わたしはかもめ2010年鴎の便り(11月)

便

11月26日

俊介緊張、石原都知事とキャッチボール[ニッカン]

選手会副会長のロッテ渡辺俊介投手(34)は石原慎太郎都知事(78)とキャッチボールを行った。都知事から「(日本シリーズは)延長15回の試合をテレビで最後まで見たよ」と声をかけられ、やや緊張気味だった。野球界への提言については「選手会が積極的に取り組んでいるのと同じような話が聞けたので心強かったです。実際には難しい問題もあるけど頑張ります」と勇気をもらったようだ。また、来季も選手会副会長続投の意向を示した。

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ロッテのドラ1伊志嶺が西岡魂受け継ぐ[ニッカン]

ロッテドラフト1位の伊志嶺翔大外野手(22=沖縄尚学)が西岡を受け継ぐ。神奈川・平塚市内の東海大学で、契約金1億円(出来高5000万)年俸1500万円で契約した。「(打順は)1番か2番を打ちたい。30盗塁以上を目指してやりたい。新人王を取れれば」。50メートル6秒を切る俊足と、遠投110メートルを誇る身体能力の高さ、野球部の主将を務める統率力も評価された。不動の1番で主将だった西岡の穴を埋める存在として期待される。(金額は推定)

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ロッテ・西岡の独占交渉権、ツインズが獲得[サンスポ]

ポスティングシステム(入札制度)での米大リーグ入りを目指しているプロ野球ロッテの西岡剛内野手(26)の独占交渉権をツインズが獲得したことが26日、関係者の話で分かった。

ロッテは入札額受諾を日本野球機構を通じて大リーグ機構に伝えていた。球団名は明らかにされていなかった。ツインズには30日間の独占交渉権が与えられる。

ツインズはミネソタ州ミネアポリスが本拠地でア・リーグ中地区に所属。今季は94勝68敗で地区2連覇を飾るなど、最近9年間で6度の地区優勝を果たしている。

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ロッテ、ドラ1伊志嶺と最高条件で契約[サンスポ]

ロッテは26日、D1位・伊志嶺翔大外野手(22)=東海大=と、契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1500万円で契約した。50メートル5秒7の韋駄天は「新人王を獲れたらいいなと思っていますし、30盗塁以上を目指したい」とタイトル獲りを宣言。1986年から4年連続で盗塁王の西村監督についても「技術面だけでなくメンタル面も聞きたい」と目を輝かせていた。

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将来の主将候補だ!伊志嶺がロッテと契約[スポニチ]

ドラフトでロッテから1位指名された伊志嶺(東海大)が神奈川県平塚市内の同大で交渉し、契約金1億円、年俸1500万円で契約した。

「ミスターロッテ」と呼ばれた堀の背番号5を受け継ぐルーキーは、「新人王を獲れれば」と宣言。最大の武器は50メートル5秒7の俊足で「30盗塁以上を目指したい」と目標を掲げると、同じパ・リーグの日本ハムと西武に1位指名された斎藤、大石の早大コンビに「同世代の選手には負けたくない」と挑戦状を叩きつけた。

今季、中堅で46試合に先発出場した荻野貴には遊撃コンバート案が浮上しているが、チームの外野陣はサブロー、大松、清田と層は厚い。それでも機動力野球を掲げて日本一連覇を狙う西村監督のスタイルにとって、伊志嶺は「打ってつけの選手」と石川球団運営本部長。さらに「人を引っ張る力がある」と将来的な主将候補としても大きな期待を寄せた。

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西岡の後継者に伊志嶺が名乗り!…ロッテ[報知]

ロッテからドラフト1位指名された東海大・伊志嶺翔大外野手(22)が26日、ポスティングでメジャーに挑戦する西岡の後任に名乗りを上げた。

この日、神奈川・平塚市内で契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1500万円で契約。父・秀行さん(53)、母・史子さん(54)はともに陸上経験があるだけに、50メートル走は5秒7と抜群の脚力を誇る。「武器は足。1番を打って、30盗塁以上を目指したい」。西村監督は現役時代、4度の盗塁王に輝いているだけに「スタートの技術、メンタル、クセの盗み方を聞きたい」と弟子入りを志願し、飛躍につなげる構えだ。

