わたしはかもめ2010年鴎の便り(2月)

便

2月21日

大嶺が最多2366球[千葉日報]

千葉ロッテブルペンは最後まで活気にあふれた。石垣島キャンプ打ち上げのこの日も多くの投手が投げ込みを行った。各投手の目標だった「2千球」に達したのは、2366球の大嶺を筆頭に、那須野、服部、木村と新人の大谷(トヨタ自動車)。ほかの投手も昨季と比較にならないほどに増えた。

◇23日の先発、大嶺に変更

西村監督の初の対外試合となる23日のヤクルトとの練習試合(浦添)の先発投手が、唐川から大嶺に変更される見通しとなった。

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ロッテ投手陣20人で3万球超え達成[ニッカン]

ロッテ投手陣が3万球超えを達成した。21日、石垣島でのキャンプを打ち上げたが、この日までの投手20人による投球数は3万1424球。昨年はバレンタイン監督の方針で1回の球数練習が10分間に制限されるなど球数を投げていなかったが、今季は一変した。

チームトップの2366球を投げ込んだ大嶺は「今までこんなに投げ込んだことはなかったけど、意外と大丈夫だった。シーズンに入った時に自信になると思う」と感触十分のキャンプになったことを喜んだ。

西村監督初采配となる23日のヤクルトとの練習試合戦(浦添)にも、右中指マメと全身の疲労に悩まされる唐川に代わって、急遽大嶺が先発する予定となった。「先陣を切るのは気合が入る。気合が入りすぎないように頑張りたい」と3万球投手陣の象徴として、マウンドに上がる。

◇1軍キャンプ参加投手陣の球数

順位名前球数
1大嶺祐太2366
2那須野巧2215
3服部泰卓2188
4大谷智久2181
5木村雄太2163
6松本幸大1902
7渡辺俊介1761
8上野大樹1722
9川越英隆1704
10荻野忠寛1698
11伊藤義弘1643
12唐川侑己1635
13小林宏之1393
14成瀬善久1312
15内竜也1094
16薮田安彦1025
17香月良仁967
18小野晋吾955
19マーフィー756
20コーリー744
31424

◇サブローの約束

3週間のキャンプを打ち上げた。選手会長のサブローが「1つだけ約束して欲しいことがある。最後まで、優勝するんだという気持ちを持って戦って欲しい」と挨拶して一本締め。西村監督は「初めてなので正直よく分からないが、天候にも恵まれたし、大きなケガ人も出なかった。順調に着たんじゃないかと思う」と振り返った。

◇唐川悔し〜い、“開幕”取られた

右手中指のマメなどの影響で23日のヤクルト戦(浦添)の先発を回避する唐川が、「開幕投手」を大嶺に渡すことを悔しがった。その試合は練習試合とはいえ、西村監督が初めて采配する試合。公式戦の開幕投手も狙う唐川にとっては投げたい試合だった。「“開幕”取られちゃいましたね。でも焦ってもしょうがない。オープン戦もあるし、しっかりやりたい」と気持ちを切り替えた。3月20日の開幕戦について西村監督は成瀬、唐川、大嶺、渡辺俊、小野の5人から選びたい考えを示した。

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左腕不足のロッテに救世主?1軍登板ゼロ男、ローテ入りも[スポニチ]

「うおりゃ」。173センチの体をいっぱいに使い、ロッテ・服部は迫力の投球をブルペンで見せる。20日に投じた122球でキャンプ通算の球数は目標の2000球を突破。「今は充実している。チャンスがあるので」と明るく話す。

入団して2年。過去1軍登板はなし。原因は投げ込みを制限する前監督の方針だった。「フォームが固められず、焦ってばかりだった」。2軍は連投も禁止で、崩れると立て直しが難しかったという。監督交代が「練習の虫」の大きな転機だ。

スライダーとチェンジアップに加え、今季は投球に幅を出すためにカーブの使い方を工夫する。19日の紅白戦は1回を簡単に無失点。先発左腕が成瀬1人とあって、背番号20のローテーション入りの可能性は十分ある。

「2年分の悔しさをぶつけたい」。昨年12月、愛知の空港で挙式したのは病弱な母を徳島から呼ぶため。心優しき男が挑む。

西村監督は「切れがあるし、最近は力強さも感じる。低めに集まるのは秋から取り組む成果。競争を勝ち抜いて欲しい」と、1軍入りを心待ちにしている。

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新球場も未完成…ロッテ石垣島キャンプ撤退も[スポニチ]

ロッテ・瀬戸山隆三球団社長(56)が21日、来春から石垣島キャンプを撤退する可能性を示唆した。

石垣市が昨年12月までの完成を約束した新球場はいまだに完成していない。こけら落としとなる練習試合プランなど練習スケジュールの変更を余儀なくされた。22日に石垣市に施設充実の要望書を提出し、3月10日をメドに返事を待つ予定で「今のブルペン、サブグラウンドなども仮設。新球場以外にも要望は多くある。できないのなら別の段取りを考えたい」とした。

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大嶺2366球で打ち上げ!23日先発決定[スポニチ]

ロッテの大嶺が、67球を投げて石垣島キャンプを締めくくった。トータル2366球はチーム最多。「目標の2000球を投げた達成感はあります。思ったほど肩やひじに疲労がなかった。投げれば投げられるものですね」。唐川が右手中指のマメの回復が遅れ全身疲労も訴えていることもあり、西村ロッテ初陣となる23日のヤクルトとの練習試合(浦添)の先発が決定。「最初だし下手な投球はできない」と気を引き締め直していた。

西村監督
「監督として初めてのキャンプだし、本当に順調かは結果が出るまで分からない。ただ天候に恵まれ、大きなケガもなかったのは良かった。」(石垣島キャンプを打ち上げて)

