わたしはかもめ2010年鴎の便り(3月)

便

3月1日

中日4−4千葉ロッテ(ナゴヤドーム)

中日の新人、中田亮と松井佑がそろって本塁打でアピールした。吉見は2回0/3を2失点で、打球を右脚に受けて降板した。ロッテの金泰均が本塁打を含む3打数3安打と大当たり。阪神から移籍の今岡も代打で本塁打を放った。

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中日0010300004

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ロッテ小野グラサンで初陣、3回1失点[ニッカン]

ロッテ小野晋吾投手(34)が今季から取り入れたサングラスをかけて初の実戦登板に臨み、3回を2安打1失点に抑えた。キャンプ中に腰痛と背中の張りを訴えてマイペース調整を行ってきたが、シュートの切れも良く出遅れを感じさせない内容だった。悔やまれるのは3回、中田亮へのスライダーが甘く入り本塁打されたこと。「気を付けないといけない」と口元を引き締めていた。

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ロッテ金泰均来日1号!ヨナ金に発奮[ニッカン]

ロッテの新助っ人金泰均内野手(27)が来日1号をマークした。4回、バルデスの139キロ真ん中直球をバックスクリーン右へ130メートル弾。オープン戦2試合で6打数無安打と不調だったが、タイミングの取り方を修正し3安打1打点と本領発揮した。「日本人投手と初めて対戦するので、自分が持っている3〜4種類のタイミングの取り方を色々試している。今日は韓国時代のものに変えた」と、高い修正能力で4番の仕事をこなした。

キャンプ終盤からややお疲れモードだったが気持ちを奮い立たせたのが、バンクーバー五輪女子フィギュア韓国代表で金メダリストの金妍児(キム・ヨナ)の活躍だった。2月26日のフリー生中継は移動中で見られなかったが、名古屋に到着後、市内の韓国料理店で再放送を観戦。「ジャンプがすごすぎて、飲んでいたスープを全部こぼしてしまったよ」と興奮気味に振り返った。さらに「若いし、プレッシャーのかかった中で結果を出したことは見習いたい」と同じ海外で活躍するアスリートとして金妍児に続くつもりだ。

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代打!初球!悪球!!今岡ロッテ1号[ニッカン]

昨季限りで阪神から戦力外通告を受け、ロッテにテスト入団した今岡誠内野手(35)が、オープン戦で、昨年のセ・リーグ最多勝男の中日吉見から移籍1号を放った。6回に代打で登場し、高めボール球の悪球打ちで豪快に左翼席へ運んだ。

新生ロッテに「誠の救世主」が誕生した。阪神時代に「天才」と呼ばれた今岡が、一振りで嫌な流れを断ち切った。2点を追う6回1死走者なし。「代打今岡」のコールにナゴヤドームが沸いた。その余韻が残る初球、吉見が投じた139キロの真ん中高めボール球。ほとんどの打者は見逃すか、打ってもフライになるような悪球を迷わずフルスイングした。狙っていたかのようにとらえ、左翼席へ運んだ。

今岡は「少々のボール球でも振っていくのが持ち味なんでね。いい投手から打てたので、今後の試合で違った感覚のものが出てくるかもしれない」と、独特の感性で好調時のイメージを思い描いた。オープン戦3戦、5打席目で飛び出した移籍初安打が本塁打。初戦は代打で1打数無安打、2戦目は指名打者で先発したが、途中ケガ人が出て急遽一塁の守備にも就いた。「阪神時代とは違いますから。代打、指名打者、守備も色々なパターンがあると思う。どんな役割でも貢献したい。そういう意味で今日はいい仕事ができた」と胸を張った。

阪神時代には首位打者や打点王を獲得した。だが昨年戦力外通告を受け、12球団合同トライアウトも不合格。引退覚悟の中で、2月にロッテの入団テストを受け合格した。「拾ってもらったロッテに恩返ししたい。それだけです」。真骨頂の打撃に今岡のメッセージが詰まっていた。

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テギュン、ヨナに感激1号!130メートル弾&3安打…ロッテ[報知]

金泰均(キム・テギュン)がソロ本塁打を含む3安打1打点。バンクーバー五輪、女子フィギュアスケートで金メダルを獲得した母国のヒロイン・金妍兒(キム・ヨナ)に刺激を受けたという主砲が、開幕4番へエンジン全開だ。

4回1死、バルデスの139キロの真ん中直球を捕らえた打球は、バックスクリーン右横で弾んだ。推定飛距離130メートルのオープン戦第1号を「日本の投手にタイミングを合わせられたのは良かった」と冷静に振り返った。

