わたしはかもめ2010年鴎の便り(5月)

便

5月22日

千葉ロッテ20−4東京ヤクルト(千葉マリン)

ロッテが今季両リーグ最多の20得点で大勝し4連勝。2回に5連打などで5点。3回に大松の3ランなどで7点。先発全員が安打と得点を記録し、4本塁打を含む22安打で最多の貯金12とした。吉見は移籍後初勝利。ヤクルトは8連敗。

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東京ヤクルト0000020204
千葉ロッテ15700340x20

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ロッテ打線爆発!先発全員が安打&得点[ニッカン]

ロッテの強力打線が、瀕死のヤクルトに、手加減なしで襲いかかった。連打、連打で3回までに13点を奪っても攻撃の手を緩めず、今季両リーグ最多の22安打、20得点。先発全員安打、全員得点という記録的勝利だった。

試合中、この日5安打の西岡剛内野手(25)が金森打撃コーチの背中に「目付」と書いた紙をこっそり張り付けた。日頃から「ストライクゾーンの目付をしっかりするように」という同コーチの口癖をユーモアたっぷりにナインに意識させた。その効果かは分からないが、最高の結果に金森コーチは「普段しないのに肩をもんでくるからおかしいと思った。でも、いいいたずらだね」と目を細めた。

今季、大活躍の荻野貴司外野手(24)が右ひざ痛で欠場しても、早坂圭介内野手(25)が3安打3打点でしっかり穴を埋め、チーム力を落とさなかった。西村徳文監督(50)も「早坂が2番でいい仕事をしてくれた」と高く評価。チームの不安を一掃する大勝で、ロッテがまた、勢いを味方につけた。

◇移籍後初登板で吉見1勝

横浜からトレードで加入した吉見が、移籍後初登板で初勝利を飾った。大量援護に守られ、6回を2失点で切り抜けた。西本投手コーチのアドバイスで、これまでプレートにかけていた軸足の右足を添わせて立つように変えた。そのことで、右足1本で立てるようになり、タメをつくれるようになった。文字通り生まれ変わっての1勝に「ルーキーの初勝利みたいに嬉しい。ようやくチームの一員になれた気がした」と喜んだ。

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ロッテ、今季両リーグ最多20点![サンスポ]

全国の野球ファンの皆さま、これを本当の「強力打線」というのです。ロッテは22日、ヤクルト2回戦(千葉マリン)に20−4で快勝。今季両リーグ最多の22安打20得点と打ちまくり…先発全員安打&得点を記録して…西岡剛内野手(25)は6打席全てで出塁するなど5打数5安打に球団タイ記録となる1試合5得点。チーム打率は何と.296。ほとんど3割ですよ、3割!!でも、負けたヤクルトは…。

巨人ファンは得点時にオレンジ色のタオルをグルグルと回すが、ロッテファンは得点時に目がクルクルと回ったに違いない。

選手が20度も本塁に生還すれば、無理もない。やめられない、止まらないのカッパえびせん状態。今季両リーグ最多の22安打に20得点。さらに先発全員安打、全員得点の猛攻だった。

1番の西岡が6号2ランを含む5安打(6出塁)で、1983年の落合博満(現中日監督)以来3人目となる球団記録の1試合5得点をマーク。ここに、今季のロッテの強さの秘密がある。「得点は僕だけの力じゃない。後ろがしっかり打ってかえしてくれたから、5得点という数字にたどり着けたと思う」。

チーム打率は12球団トップの.296。交流戦に限れば.315。強力打線はオレンジタオルのチームではない。どうしてこんなに打つんだ、ロッテ−。

春季キャンプから徹底してきたことが実を結んでいる。「ボール球には手を出すな」。今季から就任した金森打撃コーチの口癖だ。ボールを見極めるため、ギリギリまで引きつけて打つ。こんなエピソードがある。同コーチが悪球を本塁打した選手に「次からは打たないでくれ」と言ったというのだ。

