わたしはかもめ2010年鴎の便り(7月)

便

7月28日

埼玉西武4−9千葉ロッテ(西武ドーム)

ロッテが3連勝で2位に浮上。1点を追う4回に福浦の適時打などで3−2と逆転し、6回にサブローの適時打で1点を追加。8回の5点で試合を決めた。渡辺俊は4失点の完投で8勝目。西武は2年ぶりの6連敗で3位に転落した。

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千葉ロッテ1002010509
埼玉西武2000000024

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ロッテ2位浮上、渡辺俊あと1人で被弾[ニッカン]

ロッテ渡辺俊介投手(33)はマウンド上で苦笑いした。最後の打者になるはずの石井義に、ど真ん中の直球を右翼席に運ばれると、思わず笑ってしまった。締まらない終わり方だったが、何とか完投して8勝目。「12球団一、汗の出る球場で完投できました。これからの自信になります」と、蒸し暑い西武ドームでの快投を喜んだ。

こだわりの多い男。登板前3日間は酒を飲まない。26日の決起集会は禁酒期間で、ビールを我慢するためにご飯5杯、サラダ3杯も食べることになった。「でも、あれが今日のスタミナになりましたね」と、白星につながったことを喜んだ。暑さ対策のための飲料も自分で3種類用意して登板するなど、こだわりが結果に結びついた完投だった。

チームは後半戦開幕2連勝で、西武をわずかに上回り2位に浮上した。連日の猛暑の中、中継ぎ陣を休ませられた完投の意味は大きい。「今、チームの雰囲気がすごくいいのでね。明日は一生懸命応援します」。登板後は禁酒が解ける。ビール日和の暑さの中「ちょっとだけ飲みます」と宣言した渡辺俊の祝杯が、本当にささやかだったのかは、定かではない。

◇代役4番で大松2安打

大松が得点につながる2安打で、代役4番を見事に果たした。金泰均が体調不良のため欠場。「今日打てなかったら、もう4番はないって監督から言われてた」。西村監督は笑いながら言ったそうだが、そのつもりで試合に臨んだ。右翼ポール上空を通過した打球は、ファウルゾーンからフェアに戻ってくる球筋。「左投手から、ああいう打球が打てるのはいいこと。」ビデオ判定はファウルのままだったが、手応えを感じていた。

井口
「打つ、打たないとは別に、あの年でやってることがすごい。長く現役を続けるころは見本になります。」(工藤との対戦について)
福浦
「カーブにキレがあった。2球投げられたら分からなかった。シュートにつまったけどいいところに飛んでくれた。」(工藤から右前打)

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ロッテ不合格藪は阪神フロント入りか[ニッカン]

ロッテは28日、入団テストを行っていた藪恵壹投手(41=元ジャイアンツ)の獲得を見送ったと発表した。前日まで2日間のテスト内容を総合的に判断し決めたという。石川運営本部長は「春先なら問題なかったが、残り五十何試合という段階で、二の足を踏んだ」と説明した。初日は最速146キロの速球を披露したが、2日目は連投のテストということが藪に伝わっておらず、軽めの投球で136キロどまりだったことが、連投は無理という判断材料になってしまうなど、不運もあったようだ。

ロッテの獲得見送りを受け、古巣の阪神は、藪が現役引退を決断した場合に球団フロント入りを打診する可能性があることが分かった。選手として獲得に動くことはないが、球団首脳は「野球に対する考え方がしっかりしている」と評価。メジャー経験を生かした渉外役や将来的にはコーチ業など幅広い役割を任せられる人物とみている。

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ロッテ2位浮上!細谷、連日の大活躍[サンスポ]

ロッテは28日、西武17回戦(西武ドーム)で先発全員安打&7試合連続2ケタ安打をマーク。9−4で快勝し、勝率で西武を上回って16日以来の2位に浮上した。首位・ソフトバンクは楽天16回戦(ヤフードーム)に4−2で勝ち、9連勝。後半戦開幕後、めまぐるしく順位が入れ替わるパ・リーグの混戦状態は、まだまだ続きそうだ。

快音が止まらない。先発全員の13安打で西武を打ちのめし、2位に浮上した。

この日は開幕から4番に座る金泰均(キム・テギュン)が体調不良のため欠場。それでも西村監督は「誰かが欠けたらみんなでカバーできる」と、本来5番の大松を4番に、5番は前日27日の西武戦(西武ドーム)で勝ち越しの本塁打を放った福浦を配置した。

