わたしはかもめ2010年鴎の便り(10月)

便

10月13日

西岡、杉内攻略心理戦「初球見逃す」宣言[ニッカン]

ロッテ西岡剛内野手(26)が打倒ソフトバンクへ先制“口撃”だ。14日のCSファイナルステージ第1戦(福岡ヤフードーム)で、ソフトバンク杉内攻略のため、第1打席での「耐球」を宣言し、かく乱作戦に出た。

主将兼リードオフマン西岡が陽動作戦でソフトバンク杉内を揺さぶった。練習後に「これから厳しい戦いが待っている。1番として期待に応えたい。初球はスライダー、チェンジアップが来ると思うんで、初球は見逃します」と、相手エースに心理戦を仕掛けた。

9日の西武とのファーストステージ第1戦の前日は西武涌井に対して「初球の入り方を考えて臨みたい。1球目に集中する」と、初球打ちを公言。結果、二ゴロに終わったが、制球のいい涌井がいきなり0−3と乱れたのは記憶に新しい。初球を見逃すと言ったものの甘い直球が来れば打ちにいく可能性もある。「(杉内の)攻略法はない。来た球を打つだけ」と、実力を認めた上で挑戦者精神で挑む。

相手には1勝のアドバンテージがあるため第1戦は落とせない。だが杉内を攻略すれば、一気に有利な展開にもなる。先頭打者として鍵を握る西岡は「ソフトバンクは勝たないといけないプレッシャーがある。僕らの方が開き直ってやれる」とファーストステージを勝ち抜いた勢いで、日本シリーズへの道を開く。西村監督は「昨日の練習でも(選手は)のびのびやっていた。明日全員で勝ちにいきますよ」と力を込めた。5年前のプレーオフと舞台は同じ。その時は2位のロッテが勝ち抜いた。ソフトバンクとの因縁対決が再び始まる。

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成瀬25歳の誕生日「勝って祝えればいい」[ニッカン]

14日のCSファイナルステージ第1戦(福岡ヤフードーム)で、ロッテ成瀬善久投手が中4日でエースの底力を見せる。9日の西武戦では7回0/3を2失点と好投した。登板前日となったこの日は、25歳の誕生日。「実感ないですね。気持ちの変化?変わらないです。勝って祝えればいいです」と苦笑い。決戦を翌日に控えても「今回は不安よりも楽しみの方が大きい。早く投げたい気持ちもある」とリラックスした表情だった。

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ロッテ・西岡、杉内撃ち自信「初球は…」[サンスポ]

決戦を前に、ロッテ・西岡は13日、フリー打撃などで約2時間体を動かした。8年目の今季は初めて全試合フルイニング出場を果たし、首位打者と最多安打のタイトルを獲得。切り込み隊長として、先発の杉内攻略が期待されるが「初球は変化球で来るので見逃します。自分の打撃ができればいい」と分析も十分な様子だった。

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ロッテ、CSで異例のビール&焼酎かけだ[サンスポ]

ソフトバンクとロッテが激突するパ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)は14日に開幕。ロッテが日本シリーズ進出を決めた場合、西村徳文監督(50)の胴上げとビールかけの“優勝行事”も行うことが13日、明らかになった。

勢いに乗るチームはやることが違う。CSファイナルステージ第1戦を前に、ロッテが早くもビールかけを行う準備をしていることが判明した。「(先に4勝すれば)日本シリーズですから。そのお祝いです」と球団関係者の鼻息が荒い。

通常、ビールかけはリーグ優勝や日本一になった際に行うもの。日本シリーズへのキップを手にした段階で行うのは異例だ。しかもリーグ覇者のソフトバンクに1勝のアドバンテージがあるため、ロッテは3敗すれば終戦。そんな不利な状況にもかかわらず、球団関係者は「勝てばCSの覇者ということですから」とやる気満々だ。

会場は選手宿舎の駐車場。この会場では2005年にリーグ優勝を果たした際にもビールかけを行い、その後阪神を下して日本一となった。実に縁起のいい場所なのだ。すでにビール3000本が用意され、焼酎好きの指揮官のために限定発売された『西村焼酎』で“焼酎かけ”をすることも検討されている。