四球「197」は2位の中日(167)以下を大きく引き離して12球団トップ。ボール球を見極める力が、強力打線の源になっている。

記録的な爆勝で貯金は今季最多の「12」。首位・西武とのゲーム差は0.5。獅子をピタリと追走する。

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リードオフマン・西岡、チーム爆勝を牽引[スポニチ]

ロッテが先発全員安打全員得点で、ともに今季両リーグ最多となる22安打20得点。牽引したのは頼れる主将、リードオフマンの西岡だ。

05年4月23日の楽天戦(フルスタ宮城)以来、自身2度目の5安打。球団タイ記録の5得点もマークして4連勝での今季最多貯金12に導いた。「5安打はたまたま。(5得点は)嬉しい。僕だけの力じゃないので。後ろの打者がしっかり打って還してくれている」。初回、初球を17試合連続安打となる左翼線二塁打とすると4イニング連続安打を記録した。

6回に四球を選ぶと、7回は左越え2ラン。前日から6打数連続安打まで記録を伸ばした。右ひざ痛で初の欠場となった荻野貴の代役・早坂は2回に今季初安打初打点となる中前2点打するなど3安打し「任された仕事をしっかり胸張ってできたと思います」。西村監督も「荻野(貴)の代わりに早坂が十分な活躍をしてくれた」と目を細めた。

今江
「サイクル安打を狙える場面はなかなかないし、狙っていた。あそこまで飛んだら入って欲しかった。」(今季初の4安打。本塁打でサイクル安打の7回は右中間フェンス直撃の2点二塁打)
ヤクルト相川
「とにかくロッテ打線の思い切りが良かった。球種、コースに関係なく甘くなったら打たれていた。」

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移籍後初先発の吉見「チームの一員なれた」[スポニチ]

横浜から金銭トレードで移籍後初先発のロッテ・吉見が初勝利を挙げた。6回2失点の内容に「大量援護で自分のリズムで投げられた。やっとチームの一員になれました」。

唐川らの負傷離脱でできた穴を埋める好投。先発ローテーション定着の期待がかかるだけに「少ないチャンスをものにして頑張っていきたい」と、さらなる活躍を誓った。

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西岡、初回から4イニング連続安打…ロッテ今季最多20得点[報知]

幕張に降り注いだ初夏の日差しを切り裂くように、次々と鋭い打球が飛び交った。ロッテは3回までに14安打で13点の猛攻。連日の先制攻撃で早々と試合を決めても、攻撃の手を緩めない。4本塁打を含む先発全員の22安打は今季両リーグ最多タイで、先発全員の20得点は今季12球団最多だ。4度目の4連勝で貯金を今季最多の12に伸ばした。

口火を切ったのは西岡だ。相手の先発は新人左腕・中沢。「どういうピッチャーか知らないけど、初回につぶせば流れがこっちに来ると思った」。狙っていた初球の直球を強振し、三塁線突破の二塁打。先制のホームを踏むと、2、3回に回ってきた打席でも連続安打。試合開始1時間足らずで、今季9度目の猛打賞を記録した。

勢いは止まらない。4回の第4打席でも二塁前へのボテボテの当たりを、快足を飛ばして内野安打とした。最近ではダイエー(現ソフトバンク)・村松が2003年にマークした、初回からの4イニング連続ヒット。「野球人生でも初めての経験。4打席目はヒットが欲しかったのでうれしいです」と甘いマスクを崩した。

四球をはさみ、7回の第6打席で左越えに6号2ランを放って“打ち止め”。1試合5安打5得点は共に球団記録だが、「得点は僕だけの力じゃない。後のバッターがしっかり打ってくれる結果」。好調な打線を象徴する両リーグダントツの47得点にも、チームリーダーらしい謙虚な言葉を口にした。

試合前、金森打撃コーチにイタズラをした。口を酸っぱくして指導されている「目付け」(打者のミートポイントの意識付け)という言葉を紙に書いて、28歳年上の背中に張り付けたのだ。だが、同コーチは「1つのイタズラにしても、しっかり野球のことを考えている」とあえて許した。