球団は人間性も高く評価。石川球団運営本部長は「野球に対してひたむきで真面目。うちの球団を引っ張っていく選手」と期待を込めた。世界大学野球選手権で日本代表の主将を務めた伊志嶺は「将来主将?そういう面で任されるのは光栄。意識して狙っていきたい」と意欲を見せた。

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「西岡の入札額」ロッテが受諾![ニッカン]

ロッテの瀬戸山隆三球団社長(57)は26日、ポスティングシステム(入札制度)でメジャー移籍を希望する西岡剛内野手(26)について、米大リーグ機構(MLB)からの入札額を受諾することを明かした。千葉マリンで会見を開き、同社長は「入札があればゴーサインを出すつもりだった。入札があってよかった。とにかくチャンスを生かして、頑張ってチャレンジしてもらいたい」と話した。西岡は球団を通じ「大変嬉しく思います。夢へのチャンスの場を作ってくれたロッテの皆様、応援してくれるファンへの感謝の気持ちしかない」とコメントした。

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ロッテ、西岡の入札額を受諾!球団社長が発表[サンスポ]

プロ野球ロッテは26日、ポスティングシステム(入札制度)で米大リーグ移籍を目指す西岡剛内野手(26)について、大リーグ球団から提示された入札額を受諾すると発表した。西岡は球団を通じ「メジャー球団からの入札があったことを光栄に思うし、大変嬉しく思う」とコメントした。ロッテは金額を公表していない。

ロッテは日本野球機構を通じて、大リーグ機構に受諾の意思を伝える。当該球団には30日間の独占交渉権が与えられる。瀬戸山隆三球団社長は会見で「入札を受けることをご報告します。(西岡には)気持ちよく頑張ってほしい」と交渉の成立を望んだ。

入札受け付けは24日に締め切られ、ロッテに金額が通知された。球団は入札額に関係なく、受諾する方針を示していた。

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ロッテ、ドラフト1位の伊志嶺と契約[サンスポ]

ロッテがドラフト1位で指名した東海大の伊志嶺翔大外野手(22)=179センチ、78キロ、右投げ右打ち=が26日、神奈川県平塚市の東海大で契約金1億円プラス出来高払い5千万円、年俸1500万円で契約した。背番号は5。

50メートルを5秒7の俊足が魅力の伊志嶺は「攻撃でも守備でも、足を生かしてやっていきたい。30盗塁以上を目指してやりたい。新人王を取れれば」と力強く目標を語った。球団は、大学で主将を務めるなどした伊志嶺の人間性を高く評価。石川晃球団運営本部長は「野球に対してひたむきで、真面目。これからチームを変えられるよう、引っ張ってもらう」と大きな期待を寄せた。(金額は推定)

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ロッテ・高口の背番号「36」に決定[サンスポ]

ロッテは26日、日本ハムからトレードで獲得した山本の背番号が28、高口が36に決まったと発表した。

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ロッテ、西岡の入札を受諾、金額は公表せず[スポニチ]

ロッテは26日、ポスティングシステム(入札制度)で米大リーグ移籍を目指す西岡剛内野手(26)について、大リーグ球団から提示された入札額を受諾すると発表した。瀬戸山隆三球団社長が千葉マリンスタジアム内で記者会見し「入札を受けることをご報告します」と話した。金額は公表していない。

ロッテは日本野球機構を通じて、大リーグ機構に受諾の意思を伝える。当該球団には30日間の独占交渉権が与えられる。瀬戸山社長は西岡の米移籍へ「気持ちよく頑張ってほしい」と交渉の成立を望んだ。

入札受け付けは24日に締め切られ、ロッテに金額が通知された。入札額に関係なく受諾する方針を示していた球団は、この日までにロッテ本社への報告を済ませた。

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ロッテ、西岡の入札額を受諾!球団社長が発表[サンスポ]

