わたしはかもめ2010年鴎の便り(7月)

便

7月11日

福岡ソフトバンク0−11千葉ロッテ(ヤフードーム)

ロッテが連敗を4で止めた。2回に福浦の5号2ランで先制。3回は今江の左中間二塁打で1点、5回も今江の右前適時打などで3点を加え、終盤にも加点した。マーフィーは8回無失点で7勝目。ソフトバンクは打線が沈黙した。

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千葉ロッテ02103001411
福岡ソフトバンク0000000000

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西岡のセーフティーバントが11点呼んだ[ニッカン]

ロッテのリードオフマン西岡剛内野手(25)が打って、走って、約1ヶ月ぶりの2ケタ得点の大勝に導いた。

3点リードの5回。先頭の岡田が左前打で出塁し、二盗を決めると、すかさず西岡がセーフティーバントを成功させて一、三塁とした。続く今江が右前適時打を放つと、迷わず三塁に向かい、間一髪のタイミングでセーフ。「最近途切れていたイケイケムードが出ていたし、もっと勢いづけたかった」と振り返った好走塁で、さらに2点を奪うきっかけを作った。

今季、西岡の全力プレーは、ひときわ光っている。打ち損じのゴロでも一塁まで全力疾走する。フライを打ち上げても快足を飛ばして二塁ベース付近まで到達する。打撃練習でも決して手を抜かない。初めて主将を任された8年目の今季、「最後まで諦めないこと」を目標として掲げる。6回の第4打席には中前安打を放ち、リーグ単独トップとなる今季15度目の猛打賞。言葉ではなく、プレーでチームを牽引している。

負ければ今季初の5連敗で、3位に転落する危機だった。3番井口と、4番金泰均が無安打の中、打線がつながって、終わってみれば6月7日のヤクルト戦(神宮)以来1ヶ月ぶりの2ケタ得点。西村監督は「今日は投手も野手も言うことありません」と目を細め、西岡は「今年のチームは連敗しても動じない。1つ勝ってきっかけをつくれば、すぐに立ち直れるチームだと思っている」と力強く答えた。下降気味だったチームが、再び息を吹き返した。

今江
「調子は徐々によくなってきている。それよりチームが勝てたことが嬉しい。今日は円陣を組んだときから、これ以上負けられないとみんな言っていたので。」(3安打2打点)
的場
「真っ直ぐが走っていたのでうまくはまってくれた。」(マーフィーを好リード)
神戸
「どさくさに紛れて打ってやろうと。嬉しかったです。前の打席三振だったので、初球から行こうと思ってました。」(前日10日に1軍昇格し、途中出場で1安打1打点)

◇マーフィーが8回0封7勝

マーフィーが8回5安打無失点の好投で7勝目を挙げた。1、2回と先頭打者を安打で出塁させたが、後続を3人で打ち取り流れを引き寄せた。四死球は2つと制球も安定。リズムよく味方の攻撃につなげた。8回でマウンドを降りたが「9回?もちろん投げたい気持ちもあったけど、何が起きるか分からないし」と苦笑い。自らの完投勝利よりチームの勝利を優先した。

◇小野背部痛抹消

ロッテ小野晋吾投手(35)が11日、背部痛のため出場選手登録を外れた。9日に行ったブルペン投球後から違和感があり、痛みがひかないため大事を取って治療に専念する。しばらくは様子をみて病院へ行くかどうかを判断する。復帰はオールスター戦(23、24日)明けとなる見込みで、小野に代わって中継ぎの吉見祐治投手(32)が先発へ回る。

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マリンガン復活11点!西岡&今江3安打[サンスポ]

ロッテは3、4番が無安打ながら14安打で11点。西村監督は「こっちのペースだった。久しぶり」と滑らかな口調だった。5回に絶妙なバント安打と好走塁を決めた1番西岡は「最近途切れていた“いけいけムード”があった。もっと勢いをつけようと思った」。連敗を4で止め「今年のチームは連敗しても動じない。きっかけをつくれば、すぐに立ち直れる」と再浮上に自信をみせた。

