わたしはかもめ2010年鴎の便り(6月)

便

6月16日

大松は同郷・本田にあやかり「持ってる」[ニッカン]

ロッテ大松尚逸外野手(28)が若きエースに続く。サッカー日本代表の本田の卒業した石川県星稜高のある金沢出身。「彼の意志を貫く姿勢がいいですね。もってる?じゃあ僕は明後日打って言いますよ」。この日は28歳の誕生日。14日のカメルーン戦で決勝ゴールを決め「昨日が(24歳の)誕生日だったので(運を)持っているかな」と話した本田に負けじと、18日楽天戦での活躍を誓った。

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ロッテ・小野、18日1軍合流へ[サンスポ]

2軍調整中のロッテ・小野が、18日の楽天戦(千葉マリン)から1軍に合流する。今季は左中臀筋挫傷のため1ヶ月戦列を離れ、復帰先発した先月25日の阪神戦(甲子園)で、右肩に打球を受け16球で降板。翌日に出場選手登録を抹消されていた。西村監督は「明後日から合流できそうです。これで先発は6人で回せるね」と満足そうだった。

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西村監督「KAT−TUN」亀梨に愛のノック[スポニチ]

ロッテ・西村監督が人気アイドルグループ「KAT−TUN」の亀梨和也に愛のノックだ。日本テレビ系列の情報番組「Going!Sports&News」の番組企画で同番組のキャスターを務める亀梨が千葉マリンを訪問。指揮官の計らいで合同練習を行った。

最後に同監督自らバットを持ち、西岡と亀梨に特守のノック。「鍛えて出直してきます」とヘロヘロの亀梨に、同監督は「必死に球を追いかけていた。見ていて気持ちいいですね」と目を細めた。

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ロッテ、大学日本代表バッテリー獲得を目指す[スポニチ]

ロッテが今秋ドラフトで青学大・小池翔大捕手(21)を指名する方針であることが16日、分かった。強肩強打で大学No.1捕手の小池は、7月30日開幕の世界大学野球選手権(神宮ほか)でも大学日本代表入りが確実な逸材。すでに球団が1位指名を公言している早大・斎藤と共に、日本代表での女房役との両獲りを狙う。

大学入学直後からレギュラーの小池は、東都大学リーグ史上初の1年生デビュー戦満塁本塁打を記録。今春もパンチ力ある打撃など攻守で1部復帰に大きく貢献した。球団関係者は「実戦向きの選手で大学生ではトップクラス。当然リストアップしているし、マークを続けていく」と高く評価している。ロッテは34歳の正捕手・里崎が7日に国内FA権を取得。球団は引き留める方針だが、去就は流動的で、残留した場合でもポスト・里崎の育成は急務となっている。チームは西村監督の下、2年連続Bクラスから立て直しに成功し首位争いを展開中。さらなるチーム力の底上げにはバッテリーの補強は不可欠だけに、即戦力の大学日本代表バッテリー獲りを目指す。

小池翔大(こいけ・しょうた)
1988年(昭63)6月24日、東京都生まれの21歳。小1で野球を始め、修徳中で捕手に転向。常総学院1年秋から正捕手で、2年春と主将を務めた3年夏に甲子園出場。青学大1年春に東都史上初となるデビュー戦満塁本塁打を放った。1メートル83、83キロ。右投げ右打ち。

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里崎さん残留して!スポンサーの君津住宅が要請…ロッテ[報知]

ロッテのチームスポンサー「君津住宅」が16日、国内FA権を7日に取得した里崎智也捕手(34)に、異例の残留要請をした。この日、里崎は成瀬とともに千葉マリンで同社のCM撮影にユニホームを着て参加。CMは7月から来年6月まで放送予定で、他球団に移籍すると放送上の不都合が生じるため、関係者が残留を願った。

06年から5年連続で出演する「君津住宅の顔」流出の危機に、関係者は「里崎さんはメーンキャラクター。残ってもらわないと困ります」と悲鳴をあげた。権利取得の際に「シーズン中なので考える余裕がない」と話していた里崎は、困ったようで「そんな話を振られてもね」と苦笑い。それでも「いい気分転換になった」と明るかった。