これで17試合連続安打。主将としてチームを引っ張る25歳のリードオフマンが、心身ともに充実の時を迎えている。

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吉見、移籍後初登板で初勝利…ロッテ[報知]

横浜からトレード加入したばかりのロッテ・吉見が、移籍後初登板で初勝利を挙げた。ヤクルトには通算5勝13敗と分が悪かったが、序盤からの大量援護にも守られ、90キロ台のスローカーブなど変化球を低めに集めて6回7安打2失点。「嬉しいという言葉だけです。ルーキーの時の初勝利のような気持ち。これでやっとチームの一員になれました」と白い歯を見せた。

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4発22安打で今季両リーグ最多20点で4連勝…ロッテ[報知]

ロッテが今季両リーグ最多の20得点で大勝し4連勝。2回に5連打などで5点。3回に大松の8号3ラン、南の1号ソロなどで7点。先発全員が安打と得点を記録し、4本塁打を含む22安打で最多の貯金12とした。吉見は移籍後初勝利。

2回1死から単打を5本連ねる。相手のミスも手伝って4得点。この回さらに1点を加え、3回には4本の単打と1三塁打、2本塁打と長短打を織り交ぜ、7点を奪った。3回までに13得点。早々と試合を決めた。本塁打を含む5安打の西岡。1試合5得点の球団記録に並び「後ろの打者がしっかりかえしてくれる」と強い信頼感を口にした。

派手な展開にも西村監督はけがで欠場した荻野貴の代役を務めた早坂について「準備をしっかりしてくれている。いい仕事をしてくれた」と評価した。3安打3打点の早坂は「このチーム状況。胸を張ってやらないとチームに迷惑がかかる。下を向いている暇はない」と力強かった。

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吉見が移籍後初先発初勝利…ロッテ[報知]

横浜から金銭トレードでロッテに加入した吉見が6回を2失点にまとめ、移籍後初先発を初勝利で飾った。「ルーキーの初勝利のような気持ち」と笑顔を見せた。

90キロ台のカーブを織り交ぜ、丁寧に緩急をつけた。「かなり緊張した。初回をうまく滑り出すことができた」とホッとした様子だった。

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ロッテ、猛爆20点!「私がビックリしています」[スポニチ]

ロッテが7回に西岡に2点本塁打で、今季初、昨年6月11日の広島戦で23点を奪って以来の20得点に達した。

3回までに13点を奪ったが、3回に8号3ランを放った大松が「13点差?いや、もっともっと点を取りたい。そういう気持ちで打席に入っていく」 と言ったようにその後も6回に3点、7回に4点と7連敗と元気のないヤクルト相手に攻撃の手を緩めなかった。

7回まで22安打20点の打線に金森打撃コーチは「打線?私がビックリしています」と笑いが止まらなかった。

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ロッテの“守備の人”、どうしても打ちたかった援護弾![スポニチ]

ロッテの南が3回に今季1号ソロを放った。試合前まで打率1割8分2厘。イチローにも負けない強肩の持ち主はどちらかというと“守備の人”だったが、この日は特別な思いで打席に入った。

「(ロッテの)先発は横浜時代、一緒にプレーした吉見さん。何とか援護したいと思っていた」と移籍初登板の左腕に“引越し祝い”の一撃をプレゼント。南のアーチをはじめ、大量得点に吉見は6回までヤクルトを7安打2点に抑え、移籍初勝利を飾った。

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ロッテ・吉見、移籍後初勝利「かなり緊張した」[サンスポ]

横浜から金銭トレードでロッテに加入した吉見が、移籍後初先発で初勝利を挙げた。「ロッテでは新人。ルーキーの初勝利のような気持ち」と笑顔を見せた。

90キロ台のカーブを織り交ぜ、丁寧に緩急をつけた。6回を2失点にまとめ「かなり緊張した。初回をうまく滑り出せて、いつも通りの投球ができた」と安堵の息をついた。西村監督も「(先発陣に)故障者がいて、その代わりが出てくれたことが大きい」と褒めていた。

