わたしはかもめ2010年鴎の便り(3月)

便

3月13日

北海道日本ハム8−1千葉ロッテ(東京ドーム)

両チームの中心投手が明暗を分けた。日本ハムのダルビッシュは7回を投げ、抜群の球威と緩急で許したのはソロの1点だけ。一方の成瀬は制球が甘く、連打を浴びて6回で12安打7失点。開幕直前に足を引っ張る拙守と共に心配だ。

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千葉ロッテ0001000001
北海道日本ハム00106001x8

◇金泰均、ダルから特大弾

千葉ロッテ・金泰均のオープン戦2号は、日本球界を代表する投手のダルビッシュから。4回の第2打席で144キロの直球をはじき返し、推定飛距離140メートルの特大弾を左翼席にたたき込んだ。「すごくいいピッチャーだから、集中しようと思っていた。いい感触だった」と振り返った。

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ロッテ新4番金泰均がダルから140m弾[ニッカン]

ロッテの新4番・金泰均内野手(27=ハンファ)がダルビッシュから推定140メートルの特大弾を放った。1点を追う4回1死走者なしから、144キロ内角直球をコンパクトに振り切り、左翼上部の「オーマイパスタ」の看板を直撃。金森打撃コーチは「すごい当たり。オーマイパスタじゃなくてオーマイゴッドだね」と絶賛した。

昨年のWBCでもダルビッシュから1安打2四球と相性の良さがあった。12日の西武戦でも広角に打ち分けて3安打2打点と、調子は上向き。試合前に「体はいつでもシーズンに入れる状態。あとは結果を出すだけ」と話していた通り、強烈な存在感を示した。

打率も3割7分5厘とハイアベレージだ。金森コーチは日本人投手に対応できる3つの理由を挙げた。

(1)
スイングする時に体から手が離れない
(2)
軸がぶれない
(3)
逆方向に打てる

この基本の打撃ができるため、ボールに力が伝わるところまで待ってとらえることができ、変化球にも対応できるという。

7回の3打席目はツーシームで三ゴロに詰まらされた。だが「ダルビッシュがツーシームを投げるとは知らなかった。次からは対応できる」と、難攻不落の右腕攻略に自信たっぷりだった。

◇成瀬、炎上7失点

開幕投手が濃厚の左腕エース成瀬が、6回7失点と炎上した。立ち上がりはスライダー、チェンジアップが効果的に決まったが、5回に四球と失策が絡んでピンチを広げるとリズムが単調になった。制球も甘くなりこの回一挙に6失点。「緩急がつけられずリズムが崩れた。あと1週間で修正できると思う」と立て直しと図っていく。オープン戦3試合で16イニングと不安が残るが、西村監督は「うちのエースですから、開幕してからやってくれると信じるしかない」と話した。

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成瀬3戦16回15失点に西村監督「信用するしか」…ロッテ[報知]

笑顔はなかった。自身初の開幕投手を目指す成瀬が6回12安打7失点(自責5)。過去2度の登板も計10回8失点だったが、西村監督は「ここ3試合は悪いけど、信用してやるしかない」と「3.20」にGOサインを出した。

エース対決でりきんだ。「ダルビッシュよりいい球を投げようと必死で(自分の)リズムができてなかった」。同点の5回1死から6長短打、1四球に失策も絡んで6失点。打者一巡を許し、この回だけで48球を要した。

西本投手兼バッテリーチーフコーチはボールのキレには問題ないとした上で、「理想的に打ち取ろうとし過ぎ。もっと大胆にいくべき」と、課題は配球面にあると指摘。開幕戦で対戦が濃厚な西武・涌井は横浜高の後輩。「先輩の意地があるし、倒したい」。エースのプライドをかけ、決戦のマウンドに上がる。

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金泰均「感触は良かった」ダルから一発…ロッテ[報知]

ロッテの金泰均が、WBCで対戦したダルビッシュから豪快な本塁打を放った。4回、甘くなった直球を確実にとらえて左翼席に。1回は三振を喫し、「それが刺激になった。感触は良かった」と淡々と話した。ダルビッシュとは3打数1安打。印象については「対戦がきつい」と吐露し、内角を攻められたツーシームは「あるのは知らなかった。次は対応したい」。シーズンでの対戦が見ものだ。

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ロッテ・成瀬、またまた炎上7失点[サンスポ]

ヨソの監督さんがうらやましい?今日こそ「ウチの開幕は成瀬です!」と宣言する予定でいたロッテ・西村監督だったが、まさかの6回12安打7失点。ピリッとしない成瀬に対し、ぶっきらぼうに言い放った。「うちのエースとして、頑張ってもらわないと困るんですけどね。開幕投手?それはまあ、前日になれば分かるでしょ(パは予告先発)」。

成瀬はこの日までのオープン戦3試合で、26安打15失点。この日は4回まで1失点と耐えたが、5回に投球が単調になって6失点。首脳陣からはピンチで冷静さを欠く悪癖を指摘された。

それでも成瀬は「まだリズムに乗った投球ができていないけど、開幕戦に照準を合わせている。西武は涌井、(横浜高の)先輩として意地もあるし、倒したい」と大舞台に意欲。開幕まであと6日、数々の課題を修正できるだろうか。

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成瀬またも炎上!6失点も西村監督「開幕変えん」[スポニチ]

ロッテの成瀬がまたも炎上した。5回に4連打などで一気に6失点。志願して6回のマウンドに上がり132球を投げた。「球自体は悪くない」というが「リズムも悪いし、追い込んでから甘くなった」。これでオープン戦は3試合全てで失点。それでも西村監督は「ウチのエース。信頼するしかないし、(すでに決めている登板予定は)変わることはない」と明言。成瀬も「もちろん不安はあるが、切り替えが大事。(開幕戦の)相手は涌井だと思うけど(横浜高の)先輩としての意地もある」と奮起を誓った。