2回無死でオープン戦初安打となる左翼越え二塁打、6回2死でも中前打をマーク。前2試合で計6打数無安打だった主砲の復調に、西村監督も「バランスが良くなったね」と一安心だ。

ヨナの金メダル獲得の翌日に韓国料理店で食事した際、テレビの再放送でフリーの演技を見た。画面に吸い寄せられ「飲んでたスープをこぼしてしまった」という。8歳年下の女王と面識はないが「若いのにプレッシャーのかかる場面で結果を出すのは見習いたい」と大いに刺激を受けた。

来日から間もなく2ヶ月。110キロあった巨体も自主トレ、キャンプを通じて引き締まってきた。「シーズンで打つためにやっている。チームが勝たないと意味がない」。勢いに乗った大砲が“韓流パワー”でアーチを量産する。

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金泰均、ヨナに感動!スープ全部こぼしちゃった[スポニチ]

新外国人・金泰均がキム・ヨナ効果で1号ソロを含む3打数3安打。2回にオープン戦7打席目で初安打となる二塁打を放つと、4回は一時勝ち越しとなる中堅右へ130メートル弾。6回も中前打して開幕4番に期待する首脳陣を安心させた。

「シーズン中なら、やっと打てた時は嬉しいかもしれないけど今はオープン戦。記録にも残らないし大きな意味はないと思う」。あくまで照準は20日の開幕戦。球団公表を10キロ超える110キロで来日した際より体も確実に絞れてきた。名古屋入りした2月26日、バンクーバー五輪の女子フィギュアスケートで母国のヒロイン・キム・ヨナが金メダルを獲得。夜に韓国料理店で食事をした際、テレビのVTRで見て「凄く上手で、ビックリして飲んでいたスープを全部こぼしてしまいました」という。「若いのに凄い重圧の中で結果を出したのを見習いたい」。新大砲も重圧を打ち破って異国の地で「金メダル」を獲りにいく。

西村監督
「金泰均は疲れているかと思っていたけど疲れていなかったね。打撃のバランスを修正できている。今岡は初球から打つ姿勢がいい。最初から期待しています。」

◇今岡も代打弾

ロッテにテスト入団の今岡が6回に代打で登場。オープン戦5打席目で初安打となる1号ソロを放った。昨年最多勝右腕、吉見の初球、外角高めのボール気味の直球を左翼席へ運んだ。「初安打なので気持ちが楽になったかも。少々のボール球でも打ちにいくのが自分のスタイル。振っていくことが持ち味だから」。新天地では代打や指名打者、一塁の守備など不慣れな出場が続くが、開幕スタメンの可能性も十分にあり「阪神時代とは違う。調子とか言ってられない。何でもする覚悟ですし、どんな役割でも貢献したい」と前を向いた。

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ロッテ・金泰均、初本塁打を含む3安打![サンスポ]

オープン戦無安打だった金泰均(キム・テギュン)が、初本塁打を含む3安打と大当たり。「きのうまでタイミングが合わなかったので、変えたのが良かった」。バンクーバー五輪女子フィギュアスケートで、金メダルを獲得した同じ韓国出身の金妍児(キム・ヨナ)の演技を見て「スープを全部こぼしちゃったほどうまかった。彼女から勇気をもらいました」とヨナパワー?での活躍に笑顔を見せていた。

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ロッテ・今岡、代打でドカン!新天地1号[サンスポ]

新戦力が大活躍!!ロッテの今岡誠内野手(35)が1日、中日とのオープン戦(ナゴヤドーム)の6回、代打でオープン戦初安打となる左越えソロを放った。また、「4番・DH」の金泰均(キム・テギュン)内野手(27)=前韓国ハンファ=も中堅右への本塁打など3安打1打点。今季のロッテは面白そうですゾ。

気持ちがバットに乗り移った。6回1死、マウンドには昨季の最多勝右腕の吉見。代打で登場した今岡は、高めにきた初球の139キロの直球を豪快に左翼席へ運んだ。オープン戦3試合目、通算5打席目に飛び出したロッテ初安打は、1点差に追い上げるソロだった。「ヒットが1本出てホッとした。DHだったり、代打だったり、守備に就いたり、どんな役割でもチームに貢献できるようにならないと。阪神時代とは違いますから」。

阪神時代に首位打者(2003年)と打点王(05年)に輝いた35歳は“どん底”からはい上がった。昨年10月に阪神から戦力外通告を受け、野球を続けたい一心で11月の12球団合同トライアウトに参加。ロッテから声を掛けられ、今年2月の沖縄・石垣島キャンプで入団テストに臨んだ。

3日に西村監督から合格を伝えられると「結果を残したい。最後の球団になることは間違いない」と決意表明。年俸1500万円は最高時(06年の3億3000万円)の22分の1だが、「感謝の気持ちしかありません」とプロ14年目を迎えられた喜びを口にした。

