わたしはかもめ2010年鴎の便り(10月)

便

10月8日

1番西岡が突破口第1打席初球に神経集中[ニッカン]

ロッテ西岡剛内野手(26)がプレーボールと同時に、西武のエース涌井を一気にたたみかける。9日のクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ西武戦の第1戦に1番遊撃で出場。その第1打席の初球に神経を集中させる。8日、フリー打撃などで最終調整を終え「開幕戦と同じように、1打席目の最初のボールはお客さんの注目が集まる。初球の入り方を考えて臨みたい」と独特の雰囲気を楽しむかのように話した。

先発は成瀬と涌井のエース対決で、先制点は試合の流れを大きく左右する。シーズンで首位打者(3割4分6厘)、最多安打(206)のタイトルに加え、最多得点121を記録した主将が1回に出塁すれば、打線に勢いも生まれる。今季の第1打席成績は133打数49安打で打率3割6分8厘。対涌井は5打数2安打で4割。また初球の打率は60打数23安打で3割8分3厘と、いずれも高い。

西村監督も「2勝で終わりですから、当然、頭(初戦)をとらないといけない」と先勝を意識。05年は2位からプレーオフを勝ち抜き、日本一まで上りつめた。その再現へ、まずは1番西岡が突破口を開く。

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ロッテ・成瀬が気合!髪刈り獅子狩り[サンスポ]

西武とロッテが激突するパ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(3試合制)は9日、西武ドームで開幕。両チームは8日、同球場で練習を行い、西武・渡辺久信監督(45)はロッテの1番・西岡剛内野手(26)封じを勝負のポイントに挙げ、先発の涌井秀章投手(24)に徹底マークを厳命。一方、ロッテの先発・成瀬善久投手(24)は散髪で気合を入れ、戦闘モードに突入した。

髪を切ったら男は気合が入る。大一番を前にロッテ・成瀬が髪を短くカットし、敵地に登場。気持ちも新たに、投内連係などで2時間汗を流した。「髪を切ってから初めて投げる試合は調子がいい。短い方が野球選手としていいでしょう。涌井は逆に長いですから」。

横浜高の1年後輩との対戦に、隠しきれない対抗心がポロリと漏れた。涌井のトレードマークでもある(?)帽子から飛び出した長い後ろ髪が、先輩としては気になってしかたない。マウンドの上での戦いでスパッと決着をつける気だ。

今季は西武戦に5試合先発も、2勝2敗で防御率4.82。3月20日の開幕戦でも西武ドームで涌井と対戦し、2失点完投負けを喫した。それでも「あの時とは違う」と闘志をあらわにする。爽やかに生まれ変わった左腕が、チームの命運を握る。

◇里崎「切り札」復活

背筋痛で離脱していた里崎が切り札として復活する。4日に1軍合流し、この日も投内連係、フリー打撃、バント練習などフルメニューをこなした。07年のCSでは30打数9安打で打率3割、3本塁打の勝負強さは心強い。先発出場なら8月4日の楽天戦(Kスタ宮地)以来約2ヶ月ぶりとなるが、西村監督は「まだ決めてません」と明言は避けた。里崎も「(練習を)見ての通りです」と言葉少なに引き揚げた。

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ロッテ・西岡、西武のマーク「意識しない」[サンスポ]

西武とロッテが激突するパ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(3試合制)は9日、西武ドームで開幕。決戦を前に、ロッテ・西岡は8日、フリー打撃などで2時間体を動かした。今季はプロ8年目で初めて首位打者と最多安打のタイトルを獲得。切り込み隊長に西武が警戒を強めているが、「マークされている?それはいいこと。僕は意識せずやる。勝ちます」と目をギラつかせていた。

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西岡「ウズウズ」狙うプレーボール安打[スポニチ]

不動のリードオフマン西岡がプレーボール安打でロッテを勢いづける。西武ドームでの前日練習後、「先頭打者の役割を考えながらやります。特に1打席目の1球目は集中したい。試合開始の1球目はファンを含めて全員が注目しますから」と宣言した。

今季は初回の第1打席で先頭打者アーチ2本を含む133打数49安打の打率.368をマークして打線を牽引。四球も選ぶが、甘い球がくれば初球から積極的に打つスタイルはCSでも変えない。