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金泰均、ダル討ち140メートル弾![スポニチ]

まるで居合抜きのように内角球をさばいた。4回1死。ロッテ・金泰均のバットが斬り捨てたのは、ダルビッシュの144キロ直球だった。打球は左翼席上部の壁面に直撃する140メートルの特大弾となった。「いい投手だし、対戦するのはキツかったよ。集中しようと思った。感触は良かったね」。

2回の第1打席は、外角高めの直球に空振り三振。昨春のWBCから約1年ぶりの再戦は、まずは力でねじ伏せられた。それで闘争本能が目覚めた。「(1打席目の)三振が刺激になった」と、より集中力が増した2打席目で最高の結果につなげた。

外角球は右へ。逆に内角に来れば、大きな体で器用にさばく。その極意を金森打撃コーチは「スイングの時に腕、バットが体から離れないから」と説明する。金泰均は打席に入る前、グリップが顔の前を通過するような小さな素振りを繰り返す。腕をきちんと畳み、最も力の伝わるポイントでバットを振り抜く。

開幕まで残り1週間。同い年の大松、荻野忠らとは、今や通訳を伴うことなく食事に出掛ける。電話に出るときも「もしもし」。覚えたての日本語とボディランゲージでコミュニケーションを取るなど、すっかりチームに溶け込んだ。

「でも3打席目はツーシームで打ち取られた。(ダルビッシュが)ツーシームを持ってるなんて知らなかったよ。でも、次は対応できると思う」。次の対戦は公式戦。開幕2カード目となる27日が有力。やられたら、やり返す。韓国代表4番と日本のエースの心躍る対決は、これから何度も見られる。

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乱調成瀬に西村監督も開幕明言できず…ロッテ[報知]

ロッテ先発の成瀬が6回12安打7失点と打ち込まれ、西村監督は「開幕したらやってくれると信頼するしかないでしょ」と話した。

4回までは1失点と耐えたが、5回に投球が単調になり、連打されて6失点。志願の6回は無得点に抑えたが、「情けなかった。リズムに乗りきれなくて…」と絞り出した。

開幕前最後の登板のこの日も「開幕前日になれば(予告先発で)分かるでしょう」と指揮官。対抗馬がいない現状ながら、最後まで明言できなかった。

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ロッテ・成瀬乱調…開幕は最後まで答え出ず[サンスポ]

試合後、西村監督の笑顔は引きつっていた。「開幕したらやってくれると信頼するしかないでしょ」とぶっきらぼうに言う。成瀬が12安打と打ち込まれ、6回で7失点。最後はきっちりと抑え、胸を張って、開幕投手発表といきたかったが…。

「情けなかった。リズムに乗りきれなくて…」と成瀬は首をひねる。4回までは1失点と耐えたが、5回に投球が単調になり、連打されて6失点。志願で登板した6回は無得点に抑えたが、首脳陣からピンチで冷静さを欠く悪癖を指摘された。

オープン戦ではここまでの2試合でも5、3と失点を重ね、監督は「この内容では…」と開幕投手の発表を見送ってきた。開幕前最後の登板のこの日も「開幕前日になれば(予告先発で)分かるでしょう」。対抗馬がいない現状ながら、最後まで明言できなかった。

対戦が予想される西武の涌井は横浜高の後輩だ。「意地もあるし、倒したい」と成瀬。負けじ魂で奮起するしかない。

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ロッテ・金泰均がダルから一発、三振が刺激に[サンスポ]

金泰均が、WBCでもしのぎを削ったダルビッシュから豪快な本塁打を放った。4回、甘くなった直球を確実にとらえて左翼席に。1回は三振を喫し、「それが刺激になった。感触は良かった」と淡々と話した。ダルビッシュとは3打数1安打。印象については「対戦がきつい」と吐露し、内角を攻められたツーシームは「あるのは知らなかった。次は対応したい」。シーズンでの対戦が見ものだ。

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金泰均がダルから140m弾[ニッカン]

ロッテ新外国人の4番金泰均内野手(27=ハンファ)が、日本ハム・ダルビッシュから同点ソロを放った。1点を追う4回1死走者なしから、144キロ直球を左翼席上段へ軽々と打ち込んだ。推定飛距離140メートル弾。昨年のWBCではダルビッシュから1打数1安打2四球と相性の良さを見せており、データそのままにスタンドへ放り込んだ。前日12日の西武戦でも広角に打ち分けて3安打2打点をマークするなど調子を上げている。試合前に「体はいつでもシーズンに入れる状態。あとは結果を出すだけ」と話していた通り、早くも強烈な存在感を示した。

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パのネット生中継が4月以降有料に[ニッカン]

パ・リーグが主催する交流戦を含む公式戦やクライマックスシリーズの無料インターネット生中継が、4月以降は有料になることが13日までに分かった。料金は月額千数百円程度となる見込みで、15日にも正式に発表される。一昨年からソフトバンク子会社が動画配信権をパの6球団から購入し、ネット上で無料配信していた。

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パ・リーグのネット中継が有料へ[スポニチ]

プロ野球パ・リーグが主催する交流戦を含む公式戦やクライマックスシリーズの無料インターネット生中継が、4月以降は有料になることが13日までに分かった。料金は月額千数百円程度となる見込みで、15日にも正式に発表される。一昨年からソフトバンク子会社が動画配信権をパの6球団から購入し、ネット上で無料配信していた。

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