わたしはかもめ2010年鴎の便り(3月)

便

3月6日

広島3−1千葉ロッテ(マツダスタジアム)

広島の外野の一角を狙う天谷は左投手から2安打を放ち、対応力の高さを見せた。ジオは4回を無失点。無四球の制球力が光り、微妙に動く球が有効だった。ロッテは成瀬が立ち上がりに課題を残す3失点。抑えの小林は1回を無失点。

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千葉ロッテ0000000101
広島12000000x3

◇監督の「活」に発奮、荻野貴

中堅の定位置を争う新人の荻野貴(トヨタ自動車)が、8回に攻守でアピールした。内野安打でオープン戦初打点を挙げると、守備では中前への飛球をダイビングキャッチ。2回に中前打をはじくミスを犯したが、積極性は失わなかった。「ミスをしたけど、8回は恐れずにいきました」と荻野貴。前日の試合後、ほかの若手と一緒に西村監督の部屋に呼ばれ「もっと気持ちを出せ」と叱咤された直後とあって、「活を入れられて気持ちも新たです」と前向きに話した。

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ロッテ荻野貴初適時打&好守、長野が刺激[ニッカン]

巨人長野には負けられない!同じ社会人出身のルーキー、ロッテ荻野貴司外野手(24=トヨタ自動車)が、初タイムリー&ダイビングキャッチで攻守にアピールした。8回2死一、三塁で、遊撃手のグラブをはじく強烈なライナーで、プロ初適時打をマーク。「ちょっと詰まり気味でしたが気持ちで打った」と振り返った。

5日の巨人戦で長野の満塁弾をベンチから見届けた。「やっぱり刺激になった」とライバル心が燃え上がった。さらに西村監督から広島市内の宿舎の監督部屋に呼ばれ「もっと覇気を出せ」と怒られたという。ドラフト1位といえども結果を出せなければ2軍に落とされるのがプロ。「カツを入れられ、気持ちも新たに試合に臨んだ」と言う。守備でも8回、前田の中前へ落ちそうな打球を果敢にダイビングキャッチ。「ミスを恐れずに行けた。開幕スタメンを狙っていきたい」と改めて決意を口にした。

西村監督が俊足と強肩に惚れ込み、西武雄星を回避してまでドラフト1位で指名した秘蔵っ子。新人王争いのダークホース的存在になるかもしれない。

◇今岡、一塁先発

前阪神の今岡が昨年5月31日日本ハム戦以来となる一塁で先発し、8回に左翼線へ二塁打をマークした。「どこでも言われたところで仕事をするだけ。心の準備はできている」と淡々と話した。前夜は行きつけのつけめん屋「木のは」で食事をしてリラックスできたという。「今は相手の顔は見えない。自分のやることだけを考えている」と、オンオフをしっかり切り替えて結果を出した。

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ロッテ・成瀬また精彩欠く111球3失点[サンスポ]

初の開幕投手が有力なロッテ・成瀬が、オープン戦2度目の登板でも精彩を欠いた。5失点した前回と同様に立ち上がりの制球に苦しみ、自らの失策も絡んで3失点。予定の5回を投げ切るのに111球も要した。成瀬は「調子は上向いているが、もう『修正段階』では駄目です」と渋い顔。開幕までの登板はあと1度だけとみられるだけに、「次は抑えて監督を安心させたい」と話した。

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“呼び出し”食らったロッテ新人、どんなもんだい![スポニチ]

中堅の定位置を争うロッテ・ドラフト1位の荻野貴が8回にオープン戦初打点となる遊撃強襲安打。「何とか食らいつこうと思った。少し詰まったけど気持ちで打ちました」。守備では2回に失策も、8回は中前への飛球をダイビングキャッチ。前日5日の試合後、他の若手とともに西村監督の部屋に呼ばれ「覇気が足りないぞ」とゲキを飛ばされただけに「ミスした後もミスを恐れずにやったのが良かった」と積極的なプレーに胸を張った。

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成瀬また初回に失点!開幕投手確定せず…ロッテ[報知]

またしても、GOサインは出せなかった。開幕投手最有力候補の成瀬が、課題の立ち上がりに失点を重ね、5回7安打3失点。試合前、内容次第で開幕起用を明言すると示唆した西村監督は「もう1回ある。次はいいピッチングをしてくれるでしょう」と結論を先送りせざるを得なかった。

まるで同じ光景だった。2月27日の前回登板(対中日、5回7安打5失点)も初回、先頭打者に11球を要してリズムに乗れず、3安打2四球で3失点。この日も先頭の東出に10球粘られ打ち取ったが、梵からの3連打で先制点を献上した。「同じ繰り返しをしてしまった。寒い中、守ってもらっていた野手の方に申し訳ない」と頭を下げた。

それでも、昨季の2ケタ勝利(11勝)は成瀬だけ。次回先発は、中6日となる13日の日本ハム戦(東京D)が有力だ。「次こそはちゃんと抑えて監督を安心させたい」と意気込んだ。

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成瀬5回3失点開幕指名お預け[ニッカン]

ロッテの左腕エース成瀬善久投手(24)の開幕投手指名はまたもやお預けになった。オープン戦2度目の先発で5回7安打3失点。球数は111球と多かった。「調子は上向いているが、2ストライクからのボール球が多いし、ギリギリの所を狙えなかった」と課題を口にした。西村監督も「開幕投手?分かりません」とガッカリ。「次こそは監督を安心させる投球をしたい」と3度目の正直で開幕投手をたぐり寄せるつもりだ。

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今岡が初めて一塁で先発出場[ニッカン]

前阪神の今岡誠内野手(35)がロッテ移籍後、対外試合で初めて一塁で先発した。西村監督は「色々試してみたいし、打席にもたくさん立たせたいから」と説明した。一塁は福浦と金でポジション争いしているが、そこに今岡も加えてより攻撃のバリエーションを増やしたい考え。本職の三塁だけでなく、指名打者、代打と幅広い起用に対応してきた今岡は「監督が使いやすいように仕事をするだけ」と話した。

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ロッテ・成瀬、2度目の登板も精彩欠く[サンスポ]

初の開幕投手が有力な成瀬が、オープン戦2度目の登板でも精彩を欠いた。5失点した前回と同様に立ち上がりの制球に苦しみ、自らの失策も絡んで3失点。予定の5回を投げ切るのに111球も要した。成瀬は「調子は上向いているが、もう『修正段階』では駄目です」と渋い顔。開幕までの登板はあと1度だけとみられるだけに「次は抑えて西村監督を安心させたい」と話した。

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