わたしはかもめ2010年鴎の便り(9月)

便

9月14日

千葉ロッテ5x−4福岡ソフトバンク(千葉マリン)

ロッテがサヨナラ勝ちで連敗を5で止めた。4−3の9回に小林宏の暴投で追い付かれたが、延長11回1死満塁から西岡の一ゴロを明石が悪送球して勝負が決まった。ソフトバンクは馬原がつかまり、今季初のサヨナラ負けを喫した。

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福岡ソフトバンク000000301004
千葉ロッテ10200010001x5x

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西岡サヨナラ、連敗ストップCS半歩前進[ニッカン]

ロッテ西岡剛内野手(26)が劇的勝利を呼び寄せ、連敗を5で止めた。4−4で迎えた延長11回1死満塁。馬原の2球目のフォークを引っ張り、打球は一塁手明石のグラブに収まった。「打った瞬間は泣きそうになった」と、凡打と思われたが球場の大歓声で後ろを振り向くと、捕手へ転送されたボールがワンバウンドの悪送球となり、サヨナラ勝ち。思わぬ結末に「地獄から天国に行けました」と笑った。

勝たなければいけなかった。前カードで首位西武に3連敗を食らうなど、4位転落の危機にあった。ベテラン今岡が112日ぶりの1軍昇格、金泰均が今季初のスタメン落ち、右太もも裏が完治していないサブローの15試合ぶりスタメン復帰など、西村監督は連敗ストップへ手を施した。その思いに応えるように、主将西岡が最後に決めた。

7回にはこの日3本目となる中前打を放ち、歴代3位タイとなる今季23度目の猛打賞を記録。「自分の成績がチームの勝利に比例していくことになるので、しっかりと1番バッターとして塁に出たい」と頼もしい。96年にイチローが樹立した26度のプロ野球記録まで残り12試合であと3。西岡が大記録へ近づく度、チームは上昇気流に乗っていく。

西村監督
「執念の勝利だと思う。全員で一丸となって戦った。追いつかれはしたけど、最終的に勝てればいい。」(サヨナラ勝ちで連敗は5でストップ)
マーフィー
「全体的に自分の描いていた投球ができたが、あの多村の失投に悔いが残る。」(7回多村に同点3ランを許して3失点で降板)

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ロッテ・西岡サヨナラだ!CSへ執念[サンスポ]

連敗脱出だ!ロッテは14日、ソフトバンク21回戦(千葉マリン)で、延長11回の激闘の末5−4でサヨナラ勝ち。連敗を5で止め、2位ソフトバンクとのゲーム差を1.5に縮めた。西岡剛内野手(26)が、3安打の活躍で歴代3位タイとなるシーズン23度目の猛打賞(1試合3安打以上)をマーク。今季の安打数を184本とし、リーグ単独トップに躍り出た。

地獄から天国へ−。それは一瞬の出来事だった。同点で迎えた延長11回1死満塁。西岡の打球は、一塁手・明石の正面へ転がった。本塁併殺でチェンジかと思いきや、焦った明石が本塁悪送球。のどから手が出るほど欲しかった1点が、ようやくスコアボードに刻まれた。「打った瞬間泣きそうになりました。それでも観客の声が聞こえて、後ろを振り向いたら点が入っていた。どうにかして勝ちたいという思いが相手のミスにつながった」。

3安打1盗塁2得点。リードオフマンとして持てる力を全て出した。今季23度目の猛打賞は、日本ハム時代の小笠原らに並ぶ歴代3位タイ。今季の安打数も自らが持つ球団記録を更新するリーグトップの184本に達した。「料理も全部おいしい。奥さんのおかげだね」と7月に入籍した人気ファッションモデルの徳澤直子さん(25)の支えが、今季の活躍につながっている。

チームは5連敗中で、クライマックスシリーズ進出も危うい状況だった。西村監督は「雰囲気を変えたい」と、ケガ以外で今季初めて不振の金泰均をスタメンから外し、右太もも裏の肉離れが完治していないサブローをDHで起用。大幅なてこ入れを敢行し、死にものぐるいで勝利をつかみに行った。