過去2年はチームがBクラスに低迷しただけに「早く試合がしたくてウズウズしていた。ワクワクしています」。西武が自身を警戒していることにも「マークは相手が勝手にやること。特に意識はせず、失敗を恐れずにアグレッシブなプレーをしたい」。自身初のフルイニング出場を果たしたシーズンは206安打、打率.346。首位打者と最多安打のタイトルを獲得した積極打法で流れを呼び込む構えだ。西村監督は打順などの質問に「言いたくありません。明日になれば分かります」とピリピリムードを漂わせたが、主将・西岡は普段通りのプレーを貫く。

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成瀬、エースの意地&先輩の意地見せる![スポニチ]

ロッテの成瀬がエースの意地を見せる。シーズン開幕投手に続き、CS開幕でも大役を担う。「1年通して信頼してくれた。それに応えるのが僕の役目。エースと言われるなら、こういう試合で勝たないと。自分がやらなきゃいけない」。舞台は開幕戦と同じ西武ドーム。過去4度の直接対決で3勝1敗と投げ勝っている横浜高1年後輩の涌井に、先輩の意地も見せる。

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小林宏が完全復活!ソフトバンク挑戦権取る!!…ロッテ[報知]

ロッテが勝利の方程式でCSを勝ち抜く。救援陣の伊藤、薮田、小林宏が7日、そろって千葉でのシート打撃に登板。完全復調をアピールした。今季、3人全員が登板した試合は22勝6敗1分け。鉄壁のリレーでリーグ最多150本塁打の西武打線を封じる。

シーズン終盤、不調に陥った守護神の小林宏。CS出場権をかけた1日のオリックス戦(千葉)では、2点差にもかかわらず9回のマウンドにあがることはなかった。

西村監督が「ウチの抑えは小林宏。それを頭に入れて起用する」と明言するように、CS突破は守護神の復活が欠かせない。この日のシート打撃は、打者6人に対し被安打1、1奪三振。リーグ3位の29セーブをマークした小林宏は「直球の力がどれだけあるか確かめた。感触?徐々によくなってる」と語った。

1日に小林宏に代わってストッパーを務めた伊藤は以降、右ひじの張りを訴えて投球を回避していたが、主力打者4人に被安打1、2奪三振。「万全です。どこでも投げる準備はしておきます」と笑顔を見せた。故障でラスト2試合のベンチ入りを避けた薮田も打者5人に被安打2、1奪三振とまずまず。指揮官も「あれだけ投げられれば問題ない」と太鼓判。負けられない短期決戦で、“IYK”が意地を見せる。

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CS初戦先発の成瀬「不安な気持ちに打ち勝つのが1番」…ロッテ[報知]

プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)のファーストステージ(3試合制)は9日、西武ドームで開幕し、レギュラーシーズン2位の西武と3位のロッテが対戦する。第1戦の先発は西武が涌井、ロッテは成瀬。前日の8日は、両チームとも西武ドームでフリー打撃などを行い調整した。

3年ぶりに、CSに挑むロッテ。シーズンの最後で3連勝。最終戦で3位をつかみ「勢いそのままに入っていける」と自信を見せた。主将の西岡は「負けられない重圧の中で、どう自分に打ち勝つか」と言い、初戦に先発する成瀬も「不安な気持ちに打ち勝つのが1番」と自らに言い聞かせた。

米大リーグで短期決戦を勝ち抜き、「世界一」を経験した井口は「1つのプレーで流れが変わる。ミスが命取りになる」と気を引き締めていた。

勝者は14日からのファイナルステージ(6試合制・ヤフードーム)に進み、リーグ優勝を果たしたソフトバンクと顔を合わせる。

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「緊張してるの僕だけ」と監督[ニッカン]

ロッテが8日、西武とのCSファーストステージ第1戦(9日)へ向け敵地へ乗り込んだ。午後2時から西武ドームで投内連係、シートノック、フリー打撃を行い、約3時間半の練習で最終調整。決戦前日の心境を問われた西村監督は「開幕戦と同じ場所なので、開幕前に返った気分です。緊張してるのは僕だけじゃないですか。全員で1つになって頑張りますよ」と笑顔をまじえながら話した。

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ロッテ大塚明ら4選手が任意引退[ニッカン]

日本野球機構(NPB)は8日、ロッテから申請のあった下敷領悠太投手(27)黒滝将人投手(22)相原勝幸投手(27)大塚明外野手(35)4選手の任意引退の届け出を認め、野球協約第59条に基づき、4選手の任意引退を公示した。

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