成瀬は08年に北京五輪での1勝を条件に同社に一戸建てを贈られ、栃木の両親にプレゼント。里崎も持ち家のために公約を掲げると思ったら、「独身で家を建てるやつなんていない。先にやることがある」と冗談交じりに結婚願望を口にした。

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交流戦はパ・リーグが大きく勝ち越して終了[サンスポ]

オリックスが初優勝を飾ったプロ野球の「日本生命セ・パ交流戦」は16日、最後の1試合を行い、中日が5−3で日本ハムを下した。日本ハムは6位、中日は9位となった。

これで全144試合が終了し、パ・リーグが81勝59敗4分けと大きく勝ち越し。全6球団が勝ち越したパは、上位6位までを占めた。同一リーグによる上位独占は、導入6年目にして初めて。セのチームは12勝12敗で7位の巨人以外は、いずれも負け越した。

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パ・リーグ交流戦貯金22、全12球団監督は…[スポニチ]

今季交流戦は全日程を終了し、1〜6位を独占したパが81勝59敗4分けの貯金22。過去の最多勝ち越しは07年パの8で、これを大きく上回った。

個人成績では多村(ソ)が交流戦歴代最高の打率.415、同僚・和田は最多タイの5勝をマーク。また、田中(日)の39安打と本多(ソ)の16盗塁は24試合制となった07年以降最多、山崎(楽)の11本塁打も24試合制では最多タイだった。パの選手の活躍が目立つ中、防御率部門でセの前田健(広)が1.05と孤軍奮闘した。

オリックス・岡田監督(16勝8敗)
「選手の配置転換もして新たなスタートだった。色々な意味で収穫になった。選手も相当(自信を)つかんでいると思う。」
西武・渡辺監督(14勝10敗)
「最後の3つを落として優勝を逃した。全体的に見れば貯金4は大きいけど、もったいなかったと感じている。」
ソフトバンク・秋山監督(13勝10敗1分け)
「パ・リーグ全部が調子良いからその中で離されずについていけたことが良かった。これから先が大事だから、いい流れでいきたい。」
ロッテ・西村監督(13勝10敗1分け)
「交流戦は勝ち越したけど、欲を言えばもう少し勝てた。全体的に立て直さないと。先発は小野が戻って6人で回す。」
楽天・ブラウン監督(13勝10敗1分け)
「目標にしていた交流戦5割以上を達成できた。先発投手は試合をつくったし、打線も調子が出てきた。いい流れでリーグ戦を再開できる。」
日本ハム・梨田監督(12勝11敗1分け)
「雨で試合が伸びてしまい交流戦が終わった感じが今一つしない。パ・リーグはどのチームも勝率が高くて困ったものだよ。」
巨人・原監督(12勝12敗)
「この時期に調子が上がらない選手が多かった。誇れる数字ではないが、次につながる成績で終わった。」
阪神・真弓監督(11勝12敗1分け)
「何とか勝ち越して終わりたかった。交流戦全体を通して大差での勝敗は少ない。接戦でミスが出て勝てなかったことがもったいなかった。」
中日・落合監督(11勝13敗)
「ちょっとずつ選手の動きが良くなっているってだけ。まだまだこれから。」
広島・野村監督(10勝12敗2分け)
「勝ち越したかったが、派手さはなくても点を取る能力には手応えを感じた。あとは投手陣が頑張ること。」
ヤクルト・小川監督代行(9勝14敗1分け)
「チーム状態が明らかに良くなった。新外国人の加入も刺激になった。今まで通り1試合1試合ベストのプレーを。」
横浜・尾花監督(6勝18敗)
「パ・リーグはいい打線、いい投手が多い印象。去年よりも1つでも(勝利数を増やそう)と思ったがうまくいかなかった。」

◇10年交流戦観客数

球団試合観客数平均昨年平均
巨人125280594400541686
阪神125100854250740486
ソフトバンク123924573270532443
日本ハム123685723071429009
中日123282882735729819
西武123089832574925097
オリックス123058882549118052
千葉ロッテ122907072422622601
広島122612892177424218
楽天122144331786917662
ヤクルト121857931548316797
横浜121767781473215000
合計14438713322688426072

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NPB、プロ野球年金の厳しい現状を説明へ[スポニチ]

