わたしはかもめ2010年鴎の便り(8月)

便

8月15日

千葉ロッテ6x−3東北楽天(千葉マリン)

ロッテが今季4度目のサヨナラ勝ち。4回に同点に追い付いた後は攻めあぐねたが、3−3の延長12回1死一、二塁から今江が中越えに7号本塁打を放った。5番手の薮田が2勝目。楽天は野手が攻守にミスを連発した。

123456789101112R
千葉ロッテ1020000000003
東北楽天001200000003x6x

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ロッテ今江、プロ初のサヨナラ本塁打![ニッカン]

ロッテ今江敏晃内野手(26)が豪快に試合を決めた。3−3の延長12回裏、1死一、二塁。楽天小山が投じた3球目だった。146キロ直球を完璧にとらえると、乾いた打球音が鳴り響いた。バックスクリーンへプロ初のサヨナラ弾。一塁ベース付近で入ったと確信すると両手でガッツポーズして喜んだ。お立ち台では「いやーもう本当に嬉しいです」と今江らしい満面の笑みをみせた。

負けず嫌いでかつ努力の男だ。8月に入り打率は3割4分5厘、この日も3安打の猛打賞だが「ヒットは出てるけど好調ではない。自分が求めているのは勝負強さなので」と第2、第4打席の好機での凡退を悔しがった。納得いくまで練習も続ける。7月9日の移動日練習(ヤフードーム)でも、主力野手が休みの中、志願の特打で調整。「自分の中で納得がいかなかったからもう1回打つ」と2度打撃練習に入るほど繰り返し打ち続けた。

守備でも魅せた。12回表2死、三塁側のファウルフライをスライディングキャッチ。攻撃への流れを自ら呼び寄せた。試合後は「プロに入ってもなかなかない会心の感触だった」と力強く話した。元気のなかった打線に、今江が再び勢いを呼び戻した。

◇清田攻守魅せた

清田も攻守で勝利に貢献した。1−3で迎えた4回1死一、二塁。楽天田中の初球スライダーを流して右前に運ぶと、右翼の鉄平が打球処理にもたつく間に二塁を陥れ、悪送球も重なって同点に追いついた。「必死に食らいついていった。追いつけたのは嬉しい」と振り返った。守備では5回1死二塁で中村紀の右飛をつかむと、タッチアップからスタートを切っていた鉄平を三塁で補殺。レーザービームでチームを盛り立てた。

岡田
「次につなぐことだけ考えていました。それが自分の仕事。」(3回に適時二塁打)

◇成田・中川、興南・島袋をドラフト候補

ロッテの石川晃運営本部長(49)は15日、成田(千葉)の中川諒投手(3年)を今秋のドラフト指名候補にリストアップしていることを明かした。

13日に行われたスカウト会議では主に高校生の候補を協議し、20人に絞り込んだ。「唐川2世」と呼ばれる中川については「当然リストに入っている」と話し、成田では58年ぶりの夏2勝、2試合連続完投で合計24三振の右腕を評価した。球団本拠地の千葉出身で、地元の星は話題性も十分だ。同本部長はこの日、甲子園で興南(沖縄)−明徳義塾(高知)戦を視察。2失点完投の興南・島袋洋奨投手(3年)についても「高校生の(リスト)の中でも上位」と大学進学の可能性があるものの指名候補に挙げた。

大学生では既に明言している早大・斎藤佑樹投手(4年)の1位指名を再確認した。

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ロッテ・今江、9年目で初サヨナラ弾![サンスポ]

今江が延長12回1死一、二塁で、中越えに自身初のサヨナラ本塁打。チームメートにかけられ、麦茶まみれになった顔で「いやあもう、本当に嬉しい。会心っすね」と興奮だ。12回の守備では三塁ファウルゾーンへの飛球に反応し、楽天ベンチ前でスライディングキャッチも決めた。「苦しい戦いが続いたが、気持ちよく勝てたのが大きな材料になる」と、顔を上気させた。

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今江、プロ初サヨナラ弾に「パニック」[スポニチ]

ロッテ・今江の頭の中は真っ白になった。同点の延長12回1死一、二塁。2ボールからの146キロ直球をバックスクリーンに運んだ。プロ9年目で初のサヨナラ弾。手荒い祝福が心地良かった。