2人で4安打と勝利を呼び込んだが、ニューフェースも現れた。

「細谷の2点タイムリーが大きかった」と指揮官が開口一番に絶賛した5年目の細谷。右肩痛を抱える今江の代役として21日に1軍昇格。この日は「7番・三塁」で先発すると、2点リードで迎えた8回2死満塁に工藤の128キロシンカーを左前に運ぶ2点適時打。一挙5点のビッグイニングのきっかけを作った。

「工藤さんから打った?必死なので誰から打ったなんて関係ないです。1試合1本が目標なので打ててよかった」。同じ群馬県出身で、生まれた1988年に解散したロックバンド『BOΦWY』の大ファン。この日も音楽でテンションを上げてから試合に臨み、大きな一打で勝利に引き寄せた。

全員野球で3連勝し、首位・ソフトバンクとは1.5ゲーム差の2位。このまま一気に連勝モードに突入する。

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ロッテ・金泰均、体調不良のため欠場[サンスポ]

ロッテ・金泰均(キム・テギュン)内野手(28)が28日、体調不良のため、西武17回戦(西武ドーム)を欠場。立川市内の病院で点滴治療を受けた。29日の出場は当日の様子を見て決める。

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工藤をボコボコ、3連勝で2位浮上!…ロッテ[報知]

つなぎのマリンガン打線が戻ってきた。2点リードの8回2死満塁。5年目の細谷が、工藤から左前に2点適時打。25歳年上からの一打に「あの1本は大きいですね」と笑顔を見せた。この回は打者一巡で5点を奪い、試合を決めた。3連勝で西武をかわし、16日以来の2位に浮上した。

今季5度目の先発全員安打の打線は、これで7試合連続2ケタ安打。体調不良の金泰均に代わって4番に入り、2安打の大松は「(西村)監督から『今日打てなかったら4番は最後と思え』と言われていた。(テギュンの)穴を埋めないとね」と胸を張った。

投げては先発の渡辺俊が7安打4失点で今季3度目の完投で8勝目。「日本一汗の出る球場で完投できたから、どこの球場でも完投できる」。試合中は3種類のドリンクを飲み分けるなど、こまめな水分補給で120球を投げきった。

3位までが1.5ゲーム差以内にいるデッドヒートだが、西村監督は「打線は本来の姿に戻ってきたし、投打ともにカバーができている」と自信満々。6月4日以来の首位奪回も視界に入ってきた。

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藪、連投に不安!獲得見送り…ロッテ[報知]

ロッテは28日、入団テストを受けていた元大リーガーの藪恵壹投手(41)の獲得を見送ると発表した。首脳陣も見守った26日のテストでは最速146キロをマーク。西村監督も「今日ぐらいのものを出してくれれば大丈夫」と話していたが、翌27日のブルペンでは一転、135キロ程度まで球速が落ちていた。中継ぎで起用する方針だった球団は、連投ができないと判断。石川球団運営本部長は「連投に耐えられるかという点で不安が残った」と説明した。

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マリンガン復活!7戦連続2ケタHで球団記録に王手[スポニチ]

もう猛打復活と呼んでいい。ロッテは13安打9点の大勝劇。球団記録にあと1試合に迫る7試合連続2ケタ安打で西武を一気にかわした。2位に浮上した西村監督は「前半戦の終わりぐらいから本来の打線の姿に戻ってきた。つながりが出てきたね」と手応えを話したんだ。

金泰均が体調不良で欠場したが、4番不在を感じさせなかった。代役4番の大松は逆転した4回に左翼線二塁打。6回にも左前打でつなぎ役を演じた。今季4番を2試合務めたが8打数無安打。試合前は西村監督から「今日打てなかったら4番は最後だからな」と通告されていた。指揮官は冗談交じりでも大松はマジモード。「本当に打てて良かった。誰かがテギュンの穴を埋めないといけないし4番でもつなぎました」と喜んだ。

8回は2死満塁から細谷、里崎、岡田、西岡の4者連続適時打で一挙5得点。最後の西岡で先発全員安打を達成したが、打席に向かう際にナインから「おまえだけだぞ、打ってないの」とキツーイ言葉も浴びせられていた。26歳の誕生日だった27日、人気ファッションモデル・徳澤直子(25)と結婚してから9打席無安打中だった。10打席目に待望の“新婚”初安打を放ち、スタンドで連日観戦の新妻を安心させた。

29日は8試合連続2ケタ安打の球団記録に挑戦する。打線が絶好調だった4月も7試合連続止まりだったが、金森打撃コーチは「4月ごろと比べても1ランクレベルアップしている」と今の打線に太鼓判を押した。

