12月5日12月5日| 選手 | 年俸 | 前年比 |
|---|---|---|
| 大松 | 7800万円 | △11％ |
3月に第1子の朝飛（あさひ）君が誕生したロッテ・伊藤が5日、“イクメン（育児を積極的に行う男）”として日本赤十字社千葉県支部のセミナーで子育てトークを行った。家事は、手をケガする恐れのある料理と皿洗い以外は「全部やる」。来年5月には第2子が誕生予定で最優秀中継ぎ投手のタイトル獲得を宣言したほか、「オムツの取り換えを早くできるようにしたい」と誓って会場を沸かせた。
“イクメン”セットアッパーが、来季のタイトル奪取を宣言した。ロッテの伊藤義弘投手（28）は5日、千葉県赤十字会館で「パパとママのための赤十字セミナー」にパパ代表としてゲスト参加。子育てトークで自身のイクメンぶりを明かした。
流行語大賞のトップ10にも選ばれた、育児に積極的に参加する男性を指す「イクメン」。伊藤は「姉が3人いて、甥と姪が合わせて6人。中1でおじさんになって、その頃からお風呂に入れてました」と説明。今年3月に第1子が生まれたばかりの新米パパなのに“子育て歴”15年のベテラン。来年5月には第2子が誕生予定だ。
おむつ替えやミルクを飲ませることはもちろん、家事にも積極的。刃物などを扱う危険性を考慮し料理関係には手を出さないが、それ以外は何でもこなす。「言われなくても、目についたらするだけ。嫁が料理をしてる間に、テレビを見ながら洗濯物をたたんだり、そっちの方が早いですから」。会場はせん望のため息に包まれ、夫婦で参加したパパたちは奥様の冷たい視線にさらされた。
最後に来季の目標を聞かれた右腕は「タイトルを取れるように頑張ります」と宣言し、盛大な拍手を受けた。今季はCS進出を決めたシーズン最終戦でプロ初セーブをマークし、日本シリーズでは胴上げ投手になった。小林宏のFA移籍で守護神の有力候補にもなっているが、「（クローザーは）内がやりたいといっているので。最多ホールドを狙います」と最優秀中継ぎ投手に照準を絞った。第1子が生まれた年を日本一で祝福。第2子誕生のシーズンは初タイトルで花を添える。
中継ぎとして日本一に大きく貢献したロッテ伊藤が、日本赤十字社千葉県支部が開催した「パパとママのための赤十字セミナー」に参加。自身の「イクメン」ぶりを披露した。生後9ヶ月の朝飛くんを抱える身とあって「料理と皿洗い以外は何でもやります」とおしめ替えや風呂洗いを率先して行っていることなどを披露。来季については「ホールドのタイトルを獲りたい」と公私ともにフル回転する覚悟だ。
ロッテの大松が、千葉市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、800万円増の年俸7800万円プラス出来高払いでサインした。「成績自体は決して良くなかったですけど、（来季への）期待を感じました」とすっきりした表情。今季はシーズン中盤までは4番を4試合、5番を97試合任されたが、後半は不振から下位に回った。日本シリーズで痛めた右太腿裏は順調に回復しており「来年は4番を奪うという思いは強い。キャリアハイの数字を残したい」と、自己最高成績を残した08年の24本塁打、91打点を上回る活躍を誓った。
大リーグ移籍を目指してロッテからFA宣言した小林宏之投手（32）に対し、ドジャースが獲得に乗り出すことが4日（日本時間5日）、分かった。ロングリリーフも含め幅広い起用ができると判断。既にダイヤモンドバックスも調査を進めており、同じナ・リーグ西地区のライバル同士が火花を散らす。各球団のGMと代理人が一堂に会するウインターミーティングは6日（日本時間7日）に開幕し、FA市場が一気に動きだす。
これまで多くの日本人選手を獲得してきたドジャースが小林宏に目をつけた。関係者によると、既に調査を終え、早ければ6日からフロリダ州オーランドで始まるウインターミーティング中に、オファーを出す準備も進めているという。
ド軍は今季4位に終わり、地区3連覇を逃した。コレッティGMは今オフ「色んな役割がこなせ、ベテランで、タフなリリーフ投手が欲しい」と話してきた。救援陣は駒はそろっているが、中継ぎで幅広い役割をこなしたウィーバーがFAとなり、その穴を埋める存在として、日本一になったロッテで先発、抑えを経験している小林宏に白羽の矢が立った。
