わたしはかもめ2010年鴎の便り(6月)

便

6月3日

ロッテ大嶺「防御率0.00」延長ねらう[ニッカン]

4日の中日戦に先発予定のロッテ大嶺祐太投手(21)が、投手陣のいい流れを引き継ぐ。チームはここまで4試合38イニングを1失点で防御率は0.00だが、3日そのことを聞かれると「(再調整の間)浦和で走ってきたつもりなので、しっかりしたフォームで投げられればいいと思う」と、体のバランスを守ることで記録延長を狙うことを口にした。「和田さん、森野さん、ブランコと強打者がそろっていて怖い打線」という印象の中日に、気後れせずに向かっていく。

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ロッテ、交流戦Vなら室内練習場建てて![サンスポ]

長年の夢をかなえるチャンスが到来!!リーグと交流戦でW首位のロッテは、4日から中日とナゴヤドームで対戦する。交流戦で2005、06年に続く3度目の優勝を飾れば、賞金5000万円が手に入る。その使い道について選手会長のサブロー外野手(34)が3日、室内練習場の建設費に充てるプランを明らかにした。

交流戦は残すところ8試合。首位に立つロッテに『優勝』の2文字がちらついてきた。現時点で賞金の分配方法など口にすると笑われるが、サブローの思いは熱かった。「室内練習場を作るのがベストだよ。今の室内は遠いし、相手チームにも不便な思いをさせているからね」。

現在、ロッテの室内練習場は本拠地から車で約10分の千葉市稲毛区内にある。雨が降るとロッテの選手はユニホーム姿でマイカーを運転して練習場へ向かい、相手チームにも移動の面で負担をかけているのが現状だ。

希望する場所は本拠地周辺。空き地はたくさんあり、選手側は何度も球団に訴えてきた。だが、土地が千葉県の所有であることや新設に5〜6億円かかることもあり、実現には至っていない。

5000万円では10〜12連覇しないと足りない計算だが、そこは気持ちの問題で「選手がそこまで考えてくれるのはありがたい。有効に使いたい」と石川球団副代表。まずは4年ぶりの交流戦優勝を達成し、夢を実現に近づける。

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ロッテ、05&06年はファンサービス[サンスポ]

長年の夢をかなえるチャンスが到来!!リーグと交流戦でW首位のロッテは、4日から中日とナゴヤドームで対戦する。交流戦で2005、06年に続く3度目の優勝を飾れば、賞金5000万円が手に入る。その使い道について選手会長のサブロー外野手(34)が3日、室内練習場の建設費に充てるプランを明らかにした。

ロッテは交流戦を2005、06年に連覇。優勝賞金はいずれもファンサービスのために使用された。05年はJR海浜幕張駅と千葉マリンスタジアム間を巡回するバスに、ロッテファンの背番号として親しまれている「26」のユニホームが描かれた。06年は球場敷地内にマリーンズ・ミュージアムを建設する費用などにあてられた。

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ロッテ、交流戦V賞金を新室内練習場の資金に[スポニチ]

ロッテの選手会長のサブローが、交流戦で優勝した場合、賞金5000万円を新設予定の室内練習場資金に充てたい考えを示した。

現在は雨天練習の場合、千葉マリンから約4キロ離れた稲毛室内練習場にマイカーで移動しており「遠いし、事故があっても困る。相手チームにも不便な思いをさせているし(賞金は)室内練習場に使うのがベスト」。球団は今オフにも千葉マリンに隣接する室内練習場の建設に着工する考えで、石川球団副代表も「ありがたい話。選手のために早く造りたい」と語った。

◇大嶺「成果見せる」

大嶺が4日の中日戦で19日ぶりに1軍先発マウンドに立つ。5月16日の巨人戦(東京ドーム)で3回4失点でKOされ2軍落ち。目下、チーム投手陣は38イニング連続自責点0を続けており「しっかり走り込んできた成果を見せたい。しっかりしたフォームで投げられれば大丈夫」と記録更新に意欲をみせた。

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渡辺が中日に幻惑行動!?[ニッカン]

ロッテ渡辺俊介投手(33)が3日、幻惑行動に出た。中日戦での登板は予想されていないが、西本投手兼バッテリーチーフコーチとともに、ナゴヤドームのマウンドの形状などを確認した。情報収集も的確で「この球場は照明の具合から、セカンドのあたりが暑いみたいですよ。だからマウンドも相当なはず」と分析していた。

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ロッテの「雑草岡田」って誰?[ゲンダイ]

◇荻野貴、早坂の故障で巡ってきたプロ初スタメンで1安打1打点2盗塁

ロッテにまた異色の経歴を持った新人が現れた。2日の巨人戦、故障中の荻野貴、早坂の代役として「9番・中堅」でプロ入り初スタメンを果たし、1安打1打点2盗塁をマークした岡田幸文(25)のことである。

「周りからの支援を受けて、ここまで来られましたから。みんなに感謝の気持ちでいっぱいです」。試合後に笑みを浮かべながらこう話した岡田。無理もない。ここまでの道のりは決して順風満帆ではなかったからだ。

08年に「全足利クラブ」というクラブチームから育成選手としてロッテに入団。プロを目指す者なら願ってもないチャンスのはずだが、ロッテ入りを思い悩んだという。2人の娘がいたからだ。

「育成だと、年俸240万円ですから家族が養えないじゃないですか。それに、08年のドラフト直前まで働いていた『足利ガス』がボクを正社員として雇ってくれると言ってくれていた。家族は当初『安定した会社に就職した方がいい』と話していた。でも、とにかく1度やってみようと思ってプロ入りを決意したんです。今考えれば、良かったですよね」(岡田)

昨年、2軍での活躍が認められようやく支配下選手登録された。それでも年俸は440万円。家族4人の生活は決して楽ではなく、4年前に結婚した姉さん女房の由美子夫人(37)は地元の足利市役所で働きながら、家計を支えている。

「プロ野球選手とはいえ、やっぱりウチは貧乏(笑い)。だから、早くこの生活から脱出したいです。そのためにも(荻野、早坂の故障でおとずれた)このチャンスを生かしたいですね」(岡田)

自慢の足は新人王候補の荻野貴以上に速い「50メートル5秒6」。遠投100メートルに加え、快足を飛ばした広い守備範囲も魅力だ。

「でもボクは荻野や(同じ年の)早坂のような野球エリートではない。例えるなら『雑草』ですよ。岡田という苗字はスポーツ界でたくさんいますからね。そうなると、ボクは『雑草岡田』かな」。

作新学院出身。ニックネームまで自ら考える天真爛漫の明るさと謙虚さを持ち合わせる遅咲きのルーキー。これからが楽しみだ。

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