この日の勝利で2位ソフトバンクとのゲーム差は1.5。自力優勝の可能性はすでに消滅も「1%でも可能性がある限り諦めない」と西岡。大きな1勝を手にしたロッテが、ここから快進撃を見せる。

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指揮官からキビしい一言、西岡「鬼みたいと思ったけど…」[スポニチ]

チームで唯一フルイニング出場のロッテ・西岡。8月上旬に左手首を痛めたが、我慢して試合に出続けた。

だが打撃不振に陥り、14日には打率.315まで急下降。15日の楽天戦(千葉マリン)の試合前に西村監督に呼び出された。「結果を残せ。このままだと先発から外すぞ」。西岡は振り返る。「鬼みたいと思ったけど、フルイニングへの思いも分かってくれている。活を入れられて良かった」。

その指揮官は連敗を止め「執念の勝利」と目を潤ませた。そして26歳の若き主将を「走攻守全てで良くやってくれている」とねぎらった。シーズン200本安打まで残り12試合で16本。西岡剛ならやってくれる。

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ロッテ奇跡Vへ5差!西岡が涙目のサヨナラ“演出”[スポニチ]

涙目で走った。一塁ベースを駆け抜けると、歓喜が起こる。ロッテ・西岡は後ろを振り返った。三塁走者の田中がサヨナラのホームイン。とんでもない奇跡が起こった。

「打った瞬間、泣きそうになりながら走った。地獄から天国に行けました」。延長11回。右太腿裏痛から15試合ぶりに先発したサブローが右前打。さらに1死一、二塁から代打・金泰均が左前打を放ち、満塁で回ってきた。「サブローさんはケガを押して出てくれた。テギュンは(先発を外れ)悔しい思いがあったと思う。だから絶対決めようと」。当たりは平凡な一ゴロ。だが、一塁手・明石が本塁へ悪送球し、チームの連敗は5で止まった。

「1%でも優勝の可能性がある限り、諦めずにやる」。そう言い切る西岡は3回1死三塁では井口の二ゴロで猛然とホームに突っ込み、相手の悪送球を誘った。7回には3本目の安打でシーズン23度目の猛打賞を記録。そして最後にまたも相手の悪送球でサヨナラ劇の主役になり「気合勝ちです」と笑った。

マーフィー
「全体的に自分が描いた通りの投球ができた。ただ多村への失投が悔いが残る。」(6回2/3を3失点)
201安打ペース
西岡(ロ)が3安打を放ち、今季23度目の猛打賞。シーズン23度は98年前田智(広)、01年小笠原(日)と並びプロ野球3位タイ。プロ野球記録は96年のオリックス・イチロー(現マリナーズ)の26度。今季132試合で安打数を184とし、シーズン201安打ペースとなった。

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西岡11回サヨナラ、23度目猛打勝で連敗止めた!…ロッテ[報知]

一塁ベース付近から本塁を振り返ると、地獄が天国になっていた。同点の延長11回、1死満塁。西岡の打球はボテボテの一ゴロ。「泣きそうになりながら走っていた」が、一塁・明石がまさかの悪送球。サヨナラ勝ちで連敗を5で止めた。一塁で仲間から水攻めにされたキャプテンは「勝ちたい気持ちが相手のミスにつながったかな」と笑った。

偉大な先輩に肩を並べた。今季23度目の猛打賞は98年の前田智徳(広島)、01年の小笠原道大(日本ハム)に並ぶ歴代3位タイ。さらに108得点は50年の別当薫と並ぶ球団2位の記録だ。「(自分の)成績がチームの勝利に比例して嬉しい」。

残り12試合で200安打まで16本。初の首位打者も視界に入ってきた。「1番として、主将としてよく引っ張ってる」と西村監督。2位ソフトバンクとは1.5差。首位・西武とは5差だ。西岡は「1%でも優勝の可能性がある限り、頑張ります」と力強く宣言した。

