わたしはかもめ2010年鴎の便り(9月)

便

9月19日

東北楽天8x−6千葉ロッテ(Kスタ宮城)

楽天が2試合連続のサヨナラ勝ち。5−6の9回1死一、三塁から、高須が左翼席へ5号号本塁打を放った。5番手の小山が5勝目。ロッテは8回途中から投入した抑えの小林宏が前日に続いて期待を裏切り、仙台での連敗が16に伸びた。

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千葉ロッテ2003100006
東北楽天111100103x8x

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小林宏が大ショック…逆転サヨナラ被弾[ニッカン]

楽天高須の打球が、高い放物線を描いて左翼席にストンと落ちた。ロッテの小林宏も、ストンと崩れ落ちた。2戦連続サヨナラ負け。うずくまった守護神は遊撃西岡に抱え上げられるまで、微動だにせず、じっと地面を見つめていた。

仙台には魔物がすむのか。これでKスタ宮城で16連敗。9回を1点リードで迎えたのも18日と同じなら、先頭打者が9番内村なのも一緒。この日は左翼線にポトリと落ちる安打で無死一塁。犠打で1死二塁と、まるで前夜のVTRだ。違った点は幕切れが本塁打だったこと。前夜以上に悲劇的だった。小林宏は「最後は僕がしっかり抑えないと勝てない」と気丈に話した。

試合前からナインは気迫十分だった。18日の6回1死一、三塁。嶋のスクイズで勝ち越された。最下位で、犠打に消極的なスタイルだった楽天にスクイズを決められた。「なぜスクイズ?」という思いを禁じ得ない。試合前の楽天礒部コーチは「(ロッテの)みんなに怒られたよ」と苦笑いを浮かべた。絶対に連敗を止める−。強い気持ちで臨んだが、気負いなのか、勢いがない。伸び伸びと守備でファインプレーを連発する楽天とは対照的だった。

「(抑えの)小林に代わりはない?」という質問に西村監督は「分からない。昨日もショックを受けてた。昨日の今日だし。こっちがフォローしないと」。小林宏の受けたショックの大きさを推し量っていた。3位から転落しなかったのが唯一の救いだ。

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連日の逆転サヨナラ負け…ロッテKスタ16連敗[スポニチ]

左翼席に消えた打球を見届けると、ロッテ・小林宏は左ひざから崩れ落ちた。自分で立ち上がる気力すら残っていない。西岡と今江に抱き起こされた。連日の逆転サヨナラ負け。悲劇は繰り返された。

「最後は僕がしっかり抑えないといけないのに…」。8回2死一、二塁で登板。そのピンチを切り抜け、1点リードで9回を迎えた。先頭は9番・内村。前日と全く同じ状況でまたも安打で出塁させた。1死一、三塁とし、西村監督が今季初めてマウンドに向かった。激励された守護神は高須を2ストライク1ボールと追い込んだが、外角のボール球で空振りを狙ったスライダーは無情にも真ん中に入った。

鬼門のKスタ宮城で昨年7月から16連敗。ビジターでの連敗も8に伸びた。「先頭を打ち取ればああいうことにはならないんだが」。そう振り返った指揮官は今後の起用法に「昨日の今日でしょう。1日考えます」とし、リフレッシュのための配置転換を示唆した。3位で並ぶ日本ハムも敗れたが、オリックスが0.5ゲーム差に接近。Kスタ宮城ではまだ2試合続く。鬼門を突破しない限り、CS進出は見えてこない。

清田
「チームが勝ってないんで…。気持ちを切り替えて頑張ります。」(4回に一時逆転の2号3ランも空砲に)

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小林宏サヨナラ被弾!守護神連日の沈没…ロッテ[報知]

小林宏はひざからがっくり崩れ落ち、しばらく動けなかった。ロッテは守護神が2試合続けて9回に逆転を許し、連日のサヨナラ負けを喫した。仙台ではどうしても勝てず、昨年からの連敗は16に伸びた。

6−5の8回2死一、二塁で7番手として小林宏を投入。8回は無失点で切り抜けたが、9回に先頭の内村の安打から1死一、三塁とされた。

ここで西村監督が今季初めてマウンドに向かい、熱いゲキを送る。だが、結末は最悪だった。甘い変化球を高須に左翼席に運ばれ、小林宏は「僕がしっかり抑えないとチームは勝てない」と言葉を絞り出した。

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ロッテ、守護神で連日逆転負け…仙台で16連敗[サンスポ]

小林宏はひざからがっくり崩れ落ち、しばらく動けなかった。ロッテは守護神が2試合続けて9回に逆転を許し、連日のサヨナラ負けを喫した。仙台ではどうしても勝てず、昨年からの連敗は16に伸びた。

早めの継投で、何とか最少失点で切り抜けていた。6−5の8回2死一、二塁で7番手として小林宏を投入。8回は無失点で切り抜けたが、9回に先頭の内村の安打から1死一、三塁とされた。

ここで西村監督が動いた。今季初めてマウンドに向かい、熱いげきを送る。だが、結末は最悪だった。甘い変化球を高須に左翼席に運ばれ、小林宏は「僕がしっかり抑えないとチームは勝てない」と言葉を絞り出した。

3チームが0.5ゲーム差にひしめき、3位争いは混迷を極める。西村監督は「ここまで来たら誰も責められない。全員で戦うしかない」と必死に気持ちを切り替えていた。

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小林宏で2日連続サヨナラ負け[ニッカン]

まさか、まさかの16連敗−。ロッテ小林宏之投手(32)が2試合連続のサヨナラ負けを喫した。1点リードの9回1死一、三塁で、高須に決勝の左越え3ランを浴びた。これでKスタ宮城16連敗。西村徳文監督(50)は「ここまできたら、誰も責めることは出来ませんよ。何とか、みんなで切り替えて、やるしかない。全員でね、切り替えて、明日に向かってやるしかない」と前を向いた。

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ルーキー清田2号3ランも…[スポニチ]

勝ちにはつながらなかったが、大きな一打だった。ロッテの新人、清田が2−3の4回2死一、二塁で2号3ランを放った。清田は「打席に入る前に西岡さんに『思い切り打て』と言われたので、開き直って打ちました」。高めのボール球を強引に引っ張り、8月4日以来の一発を左翼席に放り込んだ。

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西岡助言で…清田が2号3ラン[ニッカン]

ロッテ清田育宏外野手(24)が、1点を追う4回に2号3ランを放った。2死一、二塁、カウント1−2からの外角高めのボール球を、強引に振り抜いた。勝ち越された直後だけに、チームに勢いをもたらす値千金のアーチだった。ベンチに戻ると「打ったのはストレート。打席に入る前に西岡さんに『思いっきり打て』と言われたので、開き直って打ちました。高めのボール気味の球だったと思いますが、気持ちで持っていきました」とコメントした。

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サブロー1回に先制2点適時打[ニッカン]

ロッテ・サブロー外野手(34)が1回に先制2点適時打を放った。四球3つで2死満塁の好機で打席が回った。カウント1−2からの外角カットボールに食らいつき、バットの先に当てながら中前に運んだ。サブローは「打ったのはカットボールや。相手にもらった満塁のチャンス。2死まできてしまっていたけど、何とかとか打って相手にダメージを与えたかった。バットの先に当たって、バットが折れたけど、いいヒットになってくれたわ」と話した。

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