わたしはかもめ2010年鴎の便り(4月)

便

4月15日

北海道日本ハム3−6千葉ロッテ(札幌ドーム)

ロッテが4連勝。今季2度目の同一カード3連勝で、貯金を10とした。3回に西岡の右前打で先制し、5回までに10安打で6点を挙げた。川越は2勝目。小林宏が4セーブ目。日本ハムは3連敗で、5年ぶりの借金9。

123456789R
千葉ロッテ0012300006
北海道日本ハム0002100003

◇粘投の川越が2勝目

千葉ロッテの川越は5回を4安打3失点。4回に二岡に初安打を許すと、続く稲葉に2ランを浴び、5回にも下位打線につかまり1点を返された。

序盤はボールを低めに集め、4回2死まで無安打投球と最高の立ち上がりだった。それだけに「点を取ってもらった直後に失点した。大反省しないと」と話したが、打球を左胸に受けながら粘投した。好調な打線にも助けられ、2勝目を手にした。

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ロッテ4連勝、21戦で早くも貯金10[ニッカン]

ロッテの選手会長サブロー外野手(33)が、波にのってきた。6試合連続2ケタ安打となる14安打を記録した打線の中で、最多の3安打。「今年のロッテは違うところを見せたかった。15年やってるけど、こんなにベンチの雰囲気がいいのは初めて」。4連勝で3年ぶりに貯金が10に達し、選手会長もやや興奮気味だった。

好調な打線の中で、もがき苦しんでいた。規定打席に到達した7人中、打率は最下位と低迷していた。本拠地の千葉マリンでは野手の誰よりも早くグラウンドに現れ、早出特打を続けた。その理由を問われ「打てんから」と、多くは語らなかったが、「練習はウソをつかないじゃないですけど、続ければいいことあるかな」。この日本ハムとの3連戦で5安打を放ち、2割3分台だった打率は2割6分2厘まで上昇。「それは気にしない」という、通算1000本安打にもあと1本と迫った。

05年には“つなぎの4番”として打率3割台を残して日本一に貢献した。その05年の7月以来となる、札幌ドームでの日本ハム戦同一カード3連勝。「鬼門」で快勝し、西村監督は「3、4、5回で6点。打線がつながりを見せてくれた」と振り返った。16日から千葉マリンに戻ってオリックスとの3連戦。調子を上げてきた33歳の努力家は「これからも(早出特打を)やりつづけます」と力強く言い切った。出遅れていたサブローが存在感を発揮し始め、この快進撃はなかなか止まりそうもない。

◇テスト入団トリオだ、川越、的場、今岡

先発川越、的場、今岡のテスト入団トリオの活躍が光った。川越は5回3失点で2勝目。的場は4回、今岡は5回にそれぞれ貴重な追加点となる適時打を放った。西村監督は「必死でやっている姿を見せてくれている。そういう選手が活躍すると盛り上がる」とベテランをたたえた。

今岡
「いいところで使ってくれて感謝している。」(5回2死満塁から中前へ2点適時打)

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ロッテ4連勝!チーム最速で貯金「10」[サンスポ]

ロッテは昨季限りで他球団を戦力外となり、今季テスト入団した3選手がキラリ。4回に的場(前ソフトバンク)が適時打を放つと、5回は2死満塁から代打・今岡(前阪神)が中前に2点適時打。投げては川越(前オリックス)が5回3失点で2勝目を挙げた。今岡は「期待に応えられてよかった。いい場面で起用してくれて、感謝している」。チームは両リーグ最速で貯金10に到達。開幕21試合以内で到達したのは、ロッテでは初の快挙となった。

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“戦力外トリオ”で決めた!ロッテ貯金10![スポニチ]