「他の選手がサヨナラ本塁打で本塁に帰るのを見ている時は“ああやればいいのに、こうやればいいのに”と思っていたけど、いざ自分が打つとパニック。どうすればいいか分からなかった」。

試合前まで得点圏打率.406の勝負強い男も3、7回の好機では凡退。だが延長12回の守備でチームと自身に流れを引き寄せた。2死から聖沢の三塁ベンチ前への飛球をスライディングキャッチ。「押っつけて打つ左打者は小飛球になることが多い。スタートはいつも気にしているし、日頃の練習の成果が出たと思います」。普段から一歩目のスタートに全神経を傾ける姿勢が美技を生み、劇弾につながった。

「野球って、そういう流れがつながっているんですよ」と西村監督。田中相手に3点差を追いついての白星は大きな価値がある。故障者続出でチームの状況は厳しくても西武、ソフトバンクの2強に必死に食らいついていく。

清田
「とにかく必死にやっている結果。ヒットが出て良かった。」(4回に適時二塁打&好走塁、5回はレーザービーム披露)
ペン
「勝ちたい気持ちが空回りしたけど、最低限の形で試合はつくれた。」(本拠地初先発で6回3失点)

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豪快!今江初サヨナラ弾に興奮[ニッカン]

ロッテ今江敏晃内野手(26)が、豪快なサヨナラ本塁打を放った。3−3の延長12回1死一、二塁から、小山の直球を振り抜くと、打球はバックスクリーンまで飛んでいった。プロ9年目での初サヨナラ弾に「いや〜もう、本当に嬉しいですね。気持ちよく勝てたのはいい材料になると思います」と、興奮気味に話した。

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清田が必死打!食らいついた![ニッカン]

ロッテ清田育宏外野手(24)が、1−3で迎えた4回1死一、二塁から適時二塁打を放った。10勝を挙げている楽天の田中の初球スライダーをうまく右前へ運んだ。相手失策が絡み、同点に追いつくきっかけとなった一打に「必死に食らいついていった。いいところに飛んでくれた」と喜んでいた。

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ペン、2度目の登板も合格点[スポニチ]

ロッテの先発ペンは、来日初登板で5回1失点だった前回に続き、6回3失点とまずまずの働きをした。「本拠地初登板で、勝ちたい気持ちが強すぎた」と右腕が反省したように、5四球など制球は荒れた。ただ、緩急を駆使して試合はつくり、西村監督から「慣れないマウンドでよく投げてくれた」と合格点を与えられた。

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鬱憤晴らした!今江が自身初のサヨナラ弾[スポニチ]

たまりにたまったロッテナインの鬱憤をんを、今江の特大アーチが晴らした。延長12回1死一、二塁。中越えに自身初のサヨナラ本塁打を運んだ26歳は「いやあもう、本当に嬉しい。会心っすね」。チームメートにかけられ、麦茶まみれになった顔を上気させた。

この3連戦の1、2戦目、チームは1安打、2安打と抑えられ、この日も5回以降は三塁すら踏めない展開だった。そんな中、一発の直前に仲間を鼓舞したのもこの男。表の守備で三塁ファウルゾーンへの飛球に鋭く反応し、楽天ベンチ前でスライディングキャッチを決めたのだ。

「いつも一歩目を大事にしていた」と胸を張ったプレーで流れを引き寄せ、直球をフルスイングしてヒーローに。「最近は苦しい戦いが続いたが、気持ちよく勝てたのが大きな材料になる。自分も吹っ切れた感じ」と、興奮を引きずりながら手応えを語った。

西村監督
「もっと早い回に決めないといけないが、最終回によく打ってくれた。これでチームも乗っていけると思う。」(サヨナラ勝ちに)
清田
「必死に食らい付いていったので、どんな打ち方をしたのかも分からない。」(4回、自らの二塁打に失策が絡み同点)

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ロッテ、早大・斎藤のドラ1を再確認[スポニチ]

ロッテの石川運営本部長は15日、既に明言している斎藤佑樹投手(早大)のドラフト1位指名を、13日に行ったスカウト会議で再確認したと公表した。斎藤は先日の世界大学選手権で打ち込まれる場面もあったが、同本部長は「あれだけクレバーな投手はいない」と話した。

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