わたしはかもめ2010年鴎の便り(11月)

便

11月17日

パ軍、レ軍も…西岡欲しい!6球団参戦[ニッカン]

ポスティングシステム(入札制度)を利用してメジャー移籍を目指すロッテ西岡剛内野手(26)の移籍先として、パドレス、レッドソックスが急浮上した。二遊間の強化を目指すパ軍に対し、レ軍は俊足巧打の1番打者として高く評価。ドジャース、ツインズ、マリナーズなども真剣に検討を進めており、6球団以上の争奪戦の末、西岡との独占交渉権獲得が決まる公算が高まった。ロッテはこの日、西岡の入札制度を申請する書類を日本野球機構に送ったと発表した。

ロッテを日本一に導いた立役者の名前と実力は、米球界でも認識されていた。大リーグのGM会議が始まったこの日、まずはパドレスが西岡獲得への先陣を切った。「我々にとって、今は二遊間の補強が第1のポイントなんだ」。ジェド・ホイヤーGM(36)は、真っ先に今オフの補強指針を口にした。

今季、公式戦最後の162試合目でジャイアンツに敗れ、プレーオフ進出を逃したパ軍にとって、攻撃力アップが最大のテーマだった。シーズン途中で獲得した遊撃テハダをはじめ、二塁エクスタイン、内外野もこなせるユーティリティーのヘアーストンJr.が、いずれもFAで退団確実。ポッカリと空いた中堅ラインを埋める適任者として、俊足巧打の西岡に白羽の矢を立てるのは自然な流れだった。「うちには走れる選手が必要。パワー打者よりも(ボールに)コンタクトできる選手がいいね」。メジャー屈指の広さを持つ本拠地ペトコパークの特徴を生かす上でも、長距離砲以上に機動力を使える野手が有利。同GMは具体名を伏せながらも、西岡への興味を否定しなかった。

その一方で、他球団も触手を伸ばすことが確実な状況になってきた。特に、水面下で動いているのがレッドソックス。現時点では、二塁ペドロイア、遊撃スクタロと定位置は確定しているものの、両打ちで俊足の1番打者の獲得は、長年の理想型だった。場合によっては、スクタロの三塁コンバートやトレードを考慮しているともいわれ、西岡獲得に参戦する可能性も十分。エプスタインGMは、補強策について具体的なコメントは避けたが、資金力はあるだけに、参戦となれば一気に最右翼に躍り出ることは間違いない。

また、「ミネアポリス・スタートリビューン紙」によると、ツインズのビル・スミスGM(52)が、西岡について「彼のことは十分に認識している」と発言。FAとなった二塁ハドソン、遊撃ハーディの補強策として、入札に参戦確実であると報じた。さらに、得点力アップと内野手強化を図るマリナーズ、西岡の希望球団といわれるドジャース、オリオールズも高い興味を示しており、入札候補は6球団以上。特に、今オフは二遊間の野手不足といわれており、正式な入札申請を機に、西岡獲得への動きは一気に加速しそうだ。

◇入団テス投マクローリー「獲得の方向」

ロッテが、千葉・鴨川市の秋季キャンプでテストを受けているボブ・マクローリー投手(28=オリオールズ)を獲得する方向だ。同投手はテスト2日目の17日、ブルペンで34球投げ、最速147キロをマーク。見守った石川球団運営本部長は「獲得前提でやってます。取れればいいけど、メジャーも欲しがってるし、まだ代理人と交渉する必要がある」と話した。雨天で中止になった実戦形式のテストを18日に受け、問題がなければ本格的な交渉に入る見込み。なお巨人を戦力外になった藤田宗一投手(38)と元西武ジョナ・ベイリス投手(30=アストロズ)も引き続きテストに参加する。

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ロッテ、台湾・蔡森夫の入団テスト[サンスポ]

ロッテは17日、台湾の社会人チーム・合作金庫の蔡森夫(ツァイ・シェンフー)一塁手兼外野手(23)の入団テストを18日から2日間、鴨川キャンプで行うと発表した。蔡は1メートル90、100キロ。右投げ右打ち。

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補強不調なら…荻野貴に遊撃手コンバート案[スポニチ]

ロッテ外野手のルーキー荻野貴に遊撃手へのコンバート案が浮上した。西岡に代わる遊撃手について西村監督はトレードでの補強を目指す一方で「それ(補強)も含めて全部のことを考えていかないと」と現有戦力からのコンバートも示唆。

荻野貴は関学大時代に遊撃手で関西学生リーグでベストナインを5度受賞。送球難から社会人のトヨタ自動車で外野手に転向したが、俊足を生かした守備範囲の広さには定評があった。外野手は同じルーキーの清田がレギュラーを奪い、今秋ドラフト1位で外野手の伊志嶺(東海大)を指名。荻野貴をコンバートできる環境が整い、補強が不調に終われば本格着手する。

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メジャーGM、西岡の入札準備着々[スポニチ]

ロッテは17日、大リーグ移籍を目指す西岡剛内野手(26)のポスティング・システム(入札制度)を申請する書類を日本野球機構(NPB)に送ったと発表した。米コミッショナーを通じて、大リーグ各球団に対して獲得可能な選手として公示される。獲得希望球団は公示後、4日の業務日以内に入札を行い、最高額が日本側に通知される。ロッテは応札額に関係なく受諾する方針で、最高額球団に30日間の独占交渉権が与えられる。