小林宏にとってド軍は縁があるチームだ。08年のプレーオフでド軍の試合を本拠地ドジャースタジアムで観戦。大リーグへの思いをさらに強めた。メジャーでは中継ぎ、抑えなどの役割にはこだわっておらず「どれだけ必要とされているか」に重点を置く。2日に大阪でテレビ収録を行った際には「まだまだ時間はかかると思っている」と長期戦を覚悟していたが、FA市場が活性化する前のド軍の方針決定は、心を動かす要因ともなる。
ド軍の条件は、小林宏が希望する複数年契約を基本線に、2年総額300万ドル（約2億4900万円）前後が予想される。同地区のダイヤモンドバックスも調査を進めているが、環境面ではド軍がリードする。代理人のアラン・ニーロ氏はウインターミーティング会場に姿を見せる予定。日本ハムからFAとなった建山がレンジャーズと契約するなど、救援投手の市場も動きだしており、交渉がスムーズに進む条件はそろっている。
ロッテからFA宣言した小林宏之投手（32）に対し、オファーを出す準備を進めているドジャース。ド軍は今季80勝82敗で4位に終わり、地区3連覇を逃した。コレッティGMは今オフ「色んな役割がこなせ、ベテランで、タフなリリーフ投手が欲しい」と話してきた。救援陣は駒はそろっているが、中継ぎで幅広い役割をこなしたウィーバーがFAとなり、その穴を埋める存在として、日本一になったロッテで先発、抑えを経験している小林宏に白羽の矢が立った。別の関係者は「ロングリリーフ、中継ぎもできる投手はチーム編成に弾力性を生む」と話す。獲得に成功すれば、余剰人員をトレードに回し、懸案事項の打者獲得に動くことも可能となる。
ロッテからFA宣言した小林宏は国内移籍も選択肢の1つとしているが、あくまでもメジャー移籍を優先して交渉を進める方針だ。今月中旬までは各方面への挨拶回りやイベントに参加する予定。それ以降はロッテの球団施設を借りて自主トレを行う。「今年はシーズンが長かったので、まずは疲れを取ることが優先です」と話しており、吉報を待ちながらじっくり調整を進めていく考えだ。
ポスティング・システム（入札制度）で大リーグ移籍を目指すロッテ・西岡の独占交渉権を獲得したツインズが、5日（日本時間6日）にも本格交渉を開始する。
代理人のリック・サーマン氏は4日にウインターミーティングが行われるオーランド入り。関係者によると、期間中に数回、ツ軍スミスGMと会談する予定で、具体的な条件提示を受けるもようだ。
スミスGMは地元紙に「既に代理人とは3、4回話をしている。引き続き、それを継続させていく。当然オーランドでも会う。そこでどれだけ進展するか」と話した。ツ軍は西岡獲得で正遊撃手のハーディをトレード要員とするプランもあり、早期契約を目指す。西岡サイドも26日深夜（同27日午後2時）までの交渉期限にとらわれず、クリスマス休暇前の20日前後の決着を図りたい意向だ。
ロッテ伊藤義弘投手（28）が5日、千葉市中央区の千葉県赤十字会館で行われた「小さな命を守るためにできること パパとママのための赤十字セミナー」でのトークショーに出席した。8カ月の男児をもつ伊藤は「料理と皿洗い以外は全てやる。おむつ替えも授乳も…じゃなくて、何でしたっけ？」とミルクも与える「イクメン」ぶりを披露。子育てをする夫婦を中心とした120人の参加者を和ませていた。
ロッテ大松尚逸外野手（28）が5日、千葉マリンで契約更改を行い、800万円増の推定年俸7800万円プラス出来高でサインした。今季成績は142試合出場で打率2割6分、16本塁打、68打点。前半戦の活躍とポストシーズンで日本一に貢献した点が評価された。来季は4番の期待もかかるが「（成績は）間違いなく今年より上回らないといけない」と意気込んだ。
ロッテの大松外野手が5日、千葉市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、800万円増の年俸7800万円プラス出来高払いでサインした。「前半の活躍と、後半の成績は良くなかったが日本一になったことを評価された。球団の期待を感じた」と話した。
今季は打率2割6分、16本塁打、68打点。後半は不調で成績が伸びず、打順は中軸から下位に回った。日本シリーズで痛めた右太もも裏は順調に回復しているという。「調子の波を小さくしたい。4番を奪うという思いは強い」と7年目への意欲を語った。（金額は推定）