わたしはかもめ2010年鴎の便り(4月)

便

4月16日

西村監督就任祝い芋焼酎が届いた

西村監督の特製焼酎が本拠地の千葉マリンに届き、お披露目された。同監督の出身地、宮崎県産の本格芋焼酎。銘柄は「赤芋仕込みひむか寿」でラベルには監督の写真とサイン、直筆で「七転八起」と書かれてある。就任記念で作られたもので、宮崎県内では17日からスーパーなどで、千葉マリンのショップでは23日から950円で販売される予定。

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ロッテ、「西村焼酎」完成で結束[サンスポ]

パ・リーグの首位を快走するロッテは16日、オリックス4回戦(千葉マリン)が雨天中止となった。一方、西村徳文監督(50)の地元、宮崎県の酒造メーカーが"西村焼酎"を完成させ、この日、お披露目された。大好きな焼酎を片手にスタッフとより密なコミュニケーションを図り、5年ぶりのリーグ優勝へ突っ走る。

優勝への“秘密兵器”が完成した。監督就任を記念し、宮崎県の酒造メーカー「寿海酒造」が企画した“西村焼酎(芋)”が本人の手元に届いた。

ラベルには西村監督のポートレートや、座右の銘の「七転八起」が記されており、ファン垂涎のお宝だ。「いいですねえ。裏方さんやコーチ、お世話になっている人にあげようかな」。

快進撃の理由の1つがコミュニケーション。沖縄・石垣島での春季キャンプには、西村監督自ら「魔王」「森伊蔵」「村尾」などプレミアム焼酎を21本持ち込み、グラス片手にコーチや選手と密に話し合いを行った。シーズンも同じ。“西村焼酎”がチームの和を強めるアイテムになっている。

千葉マリンスタジアムでも23日から950円(税込み)で販売される予定。ちょっと気が早いが、優勝時にはビールかけならぬ「焼酎かけ」をすることも検討されている。「チームはスローガンの『和』を理解して、試合をやる度にどんどん1つになってきている」。

そこへきて秘密兵器の登場。焼酎をグイグイ飲んで、ペナントレースもグイグイ走る。あまりに素晴らしい作戦なので、私も取材の一環として飲んでみます。

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Vなら焼酎かけ!?西村監督の限定芋焼酎できた…ロッテ[報知]

歴史的開幕ダッシュで首位を快走するチームに、「ビールかけ」ならぬ「焼酎かけ」を行うプランが急浮上した。ロッテ西村監督の地元、宮崎・串間市の寿海酒造から芋焼酎「ひむか寿」スペシャルバージョンが到着。大の焼酎党でもある指揮官は「監督賞?活躍する選手が多すぎて焼酎が足りないよ」と上機嫌。このままゴールまで駆け込んだ暁には、限定2000本というプレミア品の大盤振る舞いも辞さない構えだ。

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西村焼酎できた!V祝いは「焼酎かけ」かも?[スポニチ]

西村焼酎が完成した。ロッテ・西村監督の故郷、宮崎県串間市の寿海酒造「ひむか寿 赤芋仕込み」のラベルに同監督の写真や直筆サイン、座右の銘「七転八起」が描かれたもので15日から宮崎県内で販売開始。千葉マリンでも23日のソフトバンク戦から定価950円で発売される。

同焼酎をコーチ陣、裏方に配った指揮官は「監督就任を記念して造っていただいた。飲みやすいですよ」とPR。限定2000本の生産だが、昨秋キャンプを行った鹿児島市から1200本の追加注文があるという。早くも第2弾の新バージョン発売プランが出ており、優勝した場合にはビールかけの場が「焼酎かけ」になる可能性も。4連勝中のチームは貯金を10に伸ばして首位を快走。この日のオリックス戦(千葉マリン)は雨天順延で一息入ったが「選手の体を休めることができるといい方に思っている」と前向きにとらえていた。

◇里崎&福浦20日復帰へ

背部の炎症で戦列を離れている里崎が、17日のイースタン・リーグの西武戦(西武第2)で実戦復帰する。7日のソフトバンク戦(ヤフードーム)で痛め、9日に出場選手登録を抹消された正捕手について、西村監督は「もう100%に近い状態」と説明。自打球による右ひざ打撲でスタメン出場から遠ざかる福浦とともに、20日の楽天戦(東京ドーム)からスタメン復帰できる見通しを明かした。

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ロッテ、雨天順延でローテ再編[スポニチ]

