わたしはかもめ2010年鴎の便り(11月)

便

11月29日

ロッテ3位小林敦、宏之の背番41継承[ニッカン]

ロッテ3位指名の七十七銀行・小林敦(24=東海大)が29日、仙台市・七十七銀行本店で、契約金6000万円、年俸1500万円で契約した。背番号は「41」に決定。海外FA権を行使し、退団が決定的な小林宏之投手(32)が今季までつけていた番号を、来季も「小林」が背負うことになった。球団から提示された番号に、小林敦は「期待されていると感じたし、やらなきゃという責任感を感じます」。30日から、母校の東海大で自主トレを行い、開幕1軍入りを目指す。(金額は推定)

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西岡ツインズと相思相愛「強いチーム」[ニッカン]

ツインズは好印象だ。ポスティングシステム(入札制度)でメジャー移籍を希望するロッテ西岡剛内野手(26)が29日、入札球団がツインズと判明してから初めて公の場で発言。都内のホテルで行われた「第39回三井ゴールデン・グラブ賞」の授賞式に出席。ツ軍は9年で6度の地区優勝を果たしているだけに「僕自身、強いチームに行きたかったので、嬉しく思います」と、相思相愛を強調した。

ア・リーグ中地区屈指の強豪の落札に、西岡の表情は緩んだ。独占交渉権を得たツインズの印象を聞かれると「非常に若いチームでスター選手もいる。毎年プレーオフ争いもできるところ。僕自身、強いチームに行きたかった。刺激し合って成長できる。そういう意味で嬉しく思いますね」と、素直な胸の内を明かした。

強いチームに憧れるのは自然な感情だった。08年から2年連続Bクラスを経験。だが今季「日本一だけ目指してやってきたし、なれると思っていた」と言うように、主将として頂点を目指す気持ちは強かった。シーズン中のミーティングでも「CSではなくリーグ1位を目指そう」と呼びかけるなど、常に目標は高く持ち続けていた。

マウアー、モーノー、ヤング、カダイアーの中軸はメジャー屈指の攻撃力を誇る。そこにつなぐ役割を任される可能性が高いが「やってやるぞという気持ち。自信と不安は両方一緒ぐらいあります」と、胸の高鳴りを抑えるように表情を変えなかった。この日はピンストライプのスーツだったが、ツ軍は1912年からピンストライプのユニホームを着用。ユニホームを着ているイメージはしているかと聞かれると「ハハ」と少しだけ無邪気な笑みを見せた。現時点では二塁の起用が有力だが「まだ監督と話してもいないし、ポジションは分からない。とにかく試合に出られるようにやるだけ」と、守備位置へのこだわりは見せなかった。

同じくポスティングでの移籍を目指した楽天岩隈がアスレチックスとの交渉が暗礁に乗り上げていることについて問われると「金額はこちらからどうこういうことはない。100%代理人に任せている」と、条件面については多くは口にしなかった。2歳で野球を始めたころからの夢がかなうのも目前だ。「へこたれずに負けないように人生を楽しみたい。アメリカでもチャンピオンをつかみとりたい」と力強く宣言した。

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応札後初の公の場…西岡“米でもGグラブ賞”[スポニチ]

守備のベストナインに贈られる「第39回三井ゴールデン・グラブ賞」の表彰式が29日、都内ホテルで行われ、記者投票で選ばれたセ・パ16選手(城島は欠席、セ一塁手は該当者なし)にトロフィーと副賞賞金50万円が贈られた。ポスティング・システム(入札制度)でツインズから応札があったロッテ・西岡剛内野手(26)は05年には二塁手としても受賞しており、3年ぶり3度目の受賞。来季はメジャーで日本人内野手初となるゴールドグラブ賞を目指す。

西岡の表情が自然と緩んだ。ポスティング・システムでツインズから応札があって以来、初となる公の場。自分が知っている限りのツインズに対する印象を語った。「若い選手が多い中で強いチームをつくっている。プレーオフに進出する可能性も高いので、優勝する可能性も高い。(ツインズの一員として)一歩前進したことは嬉しく思う」。

ツインズは今季、ア・リーグ中地区2連覇を飾り、ここ9年で6度の地区優勝を果たしているが、00年以降はワールドシリーズへの進出はない。今オフ、正二塁手のハドソンがFAで退団が濃厚とあり、現時点では「1番・二塁」での起用が濃厚だが「まずは試合に出ることが1番」とポジションにはこだわらない姿勢を見せた。

遊撃、二塁ならどちらでも守れるという自信がある。西岡は05年には二塁手でゴールデン・グラブ賞を獲得。遊撃手としては3年ぶりの受賞に「この賞を獲れて感動しています。野球人として幸せな1年だった」としみじみと振り返った。今季はリーグ遊撃手で最多の19失策にも「反省しないといけないけど、攻めた結果のエラーもあった」と分析。来季、メジャーのゴールドグラブ賞を獲得すれば日本人内野手としては初の快挙となるだけに「名手と呼ばれることを目標に頑張りたい」と意気込んだ。

ツインズが用意しているとみられる4年契約で最大1500万ドル(約12億6000万円)の提示についても「金額がこれだからということで(メジャーに)行かないということは100%ない。米国でチャンピオンをつかみ取りたい」とキッパリ。数多くのタイトルを手土産に、西岡が海を渡る日は刻一刻と近づいている。

大リーグのゴールドグラブ賞
マリナーズのイチローは1年目の01年から10年連続で受賞しており、これは外野手部門では現役最長タイ記録。他に外野手では松井秀(エンゼルスFA)、福留(カブス)、内野手では井口(ホワイトソックスなど)、松井稼(メッツなど)、岩村(レイズなど)らがレギュラーとしてプレーしているが、イチロー以外に受賞者はいない。