戦力の「外」か「内」か。川越は自身の右腕でそれを証明してみせた。昨オフにオリックスから戦力外通告。同じくソフトバンクを戦力外となった的場とのバッテリーで、今季2勝目をつかみ取った。「戦力外になったチームを見返す、じゃないけど…。やっぱり意地を見せたいですから」。穏和な表情。それでも内に秘めた闘志は熱い。

5回63球、4安打3失点。あらゆる手を駆使して日本ハム打線を抑えにいった。直球は最速138キロながら、カーブにスライダー、チェンジアップ、シュートにフォーク…。全球種をつぎ込み、加えて打者の内角に意識的にボール球を投げ込んで幻惑した。「相手は川越さんが制球がいいと思ってる。あえて使ったボール球に効果があった」と的場。初回には二岡の打球を左胸に受けたがお構いなし。三振はわずかに1つ。必死に、1人1人を打ち取っていった。

「拾ってくれたロッテに恩返ししたい」。川越の思いは的場も同じだ。明るいキャラで自らをお笑い芸人のくまだまさし似と称する32歳。4回には適時打も放っての戦力外バッテリーでの勝利に「そりゃあ嬉しいです」と笑顔で話した。

5回2死満塁では代打・今岡が2点中前打。こちらも阪神を戦力外となり、同じくテスト入団した。酸いも甘いもかみ分けたリストラ組の意地。西村監督は「そういう選手が結果を出すと盛り上がる。必死というか、周りの選手も“よし、自分も”となるよ」。チームは6試合連続2ケタ安打で、今季3度目の4連勝。貯金も両リーグ最速で2ケタに乗せた。破竹の快進撃。プロの世界でしぶとく生き残る男達が、その強さにスパイスを加えている。

今岡
「いいところで使っていただいたし、期待に応えられて良かった。チームに貢献できました。」
サブロー
「ベンチの雰囲気が最高にいい。15年やってるけど初めて。1000安打は気にせんと、普段通りにやります。」(3安打1打点。通算1000安打まであと1本)

◇金泰均「ペタジーニは自分よりもいい選手」

ロッテの主砲・金泰均が、新たにソフトバンクに加入する韓国時代のライバルを持ち上げた。昨年、韓国プロ野球のLGに所属していたペタジーニの26本塁打に対し、自身はハンファで19本塁打。それだけに「彼は本当にいい選手」と話し、「自分よりもいい選手ですよ」と付け加えた。

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“リストラの星”だ!今岡&川越&的場で4連勝…ロッテ[報知]

6試合連続2ケタ安打のロッテが、テスト入団した“リストラの星”達の活躍で今季3度目の4連勝を飾った。開幕21試合目で貯金10に到達。これほどのスタートダッシュは、日本一になった74年の20試合目(15勝5敗)以来36年ぶり。昨年は2勝しかできなかった「鬼門」の札幌Dで日本ハムに同一カード3連勝したのは、同じく日本一に輝いた05年7月以来だ。

前オリックスの先発・川越が初回、左胸に打球を直撃させながら5回4安打3失点で2勝目。「前回やられて、見返してやろうと思っていた」。変化球を巧みに散らせ、8日のソフトバンク戦(ヤフーD)でKOされたリベンジを果たした。

前ソフトバンクの捕手・的場は4回2死一、三塁で右前適時打、守備でも5投手を好リード。「ロッテに恩返ししたいので」と笑顔を見せた。5回2死満塁で代打で登場し、中前に2点適時打を放った前阪神の今岡も「これからもチームに貢献したい」。西村監督は「こういう選手の必死な姿を見て、ほかの選手が自分達も、って気持ちになるね」と喜んだ。

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3年ぶりに日本ハム3連戦3連勝…ロッテ[報知]

ロッテが14安打と打線が奮起し4連勝とした。今季2度目の同一カード3連勝で、貯金を10とした。3回に西岡の右前打で先制し、5回までに10安打で6点を挙げた。川越は2勝目。小林宏が4セーブ目を挙げた。

