わたしはかもめ2010年鴎の便り(3月)

便

3月24日

右ひじ痛のロッテ小林が26日に1軍復帰[ニッカン]

右ひじ痛で出遅れている新守護神のロッテ小林宏之投手(31)が24日、26日からの日本ハム戦で1軍復帰する意欲を見せた。この日、千葉マリンのブルペンで60球の投球練習を行った。「ひじの違和感はなかった。自分としては26日から復帰できると思う」と話した。投球を見守った西村監督も「怖がらずに力強い球を投げていた。明日の張りの状態を見て最終的に判断したい」と前向きに話した。

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小林、監督は「慎重」も早期復帰を熱望[スポニチ]

右ひじ痛で離脱中のロッテの守護神・小林が千葉マリンでブルペン入りし60球を投げた。

本拠地開幕戦となる26日の日本ハム戦での復帰を目指して調整を続けているが、状態を確認した西村監督は「球は力強いし完ぺきに近い。でも慎重にいかないと。無理はさせられない」と結論を先送り。指揮官が2軍戦で調整登板させるプランも示す中、小林は「いけと言われればいける状態。自分としては(26日から)いきたい」と早期復帰を熱望した。

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ドラ1荻野貴「右前二塁打」の異次元の足![スポニチ]

ロッテに、スピードスター誕生の予感だ。ドラフト1位の荻野貴が、西武との開幕3連戦に、いずれも「2番・中堅」で出場。プロ初打点や打率4割5分5厘を残した数字以上に強烈な印象を与えたのが、「異次元」と形容される自慢の足だ。

22日の試合ではこんな場面があった。4回、野上の変化球を右前にはじき返すと、誰もが単打だと思った瞬間に一塁ベースを蹴り、猛然と二塁へ。虚を突かれた右翼手の返球は間に合わず、楽々セーフ。周囲を驚かせる「右前二塁打」だった。

「走りながら捕球の体勢が悪いと判断したんです」と1メートル72の小兵はさらりと言う。果敢な判断の裏付けになったのは50メートル5秒台の俊足。右打者なのに、遊撃正面のゴロを内野安打にしたことも。オープン戦では失敗なしの5盗塁を決め、盗塁王だった西村監督を「まだスタートがうまくないのに」と驚かせた。

走りの原点は関学大時代にある。足に重りを付けて塁間を大またで走る練習を繰り返し、スピードの落ちない独特のストライド走法を手にした。トヨタ自動車では中軸も任されたが、プロではバットのグリップを一握りほど余らせる。自慢の足を生かすためだ。

「新人でもグラウンドに出たら遠慮しないでやってます」と荻野貴。開幕戦の先発は球団の新人外野手では1985年の横田以来、25年ぶりの快挙。昨季はリーグ最悪の盗塁数だったチームに、救いの手、ならぬ「足」が来た。

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