ロッテが今季初の雨天順延により先発ローテーションを再編する。成瀬、渡辺俊が17、18日のオリックス戦(千葉マリン)にそれぞれスライド。当初は18日に先発予定だったサンデー晋吾こと小野は22日の楽天戦(Kスタ宮城)に回り、今季初めて木曜日先発となる。ブルペンで32球を投げた成瀬は「スライドは気にしない。今季初めてデーゲーム先発に変わるので早起きしないと。それだけが大変」と語った。

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ロッテ人気のドラ1「苦手なんです、姿見るのも好きじゃない」[スポニチ]

ロッテのドラフト1位・荻野貴が今季初の雨天順延にホッとした表情を見せた。開幕から全試合スタメン出場している売り出し中のルーキーは「疲れがたまっていたし、少し風邪気味だったので今日はしっかり休みます」。

とは言っても注目度が高く、西村監督と並んでチームトップクラスの取材依頼が殺到。連日、恒例となっているインタビュー取材を精力的にこなしながら「話すのは本当に苦手なんです。慣れません。テレビで自分の姿を見るのも好きじゃない」と苦笑いしていた。

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好調ロッテ、気がかりなのは2人の主力[スポニチ]

4連勝中で首位を走るロッテは今季初の雨天中止。札幌から移動しての試合とあり、西村監督は「出ずっぱりの選手もいるし、体を休ませることができると良い方に思っている」と前向きに話した。

気掛かりは、背中の炎症で戦列を離れている里崎と、自打球による右ひざ打撲で先発出場から遠ざかる福浦の状態。監督によると、順調ならば20日からの楽天戦には復帰できる見通しだという。

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下馬評低さ「悔しさ忘れぬ」[朝日新聞]

見事な開幕ダッシュに成功した。球団では41年ぶりとなる開幕から4カード連続勝ち越しに成功。その後も快進撃は止まらない。しかし、開幕前の下馬評は極めて低かった。雑誌や新聞などのペナントレース順位予想の大方は千葉ロッテマリーンズを最下位としていた。

「順位予想は見ました。言いたいことは山ほどあるけど、あえてそれを口にしません。話し出したら止まらなくなりそうだし、シーズンが終わった時に全て分かること」。開幕前日の記者会見。西村徳文監督(50)は悔しさをかみ殺しながら、あまりにも低い下馬評の感想について語った。キャンプ、オープン戦と最高の調整をしてきたという自負があった。選手の層も厚い。常々「かなり手応えを感じている。優勝できない理由がない」と語っていた。それだけに冷たい評価に愕然とさせられた。報道陣の前で反論が口から出そうになったが、あえてやめた。冷静なコメントを繰り返した。

「悔しいね。その思いを口にしそうだったけど我慢したよ。この悔しさを忘れずに結果を出すしかない訳だし。勝つしかない。結果が全ての世界だから…」。会見後、指揮官は私にだけその思いを口にした。肩が震えているように感じた。悔しい思いは選手も同じだった。球場の食堂に置かれている新聞を手に、誰もが言葉を失っていた。異様な雰囲気が食堂を包んでいた。ポツリとある選手が口にした。「オレ達って、そんなに弱いかな。そんなはずないけどな」。「見返すしかないよな」。世間の低い評価がチームの闘争心にさらに火をつけたのを感じた。

3月20日、西武との開幕戦(西武ドーム)。試合前、キャプテンの西岡剛内野手(25)の発案で監督、コーチ、選手、スタッフ全員で手を合わせて円陣を組んだ。大きな輪ができた。その真ん中で西村監督がげきを飛ばした。「絶対に優勝しよう。今年は勝ったらみんなで喜び、悔しい時はみんなで悔しい思いをしよう。チームが1つになって優勝に向かって突き進もう」。チームスローガン「和」の思いを改めて口にした。

開幕戦こそ落としたものの、2戦目から引き分けをはさんで5連勝。昨年は開幕139試合目まで記録できなかった5連勝を早くもマークした。機動力を駆使し、つなぎを意識した攻撃。投手陣も安定した結果を残している。なによりもベンチが明るい。お互いが声を掛け合い、どんな点差でも、諦める雰囲気が微塵も感じられない。

ペナントレースは144試合の長丁場だ。このまま簡単にゴールまで突き進めることはない、ということは分かっている。しかし、今年のチームならそんな壁も全員で一丸となって乗り越えられると確信している。あの日の悔しい思いを胸に、世間をあっと言わせるまで、西村マリーンズは止まる訳にはいかない。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)

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