≫わたしはかもめ≫2010年≫鴎の便り（10月）

鴎の便り

10月25日

• 西村監督思わぬ里帰り…練習場求め串間へ
• 日本ハムに続き、西村監督故郷がロッテ支援
• 打で貢献！？ロッテ・小林宏が快音連発
• 西村監督“名采配”166キロ大移動で練習できた！
• 俊介、第2戦先発へシート打撃6人ピシャリ！
• 唐川、先発ローテ入りも！27日に実戦復帰
• 俊介、日本シリーズ第2戦先発へ…ロッテ
• ロッテ俊介「いい感触持続できてる」
• ロッテ、西村監督の出身地でシート打撃
• NPBがFA資格者95人公示

西村監督思わぬ里帰り…練習場求め串間へ［ニッカン］

先発予定だった渡辺俊は「やれるでしょ〜」となぜか一本足打法を決める　悪天候にたたられたロッテが25日、練習場を求めてさまよった。中日との日本シリーズ（30日開幕・ナゴヤドーム）へ向け、フェニックス・リーグで調整するはずが、連日の雨にたたられている。この日は宮崎市内から、広島戦の行われる日南市の天福球場まで約50キロをバス移動したが、試合直前に豪雨で中止に。シート打撃をこなすため、さらに約35キロ南下し、串間市の総合運動公園野球場へ。そこは西村徳文監督（50）の育った場所で、思わぬ形での里帰りとなった。

西村監督もびっくりの里帰りだった。「こんな形で地元に帰ってくるなんてね。実家はこの球場から10分くらいの所なんですよ」。どこから聞きつけたのか、球場には300人のファンが駆け付け、練習後には地元の名士に取り囲まれ激励まで受けた。予定にはなかった地元での練習は、日南で降った豪雨がもたらしたものだった。

フェニックス・リーグ広島戦の試合直前に降り出した豪雨を見ながら、シート打撃のできる室内練習場の確保に動いた。そばにいた串間市のロッテ応援団関係者にも施設の使用が可能か聞いたところ、報告は期待以上の内容だった。日南は豪雨だったが、串間は晴れていた。屋外の球場が使える。約30分の移動もいとわなかった。応援団長を務める豊饒隆彰氏は「ナイス采配ですよ。決断が速かった」と福島高校の同級生だった監督を褒めた。

この日の試合には渡辺俊、マーフィー、ペンの先発候補3人が登板予定だった。日本シリーズ前、最後の実戦の機会が失われるピンチだっただけに、屋外での調整ができたのは大きかった。シート打撃で打者6人を無安打に抑えた渡辺俊は「打者との感覚が消えちゃうと苦労することがあるから、良かった」と意義を説明。マーフィーも「監督の地元でできて良かった。こんなにたくさんの人が集まってくれたし」と喜んだ。

西村監督の実姉文子さん（63）も職場から駆け付けた。CSを勝ち抜いた時には涙が出てしまったという。「ここまで来られてすごい」と頼もしい弟の率いるチームに期待を寄せた。日本シリーズを前に、ドタバタの末の里帰り。「お礼は日本一で？うまいこと言うね」という西村監督にとって、地元応援団の支えを再認識した1日となった。

◇シリーズへ最終テスト、唐川27日先発

唐川が27日にサンマリン宮崎で行われる日本ハム戦に先発し、日本シリーズに向けての最終テストを行うことになった。この日、日南市の天福球場のブルペンで、西村監督の見守る中、61球の調整登板をこなし準備を整えた。痛めていた右ひじの張りも取れ、順調な調整ぶり。「実戦の中でバッターとの感覚とかタイミングを計ったりしたい」と、８月２６日の西武戦（千葉マリン）以来遠ざかっている実戦での狙いを話した。

↑ページトップ

日本ハムに続き、西村監督故郷がロッテ支援［サンスポ］

今度は故郷に助けられた！！中日との日本シリーズ（30日開幕）に向けた調整のため宮崎入りしているロッテは25日、西村徳文監督（50）の出身地、宮崎・串間市で練習を行った。日南市の天福球場で予定されていたフェニックス・リーグの広島戦が試合前の豪雨で中止となったための緊急措置。3日連続の雨天中止となったチームに、また救いの神が現れた。

