わたしはかもめ2010年鴎の便り(7月)

便

7月31日

千葉ロッテ5−14福岡ソフトバンク(千葉マリン)

ソフトバンクが17安打14得点で大勝し、今季最多の貯金14。1−0の3回に小久保、多村、松田の3連続適時打など打者12人の攻撃で8点を奪い、5、6回も加点した。7回2失点の杉内はリーグトップに並ぶ13勝目。ロッテは3連敗。

123456789R
福岡ソフトバンク01803200014
千葉ロッテ0000101035

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吉見痛恨8番に四球…ロッテ3連敗[ニッカン]

8番打者への四球が痛かった。ロッテ先発は左腕吉見祐治投手(32)。2回、2死から7番森本に左前適時打を許したが、問題はその直後だ。打席には8番長谷川。左対左で投手有利だが、四球で歩かせた。続く9番田上は中飛に抑えたが「2死から8番への四球」で流れを悪くしてしまった。

率の低い8番打者を抑えれば、次の回は9番からの打順で打線のつながりは途切れやすい。だが四球で歩かせると9番を抑えても、次の回は1番からの好打順となる。すると3回、1番川崎からの攻撃となったソフトバンク打線に打者12人の猛攻で8点を奪われた。2回1/3を6失点で降板した吉見は「自分の力不足です」と肩を落とした。中継ぎ陣も勢いを止められず、14失点の大敗を喫した。

西村監督は「攻めて四球はいいんでしょうけど…」と嘆いた。痛い3連敗で首位とのゲーム差は3.5に広がった。

◇里崎、意地の10号

マリンガン打線が意地をみせた。13点リードされて迎えた7回、里崎が杉内から右翼ポール際へ10号ソロ。「大勢のお客さんが見に来てくれている。最後の最後まで強い気持ちで野球をするのが大事」と気持ちを切らさなかった。9回にも3連打で無死満塁のチャンスを作り、井口の犠飛など3点を奪った。西村監督も「最後は1点でも返そうという気持ちが出ていた」と前を向いた。

◇ペン練習参加

ロッテが獲得した新外国人のヘイデン・ペン投手(25=パイレーツ3Aインディアナポリス)が31日、千葉マリンで入団会見を行った。27日に来日し、この日1軍練習に参加。チームメートと対面し「クラブハウスで色んな人と話せたし、みんないい人。日本に来られてエキサイティング」とやや緊張気味に話した。西村監督は起用について「先発でやってもらいます。良ければ次のオリックス戦あたりで投げるかも」と話した。順調にいけば3日の2軍戦で登板し、中4日で8日のオリックス戦(スカイマーク)に先発する見込みだ。

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ロッテ、大投壊で2ヶ月連続の負け越し[スポニチ]

ロッテは先発・吉見が2回1/3で6失点KOされると、中継ぎ陣も打ち込まれて今季10度目の2ケタ失点。3連敗で6月に続いて7月も月間負け越しとなった。

西村監督は「3回までに9失点は重すぎますよ。先発が崩れたら中継ぎが何とか踏ん張らないと」。4位・オリックスに2ゲーム差と詰め寄られたが「まだ8、9月がある。月も替わるし切り替えて、取り返せばいい」と前を向いた。

吉見
「ピンチで自分の球を投げることができなかった。粘ることができなかった。力不足です。」(2回1/3、6失点KOで5敗目)

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ロッテ加入の米4勝腕、持ち味は「アグレッシブな投球」[スポニチ]

ロッテに新加入したペンが千葉マリンで入団会見を行った。先発として期待されるメジャー4勝右腕は「打者をねじ伏せるアグレッシブな投球が身上。プレーオフ進出に貢献したい」と力強く抱負を述べた。

今後は2軍戦で1度登板し、早ければ8日のオリックス戦(スカイマーク)で先発する。西村監督は「早く生の投球を見てみたい。ハートが強い選手じゃないかと思う」と期待していた。

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ロッテ、投手陣が散々「9失点は厳しい」[サンスポ]

ロッテは14失点と投手陣が散々だった。西村監督は「追うにしても、3回までに9失点は厳しい」と嘆いた。3連敗で首位とは3.5ゲーム差に開き、4位には2ゲーム差に迫られた。

先発の吉見は切れ、制球とも甘く、3回途中6失点。左腕は「粘ることができなかった。自分の力不足」と自らを責めた。その後も中継ぎ陣が失点を重ねた。6月に続き、7月も月間負け越し。指揮官は「まだ8、9月がある。切り替えていくしかない」と努めて明るく振る舞った。

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ロッテ大量14失点…首位ソフトバンクに連敗[サンスポ]

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ロッテ投手陣が、首位を走るソフトバンク打線の勢いに飲み込まれた。3回、ソフトバンクのスコアボードに刻まれた数字は「8」。先発の吉見、2番手の大谷が、この回に7本の長短打を浴びて大量点を献上した。

「粘ることができなかった。力不足です」。3回途中6失点でKOされた吉見は肩を落とした。

相手はエースの杉内。ロッテにとっては難敵だ。ここまでの杉内との対戦成績はロッテの3勝17敗。今年も3戦3敗と大の苦手にしている。

特に千葉マリンでは蛇ににらまれたカエルのように打線が沈黙する。通算1勝7敗で、唯一の勝利は03年7月18日にあげたもの。実に7年間、本拠地で杉内を打ち崩せないでいるのだ。

「球界を代表する左腕。簡単には打てないが、何とかしないといけない。変化球(スライダー、チェンジアップ)を見極めていきたい」と、金森打撃コーチは奮起を期待した。

しかし、なかなかとらえきれない。3、4回と得点圏に走者を進めながらあと1本が出ず、試合はソフトバンクの一方的な展開。右翼席を埋めたロッテファンは沈黙するばかりだった。

ロッテが100万人突破、昨季より1試合早く[サンスポ]

ロッテはこの日のソフトバンク戦で2万9765人を集め、今季の主催試合の観客動員数が100万人を突破した。47試合目での到達は、昨季よりも1試合早い。

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西村監督「踏ん張ってくれー」[ニッカン]

ロッテが14失点で3連敗を喫した。先発の吉見祐治投手(32)が、3回途中6失点で降板すると、中継ぎ陣も打ち込まれ2ケタ失点。打線は9回に3点を奪い意地を見せたが、序盤の大量失点が響き、及ばなかった。西村監督は「先発が崩れたときは、後のピッチャーが何とか踏ん張ってくれないと」と投手陣の奮起を促した。

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ロッテ香月が8月1日、2ヶ月ぶり先発へ[ニッカン]

ロッテ香月良仁投手(26)が、8月1日のソフトバンク17回戦で、5月5日以来約2ヶ月ぶりに先発する。4月29日に挙げたプロ初勝利の際は、コロッケ職人として話題を集めた。1軍復帰マウンドは、首位攻防の負けられない試合。それでも「あまり気負わないように、自分のピッチングをして勝利に貢献したい」と冷静に話した。

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