わたしはかもめ2010年鴎の便り(8月)

便

8月23日

ロッテ、3連勝で奪首も[サンスポ]

ロッテは、24日から本拠地で首位西武との3連戦。初戦に先発するマーフィーは23日、キャッチボールなどで調整した。3連勝すれば勝率で西武を上回り、2位ソフトバンクの結果次第では6月4日以来の首位返り咲きもある。左腕は「バリカンが壊れて頭を刈れないけど、気合は入っている。1つも落とせないのでとにかく勝ちたい」と意気込んだ。

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ロッテはマーフィーで首位西武叩きだ[ニッカン]

ロッテは24日から始まる西武3連戦(千葉マリン)で一気に首位浮上だ。3ゲーム差の西武に3連勝することに加え、2位ソフトバンクがオリックスに負け越すことが条件だが、6月4日以来の首位返り咲きの可能性も見えてきた。初戦の先発は10勝を挙げているビル・マーフィー投手(29)で、西武戦は2連勝中と相性は良い。上位2チームとの6連戦の初戦を任された助っ人左腕は「負けられないし、興奮している。1つでも多く勝つことが優勝につながる」と力を込めた。

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ロッテ助っ人、マイバリカン故障を嘆く[スポニチ]

ロッテ・マーフィーと渡辺俊が千葉マリンで調整した。24日からの首位・西武、2位・ソフトバンクとの6連戦の結果次第では6月4日以来の首位に立つ。24日先発のマーフィーはマイバリカンが故障したため髪を切れないと嘆きながら「初戦は大事。メジャーでも優勝争いの中で投げてきた。残り試合、できるだけ多く勝つのが仕事」と意気込んだ。

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マーフィー、バリカン壊れて丸刈りできず…ロッテ[報知]

ロッテ・マーフィー投手(29)、渡辺俊介投手(33)が23日、首位・西武との3連戦(24日から・千葉)で6月4日以来となる首位を奪回すると宣言した。

条件はロッテが3連勝し、ソフトバンクが2敗以上。成瀬と並んでチームトップの10勝を挙げ、24日に先発するマーフィーは「非常に興奮している。もう1つも落とせる試合はない」。愛用のバリカンが故障し、気合の丸刈りはできなかったが、闘志は十分だ。

右投手ではチーム最多の8勝を挙げている渡辺俊は25日に先発。「大事な試合。負けられない」と力を込めた。27日からはソフトバンク3連戦も控える。今季最大のヤマ場となる1週間を勝ちまくり、勢いに乗りたい。

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渡辺俊、調整法変え9勝目だ![ニッカン]

ロッテ渡辺俊介投手(33)が、25日の西武17回戦(千葉マリン)で先発し、自身の連敗を2で止める。23日はキャッチボールとランニングなどで汗を流し、ブルペンには入らなかった。これまでは2日前に入っていたが、3日前の22日に通常より約20球ほど多い80球を投げ込んだ。調整方法を変えたことには「前回(18日の日本ハム戦)は2回しか投げてないし、登板間隔も少し空いてしまったので。とにかく気持ちよく投げられるようにしたい」と話し、気分も変えて9勝目を目指す。

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荻野貴、復帰の見通し立たず…今季絶望も[スポニチ]

ロッテのドラフト1位・荻野貴司外野手(24)が最悪の場合、今季絶望であることが23日、分かった。開幕ダッシュの立役者だったルーキーは右ひざ外側半月板損傷で5月26日に手術。7月23日にランニングを再開したが、いまだジョギング程度で全力疾走のメドが立っていない。今季中の復帰は極めて難しく、最有力と思われていた新人王も厳しい状況だ。

西村監督は当初、球宴明けの復帰を示唆していたが「8月いっぱいは厳しい」と修正。その8月下旬になっても復帰の見通しが立たない。ロッテ浦和などでリハビリを続ける荻野貴は「徐々に良くなってきている。でも走るのもティー打撃も全力じゃない。(復帰時期は)分からない」。優勝争いの正念場も現有戦力で乗り切るしかない。今はポストシーズンでの切り札として戻って来られることを祈るばかりだ。