貢献はバットだけではない。今回の遠征で同じく新入団の金泰均(キム・テギュン)と韓国料理をともにし、異国で奮闘する大砲を励ました。27日の試合前にはドラフト1位の荻野貴(トヨタ自動車)のティー打撃に付き合い、球をトスしながらアドバイスを送った。

「今日みたいなことが、仕事をするということ。今後も意識してやっていきたい」。西村監督は「初球を打つ。確実にとらえる。それが今岡のいいところ」と絶賛し、「今後は代打専門ではなく、守備に就かせることも考えていきます」とレギュラー奪取の期待をかけた。

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ロッテ・金泰均、初本塁打含む3安打![サンスポ]

オープン戦無安打だったロッテの金泰均が、初本塁打を含む3安打と大当たり。2回に左中間二塁打を放つと、4回は高めの球を中越えにソロ。いずれもバルデスの失投をとらえた「好球必打」で、6回は内寄りの球を逆らわずに中前にはじき返した。

「昨日までのタイミングは合わなかったので、(待ち方を)変えたのが良かった」と金泰均。同じ韓国出身でフィギュアスケート女子の金妍児の五輪での活躍が刺激になったそうで「見ていてスープをこぼしたほど(演技が)うまかった。勇気になる」と嬉しそうに話した。

西村監督
「初球を打つ。確実にとらえる。それが今岡のいいところ。」(代打本塁打の今岡に)
小野
「色々確認できたし、いい投球ができている。」(腰痛明けで3回1失点)

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今岡“らしい”一撃、ロッテでの初安打は代打でガツン![スポニチ]

ロッテにテスト入団した今岡がオープン戦3試合目にして初安打。6回、代打で昨年16勝の吉見、外角高めの初球を思い切りよくたたいた打球は左翼席への移籍1号アーチ。1点差に迫る一発だった。

移籍後“初安打”となったが、オープン戦に入ってDH、代打、一塁での起用とまだ試されている状態。「阪神時代とは違う。調子とか言ってられない。何でもする覚悟です」と話すが、打線が湿りがちのロッテの中での1本に西村監督は「初球を打つ。確実にとらえる。それが今岡のいいところ」。アピールするには最高の一撃となった。

「初安打なんで、そういう面では気持ちが楽になったかもれしない」と今岡。阪神時代も悪球打ちには定評があったが、代打の初球では話が違う。「少々のボール球でもいくのがスタイル。持ち味は振っていくことだから」との言葉に意地がのぞいた。

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ロッテ・今岡、初安打は豪快な代打アーチ![サンスポ]

テスト入団したロッテ・今岡のオープン戦初安打は、豪快な代打アーチだった。6回、昨季最多勝の吉見の初球を迷いなくフルスイング。しっかりと踏み込み、外角高めのボール球を左翼席にはじき返した。

「初安打なんで、そういう面では気持ちが楽になったかもれしない」と今岡は淡々と話した。阪神時代も悪球打ちには定評があったが、代打の初球では話が違う。「少々のボール球でもいくのがスタイル。持ち味は振っていくことだから」との言葉に意地がのぞく。

新天地では代打や指名打者など不慣れな出場が続く。「阪神時代とは違う。調子とか言ってられない。何でもする覚悟です」。ベンチでは必死にタイミングを計り、集中力を高める。「どんな役割でも貢献したい」。自身の結果ではなく、反撃につながる一発にほっとした笑顔が出た。

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ロッテが中国に監督派遣[報知]

ロッテは1日、中国リーグの江蘇ホープスターズ(江蘇省野球チーム)との業務提携を更新し、荘勝雄チーム統括部テクニカルコーチを監督として1年間、派遣すると発表した。

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ノムさん予言的中「クビで目覚める」、ロッテ今岡が大変身[夕刊フジ]

ノムさんがなんとロッテ・今岡誠内野手(35)の変身に期待している。阪神監督時代を振り返り、「今岡は安打を打つことばかり考えている。守れない、走れない、元気がない。内野手なのに打球に飛びつかないから、いつもユニホームがキレイだった」とボロクソ。しかし、「阪神でチヤホヤされて勘違いしていたけど、クビになって、給料が何分の1かになって、目を覚ますでしょう」と、生まれ変わるとみていた。

その“予言”が的中したのか、今岡は中日とのオープン戦(1日)で、昨年16勝の吉見から、移籍後初安打となる代打本塁打。今岡は「阪神時代とは違う。調子とか言ってられない。何でもする覚悟」と、ノムさんが指摘するように立場の違いを痛感、必死になってる様子だ。

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