サブロー
「スタメンで打っていなかったのは自分だけだった。正直ほっとした。」(6回に8号ソロ)
「横浜時代に一緒にプレーした吉見さんが先発で、何とか援護したかった。」(今季初本塁打)

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ロッテ・今江、サイクル安打逃し苦笑い[サンスポ]

ロッテの今江は7回に中堅フェンス直撃の二塁打。本塁打ならサイクル安打だっただけに「(一発を)狙ってました。あそこまで飛んだら入って欲しかった」と苦笑いだった。

4安打3打点の活躍で、チームの大勝に大きく貢献した。センター方向への打球が目立ち「打撃の基本。今のままいけば、自分の(理想の)感じが出てくる。これからが勝負」と明るい表情だった。

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南が今季1号!一挙7点の口火[ニッカン]

ロッテ南竜介外野手(28)が今季1号ソロを放った。6点リードの3回1死から、左翼席へ運んだ。この日、先発の吉見は横浜時代に一緒にプレーしていただけに「なんとか援護したいと思っていた」と喜んだ。チームは勢いに乗り、この回も7得点と、序盤で13点のリードを奪った。

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荻野貴が今季初欠場…ロッテ[報知]

ロッテの新人、荻野貴は21日の試合で盗塁した際に右ひざを痛め、今季初めて欠場した。球場でアイシングなどを行った。西村監督は「大したことがないのを祈るだけ。どれぐらいかかるか分からないが、大事を取らせます」と話した。

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ロッテ・荻野貴、大事取って先発外れ[スポニチ]

ロッテのドラフト1位・荻野貴が22日のヤクルト2回戦(千葉マリン)で初めてスタメンから外れた。前日の同カードの初回、走塁中に右ひざを痛めたもの。21日はフル出場したが、試合中から痛みを訴えていたという。西村監督は「大事を取ってスタメンから外します」と話した。

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石垣島つながりの元世界王者がロッテ・大嶺にゲキ[スポニチ]

ロッテの大嶺、井口とオリオンビールの沖縄限定CMで共演しているボクシングの元世界王者・具志堅用高氏が「オリオンビールデー」のロッテ―ヤクルト2回戦(千葉マリン)で昨年に続いて始球式を務めた。「あれだけのファンの前だし緊張した」という具志堅氏は、同じ石垣島出身で現在は不振で2軍調整中の大嶺に猛ゲキ。「プロの意識、強い気持ちを持たないと。精神面が少し弱いから切り替えがうまくいかない。それとボクシングでいえば、もう少しテクニックを出していかないといけない。電話して、よく言っておきます」と語った。

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[疾走!千葉ロッテ荻野貴司日記]取材への心得[毎日新聞]

◇メッセージ届けたい

プロ野球の世界に入り、アマチュア時代とは違って取材の多さに驚く。同時に、取材に対応する大変さも感じている。練習の最中に取材を受けることもあり、内心「練習したいな」と思いながらも、きちんと応じるようにしている。「ファンのみんなに届けば」という思いから。僕は照れ屋で口数も多い方ではない。母のメールに対し、いつも「はーい、分かった」と愛想のない返事ばかりするので怒られている。今でも取材を受けるのは苦手だけれど少しずつ慣れてきた気がする。

関西で試合があり、大学生の妹が応援に来てくれた。妹は陸上部で競歩をしている。競歩は地味なスポーツでメディアに取り上げられる機会も少ない。プロ野球とは違う。でも妹は「表向き華やかなプロ野球の世界も、そこで輝くための裏の努力が大変よね」と言っている。以前、競歩の参考にしたいと、太ももの裏の筋肉の鍛え方について質問してきたことがあった。「スクワットを続けて努力することが大切だよ」と答えた。妹はこの一言を覚えてくれている。「競歩は地味やけど歩き方に技術がいる」と話し、試行錯誤しながら自分のものにしようと努力している。

子供達にも、僕の一言やプレーする姿で何かを感じてもらえたら嬉しい。そういう野球選手でありたい。(まとめ・荻野公一)

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