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サヨナラ勝ちで連敗ストップ[ニッカン]

ロッテがサヨナラ勝ちで連敗を5で止めた。4−4で迎えた延長11回、1死満塁から西岡剛内野手(26)の放った一ゴロが、捕球した一塁手・明石のホームへの悪送球を誘いサヨナラとなった。終盤に同点に追いつかれる苦しい展開も、競り勝って2位ソフトバンクに1.5ゲーム差。西村監督は「絶対に勝とうという気持ちが表れていた。最後に勝てればいい」と力強く話した。

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幸運なサヨナラ劇!ロッテ、連敗ストップ[スポニチ]

4−4の延長11回1死満塁。西岡が放った当たりは平凡な一ゴロだった。だが、これをソフトバンクの明石が本塁に悪送球。西岡が「地獄から天国にいけました」と言うサヨナラ劇で、ロッテが連敗を5で止めた。

3点リードの7回にマーフィーが3ランを浴び、1点を勝ち越して迎えた9回は小林宏が暴投で追い付かれる。全て逆転負けで喫した5つの黒星をなぞるような展開だった。だが、11回。右太もも裏の肉離れの痛みを押して先発出場したサブローが右前打。不振で先発落ちした金泰均も代打で左前打を放つなど、好機を広げた。幸運な連敗脱出にも、西村監督は「執念の勝利だと思う」と胸を張った。

激しい3位争いの中にいるが、西岡はあくまで上を向く。「1パーセントでも優勝の可能性がある限り、諦めずにやっていく」と力強く宣言した。

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ロッテ・西岡、リーグ2位の23度目猛打賞[サンスポ]

ロッテの西岡が3安打の固め打ち。1試合3安打以上をマークするのは今季23度目で、日本ハム時代の小笠原(現巨人)が2001年につくったリーグ2位の記録に並んだ。プロ野球記録は、米大リーグ、マリナーズのイチローがオリックス時代の1996年にマークした26度。西岡は「ヒットを打てば、チームに貢献できる」。シーズン200安打まで残り12試合で16本と、大台到達も射程にとらえている。

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もう負けられない…福浦先制打[ニッカン]

ロッテ福浦和也内野手(34)が、1回2死三塁から先制の適時打を放った。ソフトバンク先発の陽の真ん中スライダーを右前に運んだ。持ち前の勝負強さをみせ「残り13試合、もう負けられない。先制のチャンスでヒットを打つことができて嬉しい」と喜んだ。

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ロッテ“4番”福浦が先制打「嬉しい」[サンスポ]

5連敗中のロッテが、福浦の適時打で先制した。1回2死三塁で右前に運び「初回のチャンスでヒットを打つことができて、本当に嬉しい」と喜んだ。4番に入って5試合目。これが9打点目となった。不振で先発を外れた前4番の金泰均に代わり、この日は一塁の守備にも就いた。ベテランは「打撃どうこうではなく、どんな形でもいいから、チームの勝利に貢献したい」と頼もしかった。

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今岡が復帰「貢献したい」[ニッカン]

5月25日に1軍を離れたロッテ今岡誠内野手(36)が、復帰した。2軍では33試合に出場し、打率は2割8分2厘だった。チームは首位西武に3連敗するなど終盤に入って苦しんでいるが、阪神時代に2度のリーグ優勝の経験があるベテランは「どんな形でもチームに貢献したいと思っている」と意気込んでいた。

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今岡が5月以来の1軍復帰「少しでもチームに貢献」[スポニチ]

ロッテの今岡が1軍に復帰した。出場機会がなく、5月25日に1軍を離れた今岡は「少しでもチームに貢献できるようにしたい」と言葉に力を込めた。2軍では33試合に出場し、打率2割8分2厘だった。シーズン終盤での復帰に、ベテランは「声を出すとか、野球以外のところでもやれることがある。自分のことよりチームのこと」と語った。

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