任者は「1日でも早く店頭に並べて、たくさんの人に買ってもらいたい」と、こちらも気合十分だった。

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元メジャー左腕・テヘラをテスト…ロッテ[報知]

ロッテのキャンプにキューバ・ハバナ出身の左腕、マイケル・テヘラ投手(33)がテスト生として参加することが10日、分かった。11日に来日し、練習に合流する。

テヘラは94年にアメリカに亡命。99年にマーリンズでメジャー初登板を果たすと、02年には18試合に先発して8勝8敗、防御率4.45をマークした。メジャー通算111試合で11勝13敗、防御率は5.14。昨季はメキシカンリーグを含めマイナー4球団を歩き渡り、7勝3敗の成績を残した。

身長172センチと小柄だが、90マイル(約144キロ)の直球にカーブ、チェンジアップなど、多彩な変化球を操る。現在、ロッテの先発左腕で計算できるのは昨季11勝を挙げた成瀬だけ。獲得を狙っているドジャースの左腕、エリック・スタルツとの交渉に遅れが出ているだけに、アピール次第ではすぐに合格となりそうだ。

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大嶺、西村監督に怒られたって「ちょっちゅね」[スポニチ]

ロッテ・大嶺が具志堅魂で羽ばたく。石垣島キャンプ2度目の休日を利用して母校・八島小を訪問。同校の5、6年生約100人と交流会を開催した。

大浜民江校長からは「大嶺選手は八重山で学んだ私たちのヒーロー。具志堅さんを見習って世界のプロとして活躍して欲しい」とエールを送られた。同じ石垣島出身の具志堅用高氏はボクシングの元世界王者。大嶺もオリオンビールの沖縄限定版CMで共演しているが、先月下旬に新バージョンの撮影で再会した際には西村監督に怒られた時に具志堅氏の名言「ちょっちゅね」で切り返すようゲキを飛ばされたという。

WBA世界ジュニアフライ級で頂点を極めた同氏に対抗し「WBC?野球をやっている以上1度は出たい」。石垣島から2人目となる世界一を目指していく。

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ロッテ、メジャー11勝左腕をキャンプでテスト[スポニチ]

ロッテは11日から、石垣島キャンプで元レンジャーズでメジャー通算11勝左腕のマイケル・テヘラ投手(33)をテスト生として参加させる。

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西岡熱く語る(1)昨年の批判も「悔いはない」[スポニチ]

ロッテ・西岡剛内野手(25)が変わった。西村徳文新監督(50)から「1番・遊撃」と共に新主将に任命された若きチームリーダーは、沖縄・石垣島キャンプでは声で背中でチームを牽引している。短髪&黒髪と派手な髪形も封印するなど、外見も変身して野球に没頭している。新生ロッテを象徴する新主将が、5年ぶりV奪回に懸ける思いを熱く語った。

≫第2クールを終え、ここまで順調に仕上がっている。チーム状態をどう見ているのか。
西岡
「初日だけ大雨が降ったけど、その後は天候に恵まれている。その中で1人1人が目的意識を高く持って臨んでいる。誰がこのキャンプを見に来ても“今までのロッテじゃないな”というのは感じてもらえるチームになってきたと思うし、充実感は凄くありますね。」
≫キャンプ前はスポニチ本紙報道で人気ファッションモデル・徳澤直子と真剣交際が明らかになった。
西岡
「全然大丈夫です。それは全然大丈夫。」
≫昨年キャンプも1日1000スイングをノルマに猛練習。今年も意欲的な調整が続く。
西岡
「去年は(WBC落選で)自分に対する歯がゆさから徹底的に打ち込んで自己満足していたと、今になって気づきましたね。今は、どうやれば試合でプラスになるのかを考えて内容の濃い練習ができています。」
≫昨年は球団や他の主力選手の制止を振り切り、フロント批判するファンにチームを代表して横断幕を下げるようお立ち台で要請。それが一部ファンからは批判を浴びた。(※注1)
西岡
「全然つらくなかったですよ。そうなる(批判される)のは想定内で当たり前。一部の人がそういう感情を持ったのは、それだけロッテを応援する思いが強かったからだと思う。マリンスタジアムのファンを引っ張り続けてきたのはそういう人達。ただ、僕はブーイングがあろうが何があろうが、本当に強いチームをつくりたかった。何も言わずに今年も引きずっていくのは嫌だった。あの騒動は去年のうちに収めておきたかったから、今でも言って失敗したとか思わないし、悔いはないですね。」
≫主将の役割も加わり、西岡は変わったという声が多く聞かれる。
西岡
「それは素直に嬉しい。ただ、まだ始まったばかり。今オフ美味しいお酒を飲んだときに“本当にいいキャプテンだったね”と言われれば最高だし、それを目指してやっていきたい。」
≫キャンプはよく声が出ており、周囲に声をかけるシーンも目立つ。
西岡
「今までの自分を考えると偉そうなことは言えないけど、間違っていることがあれば、僕だけじゃなく選手同士で言い合っていく。そんなチームが強くなると思う。」
※注1:09年の西岡お立ち台発言騒動
バレンタイン監督退団騒動への球団の対応を非難するファンが、9月26日のオリックス戦(千葉マリン)右翼スタンドに、球団幹部の実名を挙げて「死刑」など球団批判の横断幕を掲げた。試合後、お立ち台に立った西岡が「子供達の夢を壊さないでください。本当にロッテを愛しているなら明日から横断幕を下げてください」と訴えた。しかし、翌日の同カードで一部ファンが反発。「二日酔いで試合をサボり夢を語るスピードスター」「よっ!偽善者」などという中傷の横断幕が掲げられ、打席ではブーイングも巻き起こった。ただ、一方では「ツヨシコール」と温かい拍手も。その後も西岡のブログが炎上し、中傷する横断幕をめぐってファン同士がもみ合いになるなど騒動は続いた。

