わたしはかもめ2010年鴎の便り(2月)

便

2月23日

練習試合…東京ヤクルト7−7千葉ロッテ(浦添)

123456789R
千葉ロッテ1001050007
東京ヤクルト0000102407
大嶺
「下手なピッチングはできないと思って、1球1球丁寧に投げました。」(西村監督の対外試合初戦に先発し、5回4安打1失点の内容に)

◇打撃成績

打順守備名前
1西岡320
塀内200
2中左早坂400
3今江311
渡辺正100
4金泰均322
神戸100
5竹原312
荻野貴110
6411
7ムニス400
8的場411
9根元410
37107
打順守備名前
1高井400
2藤本200
鬼崎200
荒木110
3田中310
二三吉本100
4ユウイチ310
川端100
5飯原311
6三一畠山211
7梶本213
8上田422
9中村200
衣川100
3187

◇投手成績

名前
大嶺51841
大谷1300
服部1622
伊藤0 1/3614
マーフィー1 2/3710

名前
川島亮41522
加藤21375
林昌勇1300
押本1410
橋本1300

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西村ロッテは走る!初回1安打で先制[ニッカン]

ロッテ西村徳文監督(50)が初采配で動く野球の片鱗を見せた。23日、ヤクルトとの練習試合で初回から積極的に走らせ、1安打で先制点を奪った。昨年までは盗塁は全てサインだったが、今は全選手に「行けると思ったら走れ」と許可を与えている。この日、三盗を決めた早坂も「自分のタイミングで走れるから成功もしやすい。相手に嫌らしさを感じさせたい」と歓迎した。昨年、リーグワーストの64盗塁、50盗塁死を記録したが、順位浮上への青信号となりそうだ。

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ロッテ・荻野貴、積極走塁で「足」魅せた![サンスポ]

ロッテは23日、ヤクルトと練習試合(浦添)を行った。西村徳文監督(50)が采配を振るう初の対外試合でアピールしたのは、ドラフト1位・荻野貴司外野手(24)=トヨタ自動車=。途中出場ながら、1安打1盗塁で野球センスの良さを披露し、猛アピールした。

迷わずスタートを切った。8回無死一塁、打者・南への初球。荻野貴が二盗を決めた。「初球に、いいスタートが切れました」。

アピールは続く。1死二塁から、ムニスの浅い右飛でタッチアップ。三塁を奪う好判断でチャンスを広げた。スキを付いた積極的な走塁を奨励する“西村野球”を体現できる、若きスター候補だ。

「初球からスタートを切ってくれた。そういうことが大事になってくる」と西村監督をうならせた。

課題の打撃でも成長の跡をうかがわせた。「チームのヒット(10本)の中で1番よかったのは荻野のライト前」と金森打撃兼野手チーフコーチ。キャンプでは右翼方向に強い打球が飛ばなかったが、8回に押本の直球を右前に弾き返した。

「キャンプではライト方向に飛ばなかった。よかったです」と笑顔の荻野貴。わずかな出場機会を逃さずに、アピールした。西村ロッテに新星誕生の予感だ。

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ロッテ・金泰均が1発!2安打2打点[サンスポ]

ロッテの新外国人の金泰均(キム・テギュン)が、初の対外試合で1本塁打を含む2安打2打点。4回の第2打席で川島亮のカーブを左中間席に運ぶと、6回は1死一、二塁から左前適時打を放った。昨春のWBCで韓国代表の4番を務めた主砲は「1打席目でインサイドを攻められたけど、意識しないことが大事。まだ公式戦に入るための準備段階だよ」と冷静に振り返っていた。

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西村監督、初采配で機動力野球見せた…ロッテ[報知]

ロッテの西村徳文監督(50)は23日、ヤクルトとの練習試合(浦添)で対外試合デビュー。積極的な走塁を仕掛け、機動力野球の一端を披露した。

いきなり動いた。初回、先頭の西岡が右前安打で出ると、続く早坂が初球にセーフティーバント。敵失で走者が2人残り、捕逸と内野ゴロで先制点を奪った。6回にも1死一、二塁から走者がスタート。金泰均が三遊間を破り、結果的にランエンドヒットの形となり、一挙5点の流れを作った。指揮官は「積極的にスタートを切ってくれたことが収穫」と目尻を下げた。

盗塁の意識を高めているのが、グリーンライトと呼ばれる「行けたら行け」のサイン。ボビー時代は、全て指示によるものだった。初回に三盗も決めた早坂は「行きやすいし、今日みたいな攻撃ができると思う」と効果を説明。意識から改革する西村ロッテが、パ・リーグを足で引っかき回す。

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走る西村ロッテ、4番の打席でも“青信号”[スポニチ]

ロッテ初の対外試合で西村カラーが浮き彫りになった。初回1死二塁。西村監督は4番・金泰均の場面でいきなり仕掛けた。カウント1−0から2球目に二走・早坂がスタート。相手バッテリーの意表を突き、三塁を楽々と陥れた。

さらに6回。またも金泰均の場面で動く。1死一、二塁。1―1からの3球目に二走・早坂がスタートし、金泰均は甘い直球を打って左前適時打。ランエンドヒットの形で1点追加し、一挙5点のビッグイニングにつなげた。