41年ぶりの開幕4カード連続勝ち越しや、3年ぶりの単独首位など快進撃が続くロッテ。この日は3年ぶりに日本ハム戦3連戦3連勝を達成した。「ことしのロッテは違うところを見せたかった。15年やっているけど、こんなベンチの雰囲気は初めて」と、3安打のサブローも興奮気味だった。

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ロッテ、3年ぶりの貯金10「今季は大漁」[サンスポ]

ロッテの快進撃が続く。41年ぶりの開幕4カード連続勝ち越しや、3年ぶりの単独首位など歴史が次々とひもとかれる。「今季のうちは『ぶり』が大漁だね」と球団関係者が嬉しそうに話す。

この日は6試合連続2ケタ安打となる、得意の集中打で「ぶり」を呼び寄せる。3〜5回に一気にケッペルを攻略して6点。今季は4回に全得点の約2割が集中するなど、打順が2回り目に入ると手が付けられなくなる、というデータ通りの攻撃を繰り広げた。

日本ハム戦の3連戦3連勝は3年ぶり。昨年は2勝しかできなかった「鬼門」の札幌で、となると5年ぶりの大仕事だ。「今年のロッテは違うところを見せたかった。15年やっているけど、こんなベンチの雰囲気は初めて」と、3安打のサブローは興奮気味に言う。

代打で満塁から2点打を放った今岡、2勝目の川越、それをリードした的場は適時打を打つ−。題名は「リストラ組の意地」か。内容も多彩な4連勝で、3年ぶりに貯金が10に達した。「何年ぶりというのは嬉しいこと。でも、いつも通りに」。西村監督の慎重な口「ぶり」だけは変わらなかった。

的場
「打撃でも1日1本を打てれば。まずはロッテに恩返しをしたい。」(好リードと適時打)
荻野貴
「決めなければいけないのに…。練習します。」(8回に相手が無警戒のスクイズを失敗)
井口
「この3連戦はいい感じで振れている。」(2安打で今カード計6安打)

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“戦力外の男達”がロッテで輝き[スポニチ]

昨季限りで他球団を戦力外となり、今季ロッテにテスト入団した3選手が投打に輝きを見せた。4回に的場が適時打を放つと、5回は2死満塁から代打・今岡が中前に2点適時打。投げては川越が5回3失点で2勝目を挙げた。

今岡は「期待に応えられて良かった。いい場面で起用してくれて、感謝している」とほっとした表情。川越は「前のチームを見返すというか、意地を見せられたらと思っていた」と話した。

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川越が2勝目挙げるも笑顔なし[ニッカン]

ロッテ川越英隆投手(36)2勝目を挙げた。5回を被安打4、3失点の内容に「あまりよくはなかった。点とってもらった後にとられたりしたのが悪い」と勝利投手にも笑顔はなかった。3点リードのまま救援陣が継投で逃げ切り、ロッテが日本ハム同一カード3連勝。

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今岡が5回に2点適時打[ニッカン]

ロッテ今岡誠内野手(35)が5回、リードを4点に広げる2点適時打を放った。2死満塁から中前へクリーンヒット。「いい場面で起用してくれたことに感謝しています。期待に応えられてよかったです」と胸をなで下ろした。

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サブローが4戦連続適時打[ニッカン]

ロッテ・サブロー外野手(33)が4試合連続となる適時打を放った。4回、1死一、三塁。日本ハム先発ケッペルの145キロ直球を左前へはじき返した。リードを2点に広げる一打に「去年は札幌でよく負けていた。ここはカード3連勝したいと思っている」と頼もしく答えた。

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西岡が先制適時打で川越を援護[ニッカン]

ロッテ西岡剛内野手(25)が先制の右前適時打を放った。前日は1、2番が合計1安打と元気がなかった。「昨日はノーヒットだけど感じは悪くなかった。考え込むことなく、今日は打席に入ることを考えました」と主将の一打が先発の川越を援護した。

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