プロ野球12球団の担当者と日本野球機構(NPB)は16日、都内で選手年金について協議。7月からOBへ現状説明を始めることを確認した。選手年金の形態である適格退職年金制度は12年3月で終了。拠出金が優遇措置を受けられなくなり、原資も減少している。

こうした現状を受給者、待機者合わせた829人のOB全員に説明する予定で各球団の担当者が個別訪問で対応する。NPBは今後、選手会との協議を通じて一時金を支払っての解散など方向性を固め、11月に全国主要都市でOB対象の説明会を開く準備を進めている。

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8年の争いに決着…肖像権裁判で選手会側の敗訴確定[スポニチ]

菓子の選手カードやゲームソフトで使われる選手の氏名や肖像を使用する許諾権が、球団と選手のどちらにあるかが争われた訴訟の上告審で、最高裁第三小法廷(岡部喜代子裁判長)は15日付で選手側の上告を退ける決定をした。「許諾権限は球団側にある」とし、選手側を敗訴とした一、二審判決が確定した。

肖像権の使用料は、球団側が受け取って選手に一定割合を配分する形を取っている。選手側はこれに反発して、肖像権の使用許諾権限は球団にないとして所属球団を訴えていた。しかし、東京地裁、知財高裁で敗訴。選手会前会長のヤクルト・宮本慎也ら29人が最高裁まで争っていた。

一、二審判決では、球団と選手の間で結ばれた統一契約書に「肖像権は球団に属し、球団が宣伝目的のため、いかなる方法で利用しても異議を申し立てない」との規定があることを重視し、商業利用についても「宣伝目的だ」と判断。第三小法廷は「法律上、上告や上告受理申し立ての理由がない」とだけ述べ、02年8月の訴えから8年近くにも及んだ争いは選手側の敗訴で決着した。

◇条文見直し「再検討する余地」も

球団側の勝訴となった肖像権裁判だが、球団側は06年の東京地裁の一審判決で1951年作成の統一契約書(第16条)について「時代に即して再検討する余地がある」という指摘を受けている。インターネットの普及で肖像権の使用範囲が格段に広がっている現在。59年前の条文を見直すかどうかについてNPB・下田事務局長は「最高裁の判断が出たばかりで、これからの話」と慎重だった。

伊藤修氏(実行委員会選手会担当顧問)
「足かけ9年の長丁場でしたから。球団の当然の権利が認められた。選手側の立場に配慮してきたことも認められたと思う。」
新井貴浩選手会長(阪神)
「古田元会長の時代から選手全員の総意で訴えてきたが、非常に残念。ただ、肖像権がスポーツ選手個人に帰属することは世界の常識。今後の対応を話し合いたい。」
松原徹選手会事務局長
「残念でなりません。全会員選手にかかわる問題ですので、今後の方針については会長、選手会役員と話し合って決めていきたい。」

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「肖像権は球団側に」選手側の上告退ける[ニッカン]

ゲームソフトやプロ野球カードで使用される選手の氏名及び肖像の使用許諾権が選手か球団のどちらにあるかが争われた訴訟で、最高裁第3小法廷(岡部喜代子裁判長)は16日までに、選手側の上告を退ける決定を下した。球団側に権利を認めた1、2審判決が確定した。労組日本プロ野球選手会の新井貴浩会長(33=阪神)ら10球団に所属した経験のある選手ら29人が、ソフトバンクと楽天を除く10球団を訴えていた。

1、2審では、球団と選手が結んだ統一契約書で「球団が指示した写真撮影などに関する肖像権は球団に属し、球団が宣伝目的のため、いかなる方法でそれらを利用しても異議を申し立てない」との規定が、商品化にも適用されるかが争われた。

第3小法廷は具体的な判断に踏み込まず「法律上、上告や上告受理申し立ての理由がない」とした。02年8月から約8年間に及んだ肖像権に関する争いがついに決着した。

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金泰均が母国を応援[ニッカン]

ロッテ金泰均内野手(28)が、母国にエールを送った。サッカーW杯で、韓国代表は17日に強豪アルゼンチンとの対戦となるが「もちろん見ますよ。勝って欲しい」と熱く話した。14日の日本−カメルーン戦も、開始から試合終了までテレビ観戦。「本田はいい選手だね。日本では人気の選手なの?勝ったのはちょっと意外だったけどね」と興味津々だった。

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