遠くで雷の音が鳴った直後、天福球場が突然の豪雨に見舞われた。フェニックス・リーグで日本シリーズに向けた実戦練習を行うため、22日に宮崎入りした。ところが23、24日に予定されていた試合は雨天中止。この日は1時間かけて宮崎市内から移動したものの、またも中止に。「どうしても登板予定だった投手を外で投げさせたかった」という西村監督からの電話を受けた中・高時代の同級生が、すぐさま串間市総合運動公園野球場を手配してくれた。

指揮官が18歳まで過ごした串間市は、日南市から車で約1時間。日本シリーズで対戦する中日が1979〜94年（2軍は95年まで）に春季キャンプを張っていたのも、何かの縁か。到着後は青空がのぞき、試合で登板予定だった渡辺俊、マーフィー、ペンの3投手がシート打撃で実戦の感覚を確かめた。

前日24日には同じパ・リーグの日本ハムが、休日を返上して27日に宮崎サンマリンスタジアムで練習試合を行うことを快諾。実戦をほとんど経験できないまま名古屋入りする可能性もあったが、日本ハムに続いて西村監督の故郷も協力してくれた。多くの人達の手を借りて、ロッテが頂点を目指す。

↑ページトップ

打で貢献！？ロッテ・小林宏が快音連発［サンスポ］

ロッテ・井口、西岡、成瀬らの主力選手は25日、天福球場には行かずに宮崎市内の室内練習場で調整した。ナゴヤドームでの試合ではDＨ制がないため、投手陣は慣れない犠打の練習や、野手に加わり打撃練習も行った。小林宏はフリー打撃で快音を連発。右腕は「実は打撃は得意なんです。打っちゃうかもしれませんよ」と周囲を笑わせた。

↑ページトップ

西村監督“名采配”166キロ大移動で練習できた！［スポニチ］

思えば遠くへ来たもんだ♪海援隊のコンサートが開催される告知看板。ここは宮崎県串間市。ロッテ・西村監督の故郷だった。「こんな形で地元に帰れるとは思ってもいなかった。嬉しいですよね。こんなに地元の人が集まってくれて」。串間市営球場には300人が集結。西村監督の姉・文子さんら親族も駆けつけ、監督就任1年目で日本シリーズに進出した地元のヒーローを歓迎した。

ドタバタ劇の末の凱旋だった。宮崎市内から52キロ離れた日南市の天福球場で予定されたフェニックスリーグ・広島戦。朝から好天も開始1時間前のどしゃ降りで急遽中止になった。22日からのシリーズ合宿で予定していた実戦が3試合連続で全て中止に。渡辺俊、マーフィー、ペンの先発3投手が登板予定だった。窮地に陥った西村監督だが、すぐに機転を利かせた。観戦に訪れていた「西村徳文応援団」の関係者に相談すると串間市は好天で球場も使用可。31キロ離れた地元に向かった。

串間市に入ると、道路右手に母校があり「あそこが有名な福島高等学校です」と西村監督。「勝利への道」と書かれた応援団ののぼりが出迎えた。CS後初の実戦形式となったシート打撃も無事行われ、終了直後にはまたどしゃ降り。指揮官の同級生の豊饒隆彰応援団長は「中止から素早かった。ナイス采配ですよ」と笑った。

「外でできて良かった。地元に感謝したい」。指揮官はそう言い、5年ぶりの日本一で恩返しすることを誓った。串間市はかつて79〜95年まで中日が春季キャンプを張った地。その中で納得いく調整ができた。

往復166キロ、計4時間の旅。実戦は27日に追加した日本ハムとの練習試合も含めてわずか2試合。試練は続くが「逆転のロッテ」と呼ばれ、3位から史上初の日本シリーズに進出した西村ロッテはまた試練を乗り越える。

↑ページトップ

俊介、第2戦先発へシート打撃6人ピシャリ！［スポニチ］

ロッテ・渡辺俊がシート打撃に登板し、打者6人を無安打に抑え「打者との感覚をつかみたかった。外で投げられたし目的は達成できた」。CSファイナルSでは第4戦に先発し9回途中まで2失点と好投。シリーズでは第2戦先発が有力視されるサブマリンは「いい状態を保てている」と自信を見せた。マーフィーとペンの助っ人先発コンビは制球面の不安を見せたが、マーフィーは「打者相手に投げられたことが収穫。監督のホームタウンで実戦ができて選手全員感謝している」と笑顔だった。