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西岡後継は競争…西村監督、若手台頭に期待[スポニチ]

ロッテ・西村監督は入札制度でツインズから応札された西岡に関して「活躍するだけの力を持っている。しっかり向こうで結果を残してもらいたい」と激励した。この日は千葉市内のホテルで行われたロッテ後援会の行事に出席。西岡の移籍が決まれば遊撃手は不在になるだけに「競争です。来年の開幕戦までに決めますよ」と若手の台頭に期待していた。

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ツ軍地元紙が西岡高評価「5年契約でも驚かない」[スポニチ]

ツインズの地元紙「スター・トリビューン」が28日付で、西岡を高く評価した。担当記者のジョン・ボンズ氏がブログで、同程度の応札額500万ドル(約4億2000万円)前後で07年にデビルレイズ入りした岩村(現楽天)を、ツ軍は昨年オフに獲得を狙っていたと言及。岩村と比べて西岡は若さ、ミート力、盗塁の多さ、守備力など多くが上回っているとし「26歳という若さだから、4年、5年契約を結んでも驚かない」とした。

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宏之から敦へ!ドラ3・小林が背番41継承…ロッテ[報知]

ロッテからドラフト3位指名された七十七銀行の小林敦投手(24)が29日、仙台市の同行本社で契約金6000万円、年俸1500万円(いずれも推定)で仮契約を交わした。背番号は退団が決定的な小林宏之(32)の「41」を引き継ぐことが決定。先発だけでなく、中継ぎ、抑えとしての役割も求められている即戦力右腕は、神奈川・東海大相模高時代のライバル・成瀬善久(25)との必勝リレーを目指し、開幕1軍に挑戦する。

七十七銀行から初めてプロ入りする小林敦が固い決意で41番を背負う。「小林さんが活躍したいい番号。頑張らないといけない。責任を感じます」。今季までつけていた小林宏はFA宣言し、メジャー入りを目指し退団が決定的。空き番号となり、別の番号とともに二者択一だったが、「ぜひお願いします」と41番に即決した。同行にちなんだ「77」は監督、コーチの番号で無理だったが、もう未練はない。

会見に同席した永野チーフスカウトは、「(同姓の)つながりです。いいイメージで“小林リレー”になります」と、日本一球団のクローザーの後継者に指名。日本代表の一員として参加したアジア大会(中国・広州)では抑えで活躍。即戦力右腕には、プロ入り後も、社会人時代の先発以外の働きが期待されている。

誠実な性格もセールスポイントだ。契約金は当然、七十七銀行に預金する。「東京にも2店舗あります。両親にも預けますが、まずは会社に貢献したい」と恩義を忘れない。また、ロッテ側への配慮も欠かさない。プロ入りに備えて虫歯を治療。「歯が命です。ガム?もちろんロッテのキシリトールです」と営業意識も高い。

目標は開幕1軍。「勝っている場面でやれれば」と、高校時代のライバル・成瀬とのリレーを心待ちにしている。入団会見は12月9日。早速、30日から母校・東海大で自主トレを開始し、プロ仕様の体に鍛え上げる。

小林敦(こばやし・あつし)
1986年2月24日、静岡・島田市生まれ。24歳。東海大相模(神奈川)では2年秋からエース。東海大では全日本大学選手権と神宮大会に各2回出場。08年、七十七銀行に入行。右投右打。178センチ、80キロ。血液型B。家族は両親と兄、妹。

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西岡が米入札「やってやるぞ」[ニッカン]

ロッテ西岡剛内野手(26)が29日、都内で開かれた「第39回三井ゴールデン・グラブ賞」の表彰式に出席した。3年ぶり2度目の受賞で、遊撃のポジションでは初となる。会見では「まさかとれるとは思ってなかった。非常に価値ある賞だと思うので、大変うれしいです」と喜んでいた。

また、ポスティングシステム(入札制度)でのメジャー移籍を申請していた西岡に対し、ツインズが落札したことに関しては、「若いチームだし、優勝争いのできるところだと思う。やってやるぞという気持ちです」と意気込みを見せた。

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競争!競争!西村監督あおる[ニッカン]

ロッテ西村徳文監督(50)が、早くも来季のレギュラーシーズン1位に向け、選手全員を競争させることを宣言した。29日、球団の後援会グループ・かもめ会総会に出席。西岡のメジャー移籍で遊撃が空くことから「競争になるでしょうね」と話した上で、「そこだけじゃなく、すべてのポジションで競争ですよ。自分達でポジションをつかみとることが1番大事になってくる」と、競争意識をあおっていた。

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ロッテ・西岡に明るさ「金額どうこう言わない」[サンスポ]

ポスティングシステム(入札制度)で米大リーグ移籍を目指すロッテの西岡剛内野手が29日、東京都内で行われた三井ゴールデングラブ賞の表彰式に出席し、ツインズが独占交渉権を獲得したことについて「毎年、プレーオフ争いをするチーム。僕も強いチームに行きたかった」と明るい表情で話した。

子供の頃からの夢だった大リーグ入りが近づき「(自信と不安は)半々。住み慣れたところから出ることは苦しいこと。へこたれず、負けないように人生を楽しみたい」と前向きに語った。交渉については「金額はこちらからどうこう言うことはない。100パーセント代理人に任せている。試合に出ることを目標に頑張る」と話した。

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ロッテがドラ3位小林と契約、背番号は「41」[サンスポ]

ロッテは29日、ドラフト3位で指名した七十七銀行の小林敦投手(24)=178センチ、85キロ、右投げ右打ち=と契約金6千万円、年俸1500万円で契約した。背番号は、今季まで小林宏がつけた41に決定した。(金額は推定)

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