それだけではない。選手会長のサブローは「今はまだ目の前のことに集中しているけど、監督を胴上げすることにはなると思う」と大胆予告。優勝にまつわる行事は全てやってしまおうという計画だ。

レギュラーシーズン3位のチームが、プレーオフ、CSのファイナルステージに進出したのは過去3チームのみで、そのいずれも敗退している。そんな不利なデータを振り払うべく、この日、チームはヤフードームで2時間半の全体練習を行った。目指すは史上初となる3位からの下克上。今のロッテにはその勢いがある。

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成瀬、杉内とのエース左腕対決に自信[スポニチ]

ロッテ・成瀬が杉内とのエース左腕対決に自信をのぞかせた。「自分の投球ができれば大丈夫。前回(ファーストS初戦)の投球が自信になったし同じような投球ができればいい」。9日の西武とのファーストS初戦は重圧の中で8回途中2失点と好投。先発では自身初の中4日登板にも「気持ちも張っているし、体も球もいい状態」と問題がないことを繰り返して強調した。

前回9日の先発前は「楽しみでもあるけど不安も大きい」と「不安」というフレーズが何度も出たが、今回は「怖さ、不安もあるけど楽しみが大きい」と繰り返すなど「楽しみ」の割合が多くなった。13日、25歳の誕生日を迎えたエースは「自分で祝えればいい。自分に勝ちがつかなくてもチームが勝ってくれれば、もう1度投げるチャンスも来る」と自らの左腕で1日遅れのバースデー白星をつかみにいく。

シーズン開幕戦、CSファーストS初戦、そしてファイナルS初戦と今季3試合目の開幕投手を任せた西村監督は「相手に1勝のアドバンテージがあるし何としても初戦は勝ちに行かないといけない。中4日でも成瀬しかいない。うちのエースですから、やってくれるでしょう」と絶大な信頼を寄せる。

今季のソフトバンク戦は0勝4敗で、投げ合う相手は杉内。マイナス要素は多いが、大一番を任されて勝利を呼び込むのがエース。成瀬は負けない。

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西岡が杉内に心理戦「初球は見逃す」[スポニチ]

ロッテの不動のリードオフマン・西岡が杉内に心理戦を仕掛けた。初球から積極的に打つタイプでプレーボール弾を宣言したこともあるが、今回は「初球はスライダーかチェンジアップが来ると思うので見逃したい」。今季対戦打率.389と相性がいい左腕に、暗に直球勝負を要求したとも受け取れる。05年の日本一に似た雰囲気も漂う中「昔のことを掘り起こしてもしようがない。新しい歴史を刻んでいきたい」と力強かった。

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ロッテ、ファイナルS突破でビールかけ&胴上げだ[スポニチ]

ロッテは、ファイナルSを突破すればビールかけを敢行する。05年はソフトバンクとのプレーオフを制してリーグ優勝。今回は「CSの覇者という考え。遠慮する必要はない」と球団関係者は説明した。

05年当時と同じ選手宿舎の駐車場を会場に、ビールも当時とほぼ同数の約3000本を準備する。監督就任を記念して限定発売された西村焼酎も「焼酎かけ」用に用意することも検討中だ。ビールかけだけでなく、選手会長・サブローはCS突破した場合は、西村監督を胴上げする考えも明かした。

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西岡「初球は見逃す」杉内に心理戦を仕掛ける…ロッテ[報知]

最終Sを前に調整する杉内 日本シリーズ出場権を争うパ・リーグのCSは14日、第1Sを制したシーズン3位のロッテが、優勝したソフトバンクの本拠地ヤフーDで、ファイナルステージ(最終S=6試合制)を戦う。今季の首位打者でロッテの1番を打つ西岡剛内野手(26)は、相手先発・杉内俊哉投手(29)に、「初球は見逃したい」と明言、心理作戦を仕掛けた。

最終Sで最初に打席に立つ男が、相手に「揺さぶり」をかけた。ロッテの「1番・遊撃」で先発する西岡だ。ソフトバンク先発・杉内の初球を「スライダーかチェンジアップでくると思う」と、大胆に予想した上で続けた。「初球は見逃したい」。不敵な笑みを浮かべた。