「盗塁はいつ走ってもいいグリーンライト。選手達が積極的にやってくれた。4番の場面でも隙あらばどんどん行かせる」。西村監督の言うグリーンライトとは選手各自の判断で自由に盗塁できる権利のこと。それを練習試合で与えた。バレンタイン前監督時代はデータ重視で盗塁のサインは全てベンチから出ていた。その結果、昨季の盗塁成功数(64)、失敗数(50)ともにリーグワーストを記録した。早坂は「今は自分のタイミングで行けるので走りやすい」と言う。

さらに初回無死二、三塁では、ヤクルトの内野陣が前進守備を敷かなかったため、打者・今江と三走・西岡がアイコンタクト。「ゴロGO(ゴロが転がれば本塁突入)」の意思疎通で、今江の遊ゴロの間に先制点を奪った。「安打を打てれば1番いいが、こういう形で1点を取ることが大事」と指揮官。同戦を視察した日本ハム・谷山プロスカウトは「去年までの大味な攻撃じゃないし、野球が大きく変わった」と警戒を強める。現役時代に4度盗塁王を獲得した足のスペシャリストがロッテに本物の機動力を植え付ける。

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実戦に強いぞ!金泰均が2戦連発[スポニチ]

ロッテの金泰均が初の対外試合でいきなり本塁打を放った。「4番・一塁」で先発出場。4回に川島亮のカーブをとらえると、左中間の芝生席へ軽々と運んだ。

前の打席では内角攻めに遭ったが、「それを意識しないで、外角に外角にと意識していた」。20日の紅白戦に続く2戦連発に「今日もバランス良く、いい打球を打てた」と充実の表情だ。2度にわたって自らの打席で走者が動いたが「チームの作戦だし、全然気にしてない」とフォア・ザ・チームを強調していた。

◇低めの制球◎大嶺が好投

先発した大嶺が、5回を4安打1失点と好投した。地元・沖縄での試合。石垣島キャンプでチーム最多の2366球を投げ込んだ成果は低めへの制球に現れ、「(西村)監督の最初の試合で下手な投球はできないし、1球1球丁寧に投げた。これからもっともっと自信をつけていきたい」と力強く語った。

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伊藤4四球で西本コーチがカツ[ニッカン]

ロッテ伊藤義弘投手(27)が23日、ヤクルトとの練習試合に4番手で登板したが、4四球で崩れ、1回を投げきれずに降板した。西本投手兼バッテリー総合コーチは「あれでは野球にならない。問題外。いいムードが壊れてしまう」と厳しかった。

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踏み込んで一撃!金が2戦連発[ニッカン]

ロッテ金泰均内野手(27)が2試合連続の本塁打を放った。4回1死走者なしからヤクルト川島亮のカーブをとらえ、左中間席にたたきこんだ。第1打席に内角を厳しく攻められたが、おくせず踏み込んでの一撃だった。「練習は90%、試合感覚は70%の仕上がり」と言う中で、みごとな対応ぶり。日本ハム谷山スコアラーも「柔らかいしパワーがある。国際経験があるから日本の投手にも慣れてるし要注意だね」と警戒していた。

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実戦に強い!金泰均、硬軟自在の打撃[スポニチ]

ロッテの金泰均がヤクルトとの練習試合で、硬軟自在の打撃の持ち味を存分に発揮した。

まずは川島亮のカーブを本塁打。前の打席では内角攻めに遭ったが「それを意識しないで、外角に外角にと意識していた」。分かっていてもできない気持ちの切り替えで、左中間席に放り込んだ。

次打席では適時打を放った。走者がいると一転、安打狙いの打撃。しかもスタートを切った2人の走者にも惑わされず、教科書通りにゴロで安打し「走っていたのは見えたが、自分が打てる球だから打った」と胸を張った。

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金泰均が対外試合1号!…ロッテ[報知]

ロッテの金泰均内野手(キム・テギュン=27)が23日、沖縄・浦添で行われたヤクルトとの練習試合で対外試合1号を放った。4回、1死走者なしから、ヤクルトの先発・川島亮の甘い変化球を左中間スタンドへ。20日の紅白戦に続く2戦連発に「インサイドを攻められていたけど、できるだけ意識しないように打席に入った。本塁打を打ててよかった」と笑顔だった。

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唐川4日ぶり投げた「大丈夫」[ニッカン]

ロッテ唐川侑己投手(20)が23日、4日ぶりに投球練習を行った。ヤクルトとの練習試合を前に、浦添市民球場のブルペンで、マメができていた右手中指の感触を確かめるように投げた。前回、紅白戦に登板した際には巻いていたテーピングも外し「マメ?よく分からないけど大丈夫そうです」と安心した様子。25日の日本ハム戦(名護)に向けて準備を整えた。

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NPBに「台韓王者シリーズ」開催の提案[ニッカン]

日本野球機構(NPB)の下田事務局長は23日、台湾プロ野球連盟(CPBL)からアジアシリーズの代替大会として「台韓クラブチャンピオンシップ」開催の提案があったことを明らかにした。アジアシリーズ運営委員会(22日、台湾)から帰国したこの日、都内で「台韓戦を11月1日から台湾で3戦シリーズとして開催したいという要望が台湾側からあった」と説明した。日本は10月30日に日本シリーズが開幕するため参加は不可能。NPBとしては日韓クラブチャンピオンシップを11月中旬に行いたい意向を持っており、3月3日のプロ野球実行委員会で話し合う。

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