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ロッテ・井口、5年ぶり日本一へつなぐ意識[サンスポ]

ロッテは21日、沖縄・石垣島キャンプを打ち上げた。井口資仁内野手(35)は、紅白戦4試合で打率.400(15打数6安打)、6打点と調子を上げている。このキャンプでは右方向への打球を増やすための“トスマシン特打”を敢行。つなぎのバッティングを徹底し、先頭に立ってチームを引っ張る。

充実の表情を浮かべた。井口がフリー打撃などで2時間半汗を流し、3週間の春季キャンプを打ち上げた。「キャンプは終わったけどまだオープン戦もある。あとは実戦でしっかり調整するだけですね」。

このキャンプでは、通常のメニューを消化すると、必ずトスマシンを正面に置き、居残り特打を1時間行った。正面から弧を描きながら飛び出してくるボールをギリギリまで引きつけてから打つことで、右方向への打球を増やす効果があるという。

キャンプ中は4試合の紅白戦で6安打を放ち、そのうち中堅から右方向への打球は5本。西村監督も「井口はチーム打撃をちゃんと考えてくれている」と高く評価した。

チームは23日からの練習試合のため、22日に沖縄本島に移動するが、井口ら主力組は27日からの中日とのオープン戦(ナゴヤドーム)に向けて石垣島に居残り、調整を続ける。「今年は個人成績よりチームの優勝」。5年ぶりの日本一を井口が導く。

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ロッテ・大嶺、投手陣最多となる2366球[サンスポ]

ロッテは21日、キャンプを打ち上げ、投手陣の目標「2000球」をクリアしたのは、2366球の大嶺を筆頭に、那須野、服部、木村とD2位・大谷(トヨタ自動車)。大嶺は「やればできるんだというのが分かった」と自信をつけた様子。

西村監督初の対外試合、23日のヤクルトとの練習試合(浦添)の先発にも決まった。当初予定された唐川は右手中指のまめの影響で、25日の日本ハムとの練習試合(名護)の先発へ回る見込み。

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西岡「早くファンに見せたい」[ニッカン]

キャンプを打ち上げた21日、ロッテ西岡剛内野手(25)が手応えを口にした。「気持ちよく打ち上げられた」とキャプテンとして牽引しながら過ごしたキャンプを振り返った。評論家として訪れた球界のOB達から「今年のロッテは変わった」と言ってもらったそうで「見てもらったら分かる。早く千葉に帰って、ロッテファンに見てもらいたい」と、シーズンに向けて自信をのぞかせた。

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ロッテ・大嶺、投げ込み最多の2366球![サンスポ]

ロッテのブルペンは最後まで活気にあふれた。キャンプ打ち上げの21日も多くの投手が投げ込みを行った。各投手の目標だった「2000球」に達したのは、2366球の大嶺を筆頭に、那須野、服部、木村と新人の大谷(トヨタ自動車)。ほかの投手も昨季と比較にならないほどに増えた。大嶺は「やればできるんだというのが分かった」と自信をつけた様子。西村監督は「秋からよく投げ込みしてくれるし、投手陣に手応えを感じる」と頼もしそうに話した。

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西村監督初対外試合!23日の先発は大嶺に変更[スポニチ]

ロッテ西村監督の初の対外試合となる23日のヤクルトとの練習試合(浦添)の先発投手が、唐川から大嶺に変更される見通しとなった。右手中指のまめの状態を配慮しての変更で、唐川は25日の日本ハムとの練習試合(名護)での先発に回る見込み。

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ロッテ、投げまくった計3万1424球、さてトップは?[スポニチ]

ロッテ投手陣が充実の投げ込みキャンプを終えた。大嶺の2366球を筆頭に那須野2215球、服部2188球、大谷2181球、木村2163球と5人が目標だった2000球に到達。外国人2人を含む投手20人で3万1424球の投げ込みだった。

昨季まではバレンタイン前監督の方針でブルペンに1人20分間の時間制限が設定され、3日連投も禁止。大半の投手が1日70球前後しか投げられず、キャンプ通算でも1000球未満。最も多く投げる投手でも1300球前後だった。しかし近年は夏場のスタミナ切れが目立ち投手陣が崩壊。立て直しに向け新体制下で制限を撤廃した西村監督は「手応えはありますよ。紅白戦で結果が出ていますから。ここまではいい方向にいっている」と評価した。

4番目に多い球数を投げた新人右腕・大谷は「無理して投げている訳ではないし、痛いところも出ていない。初めてのキャンプでケガなくできたのは大きい」という。渡辺俊は独特の下手投げでフォーム固めに時間がかかるため、昨年キャンプでも前監督に特別に許可をもらって投げ込みを行っていたが、今春のトータル1761球は「1.2倍くらいですかね」と意欲的な調整を続けてきた。

すぐに結果が出るかは分からない。効果が表れるまで3年間かかるだろうという声もチーム内にはある。それでも投手王国づくりに向けた大きな一歩となるキャンプだったのは間違いない。

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金森コーチ「ヘアカラーで…」[ニッカン]

ロッテ金森栄治打撃兼野手チーフコーチ(53)が21日、志願して朝の体操後の声だしをした。在籍選手全員の母国語で「おはよう、グッドモーニング、アンニョンハセヨ、ブエノスディアス」と挨拶をすると「皆さんのおかげで充実したキャンプが送れました。ただ1つ心残りなのは、私、白髪染めもとい、ヘアカラーをしようとして、髪の毛でなく、顔を黒くしてしまってこのざまです。皆さんヘアカラーを使う時には気をつけてください」と、珍アドバイスでキャンプ最後の声だしを締めた。

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