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西岡熱く語る(2)主将として「変わらないと」[スポニチ]

≫激しい特守などを志願してプレー、背中でも引っ張る。
西岡
「行動に移して、周りが感じるものがあればチームにプラスになる。ただ、凄いマイナスになる要素も持っている。色んな選手から見られることも多くなったし、影響力がある選手になったという自覚はある。」
≫チームをマスコミに取り上げてもらおうと、気の利いたコメントも用意している。
西岡
「ロッテを少しでも取り上げてもらって、頑張っている姿をテレビ、新聞を通して伝えるのもファンサービスだと思う。もっと報道されるチームになりたい。ただ、結果を残して強いチームになれば取材陣も増えるし、それだけ報道される機会は増える。やっぱりチームが強くないとね。」
≫バレンタイン前監督時代から一転して猛練習だが。
西岡
「正直、昨秋のキャンプはみんな戸惑っていました。でもオフには、どういうメニューをこなすのか報告が来たので、厳しい練習をみんな覚悟してキャンプに来ている。」
≫身だしなみも厳しく指導するチーム方針の中、率先して髪形を変えた。(※注2)
西岡
「キャプテンという立場を任された以上、僕自身も変わらないといけない。僕が1番に注意されてはいけないって思っていた。人は外見で判断してはいけないけど、外見を変えることによって内面も変わることもあると思う。出会う人によっても変わっていくもの。周りのアドバイスを聞き入れようとしているし、いい意味で、いい方向に僕自身が進んでいるなと実感できていますね。」
≫チームの雰囲気は大きく変わった。
西岡
「球団、裏方さん、選手など全員がコミュニケーションを取れているし派閥もない。悪いことは悪いとか、本当に色んな意見をオープンに言い合える。会話する機会も増えた。みんなで優勝を獲りに行こうと1つになっていますね。」
≫5年ぶりの優勝への思いは人一倍強い。
西岡
「この時期は全球団が優勝を目指しながらやっている。最後まで諦めずにやったチームが生き残る。ロッテは優勝できるメンバーだし、そういうチーム。本当に優勝したいですね。」
※注2:西岡の髪形
入団時からアルマーニのスーツに身を包むなど派手なファッションで、程なく茶髪でロン毛に。08年にはド派手な金髪にし、楽天・野村前監督から「精神構造が曲がっとる」と苦言を呈された。以降も茶髪は続き楽天戦のたびに、野村前監督の小言は続いた。昨春キャンプは髪形の一部をコーンロウ(編み込み)にして登場。キャンプ後は茶髪ロン毛でシーズンを過ごした。
西岡剛(にしおか・つよし)
1984年(昭59)7月27日、大阪府生まれの25歳。中学時代は郡山シニアで全国大会出場。大阪桐蔭3年時に主将で4番として夏の甲子園出場も初戦敗退。高校通算42本塁打。02年ドラフト1巡目でロッテ入団。球団初の高卒新人野手で開幕1軍を果たすと2年目の04年にスイッチヒッター転向。翌05年に盗塁王、ベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞して日本一に貢献。06年も盗塁王、07年は2度目のベストナイン、ゴールデングラブ賞受賞。1メートル82、80キロ。右投げ両打ち。

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