今季16勝した敵のエース左腕との対戦成績は、18打数7安打の打率3割8分9厘。だが、短期決戦では、相性通りにいかないこともある。「ソフトバンクの投手陣は12球団一。大量点は難しい。1番としてできることは、塁に出ること」。球界屈指のサウスポーをとらえるために、まずは心理作戦に打って出た形だ。

ロッテには敵地で行われた西武との第1Sで、ともに9回に追いつき、延長11回の末に連勝で突破した破竹の勢いがある。「僕らは3位からなので、失うものは何もない。1位のソフトバンクの方が、勝たないといけないというプレッシャーがある。こっちは開き直ってやりますよ」。今季は全試合フルイニング出場し、打率3割4分6厘で首位打者に輝いたリードオフマンは言い切った。

05年は同じ舞台でソフトバンクを破り、一気に日本一まで上り詰めた。「あの時とは監督も選手も違う。新しい歴史を刻みたい」と主将の西岡が言えば、西村監督も「勝ちにいく。全員でぶつかっていく。それだけです」と語気を強めた。

この日はバッティング練習などで約2時間、最終調整を行った背番号7。投じられるのは“予言”通りにスライダーかチェンジアップか、はたまた直球か。午後6時のプレーボールから目が離せない展開になりそうだ。

◇CS最終S主なルール

試合数
第1Sの勝者とシーズン1位チームが6戦4勝制で行う。
アドバンテージ
1位チームに1勝のアドバンテージが与えられる。
開催権
1位チームの本拠地ですべて行う。
延長
12回までで再試合は行わない。引き分けで勝ち星が並んだ場合は、シーズン上位チームがステージ勝者となる。
選手登録
登録、抹消はシーズンと同様。抹消した場合、10日間は登録できない。
パ・リーグ
シーズン同様に指名打者(DH)制、予告先発で行う。予告先発提出は試合終了後。

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成瀬「不安より、楽しみ」決戦に向け最終調整…ロッテ[報知]

プロ野球の日本シリーズ出場権を争うパ・リーグのCSは14日にヤフードームでファイナルステージ(6試合制)が開幕し、ソフトバンクとロッテが対戦する。

13日、ロッテは午後に2時間ほどフリー打撃などを行い、本番に備え試合会場で最終調整した。

第1戦の先発投手はリーグ3位から初の日本シリーズ進出を狙うロッテは成瀬と発表された。

この日はキャッチボールなど軽めの調整で切り上げた。前回の西武戦は「不安」という言葉を多く使った。極度の緊張の中、8回途中を2失点にまとめる。この好投が自信を生み「今回はリラックスしている。早くやってみたい。不安より、楽しみ」と表情は明るい。

先発ではプロ初の中4日にも「今は気持ちが張っていて、球がいっている」と疲れは感じていない。今季のソフトバンク戦は0勝4敗。マイナス要素は多いが「自分のピッチングをすれば大丈夫だと思う」と力みはなかった。

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ロッテ・西岡、力強く宣言「新しい歴史刻む」[サンスポ]

ロッテの西岡は打撃練習などで汗を流した。勢いのある戦いぶりに日本一に輝いた2005年に似た雰囲気も漂うが、主将は「昔のことを掘り起こしてもしょうがない。新しい歴史を刻んでいきたい」と力強かった。1番として、真っ先に打席に入る。西武とのファーストステージ初戦の前は、初球から打って出る姿勢を見せていた。今回は「スライダーか、チェンジアップが来ると思うんで、見逃したい」。冗談めかし、周囲の笑いを誘っていた。

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里崎が“勢い”ぶつける![ニッカン]

ロッテ里崎智也捕手(34)が、ファーストステージ西武戦での勢いを、14日から始まるファイナルステージへぶつける。ファーストステージでは4打数4安打と絶好調。持病の背筋痛を抱え、第2戦ではブロックの際に左手首を痛めたが、当日(14日)の状態次第では先発出場の可能性もある。13日はフリー打撃などで最終調整し「実戦である程度できて、ほっとしている部分はある。ソフトバンクは簡単に勝てる相手じゃない。自分のできることをやるだけ」と気を引き締めた。

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