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来季から使用「低反発球」お披露目[サンスポ]

日本野球機構(NPB)は23日、来季から各球団が統一して1軍の公式戦で使うミズノ社製の低反発球を披露した。秋季キャンプから12球団に供給され、来春のオープン戦から使用される。

統一球は、中心のコルク材を覆うゴム材が低反発素材に変わった。実験では現在のものより飛距離が約1メートル短く、本塁打数に影響が出そうだ。

また、縫い目幅を1ミリ広げて8ミリに、縫い目の高さを0.2ミリ低くして0.9ミリに変更。米大リーグやワールド・ベースボール・クラシックの使用球である米ローリングス社製に近づけた。加藤良三コミッショナー(68)は「国際試合での日本選手の違和感は小さくなると思う」と期待を寄せた。

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HR104本減る!?来季導入球飛距離1m減[ニッカン]

日本野球機構(NPB)は23日、都内のコミッショナー事務局で、来季から1軍の試合で使用される12球団統一使用球を発表した。ミズノ社製の新しいボールは反発係数が規定の下限ギリギリに想定されたもので、現在使用されているボールよりも1メートル飛ばないように設計されている。契約期間は2年。今季は12球団が各メーカーとの個別契約を継続し、複数種類のボールが使用され、統一球は今秋のキャンプから各球団に配られる。

来季から使われるボールがついにお披露目された。特徴は縫い目の幅が広くなり、高さが抑えられたこと。そして、コルク芯を覆うゴム材を新たな配合で開発したことで、両リーグアグリーメントに定められている反発係数の下限値0.4134に近いボールをつくることに成功した。

例えば、144キロの速球をバットのスイングスピード126キロで打ち返し、飛び出し角度が、最も打球の飛ぶ27度と仮定した場合、現在使われているボールは110.4メートル飛ぶが、新しいボールは109.4メートルと、平均で1メートル飛ばない計算になる。

手触りについては、大きな違いこそないが、背中部分だけでなく、キメの粗い脇や腹の部分の牛皮も使うことで、MLBや国際野球連盟(IBAF)の試合球に感触を近づけている。これを上海とアモイの工場で量産していく構えだ。

また大きな特徴としてボールに「加藤良三」と直筆のサインが入れられた。MLBのボールにはセリグ・コミッショナーの名前が入っているが、それに倣った形。漢字と英語のサインを見比べた上で、漢字が採用された。加藤コミッショナーも「私の名前が入って、バットでひっぱたきやすくなる」とジョークを交えて説明した。

今回の統一球は、09年WBCで日本代表選手がボールの違いに戸惑ったということが引き金になった。ただし、WBC使用球はローリング社製のため、このままでは国際試合で戸惑わないようにという当初の目標は達成されない。加藤コミッショナーは「大リーグのボールより質はいい。プレーヤーに優しい。日本ベースのこの球が、国際試合で広く使われるように、守勢ではなく攻勢に出て行きたい」と積極的に働きかけていく意向を示した。

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「飛ばない」ボール、実験飛距離は1メートル減[スポニチ]

日本野球機構(NPB)は23日、来季から1軍公式戦で統一使用されるミズノ社製の低反発球を公表した。従来より「飛ばない」ボールで、契約は来年から2年間。秋季キャンプから12球団へ配給して来季に備える。

統一球は、コルク芯を覆うゴム材の配合を変えて反発係数の規格値下限の0.4134(従来のボールは0.417)に近づけて製造。同社によると、球速144キロの球をスイングスピード126キロ、飛び出し角度27度で打った場合、従来の飛距離(110.4メートル)より約1メートル抑えられる。また、縫い目の幅や高さ、牛革の使用部位の範囲を広げ、従来のしっとり感を残したままで握った感触がMLBの使用球に近づけられた。価格は1個1100円から850円に抑えられるという。

