日本ハムがこのカード9試合目で初勝利を挙げ、連敗を3で止めた。1−1の3回に糸井、小谷野の連続適時打で3点を勝ち越し5、9回にも2点ずつ加えた。ケッペルが8回3失点で4勝目。ロッテは香月が崩れ連勝が3でストップ。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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北海道日本ハム | 0 | 1 | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 8 |
千葉ロッテ | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 |
ロッテ・香月のプロ2度目のマウンドは3回途中4失点KOに終わった。同点の3回、1死から田中、森本、糸井、小谷野に4連打され、3点を失い降板した。4月29日の西武戦ではプロ初登板を白星で飾ったが、この日は直球も変化球も高めに浮いた。試合後、西村監督は2軍で再調整させる方針を示唆。仕切り直しとなるが、プロ2年目の26歳は変化球の磨きなどを課題に挙げ、「まだまだ力が足りなかったということ。でも落ち込んでいる暇はない」と前向きだった。
先発の香月が崩れ、連勝は3でストップ。日本ハム戦は開幕から9戦目で初めて土がついた。この9連戦は4勝5敗と負け越したが、西武、ソフトバンクに勝率で上回り首位をキープ。西村監督は「こんな日もありますから。試合が続いて選手は疲れているし、しっかり休んで気持ちを切り替えます」とサバサバした表情だった。
ロッテが無念の逆転負けで、今季日本ハム戦9試合目で、初黒星を喫した。92年に本拠地を千葉マリンに移転して以降、5月5日の「こどもの日」は、これで3勝15敗となぜか相性が悪い。
プロ2度目の先発の香月が序盤で崩れた。2回に同点とされると、3回に1死から4連打で3失点を喫した。「ボールが高かった。試合を壊して申し訳ない」とガックリ。前回(4月29日)の西武戦(西武D)でプロ初先発初勝利を挙げたばかりの右腕はうな垂れた。今後は交流戦で登板機会がなくなるため、西村監督は2軍降格を明言。「球速がないから、低めに制球しないと」と注文をつけた。
前2試合は満員御礼で、3連戦すべて3万人超えなら球団史上初の快挙だったが、観衆は2万9826人とわずかに届かず。9連戦を4勝5敗で終え、かろうじて首位をキープした指揮官は、「9連戦よく頑張った。また切り替えていきます」と再び上昇気流に乗せることを誓った。
ロッテの香月が2回1/3を7安打4失点でプロ初黒星。3回1死から4連打を浴びて降板し「試合をつぶしてしまって申し訳ない」と肩を落とした。
コロッケを揚げていた元スーパーマーケットの店員は4月29日西武戦(西武ドーム)でプロ初登板初勝利を挙げて注目を浴びた。しかし2度目の先発では直球、変化球ともに制球できず、試合後に2軍落ちが決まった。チームも開幕から7連勝(1分け挟む)していた日本ハムに初黒星。西村監督は「明日1日休んで切り替えます」と語った。
ロッテは先発の香月が3回途中4失点で降板し、連勝が3で止まった。香月は「試合をつぶして申し訳ない。前を向いていくしかない。もっと練習しないといけない」とガックリ。西村監督は「球速自体もそんなに速くない。低めにコントロールしていかないと。浮いたら狙われる」と苦言を呈した。
前回はプロ初登板で先発し初勝利を挙げた香月。2試合目で2軍落ちが決まった。
ロッテは先発の香月が3回途中4失点で降板し、連勝が3で止まった。2回に追いつかれ、3回も1死走者なしから4連打を浴びて3失点し交代。西村監督は「球速自体もそんなに速くない。低めにコントロールしていかないと。浮いたら狙われる」と渋い表情だった。
前回はプロ初登板で先発し初勝利を挙げた香月。2試合目はほろ苦いものとなり、2軍落ちが決まった。「試合をつぶして申し訳ない。前を向いていくしかない。もっと練習しないといけない」と力を込めた。
2試合続けて粘りの投球はできなかった。ロッテ先発の香月は2回1/3で7安打を浴び、4失点でKOされた。「僕の場合、低めにボールを集めてなんぼの投手。なのに今日は全然、ボールを低めに集めることができなかった。ストレート、変化球ともにダメ」と肩を落とした。
元コロッケを揚げていたスーパーの店員が29日の西武戦でプロ初勝利を挙げ注目を浴びたが、プロの厳しさを感じた2戦目の登板となった。
対日本ハム7勝無敗のロッテは初回に大松の左前適時打で早くも先制した。「昨日までのいい流れを今日も持続させるためにも先制点が大事だと思っていた」と、自身も前日4日の猛打賞の勢いそのままに1打席目から結果を出した。
ロッテの先発は4月29日の西武戦でプロ初勝利を挙げた香月。「援護することが出来たのも嬉しい。バッティングは早くゆっくりが大事です」としてやったりの表情だった。
しかし、その香月が打ち込まれ、日本ハム戦9戦目にして初黒星となった。
ロッテ西村徳文監督(50)は「香月がもうちょっと踏ん張ってもらいたかった。スピードが速くないんだから、低めにコントロールできないと捕まるということでしょう」と振り返った。試合後は2軍での再調整を通達した。2回3分の1を7安打4失点KO香月良仁投手(26)は「落ち込んでいる暇はない」と雪辱を誓った。これで今季初めて日本ハムに敗れたが、2位ソフトバンクが引き分けたため辛くも首位をキープした。
ロッテ大松尚逸外野手(27)が初回に先制適時打をマークした。2死一、二塁から、日本ハム・ケッペルの直球を左前へはじき返した。「昨日までのいい流れを今日も持続させるために先制点が大事だと思っていた。(先発の)香月を援護できたのも嬉しい」と笑顔で話した。