わたしはかもめ2010年鴎の便り(4月)

便

4月11日

千葉ロッテ11−0埼玉西武(千葉マリン)

ロッテの小野が7回3安打無失点で2勝目。7四球を許したが、走者を出しても崩れなかった。打線は井口の2打席連続適時打などで着実に得点し、8回には大量7点。西武は今季初の零敗を喫し、開幕カード以来の負け越し。

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埼玉西武0000000000
千葉ロッテ01201007x11

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サンデー晋吾3年ぶり無失点!首位離さん[ニッカン]

35歳のベテランらしい粘りの投球だった。ロッテ小野晋吾投手は西武に7四球を与えながら、被安打はわずか3。7回を無失点に抑え、2勝目を挙げた。無失点投球は、07年10月5日(楽天戦)以来、約2年6ヶ月ぶりだった。

1回。3四球で、いきなり2死満塁のピンチを迎えた。だが、慌てない。カウント2−2からボールになる低めのフォークでG.G.佐藤を空振り三振。5回も、安打と2四球で2死満塁としたが、ブラウンの胸元を強気の直球で攻め右飛に仕留めた。

7四球は丁寧さの裏返しでもあった。ボールを低めに集めた。ボール球も多く、球数も増えた。「意識しすぎてボールが先行してしまった。野手には申し訳なかった」と反省したが、3安打は全て単打で長打は許さなかった。

今季から取り入れたサングラスも奏功した。晴天用、曇り用、ドーム用の3つがあり、この日は晴天用を使用。「日があたる日は見やすいし集中できる」と効果を実感。走者を出した際に、相手から目線を隠し、盗塁をさせない意図もあった。

チームの今季初の連敗を阻止し、2位西武、オリックスとのゲーム差を3に広げた。西村監督は「7回までよく投げてくれた。今日はどうしても勝たなければいけない試合だった」とベテランの快投にご満悦だった。これで2週連続日曜日の勝利。サンデー晋吾は今年も健在だ。

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ロッテ・小野0封2勝「勝ててよかった」[サンスポ]

小野が7回3安打無失点の好投で2勝目を挙げた。実戦で初めてバッテリーを組んだ的場のリードに首を振る場面もあったが、「試合前や途中もたくさん声をかけてくれたので、なんとか対応できた」。7四球と制球に苦しみながらも「連敗だけは避けたかったので、勝ててよかった」と胸をなで下ろした。

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ロッテ爆勝!井口メジャー打法で復活[サンスポ]

今季初のお立ち台。井口が喜びを爆発させた。「ようやく状態も上がってきて、ボールがよく見えている。3番としての仕事がやっとできていると思います」。

3回一死一、二塁で左前適時打。帆足をKOするきっかけになった。5回は左前へ2打席連続の適時打。貴重な中押しを演出した。8回の二塁打とあわせてこの日、3安打2打点。打率はチームトップの.373に急上昇した。

35歳。2005年に米大リーグのホワイトソックスで世界一まで経験したベテランがお立ち台で大喜びしたのには理由がある。

メジャー打法で蘇った。絶不調からのスタート。春季キャンプからグリップの位置を体に近づけ、コンパクトに打つフォームに改造した。ところが「右方向に強い打球が飛ばない」。開幕当初は打率1割台に低迷した。

3月30日の楽天戦(千葉マリン)からホワイトソックス時代のゆったりとした構えのフォームに戻した。“メジャー流”は打席での余裕につながった。この日まで18四死球、11二塁打、出塁率.500はリーグトップだ。

チームも西武との首位攻防戦に2勝1敗と勝ち越し、今季最多タイの貯金7。2位以下に今季最大となる3ゲーム差をつけた。快進撃を続けるロッテ。その中心に井口がいる。

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“グラサン晋吾”、サンデー連勝…ロッテ[報知]

漆黒のレンズの奥で、鋭く視線を光らせた。小野は7四球と制球に苦しみながらも、変化球を低めに集めて決定打を許さない。「まだチームが連敗していなかったので、負けたくない気持ちが強かった」。7回3安打無失点の好投で、00年に日曜日9連勝を飾った「サンデー晋吾」改め「グラサン晋吾」がお得意の日曜日に2勝目を挙げた。

17年目を迎えた今季、サングラスを装着し始めた。精密なコントロールを武器に昨季まで活躍していた小宮山悟氏にあやかったものだが、インサイドワークで勝負する技巧派右腕には「相手打者に目線で狙いを悟られないように」というベテランらしい狙いが隠されていた。この日もカットボール、シュートを多投して西武打線を揺さぶり続け、「いい形で勝ちにつながった」と会心の笑みだ。

打線も8回に一挙7得点で試合を決めるなど、12安打11点と好調だ。「先発陣がいい形でゲームをつくっていけば、必ずいい結果が出る。野手が何とかしてくれるから」と小野。投打の揺るぎない信頼関係が首位を独走する西村ロッテを支えている。

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“グラサン晋吾”7回3安打無失点で2勝目[スポニチ]