井口
「自分らしい右への打撃ができた。」(初回に右中間へ先制10号ソロ、4戦3発)

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渡辺俊、120球の今季3度目完投で8勝目[スポニチ]

ロッテ・渡辺俊が4失点完投で8勝目を挙げた。初回に失策も絡んで2失点。3回までは投げ急ぐ姿が目立ったが「それから“ゆっくり、ゆっくり”と(自分に)言い聞かせて落ち着いて投げられた」。

最終回のあと1人の場面で石井義に2ランを浴びるも120球を投げ、今季3完投目。「12球団で1番汗の出る球場(西武ドーム)で完投できて、自信になる」と汗をぬぐった。

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連投に耐えうるか不安…ロッテ、藪の獲得見送り[スポニチ]

ロッテは28日、入団テストを受けていた元ジャイアンツ・藪恵壹投手(41)の獲得を見送ることを発表した。

藪は26、27日にブルペンに入り、初日は146キロを計測し西村監督ら首脳陣の評価も高かった。だが2日目は135キロ止まり。中継ぎとして期待した石川運営本部長は「中継ぎで連投に耐えうるのかというところで肩の不安があった。春先なら獲得に動いたけど、残り50数試合で二の足を踏んだ」と説明した。支配下登録枠が残り1枠という事情もあり、若手にチャンスを与える方針に変更。150キロを超える直球を持つ育成選手の山室公志郎投手(23)の支配下登録を近日中に発表する。

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ロッテ2位浮上!“急造打線”で西武に連勝[サンスポ]

一丸のロッテが欠場した4番・金泰均の穴を埋めて3連勝。2戦連続で西武を倒し、2位に浮上した。

ロッテがジワジワと得点を積み重ねた。2位・西武とのゲーム差はわずか0.5。勝てば2位浮上となるだけに、気合十分で試合に臨んだ。

試合前、1つのアクシデントが起きていた。開幕から4番に座る金泰均(キム・テギュン)が体調不良を訴え、練習に参加せず立川市内の病院で点滴治療を行った。

4番には急遽これまで5番を務めてきた大松、5番には前日27日に勝ち越し本塁打を放った福浦が座った。

それでも結果を残せるのがことしのロッテ。1点ビハインドの4回無死一塁から、大松が左越え二塁打を放ち無死二、三塁とすると、福浦が右前適時打を放ち同点。続くサブローの三ゴロの間に勝ち越しに成功し、チームは一気に波に乗った。 6回には3本の安打で1点を追加し、4−2とリードを広げた。全員で戦う強さを見せるロッテが、試合を優位に進めた。

前日27日の後半戦開幕戦(西武ドーム)。右肩痛で欠場した今江の穴を5年目の細谷がきっちりと埋め、快勝につなげた。「故障者がいても、全員でカバーできるのがことしのロッテ」と西村監督が話すように、4番の不在を全員で埋めた。チームはスローガンである『和』を体現しつつ、上位をうかがう。

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22歳細谷が工藤から適時打[ニッカン]

ロッテ細谷圭内野手(22)が、47歳の工藤から2点適時打を放った。8回2死満塁のチャンスに三遊間を抜く当たり。試合の流れを大きく引き寄せた。「あの前の打席まで下半身に力が入ってなかった。下半身に力を入れることを意識して打席に入りました。1試合1安打が目標なので良かった」と、連日の適時打を喜んだ。

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井口「自分らしい」先制ソロ[ニッカン]

ロッテ井口資仁内野手(35)が1回、右中間に第10号先制ソロを放った。「自分らしい右方向への打撃ができた」と喜んだのもつかの間、1回の守りでは片岡のゴロを捕球しそこなって安打とし、1死一、三塁でのフェルナンデスの併殺打は一塁への転送が悪送球となって適時失策としてしまっただけに「守りで(渡辺)俊介のリズムを崩してしまった。何とか打って取り返したい」と闘志を燃やしていた。

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ロッテ、評価見直し藪の獲得見送る[ニッカン]

ロッテは28日、元米大リーグ、ジャイアンツの藪恵壹投手の獲得を見送ると発表した。藪は26、27日と入団テストを受けていた。

藪はテスト初日はブルペンで最速146キロを計測し、首脳陣も高評価を与えていた。ただ、2日目は最速が136キロまで落ち、球団は評価の見直しをした。

藪は阪神で活躍し、2005年に渡米。アスレチックスで4勝を挙げ、08年にジャイアンツに復帰。昨年7月に3Aフレズノで契約を解除され、その後も、米アリゾナ州でトレーニングを続けていた。

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