ポスティングシステム(入札制度)で米大リーグ移籍を目指す西岡剛内野手(26)について、ロッテは26日、米球団からの最高入札額を受諾した。同日、千葉市の千葉マリンスタジアムで会見した瀬戸山隆三球団社長は「お金のことは意識していない。入札があってホッとしている」と話した。同日中に日本野球機構(NPB)に伝える。

最高入札額は24日、NPBから球団に伝えられ、25日までに重光昭夫オーナー代行らから受諾の許可を得た。今後、NPBは米大リーグ機構に通知。近く落札球団が判明する見通し。落札球団には30日間の独占交渉権が与えられる。

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起死回生、CSの本塁打[朝日新聞]

特別な思いで日本一の瞬間をベンチで見守っていた選手がいた。今岡誠内野手(36)。昨年阪神タイガースを自由契約になり、テストを受けてロッテ入りした。あれから、1年。今岡は日本一軍団の一員になっていた。

「ホンマに信じられない。プロ野球だけではなくて、オレの子供の頃からの野球人生で日本一なんて初めて。拾ってチャンスをくれたロッテに感謝。それだけでも感謝の気持ちが尽きないのに、日本一まで味わわせてくれるなんて、オレは幸せ者」。どん底からはい上がってきた男は、ただひたすらチームへの感謝を口にした。

阪神タイガースで一時代を築いた男は全てのプライドを捨てて、ロッテの一員となった。時には、阪神時代は見ることがなかった一塁、ホームへのヘッドスライディングでファンを沸かせた。出番のない試合でもベンチ裏で初回からバットを振り続け、いつ呼ばれてもいいように準備をした。ベンチで大声を出した。5月には2軍落ち。それでも愚痴1つ言わず、ファームで若手選手達と同じメニューをこなした。

「自分に気を使わないでください。同じ練習をさせてください。楽な練習をしてしまったら、チームとしてよくない」。今岡は2軍首脳陣にそう言い、炎天下のロッテ浦和球場で練習に明け暮れ、再度のチャンスを待った。声がかかったのはシーズン終盤だった。1軍に上がってきた今岡の顔は見事なほど日に焼けていた。そして、バットスイングは明らかにシャープさを取り戻していた。いかに2軍で体を磨いていたかは、スイングを見れば分かった。

福岡でのクライマックスシリーズ第2ステージ4戦目。あと1敗すればシリーズ敗退となる崖っぷちの試合で、今岡が存在感を示した。ソフトバンク先発の陽耀勲から左翼に先制本塁打。移籍後初の本塁打だった。大ベテランの一発にベンチは大いに盛り上がった。沈みかけていたロッテが生き返った瞬間だった。

クライマックスシリーズで記録した移籍後初本塁打。記念のボールが必要かと思い、私は今岡に「探しに行こうか」と尋ねた。答えはノーだった。「いらない。自分の記念のために打ったホームランじゃないから。チームに勝って欲しくて打ったのだから。オレは自分を拾ってくれた西村監督を胴上げできたらそれでいい。それが全てだから」。

過去の栄光など、全てのプライドを捨ててロッテに移籍した今岡。入団後はけっして漫画のようなドラマチックな復活劇を演じた訳ではない。しかし、スター選手が歯を食いしばり、バットを振り続ける姿。どんな形でもいいからチームに貢献したいのだという気持ち。それらは若い選手の多いこのチームに、計り知れないほどの好影響を与えた。その姿に多くの選手が何かを学び、何かを感じ取った。そして共感した選手達はチームに欠かせない大きな力となった。「日本一になってくれて、本当にみんなに感謝したい。自分にとって価値ある1年になった。全てが報われた気がした。これで、『いい1年だったなあ』と正月を迎えられるね」。

来季の年俸は現状維持。それでも契約更改を終えた今岡はすがすがしい表情をしていた。また、来年も野球ができる。1度、全てを失った男は、それが1番の幸せに感じるのだ。
(千葉ロッテマリーンズ広報 梶原紀章)

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