3試合連続で日曜日先発となったサンデー晋吾ことロッテの小野が、7回3安打無失点に抑えて2勝目を挙げた。

7四球は低めへの制球を意識した結果で「慌てることはなかった」。シュートとカットボールを中心に内、外角に投げ分けて打たせて取るのが持ち味。目の動きを読まれないように今季から3種類のサングラスを天候に合わせて着用して登板しており「走者にも盗塁されなかったし、いい結果が出た」と満足そうだった。

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折れたり滑ったり居残ったり…今岡「苦いわ〜」[スポニチ]

ロッテの今岡が2回1死一、三塁でバットを折りながら放った遊ゴロが野選を誘って先制。移籍後初の勝利打点を記録した。4回は遊ゴロで一塁にヘッドスライディングしてナインを鼓舞。結局、無安打に終わって居残り練習に汗を流すと「気迫とかよりセーフにならないと意味がない。苦いわ〜」。それでも「どんな形でも貢献したいし、いい方向にとらえたい」と語った。

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的場が移籍後初打点&好リード[ニッカン]

ロッテ的場直樹捕手(32)が、攻守に活躍した。8回、11死一、三塁から左翼線へ2点適時二塁打を放ち移籍後初打点。「たまたまです。でも良かったです」と謙遜しながらも笑顔だった。リード面では先発小野を7回3安打7四球ながら無失点など完封リレーに導いた。「これからも投手陣とコミュニケーションをとりながらやっていきたい」とチームを牽引していくつもりだ。

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ロッテ・小野、粘投「自分の投球を貫いた」[サンスポ]

ロッテの小野が粘りの投球を見せた。1回、3四球でいきなり2死満塁としたが「ああいう展開になっても、自分の投球を貫いた」。ここを切り抜けると、7回まで7四球を出しながらも、3安打無得点に抑えた。チームはまだ連敗がない。前日負けていただけに「連敗できない気持ち、絶対勝つという強い気持ちだった」。強気の投球を穏やかな笑顔で振り返った。

西村監督
「1回は制球に苦しんだが、立ち直ってくれた。よく7回まで投げた。」(小野に)

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ロッテ暑いデーゲーム、1500安打のあの人のバットもアツかった[スポニチ]

10日に日米通算1500安打を達成した井口が11日もアツかった。3回に追加点となる2点適時打を放ち「いい追加点になったと思う。今日は本当に暑い。こういう日こそ、みんなで集中して質の高い野球をしたい」と今年36歳になるベテランは元気。「前のカード 負け越していたので、今日は絶対に勝って、勝ち越したいね」と、3打席目も安打を放ち、連日のマルチ安打となった。

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大きい“和”井口3安打2打点[ニッカン]

ロッテ井口資仁内野手(35)が、3安打2打点とバットで打線を牽引した。1点リードの3回には、1死一、二塁から左前適時打を放つと、5回も1死二塁から左前に適時打をマーク。一挙7点を奪った8回には、適時打にこそならなかったが、二塁打を放った。お立ち台では「ようやく調子が出てきた。1番、2番がよく打ってくれるので、バッターボックスに立ちやすい」と、チームの和を強調した。

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サンデー晋吾、今季2勝目[ニッカン]

ロッテ小野晋吾投手(35)が7回を無失点で抑え、2勝目を挙げた。1回、3四球を与えて2死満塁のピンチを招いたが、きっちり三振で切り抜けた。5回にも2四球と1安打で2死満塁としたが、5番ブラウンの内角を突き、右飛に仕留めた。走者を出してから粘りを発揮するベテランの味をいかんなく発揮した。お立ち台では「連敗はできない、絶対勝つんだと思っていました。(1回2死満塁を振り返り)ああいう展開でも、自分の投球を貫けた。5回もまた、ふらつきましたが。あれだけ四球出したら、皆さんに申し訳ないと思っていたんですけど。的場がいいリードをしてくれました。このまま突っ走っていけるよう、自分も調子を上げていきたい」と笑顔で話した。

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井口「いい追加点」左前適時打[ニッカン]

ロッテ井口資仁内野手(35)が3回、1死一、二塁から左前適時打を放った。「いい追加点になったと思う。前のカード負け越していたので、今日は絶対に勝って勝ち越したい」と気合の一打だった。5回にも1死一、二塁からリードを4点に広げる左前適時打を放ち、前日の猛打賞から勢いが止まらない。

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ボロボロだったロッテ左腕、戻して1軍昇格[スポニチ]

ロッテの5年目・古谷が今季初の1軍昇格を果たした。昨秋、横手投げから上手投げに戻し、投げ込みでフォームを固めてきた左腕は「横手だと球の出どころが見えやすかった。キャンプ序盤はボロボロだったけど、やっぱり上手の方がいい」。メンタル面で波があることを課題に挙げており、中継ぎでの登板に向け「自分のできることをしっかりやりたい」と意気込んだ。

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古谷「向かってく」今季初昇格[ニッカン]

ロッテ古谷拓哉投手(28)が、1軍に今季初昇格した。前日の西武戦に2番手で登板し、2失点の服部と入れ替わり。5年目の左腕は「高橋2軍監督の方針で打者に向かっていくことを大事にしてきた。自分のやれることをやる」と意気込んだ。ファームでの走り込みを自信にしてチャンスをものにする。

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