3月25日3月25日ロッテ成瀬善久投手（24）が26日の日本ハムとの本拠地開幕戦に中5日で先発する。「チームがいい流れに乗っているので、日本ハムだからといって意識せずリラックスして投げたい」と落ち着いた様子。開幕戦で8回2失点と好投してから中5日。24日にブルペンで78球を投げて調整。「最後はいい感じで終わることができた。あとはいつも通り行けたら」と初白星へ自信を見せた。
西村監督も09年6勝18敗と負け越した日本ハム戦に「今年は違うところを見せたい」と気合十分。09年は開幕カード西武戦で勝ち越し後、日本ハム戦で2連敗しただけに「もう1回気を引き締めてやっていきたい」と話した。
ロッテ小林宏之投手（31）の1軍昇格が、週明けにずれ込む可能性が高くなった。25日、千葉マリンで2日連続のブルペン入り。「（右ひじの）痛みや違和感はない。もう万全だと思う」と手応え十分に話した。30球の投球練習を見守った西本投手コーチは「いい感じできている」と評価しながらも「ストッパーという重要な役割だから万全の万全を期したい。もう少し時間をかけないといけないかなと思っている」と話した。小林は10、11日のオープン戦で連投後に右ひじを痛め、実戦から遠ざかっている。さらに26日の天気予報も良くないことから無理をさせない方針が濃厚だ。西村監督は「連投後の明日のひじの張りを見て最終的に判断したい」と慎重に話した。
成瀬が、中5日で26日の日本ハム戦（千葉マリン）に先発する。初の開幕投手を務めた20日の西武戦（西武ドーム）では完投しながら、2発を浴びて敗戦投手に。西村監督から「1球たりともスキを見せてはいけない」と指摘された左腕は、「日本ハム打線はつながれたら厄介。連打を浴びない投球をしたい」と気合を込めた。
西武との開幕カードを2勝1敗で勝ち越したロッテ・西村監督が、26日から本拠地で対戦する日本ハムにリベンジを誓った。昨季は開幕2カード目で2連敗するなど6勝18敗に終わった天敵で「去年も開幕で西武に勝ち越したけど、そこで失敗した。去年と違うものを出したい」。初戦には開幕投手を務めた成瀬を3年ぶりの中5日で投入。指揮官の元にはチームスローガン「和」の文字を箱根寄せ木細工でつくった額も届き、チーム一丸で先手必勝を狙う。
右ひじ痛で離脱中のロッテ守護神・小林の復帰が27日以降となった。25日千葉マリンで投球練習を行い30球。連日のブルペン入りで右ひじに張りも出なかったが、西本投手コーチは「万全に万全を期す。明日（26日）は寒そうだし無理させたくない。シーズンは長いし1、2試合遅れるのはマイナスではない」と説明。小林は「言われた通りにするだけ」と語った。