使用球統一は加藤良三コミッショナーが1月に提案。6月の実行委員会で統一を決めていた。セリグ・コミッショナーのサインが入るMLBの使用球と同様、統一球に自身の名前のサインが入れられた加藤コミッショナーは「WBCなどボールの違いに選手が戸惑ってきたが、違和感はなくなる。このボールが国際試合で広く使われることを願います」と話した。

◇ミズノは「光栄」

ミズノ社の久保田憲史スポーツ事業部マーケティング部長は、同社が初めて販売した野球用品がボールだけに「大正2年(1913年)から97年間、ボール作りを行ってきて光栄です」と話した。手作業になるボールの縫い手が国内では減少。生産量を確保するために生産拠点を日本(三重県)から中国(上海郊外とアモイ)へ移転するが、久保田部長は「中国製でも感触などは変わりません」と説明した。

横浜・清水
「日本球界にとって一歩前進。世界で統一されるのが理想だけど、全球団がそろった意義は大きい。」
ソフトバンク・和田
「この球場はどこ(のメーカー)とか(気にすることが)なくなって良いのでは。」
巨人・内海
「国際球と今の球の中間みたいな感じ。縫い目の山が大きい印象だったけれど、革が滑る印象はなかった。」
ロッテ・井口
「芯でとらえて引っ張れば影響はないが、逆方向へ打った時に最後のひと伸びがない。かなり本塁打は減るのではないか。」
楽天・鉄平
「飛距離は出ないし、非力な打者にはつらいのでは。」

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「統一球」加藤Cの名前入り…低反発で国際基準に近づいた[報知]

日本野球機構(NPB)とミズノ社は23日、来季から1軍の試合で使用される統一球の仕様を発表した。新たに開発したゴム材を使用することで反発係数を抑え、いわゆる「飛ばないボール」になる。また、縫い目幅を広く、高さを低く変え、牛革の使用部位を広げることで、表面の感触も微妙に変化。表面にはミズノのマークと共に、MLBなどにならって加藤良三コミッショナーの漢字表記のサインが入る。10月以降に各球団に配布され、秋季キャンプから使用される。

最大の変化は反発力を落としたことだ。中心のコルク芯を覆う2層のゴムをより低反発なものに変更。ミズノ社によると、投手の投げたボールが144キロ、スイングスピード126キロ、飛び出し角度27度とした場合、従来のボールは飛距離110.4メートルとなるのに対し、統一球は109.4メートルと飛距離を約1メートル抑えられる。反発係数は平均を規格値下限の0.4134に限りなく近づけて製造する。このため、来季は本塁打が減少する可能性もあり、投手にも影響がでそうだ。

見た目にも大きな変化がある。これまでNPBのマークだけが印刷されていたが、統一球はコミッショナーのサイン入り。下田事務局長は「事務局で案を練った。MLBや台湾はボールにコミッショナー名が入っている。統一球というせっかくの機会なので」と説明した。

また、縫い目はMLB公認球など国際試合を意識しての変更。加藤コミッショナーは「国際試合で使われているボールを磨き上げた感じ。MLBの球より質がいい、プレーヤーに優しい球になっている。今後、世界で広く使用されるよう期待しています」と説明。低反発という“国際基準”にもより近づいたことで、今後、国際試合でも使用されるように働きかける考えを示した。

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アジアシリーズ断念、今季も日韓覇者が対戦[報知]

日本野球機構は23日、日本シリーズと韓国シリーズの優勝チームが対戦する「日韓クラブチャンピオンシップ2010」を11月13日に東京ドームで開催すると発表した。

日韓クラブチャンピオンシップは日本、韓国、台湾、中国によるアジアシリーズが休止したため昨年、初開催された。今年はアジアシリーズの再開も検討されたが、広州アジア大会と日程が重なるために断念していた。加藤良三コミッショナーは「今後もアジアのプロリーグが協議を重ね、国際大会を開催できるように努力していきたい」と話した。

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