9月22日9月22日背筋痛で離脱しているロッテ里崎智也捕手（34）の今季中の復帰が絶望であることが22日、分かった。西村監督が「送球に痛みが残ると報告があるし（1軍昇格は）シーズン中はありません」と明かしたもので、今後はCSへ向けて調整させる。里崎は18日のイースタン・リーグ、ヤクルト戦（浦和）から3試合に出場し、8打数4安打で打撃は復調。だが21日の西武戦（同）は休養で出場せず「だいぶよくなったけど完治はしてない」と話した。また、右ひじ痛の唐川侑己投手（21）も軽めのキャッチボールは行うが「まだ痛みがある」とブルペン投球はできない状況。残り6試合の先発ローテも決まっており、CSでの復帰を目指すこととなった。
西岡が記録男になる。21日の楽天戦（Kスタ宮城）でイチローに並ぶ日本記録の26度目猛打賞で、118得点は85年の落合の球団記録に並んだ。また、197安打で、05年のヤクルト青木以来日本人3人目となる200安打も目前。23日のソフトバンク戦（ヤフードーム）に新記録がかかるが「試合に集中すれば結果は自ずとついてくるもの。ソフトバンクは勢いがあるし、チャレンジャーのつもりで挑む」と気を引き締めた。
ロッテが難敵のソフトバンク・和田を打ち崩してCS進出に前進する。
23日に対戦する左腕には今季3戦2敗。4月8日（ヤフードーム）の初回に西岡が生還して以降24イニング連続で得点が奪えていない。プロ野球タイ記録の猛打賞シーズン26度を記録している西岡は「負けるわけにはいかない。相手が強いのは分かっているし挑戦者の気持ちで挑みたい」。あと3の200安打、王手をかけている球団新記録の119得点も目前だが「試合に集中していれば、おのずと結果はついてくる」と記録は二の次で、まずはCS進出に全力を傾ける。
ロッテ・西岡剛内野手（26）が22日、自身のバットでチームをCS出場に導くと誓った。仙台から福岡に移動し、宿舎で静養。日本ハムとのCS出場争いが続く中、23日のソフトバンク戦（ヤフーD）を前に「負ける訳にはいかない。目の前の野球に集中したい」と意気込んだ。
21日の楽天戦（Kスタ）で今季26度目の猛打賞をマーク。96年のイチロー（当時オリックス）のプロ野球記録に肩を並べ、シーズン200安打にも残り3本とした。
3安打以上した試合は今季、19勝7敗と高い勝率を誇る。一方、相手の先発はチームが24イニング無得点の和田。「『勝つ』という目標に突き進んだ結果の先に記録が待っている。チャレンジャーの気持ちで臨みたい」。ロッテの“ミスター猛打賞”が天敵打ちと200安打を決め、チームのCS出場に弾みをつける。
ロッテのブライアン・コーリー投手（36）が、23日のソフトバンク戦（ヤフードーム）で5勝目をかけて先発する。前回16日のソフトバンク戦（千葉マリン）では6回途中無失点。2連勝で4勝目を挙げ好調を維持し、右ひじ痛で離脱した唐川の抜けた穴をしっかりと埋めている。移動日のこの日は、福岡ヤフードームでランニングとキャッチボールで調整。激しいCS争いの正念場での登板となるが「大事な試合だけど、あまり考えないようにしたい。力まないように自分の投球をするだけ」と無心で挑むつもりだ。