わたしはかもめ2010年鴎の便り(7月)

便

7月8日

東北楽天5−4千葉ロッテ(Kスタ宮城)

楽天が逆転勝ちで3連勝。0−4から聖澤の2点適時打などで追い上げ、1点差の8回にリンデンが逆転2ランを放った。朝井は5回途中4失点で降板したが、救援陣がよくしのいだ。ロッテは薮田が打たれ、今季3度目の3連敗。

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千葉ロッテ0300100004
東北楽天00002102x5

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薮田打たれロッテ鬼門11連敗[ニッカン]

ロッテの勝利の方程式が崩れ、今季2度目の同一カード3連敗を喫した。終盤3イニングは「伊藤−薮田−小林宏」の継投リレーで逃げ切るのが勝ちパターン。だが先発の渡辺俊介投手(33)が6回途中で降板したことで、伊藤義弘投手(28)を前倒しで投入。7回からの2イニングを乗り切って欲しかった薮田安彦投手(37)が8回、リンデンに逆転2ランを浴びた。西村監督は「薮田は登板間隔も空いているし、2イニングいけると言っていた。準備はできていた」と判断に迷いがなかったことを明かした。これでチームは鬼門のKスタ宮城で泥沼の11連敗となった。

渡辺俊
「少し余計な力が入り、ボールにキレがなく甘く入ってしまった。(5回の)聖澤のヒットは痛かった。」(5回2/3を投げ3失点も7勝目ならず)
薮田
「(球が)浮いてしまった。2イニング?与えられたところで結果を出すのが僕の仕事ですから。」(8回に痛恨の逆転弾を浴び)

◇荻野貴復帰は8月以降に

右ひざ負傷で離脱しているロッテ荻野貴司外野手(24)の復帰が8月以降にずれ込むことになった。5月26日に右ひざ外側半月板を手術し、6月4日に退院。当初はオールスター戦明けの復帰を目指したが、腫れがひかずランニングが再開できない状況だ。西村監督は8日、「まずは万全になるまで治すこと」と話した。

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ロッテ、メジャー4勝150キロ右腕獲り[スポニチ]

ロッテが首位奪回に向けた投手陣の立て直しへ、快速先発右腕の緊急補強を決めた。パイレーツ傘下3Aインディアナポリスのハイデン・ペン投手(25)を獲得する方針を固めたことが8日、分かった。石川球団副代表が渡米して交渉中で、合意は間近とみられ、獲得が決まり次第、正式発表される。

3Aに降格した岩村の同僚でもあるペンは、150キロを超える直球が武器の本格派でチェンジアップ、カーブも巧みに操りメジャーで通算4勝をマーク。球団では「若くて勢いのある投手」と評価している。ロッテは唐川が右手中指骨折で離脱するなど計算できる先発投手が駒不足に陥り、最近5試合連続5失点以上でチーム防御率はリーグワースト4.24。投壊が続いており、先発ローテーションを任せられる新外国人を調査していた。

Kスタ宮城を訪れた瀬戸山球団社長は、具体名こそ避けたものの「少し先発投手が調子を崩しているし計算できる先発は必要」と補強の必要性を強調。2位をキープしながらも開幕直後の勢いがなく、3位以下に迫られているのが現状。先発にペンを加えて再進撃に勢いをつける。

ハイデン・ペン
1984年10月13日、カリフォルニア州サンティー生まれの25歳。02年ドラフト5巡目でオリオールズに入団し、05年にメジャーデビュー。今春キャンプ中にマーリンズからウエーバーにかけられ、パイレーツへ移籍。開幕メジャーをつかんだが4月12日に40人枠を外れ、傘下3Aインディアナポリスに降格した。大リーグ通算33試合で4勝6敗、防御率9.51。1メートル91、91キロ。右投げ右打ち。

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4点差守れず…2度目3タテ、Kスタ11連敗[スポニチ]

ロッテは4点リードを守れず逆転負け。今季2度目の同一カード3連戦3連敗を喫して、Kスタ宮城では昨年7月9日の同カードから11連敗となった。

1点リードの7回からセットアッパーの薮田を投入したが、2イニング目の8回に逆転2ランを被弾。西村監督は「薮田は登板間隔が開いていたので2イニングいけると信頼して出した。144試合あれば色んなことがある。このまま終わる訳にはいかない」と話した。

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西村監督「昨日と同じ展開」[ニッカン]

ロッテが逆転負けで今季2度目の同一カード3連敗を喫した。先発の渡辺俊介(33)が6回途中2点リードしたまま降板。継投策で逃げ切るはずが、3番手の薮田安彦投手(37)が8回1死二塁から、リンデンに痛恨の逆転弾を浴びた。西村徳文監督(50)は「昨日と同じような展開になってしまった。切り替えるしかないでしょう」と淡々と話した。

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ロッテ・渡辺俊、またも鬼門を克服できず[サンスポ]

先発は何とか持ちこたえたが…。ロッテの渡辺俊は5回2/3を3失点(自責点2)でしのぎ「調子はあんまり良くなかったけど、何とか粘ることができた」。

1回に先頭の聖澤の首付近に投球を当て、高須にも中前打。無死一、二塁とされたが、そこから踏ん張った。カーブを見せ球に、シンカーで楽天の中軸を抑える。いきなりのピンチを無失点で切り抜け、4回まではゼロ行進。5回に失策絡みで2点を失い、4−2の6回に内野ゴロの間に1点を取られて降板したが、リードを守って救援陣にバトンを渡した。

チームは最下位の楽天相手に2連敗中で、舞台は昨年7月から10試合連続で黒星が並ぶ仙台。負のデータが多い中、前回は常に冷静な投球で2失点完投を果たした右腕は、いい意味で開き直っていた。「知らないです。僕には関係ない。いい流れだけを考えていく」。余分な力みはなかった。

しかし、好投は報われなかった。8回に薮田がリンデンに逆転2ランを浴びてしまう。ロッテは、またも鬼門を克服できなかった。

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ロッテ・今江がPL同級生から先制打![サンスポ]

ロッテの今江が2回に先制打を放った。打った相手は大阪・PL学園高時代のチームメート朝井。「同級生の朝井君からの適時打には『ありがとう』という感じ」と舌も滑らかだった。

2死二、三塁で外角低めのフォークボールをうまく左前へと運んだ。チームは2連敗中で、仙台では昨年7月から10試合黒星が並んでいる。「悪い流れの試合が続いているので、先制点を取ることができて良かった」と喜んだ。

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今江が先制2点打[ニッカン]

ロッテ今江敏晃内野手(26)が2回2死二、三塁から先制の2点適時打を放った。同じPL学園出身で、楽天の先発朝井のフォークをとらえ左前へ運んだ。「悪い流れの試合が続いていたので、とにかく先制点をあげられてよかった」と笑顔で話した。

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