わたしはかもめ2010年鴎の便り(7月)

便

7月3日

千葉ロッテ2−7埼玉西武(千葉マリン)

西武が快勝し、連敗を4で止めた。2回に佐藤の犠飛で先制。2−0の5回には中島、ブラウン、平尾の3本塁打で4点を挙げた。帆足が8回途中2失点で8勝目。ロッテはマーフィーが5回6失点と崩れ、連勝は3でストップ。

123456789R
埼玉西武0110410007
千葉ロッテ0000100102

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ロッテ・マーフィー2死から…奪首お預け[ニッカン]

初先発から6連勝を飾った頼もしい助っ人の本来の姿は、この日も見られなかった。ロッテの先発ビル・マーフィー投手(29)は5回、2死走者なしから、本塁打だけは警戒すべき場面で、4番中島に真ん中高めの直球を本塁打されると、音をたてるように崩れた。4者連続で本塁打になってもおかしくない当たりをされ、うち3本が柵越え。「2死をとって安心した訳ではないけど、思ったところに投げられなかった」と失投を悔やんだ。

この日はいつもより空振りが奪えなかった。西村監督は「ポンポンと勝って、前回初めて負けて引きずっているのかな。腕の振りが良くなくて、ボール球を振ってくれずに、ストライクをとりにいったところでやられている」と心配した。相手の4番に仕事をさせては流れをつかめないという典型的な試合になってしまい、約1ヶ月ぶりの首位奪回はお預けとなった。

西本投手コーチ
「中島のところのミスが痛かった。的場の意図を分かって力んだなら仕方がないが次は冷静に投げて欲しい。」(マーフィーについて)

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ロッテ“マーフィーの法則”崩れ首位ならず[サンスポ]

29日ぶりの首位は遠かった。西武との首位攻防3連戦。前日2日の初戦をとり、勝てば6月4日以来の首位返り咲きだったが、レオの豪打の前に沈んだ。

「5回が全て。冷静に投げないといけないのに力んでいた。併殺を取ったあとだっただけに悔やまれる」と西村監督は渋い表情を浮かべた。

先発のマーフィーが踏ん張れない。2回、3回に犠飛で1点ずつ失うと、5回には2死から中島、ブラウン、平尾に本塁打を浴びるなどこの回4失点。これまで先発した7試合で本塁打は1本も許さなかった“マーフィーの法則”が崩れて完敗だ。

「しっかり投げないといけなかったのに…」とマーフィー。連勝が3で止まり、ゲーム差も「2」に広がったが「また、明日です」と指揮官。こちらの“前向きの法則”は崩れない。

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マーフィー5回に3被弾…首位再浮上ならず[スポニチ]

ロッテの先発のマーフィーが5回に3本塁打を浴びるなど6失点の乱調で、チームの連勝は3でストップ。6月4日以来の首位再浮上はならなかった。

前回登板となった6月26日の日本ハム戦(札幌ドーム)でも7失点だったマーフィーは「全て失投。思ったところに投げられなかった」とがっくり。西村監督も四球を恐れ、腕が振れなくなっている現状を指摘した上で「いかにボール球を振らせるか。そのためには腕をしっかり振らないと」と苦言を呈した。

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ロッテ首位浮上ならず…マーフィーが誤算[サンスポ]

ロッテは連勝が3で止まり、6月4日以来の首位浮上とはいかなかった。マーフィーが5回に3本塁打を浴びるなど誤算。西村監督は「力んだかな。冷静にいかないと」と淡々と言った。

先発左腕は制球が甘く、結局5回6失点。7回7失点の前回に続き、またも崩れた。それでも「しっかり投げられなかった。投手にもスランプがある。次回はスランプを脱したい」と前を向いていた。

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マーフィー3被弾、首位ならず[ニッカン]

ロッテが首位奪回に失敗した。先発ビル・マーフィー投手(29)が5回2死から、まさかの3被弾で4失点。先発の役目を果たせなかった。「あのビッグイニングが全て。あの回は全てがダメだった。それまでは最少失点で切り抜けてきたのに、あそこで踏ん張らないといけない」と、中島の1発からの4失点を悔やんだ。

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井口が意地の適時打[ニッカン]

ロッテ井口資仁内野手(35)が5回2死一、二塁のチャンスに中前適時打を放った。直前に3本の本塁打などで6点差をつけられ、劣勢を強いられていたが、何とか一矢報いた。「この回のチャンスで、絶対に無得点に終わってはいけないと思っていた。点差はあるけど、1点ずつ返していけば試合は分からない」と、気持ちは負けていなかった。

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[疾走!千葉ロッテ荻野貴司日記]復帰に向けトレーニング[毎日新聞]

◇「焦らず完全に治す」

1日のソフトバンク戦が終わった時点で、千葉ロッテは40勝31敗2分け。1位西武と2ゲーム差の2位につけている。2日からは地元マリンスタジアムで首位攻防の3連戦だ。チームは6月は負け越してしまった。

今が踏ん張りどころだと思うが、僕自身はけがで出場できない。フィールドに立てないもどかしさや歯がゆさにとらわれず、気持ちを切り替えてけがを治すことに集中している。

日頃の練習は2時間ほど。上半身は、投手がよくやっているようにチューブを使って肩や腕を鍛えている。下半身も同じように軽い負荷をかけてトレーニングする。ひざの動きをよくするために自転車をこぐ練習。

ふくらはぎ周りの筋肉をつけるためにつま先立ちを15回、3セット。ひざの周りを中心に、太ももの裏のハムストリングや尻の筋肉を強くしようとしている。

5月にケガをした当初は、正直言って焦っていた。「早く治したい」と、思いばかりが先走っていた。

でも、徐々に変わって最近では「焦ってもしょうがない」と考えられるようになった。焦らずに完全に治した状態で復帰したい。

待っていてくれるファンの人達がいることをありがたく思う。そして伝えたい。

「完全な状態で、できるだけ早く戻れるよう準備しています」(まとめ・荻野公一)

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