GM会議に参加中のメジャー各球団のGMもすぐさま反応。オリオールズのマクフェイル球団社長は「西岡をずっと見てきている。今オフ、FA選手や、トレード候補選手と比較している」とし、ツインズのスミスGMも「西岡のことはよく頭に入っている」と応札準備を進めていることを明かした。

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ロッテ、台湾の巨漢、蔡森夫を入団テスト[スポニチ]

ロッテは台湾のクラブチーム・合作金庫所属の蔡森夫(サイ・シェンフ)の入団テストを18日から2日間、秋季キャンプ地の千葉・鴨川で行うことを発表した。蔡森夫は23歳の一塁兼外野手で右投げ右打ち。プロ経験はないものの、1メートル90、100キロの巨漢で石川球団運営本部長は「パワーヒッターでどこまで飛ばすか楽しみだね」と期待していた。

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西岡にオリオールズら3球団が入札へ…ロッテ[報知]

米大リーグのGM会議がフロリダ州オーランドで始まった。ポスティングシステム(入札制度)でメジャー移籍を目指すロッテ・西岡剛内野手(26)に対し、ア・リーグ東地区のオリオールズなど3球団が入札することが明らかになった。オ軍のほかマリナーズ、パドレスが真剣に検討。一方で有力視されていたワールドチャンピオンのジャイアンツが撤退することも判明した。同会議は2日間にわたって行われる。

30球団の編成トップが一堂に会して始まったGM会議。複数の球団で「NISHIOKA」の名は挙がった。その中で最も強い関心を持っていたのはオリオールズだ。

マクフェイル球団社長は「ショートで考えている」と具体的に起用するポジションまで明かした。今季、遊撃を守ったオ軍のイズトゥーリスについて「守備面では問題ないが、攻撃面の弱さは否めない」と同社長はパンチ力のなさに言及。西岡には守備だけでなく、首位打者となった打撃にも期待を寄せた。遊撃手よりも二塁手向きという声には「無理に移動させる必要はない」と反論して、獲得への強い意思を示した。

西岡が希望する西海岸からはマリナーズ、パドレスが参戦する見込み。マ軍のズレンシックGMは「一個人についてコメントしたくはない。ウチは打撃力向上が補強ポイント」と明言は避けたが「(二塁を守った)フィギンスはどこでも守れる選手。三塁を守らすことはできる」と獲得の可能性があることを示唆。06年、第1回WBC以来のイチローとの1・2番コンビの実現も夢ではない。

パ軍のJ・ホイヤーGMは「どれほどの興味があるかは言えないが、評価している」と西岡への関心を示した。今季、パ軍の遊撃手は攻守ともに全盛期のパフォーマンスを見せられなくなったテハダ。二遊間は手薄な状況となっている。一方で、早くから西岡に注目をしていたジ軍のB・セイビアGMは「日本人に興味はない。ハフとウリベイの再契約が最優先」と入札よりも“世界一メンバー”の慰留に全力を注ぐ意思を明かし、撤退を表明した。

その他、Dバックスも興味も示したがK・タワーズGMは「ポスティングで獲得するのは難しい」と資金難であることを明かした。オ軍の入札金額は10億円前後と見られる。多額の資金が必要とされる同制度に疑問を持つ球団首脳も多かった。それでも、3球団の入札は確実。いよいよ西岡の争奪戦が本格的に幕を開ける。

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西岡のポスティングを申請[ニッカン]

ロッテは17日、来季メジャー移籍を目指す西岡剛内野手(26)をポスティングシステム(入札制度)にかける申請を日本野球機構(NPB)に送った。米コミッショナーにその旨が伝えられ、4業務日の間に最も高く入札してきた金額が、ロッテに伝えられる。ロッテは22日にも通知される金額をみて判断する。

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ロッテ、西岡のMLB移籍へ入札手続き[サンスポ]

ロッテは17日、米大リーグ移籍を目指す西岡剛内野手(26)のポスティングシステム(入札制度)を申請する書類を日本野球機構(NPB)に送ったと発表した。

西岡は米コミッショナーを通じて、大リーグ各球団に対して獲得可能な選手として公示される。獲得希望球団は公示後、4日の業務日以内に入札を行い、最高額が日本側に通知される。ロッテは入札額に関係なく受諾する方針で、最高額で入札した球団に30日間の独占交渉権が与えられる。

西岡は今季、206安打で最多安打、打率3割4分6厘で首位打者のタイトルを獲得。全試合にフルイニング出場し、主将としてチームの5年ぶりの日本一に貢献した。

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ロッテ、秋季キャンプで藤田ら3人テスト[サンスポ]

ロッテは17日、千葉県鴨川市で行われている秋季キャンプで巨人から戦力外となった藤田、元米大リーグ、オリオールズのマクローリー、元アストロズで2009年は西武に在籍したベイリスの3投手の入団テストを行った。

雨でシート打撃は中止となり、西村監督らが見守る前で投球練習を行った。18日にシート打撃を行い合否を決めるが、評価が高かったのがマクローリー。150キロ近い直球を投げた右腕は「違った環境の野球に興味がある」と意欲を見せた。

07年までロッテで活躍した藤田は「しっかり投げたい」と実戦登板を見据えていた。

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