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3位転落の危機にマリンガン打線爆発![スポニチ]

負ければ今季初の5連敗で3位転落の危機にロッテ打線が14安打11得点と爆発した。2回、福浦が先制2ランを放つと5回は足を絡めて3点。終盤にも畳み掛けた。

3安打の西岡は「きっかけをつかめばチームは立ち直る」。西村監督も「よくつながった。中押し、ダメ押しとうまく打ってくれて自分達のペースで試合ができた」と満足そうに振り返った。

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的場、巧みなボール球で古巣打線を翻弄[スポニチ]

古巣相手にロッテ・的場の好リードがマーフィーを立ち直らせた。1、2回と先頭打者に安打を許すなど不安定な立ち上がりだったが、直球、カーブ、チェンジアップと少ない球種をフル活用。2連敗中だった助っ人左腕を来日最長8回無失点の7勝目へと導いた。

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小野、背中の張りで出場選手登録を抹消[スポニチ]

先発ローテーションの一角を担うロッテ・小野が背中の右側の張りで出場選手登録を抹消された。以前からあった違和感が10日のブルペン投球後も消えなかったため。

復帰は早くても球宴後で西村監督は「全員でカバーしないと」。13日から9連戦で台所事情は苦しいが、代役は吉見が務めることが濃厚だ。

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投打かみ合い4連敗でストップ[ニッカン]

ロッテが大量11得点を奪い、連敗を4で止めた。先発のビル・マーフィー投手(29)が8回5安打無失点と好投。打っては14安打で投打ががっちりかみ合った。西村監督は「マーフィーもよく投げてくれた。こっちのペースで試合ができた」と満足そうに話した。

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ロッテ打線復活!14安打11得点で首位追走[サンスポ]

ロッテ打線が14安打11得点と爆発。西岡と今江の1、2番コンビが3安打猛打賞。さらに先発野手全員出塁を記録するなどソフトバンクを圧倒した。投げては先発マーフィーが8回を無失点にまとめ、連敗を4でストップさせた。

前日は延長11回を戦って無得点と打線に元気のないロッテ。この日もソフトバンクの先発、岩崎の前に初回は三者凡退に終わる。

しかし2回、大松が二塁打で出塁すると、ベテラン福浦の5号2ランが飛び出し2試合ぶりの先制点を奪う。5回は無死一、三塁から今江がこの日2本目となる適時打、続く井口が四球を選び満塁とすると、金泰均の押し出し、サブローの犠飛と効率よく3点をあげた。8回にはサブローの11号ソロでソフトバンクに留めを刺した。

投げては先発マーフィーが8回無失点と安定感のあるピッチングを披露し、今季7勝目。9回は小林宏が3人で締め、久しぶりに投打の噛み合ったロッテは連敗の悪い空気を断ち切る大きな1勝をあげた。

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今江がバット折りながら適時打[ニッカン]

ロッテ今江敏晃内野手(26)が3点リードで迎えた5回、無死一、三塁から右前適時打を放った。ソフトバンクの2番手藤岡から、バットを折りながら食らいついて右方向へ運んだ。2打席連続適時打で「勝ちたいという気持ちがバットに乗って、ボールが飛んでいった」と貴重な追加点となる一打だった。

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福浦が先制5号2ラン[ニッカン]

ロッテ福浦和也内野手(34)が、0−0で迎えた2回表2死二塁、右中間スタンドへ先制の5号2ランを放った。ソフトバンク岩崎のチェンジアップをとらえ「打った瞬間は入ると思わなかった。連敗中なのでこの1発でチームの流れがよくなればと思う」と喜んだ。

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小野が背中痛で抹消[ニッカン]

ロッテ小野晋吾投手(35)が11日、背部痛のため出場選手登録から外れた。9日に行ったブルペン投球後に背中の違和感を感じ痛みがひかないため、大事をとって治療に専念する。今後はしばらく様子を見て、状態が悪ければ病院で診察を受ける予定。

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