↑ページトップ

唐川、先発ローテ入りも！27日に実戦復帰［スポニチ］

右ひじ痛から1軍に合流したロッテ・唐川が宮崎合宿で2度目のブルペン入りし、61球を投げ込んだ。課題だったチェンジアップの精度がアップした内容に「2日前の投球よりも全体的に良かった」と手応えを口にした。27日の日本ハムとの練習試合で8月26日西武戦（千葉マリン）以来となる実戦復帰も決定し、先発で3イニング投げる予定。西村監督は「行けそうなところまで来ている」とし、シリーズでの先発ローテーション入りに期待を寄せた。

↑ページトップ

俊介、日本シリーズ第2戦先発へ…ロッテ［報知］

ロッテ・渡辺俊介投手（34）の日本シリーズ第2戦（31日、ナゴヤD）先発が25日、有力となった。宮崎・串間市内で行ったシート打撃に登板。西村監督の見守る前で、打者6人を無安打、1三振に抑え「いい状態を保てています」と万全の調整をアピールした。

直球、変化球ともに制球が良く、相手は控え組とはいえ、完璧に翻弄。「実戦はこれが最後。打者の感覚をつかめて良かった」。第1戦はエース・成瀬の先発が確実。第2戦登板に向け猛アピールしたサブマリンに、指揮官も「順調にきていますね」と目を細めた。

危うく“ぶっつけ日本シリーズ”になるところだった。23、24日が連日の雨でフェニックスリーグの試合が中止。この日も、日南市の天福球場で広島戦が予定されていたが、開始直前の豪雨でグラウンドは“川”と化した。機転を利かせた西村監督が自ら、故郷の串間市の知人を介してグラウンドを確保。バスでさらに30キロほど南下して、晴れ間ののぞいた屋外で、シート打撃に登板できた。

「（試合間隔があいて）打者の感覚が消えちゃうとね…」と話してた右腕も一安心。18歳まで過ごした故郷に、思わぬ形で凱旋となった指揮官も「外でできて良かった。日本一で恩返し？その気持ちはあります」とニッコリ。万全の状態で敵地・名古屋に殴り込む。

↑ページトップ

ロッテ俊介「いい感触持続できてる」［ニッカン］

ロッテ渡辺俊介投手(34)が25日、宮崎・串間市総合運動公園野球場でシート打撃に登板し、打者6人を20球で片づけた。完璧な内容で「いい感触を持続できてる」と、クライマックスシリーズからの好調さを見せつけた。マウンドが柔らかかったため「フォームを崩したくなかった」と球数は少なめだったが打者との感覚を維持する目的は果たせ、表情も明るかった。

↑ページトップ

ロッテ、西村監督の出身地でシート打撃［サンスポ］

ロッテは3日連続で天候に悩まされた。試合が行われる予定だった日南市から串間市へと移動して、急遽シート打撃を行い、先発投手陣が登板した。

串間市が出身地の西村監督は「こんな形で地元に帰ってこられるとは思ってなかった。（投手に）どうしても外で投げてほしかった」。渡辺俊、マーフィー、ペンらが、控え野手を相手に登板。レギュラーシーズン中の不振を脱した渡辺俊は「打者との感覚をつかめたので十分です」と明るい表情だった。

↑ページトップ

NPBがFA資格者95人公示［報知］

日本プロ野球組織（NPB）は25日、2010年度FA資格選手として95選手を公示した。

FA資格選手として公示されたのは95選手。今年、新たに国内FA（8年）資格を取得したのは巨人・鈴木、横浜・村田、ソフトバンクの和田、川崎、楽天・岩隈ら24人。新たに海外FA（9年）資格を取得したのは巨人・阿部、ロッテ・小林宏ら13人。再取得は巨人・小笠原ら5人。資格を継続保有しているのは53人（うち国内FA資格は4人）となっている。

FA権行使の意思がある選手は、日本シリーズ終了翌日から土、日、祝日を除く7日間以内に在籍球団に通知。コミッショナーが「FA宣言選手」として公示した翌日から、旧球団だけでなく、他球団とも契約交渉できる。

• ※：新規取得
• ＃：反復取得

↑ページトップ