14日のオリックス戦(千葉マリン)に先発予定のロッテ大嶺祐太投手(22)が12日の練習に1時間以上遅刻した。先発投手のみ正午から千葉市の稲毛室内練習場で調整だったが、浦和の寮から車で通う大嶺は、首都高速で渋滞に遭って午後1時過ぎにやっと到着した。慌ててブルペンへ向かったが時間が足りず、同2時から練習のオリックス選手の前で約5分“公開ブルペン”になった。「そりゃあ投げにくいですよ。もう少し早く寮を出ないと」とばつが悪そうだった。
ロッテ・大嶺が正午から行われた千葉県・稲毛室内練習場での先発投手陣練習に1時間6分遅刻。さいたま市の合宿所から来た右腕は「渋滞にはまってしまった」と恐縮しきり。
14日のオリックス戦(千葉マリン)登板へブルペン投球を行ったが、到着したオリックスナインに丸見えとなり予定より少ない約70球で切り上げた。「オリックスが来て投げにくかった。こんな渋滞とは思わなかった」と最後までバツが悪そうだった。
ロッテ・大嶺祐太投手(22)が12日、千葉市内での練習に遅刻し、14日に対戦予定のオリックス・ナインが見つめる前で投球練習を行う失態を演じた。
大嶺はさいたま市内の寮を愛車で出発。しかし、首都高で渋滞にはまり、正午開始の先発投手陣の指名練習に遅刻してしまった。午後1時6分、ようやく到着した背番号11は、そそくさとブルペンへ。60球を過ぎた頃、午後2時から全体練習を控えていたオリックスナインが到着。残り10球ほどを岡田監督以下、“敵陣環視”の中で投げ込むハメとなった。
「渋滞?結構あることです」と冷静だった4年目右腕だったが、異例の投球練習については「そりゃあ、投げにくかったですよ」。この辱めは、実戦のマウンドで晴らす。
ロッテのブライアン・コーリー投手(36)が、13日のオリックス10回戦(千葉マリン)の先発で今季初勝利を目指す。前回登板した6日の楽天戦(Kスタ宮城)では8回途中4失点も、落差のあるチェンジアップで打者を翻弄した。この日行われた先発投手の練習では軽めのキャッチボールで調整。オリックス打線の攻め方について「全ての球種で勝負できるけど、その中でもチェンジアップは自信を持って投げられる」と力強く話した。
セ、パ両リーグは12日、ホームとビジターの対戦が2回り終えた時点(交流戦も含む)での観客動員数を発表した。1試合平均の前年比では、パは1.6%増の2万2469人、セは3.8%減の2万8181人となった。
球団別では、パは交流戦で優勝したオリックスの13.1%増を筆頭に4球団が前年から増加。日本ハムは序盤の低調が響き、1.8%減だった。最多は阪神の4万1689人だったが、巨人と横浜以外のセの4球団は減少した。
平均試合時間はセが3時間13分で前年比で2分長くなった。パは前年と同じ3時間14分だった。開幕の早いパは8日まで、セは11日までの数字を集計した。