わたしはかもめ2010年鴎の便り(3月)

便

3月19日

荻野貴「入寮からあっという間」[朝日新聞]

開幕1軍に登録されたパの新人3選手のうち、1人だけ開幕スタメンが濃厚なのが、ドラフト1位の荻野貴(トヨタ自動車)だ。オープン戦は途中出場も含めて全13試合に出場。機動力を重視する西村監督のもと、5盗塁を決めるなど俊足をアピールし、「2番・中堅」を勝ち取った。開幕前日も最後まで居残りで打撃練習をした24歳は「1月の入寮からあっという間だった。不安はあるけど、感じずに臨めたら」と気を引き締めた。

西村監督
「抑えの小林がひじの張りで開幕3試合に使えないのは誤算。ただ、打線は十分に手応えを感じている。昨年は足を使っていなかったので、走れる選手はどんどん足を使ってもらう。昨年と違う野球を見せたい。」

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テギュン「ワクワク」…涌井攻略に余裕[ニッカン]

ロッテの新外国人、金泰均内野手(27=ハンファ)が、西武涌井の挑発に乗らない「アウト・オブ・眼中」を決め込んだ。19日、西武ドームでの全体練習後、最後まで残って特打を行った。「早く明日が来て欲しい。日本で初めての開幕なのでワクワクしている」と、充実ぶりをうかがわせた。

「4番一塁」でのスタメン出場がほぼ確実。これまで何度もDVDで研究してきた涌井に対しても余裕たっぷりだった。涌井が報道陣に「前にランナーがいなければ怖くない」と話したことを伝え聞いたが、全く動じなかった。「確かに自分はランナーがいない時より、いる時の方が集中できる」とサラリとかわした。さらに「これから1年間試合をするのに、1人の投手にこだわっていられない」と切り捨てた。

オープン戦で規定打席に達した選手の中ではチームトップの打率3割4分2厘、2本塁打をマークした。チームにも日本人投手にも順応している。韓国では開幕戦で験を担ぐ食事メニューはないというが「僕は肉食だから、朝から肉を食べて試合に出るよ。よく食べてよく出すこと」とニヤリ。大物感漂う強力助っ人が、開幕戦でも順応した姿を見せてくれそうだ。

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金泰均、涌井に自信「いい結果を出したい」…ロッテ[報知]

ロッテは19日、今季新加入の2人が開幕戦を前日に控え、意欲を燃やした。

4番に座る予定の金泰均は「韓国で9年やってきたが、日本では初なのでワクワクする気持ち」と話し、涌井には「詳しい分析はしていないが、いい結果を出したい」と自信をのぞかせた。

荻野貴(トヨタ自動車)は「2番・中堅」で、チームの新人外野手では25年ぶりの開幕戦先発出場が濃厚だ。「そのためにやってきたので、不安もあるけど楽しみ」と笑顔で語った。

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初の開幕投手!ロッテ・成瀬、緊張ピーク[サンスポ]

開幕投手を務めるロッテ・成瀬が19日、キャッチボールなどで最終調整。プロ7年目で初めてつかんだ大役を前に「きのうはテレビを見ていても全く内容が頭に入ってこなくて…。あまり寝られなかったし、これが開幕で投げるプレッシャーなんですね」。開幕前日に早くも緊張感はピーク!?これなら当日は大丈夫でしょう。

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ロッテ・井口、メラッ!涌井はオレが打つ[サンスポ]

涌井はオレに任せろ!「3番・二塁」で先発が濃厚なロッテ・井口が19日、フリー打撃などで3時間汗を流し、開幕戦へ向けての意気込みを語った。「1回で打てればそれに越したことはない。チームも楽に勝てるだろうし初回から狙っていく」。

井口こそが涌井攻略のカギとなる。チームは昨季、涌井と5試合対戦し0勝4敗と惨敗。わずか5点しか奪うことができなかった。だが、井口に限っては、チームトップの対戦打率.333をマーク。5点のうち4点は井口のバットから生まれていた。

それでも気の緩みは全くない。「油断して臨めるような投手じゃない」と3日連続で居残り特打を敢行し、調整に余念がない。2004年を最後に開幕戦を白星で飾れていないロッテ。井口がチームに勢いをつければ、6年ぶりの開幕戦勝利が見えてくる。

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成瀬「勝ちたい」高校の後輩・涌井にメラメラ[スポニチ]

初の開幕投手を務めるロッテ・成瀬が、投げ合う西武の涌井に強烈なライバル心を燃やした。

「涌井を意識しないといったらウソになる。先にマウンドを降りないようにしたい。とにかく勝ちたい」。横浜高の1年後輩の相手は昨年沢村賞を獲得するなど球界を代表する投手に成長したが、こちらも先輩としての意地がある。同じエースとして負ける訳にはいかない。

成瀬
「やっとこの時がきたなという感じ。緊張していますけど、この緊張感を味わえるのは(チームで)1年に1人。楽しんでやりたい。調子は上向いてきているし、内容より勝ちにこだわりたい。」

昨秋から涌井との投げ合いを想定する発言を繰り返して自らを鼓舞し、意欲的な調整を続けてきた。プロ入り後、2度目の直接対決がシーズンを占う大事な開幕戦。前回は投げ勝ったものの、先にマウンドを降りた悔しさが残っている。新守護神・小林が離脱中というチーム事情もあり、最後まで投げ抜く覚悟でマウンドに上がるつもりだ。

オープン戦は3試合で16回15失点と不調も、球自体の切れは悪くない。この日の最終調整ではキャッチボールでスライダー、チェンジアップの軌道を確認。「オープン戦では打たれすぎたけど、シーズンでは先頭に立って(自分に)ついてこいというぐらいの投球をしたい。まずは西村監督に白星をプレゼントしたい」。信頼して初の大役を任せてくれた新監督に記念のウイニングボールを手渡す。

西村監督
「機動力を含め、昨年とは違う野球を見せたい。開幕戦はそんなに意識しないけど、勝てれば1番いいし勝ちに行く。評論家の順位予想は低評価?気にしない。勝てばいいだけ。予想に反した結果を出すだけです。」

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金泰均、涌井は眼中なし!新人・荻野貴は「楽しみ」[スポニチ]

4番・一塁でスタメン出場するロッテの新外国人・金泰均は、涌井が眼中にないことを強調した。

これまでDVDなどでチェックし、シュートやスライダーなどでの横の揺さぶりを警戒していたが「1年間、結果を残すことが大事だし、1人の投手にこだわっていられない」ときっぱり。また、パの新人で唯一スタメン出場するドラフト1位・荻野貴は2番・中堅での出場に「楽しみ。全力でやるだけです」と意気込んだ。

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